榎田ユウリのレビュー一覧

  • 猫とメガネ 蔦屋敷の不可解な遺言

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    高学歴で公認会計士として順風満帆な人生を送っていた幾ツ谷だったが、突然妻から離婚を突きつけられ途方に暮れた。そんな時、父方の伯母が亡くなり両親が他界している幾ツ谷に法定相続人としての権利がある事を知る。高収入だが育ててくれた祖父母の高級老人ホームの支払いと、住んでいたマンションが妻の名義の為ビジホ暮らしだった幾ツ谷は藁にもすがる思いでその伯母の暮らしていた家に行く事に…

    妻の杏樹が12下で、可愛くて性格も良くて出来た妻だったのに、歩み寄ろうとせず胡座をかいていた結果離婚を言い渡されてしまったのは自業自得なんでしょうが、その妻と復縁したくて幾ツ谷なりに頑張ってはいたけれど、屁理屈ばかりこねる幾

    0
    2023年01月05日
  • 猫とメガネ 蔦屋敷の不可解な遺言

    Posted by ブクログ

    再読3回目。
    久々にタイトルと表紙だけ見て買っちゃった本。自分で思ってた以上に物語に引き込まれて、ほぼ一気読みしてしまった。自分に似たところがあるので、幾ツ谷くんにはやたらと共感した。拗らせてる人は、拗らせてることに自分ではなかなか気付けないんだよね。それに気付けたとしても、それを受け入れるのにまたまた時間がかかるしね。でも、幾ツ谷くんはちゃんといいヤツだった。よかった。

    0
    2022年11月12日
  • 猫とメガネ 蔦屋敷の不可解な遺言

    Posted by ブクログ

    ひとりひとりのキャラクターの個性が光ってて、登場人物同士の絡みが面白くてクスッと笑ってしまうシーンも多かった。会話のテンポも凄くいい!
    予測出来そうで読んでるうちに途中から予想出来なくなってきて気が付いたら滅茶苦茶夢中になって最後まで読み切ってしまった!とにかく面白い作品だった。
    気楽に何か1冊読みたい方におすすめ!

    0
    2022年10月31日
  • 先生のおとりよせ

    無料版購入済み

    友人同士ならばこその企画。コメディということで!残念なおっさんペアだけど食のおとりよせチョイスと熱情だけは完璧。コラムの方は様々のフォントでコメディタッチも上がる。

    0
    2022年10月24日
  • 猫とメガネ 蔦屋敷の不可解な遺言

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    あー、そうよね。そうなんだよね。わかるわかるという共感の気持ちと、きちんと言語化されると、なるほどという納得の気持ちで読んでいて忙しい(笑)
    洋は優しいし、強いなぁ。
    神鳴の過去とラストが恐ろしかった。
    明るいある意味デトックスな小説なのに、一瞬だけホラーになった。
    個性ある面々が住んでいるシェアハウス、是非続編も読みたい。

    0
    2022年10月18日
  • 死神と弟子とかなり残念な小説家。(新潮文庫nex)

    購入済み

    また新しいテイスト

    このシリーズで初めての弟子。新しいキャラを加えて、物語に厚みを加えるのかな??と思いきや、まさかの展開でした。

    余見さんに一瞬人間味が出たように思ったのは気のせいかな。もっと出て欲しいとも思うし、いやいや死神だから…とも思うし…。

    次も出たら読んでみたいです。

    0
    2022年08月31日
  • 先生のおとりよせ

    Posted by ブクログ

    おとりよせのおすそわけ

    美味しいものを誰かと一緒に食べるの本当に幸せ

    凸凹コンビの掛け合いが面白い
    中村先生と榎田先生のリレー形式なのが新鮮で面白い

    養々麺とせんべい汁と焼きまんじゅうが今がちで気になる
    お豆腐の味噌漬けもちょっと気になる

    0
    2022年05月04日
  • 先生のおとりよせ

    Posted by ブクログ

    ドラマ化にあたり知った本作。
    榎田ユウリが小説部分を担当と知れば買わない訳にはいかない。
    なんだかんだと、仲の良い2人がおかしく可愛い。
    お取り寄せ商品も美味しそうでたまらない。

    0
    2022年04月25日
  • 妖奇庵夜話 魔女の鳥籠

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    あまりにも母と娘の繋がりに共感が持てる
    拗れてしまうと元に戻る事が困難な所など
    今の私には心に刺さりました。

    0
    2022年03月04日
  • ここで死神から残念なお知らせです。(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    妙に現実的な死神といえば「死神の精度」ですが余見さんは千葉さんとちがってハイテンション我儘マイペースでこちらも楽しい。エピローグは賛否割れそう、私はエピローグなければ星5つけてたと思う。

    0
    2022年01月09日
  • 妖奇庵夜話 ラスト・シーン

    Posted by ブクログ

    長い長い青目との戦いに決着がつく。鵺である父親の異常な性格に操られた人生を思うと青目の歪んだ性格が哀しくなった。騙し騙されて行きついた先に納得しつつも、少し残念な結果になった。

    0
    2021年10月16日
  • 妖奇庵夜話 ラスト・シーン

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    美しい結末でした。こう終わるのか…伊織の決断が強くて優しい。でもちょっとグロいのと、今までの物語の終着点がここなのかと思うと伊織の自己犠牲が大き過ぎて悲しくなって読み返せてません…今後ほっこり話とか後日談とかが出てもう少し気持ちが落ち着いたらじっくり読みたいです。。

    0
    2021年09月15日
  • 死神もたまには間違えるものです。(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    シリーズ2冊目。あー、本当に?!いやー、騙された!まさかですよ、まさかの、天堂さん、貴方、、、【天使】!!2冊目も泣けた。『またこの世界に生まれる機会があったならば、今度はもっと大切にしよう。愛することにしよう。自分の名前を。僕を呼んでくれる人々を。』『あなた、もう死んでます。』今回も死神=余見透は予想外の奇天烈っぷり。

    0
    2021年09月14日
  • 宮廷神官物語 十二(角川文庫版)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    天青は頼もしく立派に成長していた。
    前巻のラストシーンから10年後位?きゃーるを振り回してギャン泣きしていた小さな姫は、母親ゆずりの破天荒な性格になると思いきや、大胆だけれど思慮深い少女になっていた。
    親の教育により幼い頃から街や山に行き、色々な人々がいることを知る。彼らと恵まれた境遇の自分の違いは何なのか。
    そしてまた鶏冠と藍晶を追い詰める人物が出てくるが、この作者は本当に胸糞悪い敵を書くのが上手だな。
    櫻嵐と曹鉄のくだりは藍晶の回想で少し出てきたが、そこをもっと詳しく!と思ってしまった。
    これで完結は淋しい。もっと彼らの日常も垣間見てみたかった。

    0
    2021年08月09日
  • 死神と弟子とかなり残念な小説家。(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     自分が何故死んだかも解らぬまま死神の見習いにさせられたナナ。死者から契約書にサインをさせるのが仕事だが、一筋縄ではいかなくて…

     バレリーナの少女・星梨香が切なかったです。父親が子供より弱く、いつまでも13歳の子に縋る姿に閉口でした。サインをさせなかったが故に、いつまでも星梨香を待ち続ける事になったのも、むごいけど自業自得なのかなぁ。

     表題作の小説家のラストは大どんでん返しで驚きました。ナナの死因にも繋がり、ラスト救いがあって良かったです。

    0
    2021年08月02日
  • 死神と弟子とかなり残念な小説家。(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    お帰り、余見(笑)

    冒頭の彼のセリフが面白過ぎてニタニタしちゃったじゃないか!
    弟子となった少年に名付けるまでの怒涛の流れね。
    まくし立てるような喋りとか懐かしさを感じたよ。
    そして、その少年"ナナ"もなかなかなキャラで、この先が楽しみ!

    ただ、ナナが死んでから40年経ってってのは、その間どうしてたのかな?
    死後数十年経っても死神になれるシステムが…?
    まあ、彼の人となりは読んで確認してほしいけど、何だかんだ文句を言いつつも余見の言葉じゃないけど、"死神の弟子"になったことに不満は持ちつつだが、適応力があって柔軟性がある…根がいいんだな。
    (やらされ

    0
    2021年07月01日
  • 死神と弟子とかなり残念な小説家。(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    シリーズ第4弾

    余見に弟子が!
    ナナと名付けられ、口の悪い昭和ヤンキー臭漂いながらも死神修行に。
    連続短編となっていたが、最後の展開に「そうきたか」と。

    0
    2021年05月29日
  • ところで死神は何処から来たのでしょう?(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    あー、あれ?これシリーズものの3作目?しかも大事なお話だった?うーん、遡って読むのはあんまりしないけど、とても面白かったから1作目から読んでみようかなぁ

    0
    2021年05月24日
  • 妖奇庵夜話 誰が麒麟を鳴かせるか

    Posted by ブクログ

    脇坂さん、やっぱいいなぁ。小鳩さんもかわいいし。マメくんはちょびっとたくましくなったし。本編としてはどんどん不穏なかんじになっててつらい。

    0
    2021年05月24日
  • 宮廷神官物語 十二(角川文庫版)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    宮廷神官物語その12。

    訳あってその11を飛ばして読んでしまったが、その後の物語。
    藍晶が王となり、曹鉄と櫻嵐に娘、翠嵐が生まれている。
    天青はすっかり大人になってしまっていて、
    どちらかといえば翠嵐が主人公かも。

    いよいよ鶏冠が大神官になるが、すんなりとはいかず、
    事件は起き、王の命が狙われる。
    自らの父の悪事を暴いた神官書生とその姉である王妃が印象的だった。

    オールスター出演だったが、父親になったハクも登場して良かった。

    0
    2021年05月02日