榎田ユウリのレビュー一覧

  • 宮廷神官物語 十(角川文庫版)

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    このシリーズももう10巻までいったけど、ほんと失速せずにおもしろいのがすごい。
    毎回続きがどうなるんだって気になってしょうがない。だけど、鶏冠がどんどん辛くなっていって読んでいるこっちも辛い…。
    こんだけ人の欲や醜さが渦巻く宮廷で、これだけ心が綺麗でいられる登場人物たちがすごすぎる。みんな本当に強い人間だ。
    新キャラもまた独特だけどかなり良い人そうで、なんとか物語がいい方向にいかないか願うばかり。
    最近はおもしろいと同時に辛いことが多すぎる…。
    人の強さとは、他人を許すことであり自分を許すことである。今回の巻で印象に残ったのはここでした

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    2020年05月27日
  • ところで死神は何処から来たのでしょう?(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    面白かった!
    シリーズ2作目の感想を書いた時に、
    1作目は序章と書いたのだけど、
    3作目を読むと、1作目も2作目も序章でした。

    非常にまとまっていて、読みやすく
    納得ができて、小説として綺麗にまとまって
    読み手が納得する話になってた。

    1作目2作目で、死神の人物としての振る舞いに
    ブレというか、ブレてはいないんだけど、
    「あぁ、そう行動させちゃったか、残念」と
    読んでて思った瞬間が何度かあったのですが、
    3作目はそれがなかったのが、私的には満足でした。



    3作目は1作目2作目の短編が重なっているのではなく、1冊で1つの流れになってます。
    ある事件(文字通り事件)から始まり。
    それの犯人

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    2020年05月10日
  • 妖奇庵夜話 顔のない鵺

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    シリーズ8作目。
    これまで凄惨な事件が起きても、どこかほのぼのとした雰囲気が漂っていたけれど、ここ数作、伊織や夷さんの焦りが、否応なく物語の緊迫感を増している。

    そこには前作で浮かび上がった黒幕とも言える存在が大きい。今まで、何の罪悪感も持たず人を傷付ける青目との決着が終着点だと思っていたのに、更にその後ろで糸を引く鵺の存在が明らかになり、今作ではついに伊織と対峙する。
    そろそろシリーズ終盤が近いのか、色々と動き出した物語。ラストの脇坂さんや夷さんの容体も気になるし、目が離せない。

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    2020年04月26日
  • 宮廷神官物語 十(角川文庫版)

    購入済み

    面白いです。

    はじめの方は 長編によくある中だるみか?と思って読み進めましたが、いやいや、中盤からは面白くなってきました。
    できるなら、早く次が読みたいです。

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    2020年04月16日
  • 妖奇庵夜話 その探偵、人にあらず

    購入済み

    非常に面白かったのだけど…

    元々、榎田さんの榎田尤利のペンネームでのBL小説が面白いと思っていたのですが、榎田さんのユーモアもあり真理も鋭く突いている文章に魅せられ、一般商業に移られた榎田ユウリのペンネームでの小説も面白いだろうとほぼ確信していたのですが、神官物語のほうは書き方の為かいまいち興味をそそられませんでした。
    対して、こちらのシリーズはあらすじを読むに設定からして、なるほど!と思わせるものがありさっそく買って読んでみたところ、気が付けばのめり込むように読み耽っていました。
    展開は勿論読ませるものなのですが、キャラクターも魅力的です。
    ただ、今回のテーマである若い女性たちの友人関係が歪過ぎて、妖人よりもそっ

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    2020年04月11日
  • 宮廷神官物語 九(角川文庫版)

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    宮廷神官物語のスピンオフ短編集。、

    天青が神官書生となるための試しとひとつの出会い。
    紀希が失くしてしまったノリゲを、紀希に淡い想いを寄せる天青ら書生たちが探しだす。
    そして再会。

    天青の素直さに、心洗われるようで。
    名のとおり、空の青さのままの純粋。


    本編のつづきも、ますます読みたくなりました。

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    2020年03月23日
  • 死神もたまには間違えるものです。(新潮文庫nex)

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    前作を読んだのがかなり前なので、死神こんなキャラだったのかと。
    イケメンでしょうが、こんな死神に迎えに来られるのは嫌だな。
    生きてるようで死んでいる状態は想像しがたいけど、あと数日で死ぬかもしれないって考えることはできて、自分ならどうするんだろ。
    生きてることは当たり前ではなくて。
    だけど当たり前のように未来を信じてる。
    死を目前にしたときになって初めて、生への執着って自覚できるのかもしれない。

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    2020年02月12日
  • 宮廷神官物語 九(角川文庫版)

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    ネタバレ

    九巻は外伝集。短編6話収録。タイトルがおしゃれ。サブタイトルつきなのも粋。
    5話「少年たちはノリゲをさがす-忘られぬ恋唄の譚-」冒頭の詩歌と神官書生である天青たちのノリゲさがしがつながらなくて「?」と思いながら読んでいた。「?」が「!」になって終わる。素晴らしいのひとこと。
    6話の「ケナリの精は舞う-春爛漫 再会の譚-」ここで1話で登場した燕篤が再登場。まとまりのある外伝集になっている。そして私はだまされた。途中でおや?とは思ったけど、天青にご立腹の櫻嵐様が出てくるまで気づかなかった。でもまぁ…だまされたほうが面白いと思う(負け惜しみ)
    表紙は可憐。登場人物紹介ページが好きでたまらない。紀希ち

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    2020年01月11日
  • 宮廷神官物語 九(角川文庫版)

    購入済み

    とても良かったです。

    とっても良かったです。

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    2020年01月02日
  • 宮廷神官物語 八(角川文庫版)

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    久々にしっかり慧眼児が登場しました。
    ただ平時においても天青は、徐々にではありますが慧眼の力と同一となりつつあり、慧眼が開いていないときでも、物事の真理を見抜く力がついてきたようです。というよりは、知識を得たことにより、より多角的に物事を捉えられるようになったと言うべきでしょうか。
    もともと、まっすぐな少年だったけどね。

    藍晶王子と曹鉄の王位争いが本格化し、天青や鶏冠には辛い日々です。
    愚恩賢母の行動理由も明らかになりました。同情はしますが、だからといっていたずらに国を混乱に陥れるのは、施政者としていかがなものか。だから女王はダメって言われちゃうのよ。感情が先走るから。

    熾烈な王位争いも、

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    2019年12月07日
  • 宮廷神官物語 八(角川文庫版)

    購入済み

    次が早く読みたい

    中盤になっても、中だるみする事なくお話は進みます。
    次が早く読みたい。
    よろしくお願いします。

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    2019年12月03日
  • カブキブ! 6

    購入済み

    ケンカも青春

    学園祭に向けての稽古期間から本番直前までのお話です。
    主人公の部長と親友の副部長がケンカします。
    まあ、青春って感じですが(笑)
    1巻2巻と同じくここで終わりかよ!
    とツッコミたくなる終わりです。
    舞台がどうなるのか気になる!

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    2019年11月27日
  • カブキブ! 5

    購入済み

    夏合宿

    夏合宿中の話です。
    今回も一年生絡みのバタバタです。
    やっと新入部員達の過去がみんなわかりました。
    そして、やっとカブキ同好会からカブキ部になりました。
    こんな部があったら楽しそうだなとは思いますが同時に入りたくないとも思えました。
    次は学園祭に向けての稽古かな楽しみです。

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    2019年11月26日
  • カブキブ! 4

    購入済み

    春です新歓です

    春になりカブキ同好会に新入部員が入って来て
    指導員もやって来ました
    個性溢れる新キャラ達が騒動を起こしてくれます
    新入部員達の過去も楽しみです

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    2019年11月25日
  • カブキブ! 3

    購入済み

    最後は新キャラ登場

    今までの刊のように
    え!ここで終わり?
    とはならず、ちゃんと舞台が終わりました
    アニメはこの刊までの話だったんですね
    この続きは知らないので楽しみです
    そして、最後に新キャラが!

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    2019年11月24日
  • カブキブ! 1

    購入済み

    そこで終わり!!( ; ロ)゚

    アニメを見て面白いと思っていたので、読んでみました。
    主人公が一途にカブキ同好会を立ち上げてゆくストーリー。
    面白かったです😊
    ラストが突然終わるので、すぐに続きを読みたくなります。

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    2019年11月22日
  • 宮廷神官物語 一(角川文庫版)

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    若き美貌の宮廷神官が王命を受けて「慧眼」を持つ奇跡の少年を探しに行く…。榎田ユウリさん好きで、アジアンファンタジーも好きだから気になっていたシリーズ。榎田さんの書くお話は、読みやすくすぐその世界に入れて好き。身分差別、宮廷内の権力争いなど王道であるが、キャラクターが魅力的で、物語のコミカルなところとエグいところの落差、喜怒哀楽が豊富で続きが早く読みたくなる。

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    2019年11月10日
  • 宮廷神官物語 八(角川文庫版)

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    ネタバレ

    色々あったなかで一番びっくりしたのは曹鉄のこと。本当に鍜治屋の息子なのかな?
    6巻p141p145牙犬を仕留めてるとき曹鉄が承影剣を持ってたら光った。王子だから光ったのだと思ったのだけど違うのかな?それに慧眼児がその点について何も語らないのも気になる。

    p81曹鉄の表紙(3巻)を思い出した。私の待ち望んだ曹鉄が帰ってきた!と思ったのもつかの間。鎖につながれて薬漬け。気持ちを上げられて下げられたかんじ。ユウリ先生はどれだけ私の心を揺さぶるのか…。
    p207ずっと黙していた鶏冠が曹鉄に伝えた言葉「信じている」鶏冠の全身全霊の想いが曹鉄の心に届いた~(ToT)ここで本当に曹鉄復活!
    それから鶏冠の

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    2019年11月09日
  • カブキブ! 7

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    芝居の間はずっとドキドキしっぱなし。
    来年大変だなあとか現実的なことも頭を過ぎるけど。
    最終的にトンボは浅葱先輩とくっつくんじゃないかと
    予想してたけどあれれなんかクロと矢印向き合ってないヤダあ^^?

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    2019年11月04日
  • カブキブ! 3

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    おおっ、御曹司を説き伏せた!
    楽しい輪が広がってく感じ、ワクワクする。
    なんだか有川先生のキケン思い出した。

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    2019年10月27日