榎田ユウリのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「猫とメガネ」シリーズの2作目。今作もとてもおもしろかった。
セクシャルマイノリティが当たり前に登場していたり、幾ツ谷もだけど何かしら”過ち”を犯してしまった人が
試行錯誤をして頭を悩ませて関係を修復したり断ち切ろうとしている様子がとてもよかった
人間関係を適度に断ち切るというところまで含めて書いてくれていることに作者の誠実さを感じる。
人間関係は築くことと保つことにフォーカスされがちだけれど、縁切り神社というものがあるように自分にとって不要な関係は切るべきだと思うから、そういう点を描いてくれているところは安心するし信頼できるなと思う
綺麗事だけではないけれど全体として希望がある結末が好きなの -
Posted by ブクログ
そうかそうかそうきたか
なら納得あの表紙も納得
というわけで妖奇庵夜話シリーズでございます
こっから文庫書き下ろしになったみたいで表紙のイラストもがらっと変わりました
前巻までは微妙にBL匂わせだったんですが、今回からは妖奇テイスト強めでかっちょいい!断然こっち
で、なんでこんなに大きく舵を切ったかといえば今作の衝撃のラストに関わってると思うんよね
たぶん編集さんだいぶ慌てたんじゃないかね
そっちか〜い!って
そっち行ったらこのイラストのテイストだとおかしくなってくるやないか〜い!
はい、中身
うん今回はミステリーとしての質が高かったと思う
「妖人」という設定に甘えてないところが良かった -
Posted by ブクログ
曹鉄が王家の血筋を引くことがはっきりしたことにより、藍晶王子と曹鉄は、心ならずも「いずれがより王位継承者として相応しいか」を争う立場に置かれ、自由に会うこともままならなくなってしまう。
藍晶王子の立太子を支持する側の鶏冠、様々な手段で惑わされ孤立する曹鉄、そして慧眼児として迂闊に動けなくなってしまった天青。
旅を共にしあった仲間たちの絆が試される。
うんうん、安心の面白さ。
ラストも…まぁ、そんなことがあるんじゃないかと予測はしてたけど…だからこそ、『麗虎国物語』『慧眼児物語』ではなく、『神官物語』なのね。
素直にやきもきハラハラ楽しませてもらおう。