榎田ユウリのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
読書備忘録1018号。
★★★★。
初読みの作家さん。
なんとなく界隈では皆様読まれているような。
BLのにほいがぷんぷんする作家さんですね。
自分が弱いから強い女性を主人公に!とありますが、だったらカッコいい男性を相手にした物語にして下さいませ!ここまでクズで格好悪いクソおやじどもを倒す物語にせんでも・・・。まあいいか。なんでもええわ。オモロければ。
冒頭プロローグ。
スーパーでカスハラまがいのおやじを事務所に連れ出し"目打ち"でぷすっと処理した女殺し屋。人も魚も構造が解れば違いはない。ぷすッとやれば簡単に処理できますよ、と。
ネタバレもくそもないですが、この女性は伝説の殺し屋。現在72歳の婆さん。
高齢者施設Peaceful Havenの職員として働く山田グロリア(リアさん)さま。
イケメン社長でリアさん推しの藤代くんと施設の掃除婦(フェミニン爺さん)ささめさん、経理担当の榛名希良と孫のキララちゃんなどとセットでどうやら殺し屋組織のメンバーみたいです。
そして物語は始まりますが、主人公はリアさんではなくて、スーパーオオダキのパートおばさん榊冴子52歳。
カスハラまがいの客に難癖付けられていたところを施設の食材買い出しに来ていたグロリアに助けられる。
72歳とは思えない身体能力でカスハラオヤジを一蹴。
グロリアに惚れこむ冴子。
自分もあんな風に強くなれたら・・・。
強くなれなくても、言いたいことくらいはちゃんと言えるようになりたい・・・。
女だからということで生まれた時からずっと蔑まされてきた・・・。
強くなりたい!強くなりたい!
筋肉は嘘をつかない!(これ、わたくしの座右の銘。筋トレマニア全員の座右の銘)
物語は、
①幼馴染小鹿朝美をクズ夫から救わないといけない問題
②実家で母親の認知症疑惑が起きるもクズ父もクズ兄も全く役に立たずすべてを冴子に押し付けようとする問題
③日々スーパーでクズ男という生物から女だからという理由だけで晒されるカスハラ問題に立ち向かう為にグロリアに弟子入りして修行を積む物語!
更に、物語を面白くしているのがグロリアたちに降り掛かる"消しゴム問題"!
果たして冴子は、朝子を救い出し、実家のクズ父・兄コンビをぎゃふんと言わせ、消しゴム問題を乗り越えることが出来るのか!
すらすら~とストレスなく読めて面白い!
ただ、ここまで男という生物をクズにされるとやっぱり気が滅入る・・・。
自分もクズ男として作者に抗う意味も込めて★4つに。笑
最後に作品タイトルの「殺し屋がレジにいる」と表紙絵。
う~ん。主人公は冴子ですよね。
タイトルと絵はグロリアですよね。
グロリアは若い頃、スーパーの鮮魚処理とレジも担当していたんだろうか。
まあ、どっちでもええわ。知らんけど。 -
Posted by ブクログ
最近辛い話が多かったので
癒しを求めてこちらを手にしました笑
『おとりよせ』
響きだけで元気出そうでしょ?
お腹空くでしょ?笑
そして
榎田ユウリ×中村明日美子
といったら
もうこれは読むしかない!!!
妖琦庵夜話を読み終わってからもう1年も経つんですね(^◇^;)
時の流れは早い、、、
美少女マンガ家と官能小説家がコラボすることに。その連載の様子がコミカルに描かれています
ご自身の話も盛り込まれているんだろうな〜と思いながら読んでました笑
なんかすごく楽しく書かれている感じが伝わってきます(^^)
物語は漫画→小説→漫画とリレー形式で進んでいきます
あとがきによると
基本設定だけ決めて
あとは来たボールを打つのみ!という連載方法だったそう
つまり相手がどんな話に展開するかは読むまでわからないんです
それを知って読むとさらに面白いなぁ(o^^o)
そしてどの話にも出てくるのが2人の共通の趣味の『おとりよせ』
こちらは本当に売られている商品が紹介されていて、これ読んだらあれもこれも食べたくなっちゃいます!
しかもお取り寄せだから
その願いも叶っちゃうんだよな〜\(//∇//)\
実際に食べられるって最高じゃないですか?
焼きまんじゅうか
カップソフトクリームか
盛岡温めんカルビスープか
タムラシードルも気になる、、、
これはちょっと本当に取り寄せようかな_φ( ̄ー ̄ )
一気に取り寄せるとお金がやばいので
ちょっとずつお取り寄せしちゃおうかな〜(@ ̄ρ ̄@)
小説家とマンガ家の話も面白いし
やっぱキャラが立っててやり取り最高だし
お取り寄せは美味しそうだし
2も楽しみ\(//∇//)\
-
Posted by ブクログ
『正しい怒り方』
確かに誰も教えてくれないな。我慢の大切さ、感情の散らし方は教わったり、生活する上で学んだりするのに。でも、怒り方に、正しいも間違いもあるんだろうか。
歳を重ねる度に『怒る』というのが、難しくなってきている気がする。凄くエネルギーを使う事だし、一呼吸置いて諦める、が楽だと思ってしまったから。
そんな私だけれど、この本を読んで『怒る』事も生きる上で大切なんだな、と、向き合いたい感情だな、と思った。
『やらない言い訳』
本当に、この言葉も胸に刺さった。
この世界を生きる中で、歳を重ねていく度、諦観も大切だけれど、もがく事も挑戦する事も同じくらい大切だと感じた。
ぶっ飛んだ設定の話だったし、イラっとする登場人物が多かったけれど、節々でスカッとするし、自分を見つめる良い機会を得れた。
私もこんなバイタリティ溢れる70代になりたい。 -
Posted by ブクログ
こっとんさんが「ババヤガの夜」のポップ版とレビューされているのを読んで、気になっていた本書。
なんと義母から回覧板のように回ってきた。
「ババヤガのマイルド版だよ」と。
スーパーのレジでとんでもないクレームをする人をたまに見かけるし、私の職場にももちろん出没する。
そんなクレーマーには立ち向かわずに上手くかわす術ばかり身につけてしまうアラフィフ女性の冴子。
まるで自分自身のようだなぁと思っていると、事態はどんどんあり得ない状況に…
さすがに、冴子のような経験をすることはないと思うけれど、冴子がどんどん強くなるのは頼もしいし、スカッと爽やかな清涼飲料のよう。
登場人物達はみんな個性的で、ドラマ化しそう。
グロリアのように老人ホームに入りそうな年齢でもバリバリ働けたらいいな…と思う反面、関さんの奥様のように身動きが取れない身体になったら、彼女と同じことを願うだろう…
せめて身体が動く間は、強い身体とメンタルで過ごしたいものだ。