榎田ユウリのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
文化祭、大盛況でよかったです。舞台に立っている彼らの歌舞伎に対する気持ちの変化が伝わってきたし、舞台を見守る周囲の人達の反応も心温まるののがあって感動。
だんだん、カブキ同好会のメンバーたちの家庭環境なんかも見えてきて興味深くなってきました。
主人公のわりに黒衣の立場そのままにストーリーでも裏方に徹しているクロだったけど、今回はサイコさんのおかげ?で家族関係がいろいろわかりました。サイコさん、イイ人です。丸ちゃんとのやりとりに爆笑。
阿久津の母親もすごかったけど、サイコさんも個性的。
でも、話のカナメはやっぱり阿久津と蛯原かな。イオフィエル、相変わらずおバカで面白いです。でもとても人をひきつける魅力があって、天才肌。
対照的に蛯原は正統派で努力家ですよね。互いに相手には無いものを持ってる感じ。
「三人吉三」もいいけど「白波五人男」もいいですね~
だけど、毎度のことですがやっぱりトラブルが起きてしまってどうなることかとハラハラさせられることに。
梨園の、プロの役者として、さまざまなプレッシャーを背負っている蛯原の葛藤が痛いほどでした…
日本の誇る伝統文化を担っているというプライドが蛯原にはあります。
ここでクロの機転のきかせ方が素晴らしかったです!「お前が持ってた菌だ!」にはウけました。ウイルスとトンボに訂正されてたけどww
格式高い伝統芸能である歌舞伎だけど、クロのつくる歌舞伎の舞台は、楽しくて面白い大衆芸能という本来の姿で、これは意義深いです。歌舞伎にまるで馴染みのなかった人達まで巻き込んでどんどん広がる、高校生ならではのパワーが素晴らしくてとっても眩しいです!
そして、気がつけばあちこちで恋の花も咲いていて、こっちの展開も気になります。
3巻もとても意味ありげな終わり方で、めちゃくちゃ気になります。まさかの金髪碧眼ww
楽しみすぎる…! -
Posted by ブクログ
ネタバレああ、もう、本当にいいとこで切るんだから!!
このワクワク感をどうしてくれる!!
3巻はこの夏発売ってあるけど、早くでないかなぁ
本編は前回よりも面白かった!
帯見て1巻表紙の隈取り顔のがまさかの芳先輩でビックリしたし
新の演技と素にもビックリ まじ、素の性格はちょっと、いや、大分?めんどくさいよね でもほっとけないやつでもあるよね 彼の過去が気になるとこです
あと、仁とクロ・新との対比も面白い
出来すぎなくらい人が揃ってるって1巻では思ったけど、揃ってないと楽しくないわ
クロの感じからして、最初っから歌舞伎を現代風にアレンジしてやるのかと思ったけど、そこまで思い至らなかったようで・・・でもその(ある意味)プチ失敗があったからこその文化祭での舞台なんだよね
そして邦訳から原作読むあの感じを歌舞伎でやろうってのはすごくいいと思った。これは思い付かなかったなぁ
あと、演劇部とのプチバトルもよかったね
『外郎売』は前に声優さんがやってるの見たことあったわ。歌舞伎のやつだったんだね。しかも早口言葉じゃなくて芝居だったんだね。
難しそうだけど、見せ方ならぬ読ませ方本当に上手だよね、榎田さん。
演劇部の時は、「うわー難しそう」とかしか思わなかったけど、新の時はちょっと情景浮かんだし、早口言葉のとこなんか、早く!って感じで急ぎ足で読んでしまって、頭の中では全然言えてないのに、イメージだけは出来てて、でまたそれで新すごいなぁってなった
あー本当に実際に観てみたくてしょうがない! 普段は思わないけど、これは映画化希望!って思う
でも取り敢えず、早く3巻ください!!
待ってる! -
購入済み
文句なし隙のないお話
キャラは立ってて魅力的だし、妖怪と妖人の違いの説明や、世界観はスッと入ってくるし、伏線は綺麗に回収してるし、切なくて泣けてくるし、読後感は良いし、それでいて次が読みたくなる引きもあるしで、文句なし完璧です!
座敷童~~~!つのつののお菓子!かわいい! -
購入済み
テルと猫に泣いた。
テル、マメ、猫に感動して泣きました。いい話だったー。正直最初は「読みやすい文体の京極●彦風?」って思ってたけど、全然独自の世界観で、人とのつながりがあたたかく、孤独な身の上が切なく、つらいシーンもあるけど、ちゃんと救いもあって、読んだ後も、マメくんはどうしてるかなぁとか、キャラクターのその後の想像がふくらむほどに生き生きしてました。悪役な青目さんは「悪魔の花嫁」のデイモスみたいですね。だれもが魔がさす瞬間に背中を押すような怖さがありました。次回作も待ってます!
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Posted by ブクログ
さあ、いよいよ文化祭の季節。カブキ同好会も場所取りのために、熾烈な争いを繰り広げます。
文化祭での場所取り勝負に、演劇部部長の坪山さんが提示してきたお題が「外朗売(ういろううり)」対決。各クラブの代表者が、いかに流暢にこの題目を言えるかどうかで勝負を決めるという・・・
私、「ういろううり」なんて題目があることを初めて知った。
あの、超長い口上を、デフォルトで暗記しているクロのすごいこと。
「まずお前、やってみろよ」 ・・・そういうんなら、やってみるけど・・・
の後の、1ページに渡る口上!!ページをめくって、私、「わあっ」て声をあげてしまった。
しかも、その1ページに書かれている内容は、全体の半分にも至っていないということで・・・どれだけ怖ろしい演目なんですか!!「外朗売」!!
その怖ろしい演目を、演技に乗せて、堂々と、朗々と、歌い上げる阿久津くんの素晴らしかったこと。
「拙者親方と申すは、お立会いの中にご存知のお方もござりましょうが・・・」ってついつい私も暗記してみたほど(笑)
文化祭での、クロの行った演出も良かった。
クロの願いである、「同年代のみんなと歌舞伎を楽しみたい」というものを実現すべく、とった二部構成。素晴らしい。
「こいつぁ、春から、ちょうラッキィィィ」
お嬢吉三のセリフが、4月のクロに繋がった。
ああ、好きなことがあるっていいな。仲間と、好きなことがやれているって本当にいいなあ。
これからも、クロたちを応援し続けていきます。