榎田ユウリのレビュー一覧

  • 宮廷神官物語 十一(角川文庫版)

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    ネタバレ

    ついに完結してしまった。
    最後は大団円のハッピーエンドって何となく分かっていたから安心して読めたけど、出来ることなら苑遊にも幸せになってほしかったなぁ…
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    この作品は巻ごとにある程度内容が完結していたし、展開も早くてすごく読みやすかったです。
    後味の悪さもないし、文書の癖も少なく、児童文学のように子供から大人まで読みやすい物語だと思います。

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    2021年01月30日
  • メッセージ 魚住くんシリーズIII

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    ネタバレ

    あらすじや評価を見ずに読み始めて、途中嫌な予感を抱きつつ読み進め…あまりの展開に思わず息を飲んだ。
    先が気になるのに怖くてページを捲れなくなったのは初めて。
    心を通わせ始めた少女を目の前で失った魚住くんが、ひとり取り残される恐怖に怯え自らを傷つけてしまうまでの描写が恐ろしくて悲しくて。

    でも、魚住くんのまわりには久留米をはじめ、やさしくて強いひとたちがたくさんいてくれて本当によかった。

    0
    2021年01月26日
  • ところで死神は何処から来たのでしょう?(新潮文庫nex)

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    これは…色々とヤバい…。
    私の心にグサグサと刺さって来る。
    これまでのシリーズでも愉快で時に容赦なかった死神さんの、まさかの過去が明らかに!

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    2021年01月24日
  • 宮廷神官物語 一(角川文庫版)

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    宦官・神官とくると、ついつい、いらぬ方向に考えが走ってしまうのですが(笑)
    しごくまっとうな内容でした。

    肉をこよなく愛する美貌の神官が、王の命で、悪しき心を見抜く眼を持つ「慧眼児」を捜すというお話。

    とても面白いです!
    特に鶏冠が、いい味だしてます。
    次巻は何が起こるのか。。。
    とても楽しみです!!!

    0
    2020年11月13日
  • 宮廷神官物語 七(角川文庫版)

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    量も少なく内容が難しくないので、さくさく読み進められました。気分転換にぴったりですね。
    これまでは一冊で完結したお話でしたが、今回はここからが面白くなるところ!って場面で終わりました。次が楽しみです。

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    2020年11月09日
  • 宮廷神官物語 一(角川文庫版)

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    ネタバレ

    どこかで紹介を読んで。

    王と大神官がそれぞれ権力をもつ国。
    人の心の善悪を見抜く第三の目をもつ「慧眼児」を迎えに、
    神官が小さな村へ向かう。
    肉好きな神官が。

    肉好きで美しい神官、野生児のような村の子供、
    白い仔虎に宮廷武官の孫、
    女装で世を忍ぶ王子と警護官、
    登場人物が華やかで、まだまだ隠し玉も持っていそうで面白い。

    女装と言えば「女のようだ」と言われて
    腹を立てるキャラクターに既視感があるのは
    自分だけだろうか。

    絶っていた肉を食べてしまって、
    神官鶏冠は大丈夫だったのだろうか。
    肉好きとしては気になる。

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    2020年10月15日
  • 宮廷神官物語 二(角川文庫版)

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    宮廷神官物語、2冊目。
    架空の麗虎国が舞台のアジア風王朝ファンタジーです。

    若き宮廷神官の鶏冠は、慧眼児(えげんじ)を探しに行き、候補として村の少年・天青をはるばる連れ帰りました。
    慧眼児とは、善悪を見抜く力がある存在。
    何とか慧眼児として認められた天青ですが、ふだんはただの田舎育ちの男の子。
    神官書生として、教育を受けることになります。
    責任を感じた鶏冠は、距離を置いて厳しくしつけようとしますが、すっかり鶏冠に懐いている天青は、ちょっと寂しい…(笑)

    宮廷の状況、王や側室、有力者、神官などの力関係。
    学校生活で新入りに起こりがちな波乱などを描きつつ、物語は展開します。
    目立たず本を読んで

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    2025年08月18日
  • カブキブ! 7

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    基本的に一冊で完結してくれてるから、前巻を読んだのが年単位で昔になるけど、まあ、読めるか…、と、思って読み始めた結果、若干わからん部分があった。
    わからんことはない。著者の小説なので、読んでいるうちに
    「あ、そういうことがあったのね」
    と、思えるんやけど、著者に伝聞でこれまでのことを訊くより、自分で読んできているほうがもっと揺さぶられるシーンが多かったやろな…、とは思った。
    著者と作品に対して申し訳ない。

    …が、めちゃくちゃ面白かった。

    今回も泣きそうになりながら読んだ。最後の「終わってほしくない」と、思うあたりが切なくて切なくて!!

    終わってほしくないって泣きたくなるときは切なくて悲し

    0
    2020年09月06日
  • 宮廷神官物語 十一(角川文庫版)

    購入済み

    壮大

    榎田先生らしい、壮大にして、やはり元気で気持ちのいいキャラが多いです。特に 櫻嵐は榎田先生らしい女性が描かれてました。
    やんちゃで正義感もあるが 諦めない天青。
    天青を導き、自分の過去や生い立ちに鎖をもつ鶏冠 2人の深く思う家族のような情が、いつしか国を支えていく。権力争いや血なまぐさい 宮廷で逆境に合いながら 真の仲間を作り
    信じ合う壮大なファンタジーです。
    赤烏推しです。(笑)

    1
    2020年08月30日
  • 宮廷神官物語 十一(角川文庫版)

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    ここまで波乱万丈な展開が続きすぎていた中でのこの最終巻の終わり方は本当に良かった。
    今まで沢山登場人物が出てきたけど、どのキャラクターもほんと魅力的で素敵だった。
    ここまで読んできた人は涙なしでは読めない納得の最終巻となっています。
    麗虎国の平和がいつまでも続きますように、みんなが幸せでありますように、心からそう願っています。

    0
    2020年08月29日
  • 宮廷神官物語 十一(角川文庫版)

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    最終巻。波瀾万丈が終わるかと思いきや続き、いつ平和になるのかと思って読み続けてきて良かった。皆幸せになってほしい。
    2020/8/25

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    2020年08月26日
  • 妖奇庵夜話 顔のない鵺

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    精神BLの良さがわかりそうになるシリーズ。笑
    伊織も、伊織を中心にしたひとたちも、ほんとすき。ずるいくらい魅力的。

    0
    2020年08月22日
  • カブキブ! 6

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    ほんっまにこのシリーズは、可愛い高校生たちが出てきて一生懸命10代をエンジョイする…(死語が混じっていますがお気になさらず)、昨今あまり見ないサワヤカ系文庫で、
    「著者って、こういうピュアピュアでキラキラの作風もあらはるんやなあ」
    なーんて思ってたら、

    甘い甘い!! (どーん)

    ウスウス思ってたよ。毎回毎回いろんなアクシデントを乗り越えて、
    「さあ、舞台の本番やで!」
    っていうところまでこじつけたと思ったらラスボス的な大ハプニングが待ち構えてる感。

    クロがいい加減かわいそうやから、やめてあげて!

    と、思うこの感じ…。

    ああ…、やっぱり著者デスヨネ…(笑)。

    (宮廷神官しかり、妖琦庵

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    2020年08月14日
  • 妖奇庵夜話 誰が麒麟を鳴かせるか

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    新しい人物が顔を覗かせた。
    人は大切にしたいもの全てを手に入れることは出来ない、と、とても感じいります。
    榎田さんの書く文章は、想像が掻き立てられて好きです。
    読んでいくうちに、これは誰のことだ?
    あれ??と。

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    2020年07月18日
  • 宮廷神官物語 十一(角川文庫版)

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    ネタバレ

    お見事!
    栞を挟んだのはp234。天青と鶏冠が苑遊の残した慧眼児(天青)宛の書状を読む場面。何が書いてあったのか知る前から私は泣いた。天青が泣いてるから…。
    p236きっと、鶏冠も泣く。
    読者だって泣いた方多いのでは(ToT)この書かれていた言葉はここであえて記さない。心のなかにそっとしまっておきます。もしかしたらユウリ先生はこの言葉を書きたくて『宮廷神官物語』を執筆されたのかな?とふと思った。
    冒頭の短い文章は幼い頃の苑遊。そして高窓から苑遊の手にとまった頭の赤い鳥。幼い頃の心のよりどころだった赤い鳥を苑遊は鶏冠と重ねてみることがあったのかもしれない。
    今回の表紙は成長した天青とハクちゃん(

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    2020年07月11日
  • 宮廷神官物語 十一(角川文庫版)

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    ネタバレ

    シリーズ通してとても面白かったです。
    この11巻は、前巻で落馬により記憶を失った鶏冠の記憶を呼び起こす為、天青と苑遊が鶏冠の心の中に入り込むところが一番の見どころだと思います。青い魚と白銀の蛇の攻防、そして魚から姿を変えた龍が、「仲間のもとへ戻ろう」と促す場面が、とても印象的でした。
    ここで一区切りかな。
    続編を楽しみにしてます。

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    2020年06月17日
  • 宮廷神官物語 十一(角川文庫版)

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    角川ビーンズ文庫版で大好きだった宮廷神官物語が文庫版になって喜んでたけどついに完結。ほんと大好きなシリーズ。文庫版は表紙イラストもきれい。

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    2020年06月17日
  • 宮廷神官物語 八(角川文庫版)

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    2人の王子問題解決とはいかないけど、とりあえず世継ぎ問題が落ち着いて、ホッとしました。仲良しのはずの鶏冠、天青、曹鉄のギスギスした感じは、読んでいても気分がどんよりしたので。次は苑遊は、どんな手を使ってくるのか、また嫌な感じがしますね。

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    2020年05月30日
  • 宮廷神官物語 九(角川文庫版)

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    ちょっと中休み的な短編集。

    結構重めな噺の展開のなかでの、心休まる一冊でした。
    休みがおおかったから一気に読んでしまったが、ここまで作品を仕上げるのって大変なんだろうなぁ。もっと味わって読まないと。って思うんだけど面白いととまんない。

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    2020年05月17日
  • 宮廷神官物語 八(角川文庫版)

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    陰謀がわぁーっと噴出して、物語が大きく動き出して面白かった。
    とても大人で理性的だった、苑遊が少しずつ壊れていく様が恐ろしくも美しくて目が離せない。

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    2020年05月14日