榎田ユウリのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
このシリーズももう10巻までいったけど、ほんと失速せずにおもしろいのがすごい。
毎回続きがどうなるんだって気になってしょうがない。だけど、鶏冠がどんどん辛くなっていって読んでいるこっちも辛い…。
こんだけ人の欲や醜さが渦巻く宮廷で、これだけ心が綺麗でいられる登場人物たちがすごすぎる。みんな本当に強い人間だ。
新キャラもまた独特だけどかなり良い人そうで、なんとか物語がいい方向にいかないか願うばかり。
最近はおもしろいと同時に辛いことが多すぎる…。
人の強さとは、他人を許すことであり自分を許すことである。今回の巻で印象に残ったのはここでした -
Posted by ブクログ
ネタバレ面白かった!
シリーズ2作目の感想を書いた時に、
1作目は序章と書いたのだけど、
3作目を読むと、1作目も2作目も序章でした。
非常にまとまっていて、読みやすく
納得ができて、小説として綺麗にまとまって
読み手が納得する話になってた。
1作目2作目で、死神の人物としての振る舞いに
ブレというか、ブレてはいないんだけど、
「あぁ、そう行動させちゃったか、残念」と
読んでて思った瞬間が何度かあったのですが、
3作目はそれがなかったのが、私的には満足でした。
3作目は1作目2作目の短編が重なっているのではなく、1冊で1つの流れになってます。
ある事件(文字通り事件)から始まり。
それの犯人 -
購入済み
面白いです。
はじめの方は 長編によくある中だるみか?と思って読み進めましたが、いやいや、中盤からは面白くなってきました。
できるなら、早く次が読みたいです。 -
購入済み
非常に面白かったのだけど…
元々、榎田さんの榎田尤利のペンネームでのBL小説が面白いと思っていたのですが、榎田さんのユーモアもあり真理も鋭く突いている文章に魅せられ、一般商業に移られた榎田ユウリのペンネームでの小説も面白いだろうとほぼ確信していたのですが、神官物語のほうは書き方の為かいまいち興味をそそられませんでした。
対して、こちらのシリーズはあらすじを読むに設定からして、なるほど!と思わせるものがありさっそく買って読んでみたところ、気が付けばのめり込むように読み耽っていました。
展開は勿論読ませるものなのですが、キャラクターも魅力的です。
ただ、今回のテーマである若い女性たちの友人関係が歪過ぎて、妖人よりもそっ -
Posted by ブクログ
ネタバレ九巻は外伝集。短編6話収録。タイトルがおしゃれ。サブタイトルつきなのも粋。
5話「少年たちはノリゲをさがす-忘られぬ恋唄の譚-」冒頭の詩歌と神官書生である天青たちのノリゲさがしがつながらなくて「?」と思いながら読んでいた。「?」が「!」になって終わる。素晴らしいのひとこと。
6話の「ケナリの精は舞う-春爛漫 再会の譚-」ここで1話で登場した燕篤が再登場。まとまりのある外伝集になっている。そして私はだまされた。途中でおや?とは思ったけど、天青にご立腹の櫻嵐様が出てくるまで気づかなかった。でもまぁ…だまされたほうが面白いと思う(負け惜しみ)
表紙は可憐。登場人物紹介ページが好きでたまらない。紀希ち -
Posted by ブクログ
久々にしっかり慧眼児が登場しました。
ただ平時においても天青は、徐々にではありますが慧眼の力と同一となりつつあり、慧眼が開いていないときでも、物事の真理を見抜く力がついてきたようです。というよりは、知識を得たことにより、より多角的に物事を捉えられるようになったと言うべきでしょうか。
もともと、まっすぐな少年だったけどね。
藍晶王子と曹鉄の王位争いが本格化し、天青や鶏冠には辛い日々です。
愚恩賢母の行動理由も明らかになりました。同情はしますが、だからといっていたずらに国を混乱に陥れるのは、施政者としていかがなものか。だから女王はダメって言われちゃうのよ。感情が先走るから。
熾烈な王位争いも、 -
購入済み
ケンカも青春
学園祭に向けての稽古期間から本番直前までのお話です。
主人公の部長と親友の副部長がケンカします。
まあ、青春って感じですが(笑)
1巻2巻と同じくここで終わりかよ!
とツッコミたくなる終わりです。
舞台がどうなるのか気になる!
-
購入済み
夏合宿
夏合宿中の話です。
今回も一年生絡みのバタバタです。
やっと新入部員達の過去がみんなわかりました。
そして、やっとカブキ同好会からカブキ部になりました。
こんな部があったら楽しそうだなとは思いますが同時に入りたくないとも思えました。
次は学園祭に向けての稽古かな楽しみです。 -
購入済み
春です新歓です
春になりカブキ同好会に新入部員が入って来て
指導員もやって来ました
個性溢れる新キャラ達が騒動を起こしてくれます
新入部員達の過去も楽しみです -
購入済み
最後は新キャラ登場
今までの刊のように
え!ここで終わり?
とはならず、ちゃんと舞台が終わりました
アニメはこの刊までの話だったんですね
この続きは知らないので楽しみです
そして、最後に新キャラが! -
購入済み
そこで終わり!!( ; ロ)゚
アニメを見て面白いと思っていたので、読んでみました。
主人公が一途にカブキ同好会を立ち上げてゆくストーリー。
面白かったです😊
ラストが突然終わるので、すぐに続きを読みたくなります。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ色々あったなかで一番びっくりしたのは曹鉄のこと。本当に鍜治屋の息子なのかな?
6巻p141p145牙犬を仕留めてるとき曹鉄が承影剣を持ってたら光った。王子だから光ったのだと思ったのだけど違うのかな?それに慧眼児がその点について何も語らないのも気になる。
p81曹鉄の表紙(3巻)を思い出した。私の待ち望んだ曹鉄が帰ってきた!と思ったのもつかの間。鎖につながれて薬漬け。気持ちを上げられて下げられたかんじ。ユウリ先生はどれだけ私の心を揺さぶるのか…。
p207ずっと黙していた鶏冠が曹鉄に伝えた言葉「信じている」鶏冠の全身全霊の想いが曹鉄の心に届いた~(ToT)ここで本当に曹鉄復活!
それから鶏冠の