榎田ユウリのレビュー一覧

  • 宮廷神官物語 五(角川文庫版)

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    ネタバレ

    今回はなかなか波乱万丈な展開で楽しかった。
    もう一人の慧眼児現る!から始まり、それを切っ掛けに天青は王都を離れる。また別件で曹鉄は軟禁状態。藍晶王子も毒殺嫌疑をかけられ軟禁。
    鷄冠、四巻では肉体的に疲弊し、今回は精神的なダメージが大きかったことだろう。
    みんな頑張れ〜

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    2026年09月07日
  • 殺し屋がレジにいる

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    読書備忘録1018号。
    ★★★★。

    初読みの作家さん。
    なんとなく界隈では皆様読まれているような。
    BLのにほいがぷんぷんする作家さんですね。

    自分が弱いから強い女性を主人公に!とありますが、だったらカッコいい男性を相手にした物語にして下さいませ!ここまでクズで格好悪いクソおやじどもを倒す物語にせんでも・・・。まあいいか。なんでもええわ。オモロければ。

    冒頭プロローグ。
    スーパーでカスハラまがいのおやじを事務所に連れ出し"目打ち"でぷすっと処理した女殺し屋。人も魚も構造が解れば違いはない。ぷすッとやれば簡単に処理できますよ、と。

    ネタバレもくそもないですが、この女性は伝説の殺し屋。現在72歳の婆さん。
    高齢者施設Peaceful Havenの職員として働く山田グロリア(リアさん)さま。
    イケメン社長でリアさん推しの藤代くんと施設の掃除婦(フェミニン爺さん)ささめさん、経理担当の榛名希良と孫のキララちゃんなどとセットでどうやら殺し屋組織のメンバーみたいです。

    そして物語は始まりますが、主人公はリアさんではなくて、スーパーオオダキのパートおばさん榊冴子52歳。
    カスハラまがいの客に難癖付けられていたところを施設の食材買い出しに来ていたグロリアに助けられる。
    72歳とは思えない身体能力でカスハラオヤジを一蹴。
    グロリアに惚れこむ冴子。

    自分もあんな風に強くなれたら・・・。
    強くなれなくても、言いたいことくらいはちゃんと言えるようになりたい・・・。
    女だからということで生まれた時からずっと蔑まされてきた・・・。
    強くなりたい!強くなりたい!
    筋肉は嘘をつかない!(これ、わたくしの座右の銘。筋トレマニア全員の座右の銘)

    物語は、
    ①幼馴染小鹿朝美をクズ夫から救わないといけない問題
    ②実家で母親の認知症疑惑が起きるもクズ父もクズ兄も全く役に立たずすべてを冴子に押し付けようとする問題
    ③日々スーパーでクズ男という生物から女だからという理由だけで晒されるカスハラ問題に立ち向かう為にグロリアに弟子入りして修行を積む物語!

    更に、物語を面白くしているのがグロリアたちに降り掛かる"消しゴム問題"!

    果たして冴子は、朝子を救い出し、実家のクズ父・兄コンビをぎゃふんと言わせ、消しゴム問題を乗り越えることが出来るのか!

    すらすら~とストレスなく読めて面白い!
    ただ、ここまで男という生物をクズにされるとやっぱり気が滅入る・・・。
    自分もクズ男として作者に抗う意味も込めて★4つに。笑

    最後に作品タイトルの「殺し屋がレジにいる」と表紙絵。
    う~ん。主人公は冴子ですよね。
    タイトルと絵はグロリアですよね。
    グロリアは若い頃、スーパーの鮮魚処理とレジも担当していたんだろうか。

    まあ、どっちでもええわ。知らんけど。

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    2026年09月04日
  • 宮廷神官物語 三(角川文庫版)

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    2008年に初版が刊行されたにも関わらず、今の世を映したよう。
    猛暑、干魃…

    人智を超えた異常気象には、人は何と無力なのか。
    戦争なんぞしている場合ではない。

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    2026年08月23日
  • 殺し屋がレジにいる

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    女性におすすめ。離婚やDV、介護、毒親など重たいテーマを含みながらも、読後の爽快感たるや!
    こんなふうに、怒ったときに怒りを口に出せたらいいなぁ。

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    2026年08月23日
  • カブキブ! 7

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    お話は、何処までで「おわり」にするのか。面白い作品は、何処まで書かれても「もっと先がみたい」になるのはわかってる。が!
    もうちょっとだけ「後日譚」みたいなぁ!。どこかで読み切りで書かれてたりもしないのだろうか。駄目かなぁ。蛯原くんの話とかも見たかったなぁもうちょっと!

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    2026年08月17日
  • 宮廷神官物語 二(角川文庫版)

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    ネタバレ

    書生仲間の洗礼を受けた天青。
    性格悪いヤツってどんな組織にもいる。それは大人になっても変わらない。
    学び舎は小さな社会。
    社会で生きていくための、人との関わり方を教える場なのだと大人になってから思う。
    学校は嫌いだったが、かけがえのない友人とも出会える。
    笙玲と等身大の友情を築けたら良い。

    また天青が自分の慧眼児たる役割りに恐れを抱くのも良し。頑張れ、天青!

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    2026年07月29日
  • 宮廷神官物語 一(角川文庫版)

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    今まで読んだファンタジー小説は装束、風習が中華風設定が多かったので、朝鮮王朝風は始めて。
    韓国大河ドラマに一時ハマっていたのでなんとなくわかるが、改めて装束名を調べながら読むのも楽しかった。

    なかなかに魅力的なキャラが多く、これから12巻もこの世界にどっぷりハマれると思うとワクワクする。

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    2026年07月28日
  • カブキブ! 3

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    スパンコール付きの歌舞伎の衣装が想像出来そうで出来なかったりするので、映像で見てみたい。
    ということで、コミックにも手を出したい気持ち高まる3巻。

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    2026年07月13日
  • 先生のおとりよせ

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    最近辛い話が多かったので
    癒しを求めてこちらを手にしました笑



    『おとりよせ』


    響きだけで元気出そうでしょ?
    お腹空くでしょ?笑



    そして
    榎田ユウリ×中村明日美子


    といったら
    もうこれは読むしかない!!!



    妖琦庵夜話を読み終わってからもう1年も経つんですね(^◇^;)

    時の流れは早い、、、






    美少女マンガ家と官能小説家がコラボすることに。その連載の様子がコミカルに描かれています

    ご自身の話も盛り込まれているんだろうな〜と思いながら読んでました笑
    なんかすごく楽しく書かれている感じが伝わってきます(^^)



    物語は漫画→小説→漫画とリレー形式で進んでいきます


    あとがきによると
    基本設定だけ決めて
    あとは来たボールを打つのみ!という連載方法だったそう

    つまり相手がどんな話に展開するかは読むまでわからないんです

    それを知って読むとさらに面白いなぁ(o^^o)




    そしてどの話にも出てくるのが2人の共通の趣味の『おとりよせ』


    こちらは本当に売られている商品が紹介されていて、これ読んだらあれもこれも食べたくなっちゃいます!


    しかもお取り寄せだから
    その願いも叶っちゃうんだよな〜\(//∇//)\
    実際に食べられるって最高じゃないですか?




    焼きまんじゅうか

    カップソフトクリームか

    盛岡温めんカルビスープか

    タムラシードルも気になる、、、


    これはちょっと本当に取り寄せようかな_φ( ̄ー ̄ )


    一気に取り寄せるとお金がやばいので
    ちょっとずつお取り寄せしちゃおうかな〜(@ ̄ρ ̄@)




    小説家とマンガ家の話も面白いし
    やっぱキャラが立っててやり取り最高だし
    お取り寄せは美味しそうだし



    2も楽しみ\(//∇//)\


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    2026年07月12日
  • 殺し屋がレジにいる

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    家族感でも職場でも、言い返せない性格でいいように使われてしまう中年オバサン。
    殺し屋グループとの出会いが、人との接し方を変えていく。
    なかなか面白かったです。

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    2026年07月02日
  • 宮廷神官物語 九(角川文庫版)

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    なぜ外伝?本編の続きが読みたいのに!!!と最初は思いましたが、読んでみれば面白く、緊張続きの本編とは異なるあたたかな事件にほっこりしました。

    天青が学友たちと仲良く腕白しているのも確認できて嬉しかったですし、鶏冠の切り札が女装になっているのも可笑しかったです。「女のようだ」と言われてあんなに怒っていたのに。外伝の最後の譚は今後の展開に絡んでくるのだろうか…と思いながら読み終えました。

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    2026年06月26日
  • 宮廷神官物語 八(角川文庫版)

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    手に汗握る展開の中にほっこりできる場面があったのが良かったです。家庭を切り盛りする鶏冠を想像して…料理上手だし似合うなと思いました。その方が彼は幸せなのかもなとも。

    曹鉄の名誉挽回巻。鶏冠が訪れていれば、ここまで拗れなかったような気もしなくもない…それ程大きな存在だったのだなと思いました。

    苑遊はなぜそこまで鶏冠に執着するのか気になります。富、名声、権力…そんなものよりも鶏冠が欲しい。世界を滅ぼしても手に入れたい…みたいな絵に描いたような台詞を言いそう、かつ実行できそうなところが恐ろしいですね。「私の兎」にゾッとしました。

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    2026年06月25日
  • 宮廷神官物語 七(角川文庫版)

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    どんどん目が離せなくなって、読むのが止まりませんでした。
    天青の成長に胸が熱くなる一方、曹鉄があまりにも簡単に翻弄されてしまうところにガッカリしました。今まで何だったの…と。櫻嵐がわかりやすく、なおかつその人に刺さるように大切なことを伝えてくれるのは読んでいて清々しいです。1番人気なのもとても頷けます。
    それにしても苑遊の鶏冠に対する執着は何なのでしょうか。鶏冠似の者を準備すれば…にゾッとしました。ドキドキしながら次巻も読みます。

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    2026年06月24日
  • 殺し屋がレジにいる

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    どんな展開になるかと期待と共にヒヤヒヤした。期待オッケー、ヒヤヒヤオッケー。こんな新人作家さんが居ようとは。理屈抜きで面白かったし、まだ読んでいたい、と言う気持ちがあった。好きになりそうな本、シリーズ化して下さい。

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    2026年06月21日
  • 猫とメガネ 蔦屋敷の不可解な遺言

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    この読みやすさ、懐かしいような新鮮なような。
    榎田さんの本を昔読んでいた時と、今読む自分の視点がだいぶ違って。メインの2人も同年代で。(昔は少年、青年の話を読んだ記憶。)

    面白いキャラクター達だけれど、悪気がなくとも近くにいたら大変だ笑
    続編も読みます。

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    2026年06月11日
  • 殺し屋がレジにいる

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    『正しい怒り方』
    確かに誰も教えてくれないな。我慢の大切さ、感情の散らし方は教わったり、生活する上で学んだりするのに。でも、怒り方に、正しいも間違いもあるんだろうか。
    歳を重ねる度に『怒る』というのが、難しくなってきている気がする。凄くエネルギーを使う事だし、一呼吸置いて諦める、が楽だと思ってしまったから。
    そんな私だけれど、この本を読んで『怒る』事も生きる上で大切なんだな、と、向き合いたい感情だな、と思った。

    『やらない言い訳』
    本当に、この言葉も胸に刺さった。
    この世界を生きる中で、歳を重ねていく度、諦観も大切だけれど、もがく事も挑戦する事も同じくらい大切だと感じた。

    ぶっ飛んだ設定の話だったし、イラっとする登場人物が多かったけれど、節々でスカッとするし、自分を見つめる良い機会を得れた。
    私もこんなバイタリティ溢れる70代になりたい。

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    2026年06月06日
  • 殺し屋がレジにいる

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    キャラクター同士の距離感とか会話のテンポが良くて読みやすい、痛快に読ませてくれる作品でした。
    ドライさと優しさの混ざり方、踏み込みすぎないけど、必要な時には手を伸ばすという距離感が絶妙で良かった。

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    2026年05月11日
  • 殺し屋がレジにいる

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    かっこいい。モヤモヤしてたものが綺麗にスカッとした。怒るってすごく大切なことなんだな。グロリアはもちろん、ささめママも希良さんもキララちゃんも良いキャラしてる。何より冴子さんのぶっ飛び方が最高。何故に殺し屋に馴染んでいるのか…。笑
    最初と最後も読んで納得!その2人だったのか〜!時計の部分読み返しちゃった。非現実的なんだけどスッと入り込めて面白かった!

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    2026年05月08日
  • 殺し屋がレジにいる

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    こっとんさんが「ババヤガの夜」のポップ版とレビューされているのを読んで、気になっていた本書。
    なんと義母から回覧板のように回ってきた。
    「ババヤガのマイルド版だよ」と。

    スーパーのレジでとんでもないクレームをする人をたまに見かけるし、私の職場にももちろん出没する。
    そんなクレーマーには立ち向かわずに上手くかわす術ばかり身につけてしまうアラフィフ女性の冴子。
    まるで自分自身のようだなぁと思っていると、事態はどんどんあり得ない状況に…
    さすがに、冴子のような経験をすることはないと思うけれど、冴子がどんどん強くなるのは頼もしいし、スカッと爽やかな清涼飲料のよう。
    登場人物達はみんな個性的で、ドラマ化しそう。

    グロリアのように老人ホームに入りそうな年齢でもバリバリ働けたらいいな…と思う反面、関さんの奥様のように身動きが取れない身体になったら、彼女と同じことを願うだろう…
    せめて身体が動く間は、強い身体とメンタルで過ごしたいものだ。

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    2026年05月02日
  • 殺し屋がレジにいる

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    怒りの使い所と非日常感を楽しめる小説。

    怒りも使い方次第では相手に思いを伝える手段の一つと捉えることができた気がします。最近では、アンガーマネージメントって考え方があって、怒りは悪と捉えがちですが考えようで意味が違ってきますね。

    小説の内容は、社会のハラスメントや介護問題にどのように立ち向かうか。
    それを面白おかしく少し爽快感がある感じがしました。

    終盤のアクションシーンは意外にリアル感があり楽しめました。
    他の作品も読んでみたくなる爽快感がある小説でした。

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    2026年04月11日