榎田ユウリのレビュー一覧
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キャラクター設定・描写が本当にしっかりしていて、登場人物が魅力的。頭の中でアニメーションになって展開されるくらい。(鶏冠は鈴さんかな。笑)
ラノベとして発表されたとは思えないくらいの落ち着きでかつ読みやすい文体・展開速度。またファンタジーではありますが、大陸・宮廷・神話…といった「舞台」と「モチーフ」が気持ちよくはまっているので、突飛さや白けは感じません。
天青たち登場人物の名前の由来は宝石だそう。宝石というのは美しいだけのものではなく、種類によっては毒を持っています。この作品はそんな宝石の名前たちによって壮麗に彩られながらも、常に正しく綺麗には居られない人間の有り様も映し出しているような -
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待ってました、第5弾。他レーベルでの既刊はあるけれど、じっと我慢です。この表紙画がすきなので。
前巻にて慧眼児勝負に負けてしまった天青は宮から追い出されてしまったものの、慧眼を御すべく修行をするため、白虎峰へ向かう。なぜか隣には、櫻嵐姫。まぁ、破天荒さで言えば、隣に並ぶ者の居ない姫なので、ある意味一番安心かもしれない。
ひとの素養は、その育ちの貴賎には関わらないということを改めて感じました。
おそらく、あのひととあのひとが繋がってて、それは敵なのか味方なのか。
うーん。続きが楽しみです。
それはそれとして、一箇所だけ、毒を盛られたのが逆になってるところがありました。校閲ミス? -
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ネタバレ前作でも感じたけれど、
作者の(というか登場人物の)死生観がすごく今の私が考えていることと重なって、入り込みすぎるくらい入り込んで読んだ。
一気に読んで、寝てしまって、
起きてもなおふとした時に考えてしまう。
死ぬということ、
いつ死ぬかわからないし、
死ぬとわかってからでは何もかも遅い。
生まれた時からもう私たちは少しずつ死んでいっているのだ。
喜多山が祖父と重なった。実家の母に会いたくなった。もしかして癌を隠してる可能性だってあるかも。
くるみちゃんと自分が重なった。好きなことをやろう。
そして何かを残したい。
余談だけど、天堂さんの天使オチにはビックリしたけど納得した。そしてゾン2か -
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ああああ!!
おとなげなく、徹夜読み(26時くらいまでだけど)してしまった。
前の日も少し睡眠不足だったしベッドへ入る時間も遅くなっちゃったから、きりのいいところまで読んで眠ればいい、と思っていたのに。いざ、きりのいいところまで読んだら「あともうちょっとだけ読んじゃおう」と止まらなくなってしまったのだ。
幸い、1冊の分量が少なかったおかげで、今日のわたしは大人の責務をちゃんと果たせている。
さて、前巻ですっかり情の移ってしまった天青と鶏冠。
鶏冠を守るために、天青は宮中に残ることを決意する。ガラにもない宮中神官の見習い書生として。
苑遊師は最初のシーンからわたしのなかでは、もう堺雅人さんで動 -
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元々は角川ビーンズ文庫で刊行されていたそうです。
道理で読みやすいわけだ。
帯に書かれたアジアンファンタジーの文字と表紙のイラストに好感をもてたのでジャケ買いしたのですが、買って正解でした。時間も忘れ、結末を知りたくてページを繰る手が止まらなかった。
ビーンズ文庫ではシリーズ化されているみたいなので、安心して読み進められます。でも刊行がまだまだかかりそう……!!(やきもき)
ちなみに今日、ビーンズ文庫版を店頭で見かけましたが表紙が好みでなかったので、もし角川文庫版が出ていなければ手に取ることはなかった作品だったと思います。
出会いやタイミングってあるんだなぁ。