榎田ユウリのレビュー一覧

  • 死神もたまには間違えるものです。(新潮文庫nex)

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    死神が前作より嫌な奴感が増した気がした。サクサク読めた。結末が意外だったがそれを救いと受けとるか、救われない終わり方だと受けとるか読んだ後に暫く悩んでしまった。自分は初めて読んだ瞬間は後者だと思ってしまった。

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    2020年10月08日
  • ここで死神から残念なお知らせです。(新潮文庫nex)

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    表紙に惹かれて手にとりました。
    死神の軽さにテンポよく読めた。個人的には最後がちょっと拍子抜けでした

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    2020年10月06日
  • ここで死神から残念なお知らせです。(新潮文庫nex)

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     イケメン死神の余見透が活躍するシリーズ第1弾。
     死神というと、死の直前に迎えに来るというパターンが一般的だが、本作では死んだことに気づかない人に「死」を認めさせるという従来の死神観からは隔絶されている。
     死を認識できない死体が生きていた時の惰性で勝手に動いたりと設定は突拍子もなく、さらに死神自体も毒舌キャラなので、全体としては何となく軽い感じが否めないが、時々考えさえられる場面に出くわす。そのテーマが意外と重く、刺さってきて思わずそうだよなと改めて考えてしまう。
     軽く読めるけれど、意外と奥の深い作品という気もする。

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    2020年05月18日
  • 妖奇庵夜話 顔のない鵺

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    ネタバレ

    今作は伊織の脇坂への態度が今まで以上に容赦がないです。冷たく切り離さず、脇坂に理由を説明してあげていれば、こんなことにならなかったのでは?とついつい脇坂を援護したくなります。結果として悪い方向に転がってしまったことに、それ見たことか、というような伊織の態度がちょっと…というかかなり不快でした。そしたら最後があれなので、うわあ、布石か…と。余裕がなかったからこそだったのかなと思うと、脇坂への態度も腑に落ちます。次も読んでいて気持ちの良い話ではなさそう…。

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    2020年05月13日
  • 死神もたまには間違えるものです。(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    シリーズ1作目「ここで死神から残念なお知らせです」と比較したら、格段に面白い。
    シリーズ1作目が序章だったような気持ちにすらなる。

    (1作目のネタバレになりますが)1作目の漫画落ち、必要だった?と改めて思いました。
    だって、2作目の途中で『前回受け持ちのクライアントが漫画家だった』『そのおかげで(作中に出てくる漫画)をモーラした』という死神の言葉があるんですよ。
    じゃあ、1作目の漫画落ち、不要じゃない?なんて思ってしまった。

    ま、2作目のレビューにこの感想を持つことも、不要かも知れませんが(笑)


    2作目はある意味ではネタバレからのスタートになるわけです。
    なぜなら、登場人物はすぐに「死

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    2020年05月09日
  • ここで死神から残念なお知らせです。(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    読みやすい文章で、小説が苦手な人でも面白く読めると思う。
    仕事にせよ恋愛にせよ、何か一つでも「本気出すのはまた今度…」と思っていることがある人には刺さる言葉が多々あり!ラストは読み手によっていろんな解釈ができると思うけれど、私は全部が創作上の話でしたよというオチではなく、実際に主人公の身に起こった出来事で(記憶は消されているかもしれないけれど)、気まぐれな死神にボーナスでもらった人生を漫画家になって必死に生き抜いたのだったら良いなと思った。

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    2020年05月04日
  • 死神もたまには間違えるものです。(新潮文庫nex)

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    シリーズ2作目。
    前作を読んでから、かなり時間が経っているため、超イケメンのおしゃべりな死神という印象しかなかったけれど、今作を読んで、あれ、こんなにウザくてブラックな感じだったっけ…というのが素直な感想。

    このシリーズ、表紙もタイトルも死神がメインなのに、本当の主役は死神ではないところが面白い。
    今回も会社の同僚にも名前を間違えられるほど影の薄いサラリーマン高梨を中心に物語は進む。
    死神にすでに死んでいると告げられ、何かやり残したことはないかと尋ねられても、何も思いつかない高梨。
    家族や友達、大切な人への想い、自分が本当にやりたかった事、色んな想いがあることは分かるけれど、自分に置き換えて

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    2020年04月10日
  • 妖奇庵夜話 誰が麒麟を鳴かせるか

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    ネタバレ

    2020/2/12
    脇坂クンに想い人ができてうれしいよ。
    なんだかかわいらしく微笑ましい。
    彼女いる疑惑は晴れたのかしら。お姉さんやろ?
    心配して取り乱す男性に萌えてしまう性分なので、今回の脇坂クンは堪能いたしました。
    先生やマメのは違うんだなぁ。気付かんかったけど。
    本編は青目以外のラスボスがいたかのような。
    木村が二人の父親?

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    2020年02月12日
  • 妖奇庵夜話 グッドナイトベイビー

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    ネタバレ

    2019/10/28
    まめくんの秘密が明らかに。
    ウロさん。
    ここぞの時に撃てる男、ウロさん。
    かっこいい。
    覚悟があるんやな。
    どこからか情報も持ってくるし。
    今回ウロさんの株が上がりまくった。もっと出して。

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    2019年10月28日
  • 妖奇庵夜話 誰が麒麟を鳴かせるか

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    シリーズ第7弾。今回は怪しげな宗教団体と洗脳騒ぎ。
    洗脳されている人間は、自分が洗脳されていることに気付いていない。自分が洗脳しているつもりで、実は他人にコントロールされているなんて恐ろしい。

    例によって事件の影には、青目の姿がチラつくのだけれど、最後に、さらに裏で糸を引く人物の存在が明らかになり、いよいよ新たな展開が期待できそう。

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    2019年09月26日
  • この春、とうに死んでるあなたを探して

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    ネタバレ

    先生は事故で死んだのか、それとも自殺だったのか。その謎を追いかけるうちに自分自身と向き合わざるをえなくなる。
    こういう話によくある謎を暴いていいのか、みたいな葛藤はなく、むしろ逃げてはダメだとか目をそらすなとか「別れた妻」に言われているのが新鮮。でも、結局それも自分との対話というのが切ない。

    小日向が「自殺はぜったいダメ!」っていうのと、矢口の「そんなこと言っても誰も止められない」というのと。
    「ひとがひとり死ぬと、周りの人間もすこしずつ死ぬ。」って何かの本で誰かが言っていたし、本当にそのとおりだと思う。
    それが自殺となると、なんで、どうして、どうすれば、でも追求してもほんとうのことはわから

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    2023年11月18日
  • ここで死神から残念なお知らせです。(新潮文庫nex)

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    初読みの作家さん、そしてまた一気読み!結構面白かったです☆
    死神はものすごい美形で、アシスタントになる主人公はいじめられっ子のオタニートというベタな設定ながらも、最後にホホォ…となります。
    好き嫌いが分かれるかもしれませんがわたしはわりと好きです。
    死神の言いたい放題発言は結構的を射てるなぁと。深夜枠でドラマ化されそうです。お決まりの脳内再生は、イケメン死神は吉沢亮さん、ブサオタニートは芸人の今野浩さんでした。
    続編も読んでみたいかも☆

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    2019年07月12日
  • カブキブ!(1)

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    原作既読。
    全2巻。

    原作が面白かったし、アニメ化もされていたそうなので期待していました。特にビジュアル的な補填がされていたらいいなぁ、と。
    結果は、うーん。
    絵柄があまり好みでなかったというのもありますが、歌舞伎の動きやかっこよさがあまり伝わってこなかったのが残念です。
    2巻というボリュームでは駆け足すぎ、原作ファンとしては物足りないものでした。

    そもそも、コミカライズってこんな感じなのかしら。

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    2019年05月20日
  • 宮廷神官物語 ふたりの慧眼児

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    まさかーのー主人公退場!?
    ただ、なんでだろう、要素はいいのに物語が単純すぎるのか、いまいちググッと進まないページ

    2019.4.7
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    2019年04月09日
  • この春、とうに死んでるあなたを探して

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    レイフォレストのコーヒーとトーストを食べてみたい。年齢不詳チャラ男のユキちゃんのひたすら話をきいてほしい。
    踏切のシーンにしびれました。
    シリーズ化希望。

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    2019年04月14日
  • 宮廷神官物語 選ばれし瞳の少年

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    角川文庫かとおもったらこっちがきた。
    中身は一緒だろう。
    いいスタートだったと思う。

    2019.3.27
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    2019年03月28日
  • ここで死神から残念なお知らせです。(新潮文庫nex)

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    キャラ設定が分かりやすくていいですね。脳噛ネウロをちょっと想起。量が多いけどガブガブ読める文章でした。大きな仕掛けもありそれがシリーズ次作ではどう展開されてるのか楽しみ。

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    2019年02月01日
  • ところで死神は何処から来たのでしょう?(新潮文庫nex)

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    シリーズ第3弾。
    いつものパターンかと思いきや、なかなかの変化球。
    まさかの展開に、本作で完結かと思ったけど、続きそう。
    次はどんな切り口で来るのか、楽しみ。

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    2019年01月15日
  • ところで死神は何処から来たのでしょう?(新潮文庫nex)

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    自分が死んでるのことに気づけない人を導く死神。今回は死者の情報に抜けが多くやりにくそうで、実は死んでないんじゃ?と思わせながら最後まで上手く引っ張った。なるほどねー。

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    2019年01月03日
  • この春、とうに死んでるあなたを探して

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    表紙の絵が好きな絵師さんだったので手に取りました。
    てっきり表紙のどちらかが死んでてそれを探す話かと思ったけど違った。ユキのはちゃめちゃなキャラクターと軽快なやりとりで緩和されているけど、話自体は結構重い。読後感は爽やかでした。

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    2018年12月09日