榎田ユウリのレビュー一覧

  • プラスチックとふたつのキス 魚住くんシリーズII

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    感想:
    虐待については一巻ではあまり取り上げなかったなと思った。恋愛というよりも、今回は心の傷についてをテーマに持ってきていたのかなと思う。あと、2000年に発行されたっていうのが衝撃。普遍に人気。

    おすすめ・キーワード:
    恋愛、トラウマ、虐待

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    2023年06月20日
  • 妖奇庵夜話 ラスト・シーン

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    ズルい。

    本編ラスト作を読んで真っ先に思う。

    何がって、青目が。
    散々好き勝手やって、沢山の人を傷つけて、極悪そのものだったのに。
    後半からは同情誘うような身の上話展開させられたらさ。
    究極の駄々っ子ブラコンめ。
    諸悪の根源は父親なんだが。
    伊織の最後の選択はらしいなと。

    亡くなった人を忘れないために、ほんの一欠片の肉を食す。
    作品の中で風習として語られているが、
    故人を忘れないために遺骨を食べました、というSNSでのコメントを相当数見かけて驚いたのが割と最近の事。

    実際あるんだよなーと。

    色んな意味でしみじみ読んだ。
    ラストシーン。良かったです。

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    2023年03月08日
  • 猫とメガネ 蔦屋敷の不可解な遺言

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    ネタバレ

    高学歴で公認会計士として順風満帆な人生を送っていた幾ツ谷だったが、突然妻から離婚を突きつけられ途方に暮れた。そんな時、父方の伯母が亡くなり両親が他界している幾ツ谷に法定相続人としての権利がある事を知る。高収入だが育ててくれた祖父母の高級老人ホームの支払いと、住んでいたマンションが妻の名義の為ビジホ暮らしだった幾ツ谷は藁にもすがる思いでその伯母の暮らしていた家に行く事に…

    妻の杏樹が12下で、可愛くて性格も良くて出来た妻だったのに、歩み寄ろうとせず胡座をかいていた結果離婚を言い渡されてしまったのは自業自得なんでしょうが、その妻と復縁したくて幾ツ谷なりに頑張ってはいたけれど、屁理屈ばかりこねる幾

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    2023年01月05日
  • カブキブ! 1

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    面白かった!!
    教科書掲載本にしては異色じゃない?と思って読んでみた。
    歌舞伎題材のYAなんて最高に面白いじゃん。

    伝統芸能、歌舞伎へのハードルを低くするのにいいんじゃないかと。「伝統芸能だから、じゃなくて、好きなものは好き、でいいじゃん!」というのが伝わってくる。


    一巻、いいところで終わってしまったので次も読むかあ…。
    なんかアニメ版が酷評みたいだけど、この雰囲気はぜひ小説版で!!読んでからアニメに入ったら印象かわるかも。

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    2022年12月24日
  • 猫とメガネ 蔦屋敷の不可解な遺言

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    再読3回目。
    久々にタイトルと表紙だけ見て買っちゃった本。自分で思ってた以上に物語に引き込まれて、ほぼ一気読みしてしまった。自分に似たところがあるので、幾ツ谷くんにはやたらと共感した。拗らせてる人は、拗らせてることに自分ではなかなか気付けないんだよね。それに気付けたとしても、それを受け入れるのにまたまた時間がかかるしね。でも、幾ツ谷くんはちゃんといいヤツだった。よかった。

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    2022年11月12日
  • 猫とメガネ 蔦屋敷の不可解な遺言

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    ひとりひとりのキャラクターの個性が光ってて、登場人物同士の絡みが面白くてクスッと笑ってしまうシーンも多かった。会話のテンポも凄くいい!
    予測出来そうで読んでるうちに途中から予想出来なくなってきて気が付いたら滅茶苦茶夢中になって最後まで読み切ってしまった!とにかく面白い作品だった。
    気楽に何か1冊読みたい方におすすめ!

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    2022年10月31日
  • 先生のおとりよせ

    無料版購入済み

    友人同士ならばこその企画。コメディということで!残念なおっさんペアだけど食のおとりよせチョイスと熱情だけは完璧。コラムの方は様々のフォントでコメディタッチも上がる。

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    2022年10月24日
  • 猫とメガネ 蔦屋敷の不可解な遺言

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    ネタバレ

    あー、そうよね。そうなんだよね。わかるわかるという共感の気持ちと、きちんと言語化されると、なるほどという納得の気持ちで読んでいて忙しい(笑)
    洋は優しいし、強いなぁ。
    神鳴の過去とラストが恐ろしかった。
    明るいある意味デトックスな小説なのに、一瞬だけホラーになった。
    個性ある面々が住んでいるシェアハウス、是非続編も読みたい。

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    2022年10月18日
  • 宮廷神官物語 四(角川文庫版)

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    ネタバレ

    天青が追放されるとなった時はハラハラした。
    帰郷といえど、いつ戻れるかわからないのは辛い。早く続きを買いに行こうと思う。

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    2022年09月14日
  • 死神と弟子とかなり残念な小説家。(新潮文庫nex)

    購入済み

    また新しいテイスト

    このシリーズで初めての弟子。新しいキャラを加えて、物語に厚みを加えるのかな??と思いきや、まさかの展開でした。

    余見さんに一瞬人間味が出たように思ったのは気のせいかな。もっと出て欲しいとも思うし、いやいや死神だから…とも思うし…。

    次も出たら読んでみたいです。

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    2022年08月31日
  • 妖奇庵夜話 花闇の来訪者

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    ネタバレ

    前作よりも胸糞悪いことは少なく、すんなり読めた。
    女性を虐げる男たちには辟易するが、、、。

    今回は脇坂も鱗田も大人し目。
    捜査一課の玖島が活躍、、、ではないがお茶会に参加するのは新しい展開で新鮮だった。

    事件の発端となるきっかけを作ってしまったのは伊織だが、やはり罪はないと思う。
    犯罪を犯してしまう2人を引き合わせたのは伊織だが、犯罪を犯そうと思ったのはその本人。こんなことは多々ある。
    殺人だけでなく、不倫や詐欺、窃盗なんかはきっとこんな風な巡り合わせがあるけど、当人たちの倫理や正義で未然に防がれているものが多いんだろう。
    トリガーを引いたのはやはり青目。
    悲しい思い、辛い経験、優しくされ

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    2022年07月05日
  • 先生のおとりよせ

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    おとりよせのおすそわけ

    美味しいものを誰かと一緒に食べるの本当に幸せ

    凸凹コンビの掛け合いが面白い
    中村先生と榎田先生のリレー形式なのが新鮮で面白い

    養々麺とせんべい汁と焼きまんじゅうが今がちで気になる
    お豆腐の味噌漬けもちょっと気になる

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    2022年05月04日
  • 先生のおとりよせ

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    ドラマ化にあたり知った本作。
    榎田ユウリが小説部分を担当と知れば買わない訳にはいかない。
    なんだかんだと、仲の良い2人がおかしく可愛い。
    お取り寄せ商品も美味しそうでたまらない。

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    2022年04月25日
  • 宮廷神官物語 三(角川文庫版)

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    アジアン・ファンタジーのシリーズ3作目。
    優秀だが欲のない若き神官・瑛鶏冠と、鶏冠が見出した奇跡の眼を持つ少年・天青の運命は。

    辺鄙な村育ちの天青は、今や宮廷で神官書生として学んでいる日々。
    やんちゃだが素直な天青はいつの間にかすっかり友達になった笙玲の家に招かれた。ところが、金持ちの子と間違われて誘拐されてしまう。
    しかし、隷民街で水を濾す装置を作り、活躍するうちに、誘拐だったなんてどこへやら。
    心配でたまらない鶏冠らは必死で探していたというのに‥(笑)
    神獣である白虎のハクも天青を探すため、白い身体をまだらに塗られて大迷惑?

    麗虎国ではこの夏、日照りが続いており、鶏冠を良く思わない勢力

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    2025年08月18日
  • 宮廷神官物語 十一(角川文庫版)

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    ネタバレ

    此の本を最終回にしても良いぐらい大団円
    で数年後の皆さまの様子が掛かれています
    え!結婚して子供もいるの?
    之が一番びっくり
    最終的には妄執の果て自分でコントロール
    できずに宿敵となった苑遊も天青と同じ様
    な能力の持ち主であり、今回は鶏冠の事が
    大好きだ―と能力を使って一番を決めたw
    色々と面白い物語であった(´・ω・`)次ラスト

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    2022年03月29日
  • 宮廷神官物語 八(角川文庫版)

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    ネタバレ

    朝鮮を模した麗虎国の物語
    次の王位を約束される王太子争い、幼くして滅亡した
    国の落魄した王女らしい虞恩賢母の「王は武力を持ち
    民衆とは一段上の権威ある存在であるべき」という妄
    執に取りつかれたため、藍晶王子の民を慈しむ王では
    滅亡するので、長年秘めていた曹鉄(武人)を王に据
    えるおが動機だが、曹鉄だって民を慈しむタイプだけ
    どね・・・老害だな・・・権威を持たせたらアカンw

    隣国・君主国の淘の太子が意味不明なぐらい良い人過
    ぎて草(/・ω・)/

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    2022年03月08日
  • 宮廷神官物語 七(角川文庫版)

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    ネタバレ

    藍晶王子の兄となった曹鉄が皇位継承する動きに
    元々ツレとして困難に立ち向かっていたのに分断
    され反発し合う立場に追い込まれる(/・ω・)/

    敵役がイイ!
    急に表れた婚約者春鴻
    正体を現した虞恩賢母
    まだ謎を秘める考苑遊

    悪のシナリオがイイ!
    野望も智謀も備えた春鴻
    境遇故に思込む慮恩賢母
    旧恩から陰謀企む考苑遊

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    2022年03月08日
  • 妖奇庵夜話 魔女の鳥籠

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    あまりにも母と娘の繋がりに共感が持てる
    拗れてしまうと元に戻る事が困難な所など
    今の私には心に刺さりました。

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    2022年03月04日
  • 妖奇庵夜話 その探偵、人にあらず

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    ミステリとしてのテクニックはあんまりなく、読者でも誰が犯人かは予想しやすい。話自体は面白くすらすら読める。

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    2022年01月23日
  • ここで死神から残念なお知らせです。(新潮文庫nex)

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    妙に現実的な死神といえば「死神の精度」ですが余見さんは千葉さんとちがってハイテンション我儘マイペースでこちらも楽しい。エピローグは賛否割れそう、私はエピローグなければ星5つけてたと思う。

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    2022年01月09日