榎田ユウリのレビュー一覧

  • 宮廷神官物語 慧眼は明日に輝く

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    宮廷神官シリーズ最終巻。
    収まるべきところに収まったラスト。
    鶏冠が苑遊を「狡くて、賢くて、寂しかった人」と表す言葉が切ない。
    きっとどこかで今も鶏冠を慮っていそう。

    終章も良かった。
    作者もあえて明かさなかった桜嵐姫の夫はやはりあの人だろうが、母子の天真爛漫さに振り回されていそう。

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    2018年10月29日
  • 宮廷神官物語 鳳凰をまといし者

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    宮廷神官シリーズ第8弾。
    やっと王位継承争いも一段落し、鶏冠・天青・曹鉄の3人にも久しぶりの笑いの時が訪れたと思いきや、まだまだ苑遊の兎(鶏冠)狩は続く。
    毎回、ラストの展開が上手くて、一気読みできなかったら、ハラハラで落ち着かなかったろうな。

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    2018年10月29日
  • 宮廷神官物語 双璧の王子

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    宮廷神官シリーズ第7弾。
    曹鉄と藍晶王子と二人の王子による王位を巡る争いは続く。
    曹鉄のことだから、周りに流されずにいくかと思いきや、やはり一筋縄ではいかないようだ。
    鶏冠と天青の苦悩は続く。

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    2018年10月28日
  • 宮廷神官物語 王子の証と世継の剣

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    宮廷神官シリーズ第6弾。
    無くなった宝剣の代わりとなる立太子の証を手に入れる冒険の旅。いつもと違った雰囲気で新鮮。
    証も手に入れ、いざ立太子の式に至り、やはりというか、まともや嵐の予感。

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    2018年10月28日
  • 宮廷神官物語 慧眼は主を試す

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    宮廷神官シリーズ第5弾。
    藍晶王子の疑惑は晴れたが、まだまだ不穏なものが暗躍している。
    末尾の会話の1人はあの人だろうか? 主とは?
    続きが気になる。

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    2018年10月27日
  • 宮廷神官物語 ふたりの慧眼児

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    宮廷神官シリーズ第4弾。
    慧眼児がもう一人現れ、二人の見極めの結果、天青は都を去ることに。鶏冠との別れのシーンが悲しい。

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    2018年10月27日
  • この春、とうに死んでるあなたを探して

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    中学時代から23年後,住んでいた町に帰ってきた矢口.借りた部屋の下の喫茶店の大家はなんとかっての同級生ユキ.傍若無人なユキに振り回されながら,矢口の心は癒されていく.そして大好きだった文月先生の死因を探しながら,疎遠だった同級生と再会していくことで,時間の中で成熟していく友情というものの存在が現れている.自殺という言葉をキーワードにして,物語が広がり収束する.とても,面白かった.

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    2018年10月16日
  • 死神もたまには間違えるものです。(新潮文庫nex)

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    バスに同乗した名前を間違えられても訂正しない薄い会社員、趣味を隠した女子高生、定年退職した利かん気の男性、実は生臭な僧侶の四人が死神にもう死んでいると告げられる。死にたくないと思う三人と、乗り合わせた医師と将棋を楽しむようになる会社員。濃やかな人間臭さと情を寄せ付けず飄々とした死神のバランスが絶妙。

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    2018年10月10日
  • 死神もたまには間違えるものです。(新潮文庫nex)

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    前作に続き楽しめた。亭主関白な夫の妻の積年の思いはかなりの重みがあった。それと幼くして亡くなった妹と夢で話す辺りは涙なみだ。終盤は壮絶であり意表をつく展開でありながらここでも落涙させられた。
    また続編があるようなので読んでみたいと思う。

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    2018年09月08日
  • 宮廷神官物語 ふたりの慧眼児

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    宮廷神官物語。過去に一度刊行されていたシリーズと知って我慢出来ずに過去のシリーズで読み進めてしまった…!

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    2018年08月07日
  • 宮廷神官物語 慧眼は明日に輝く

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    苑遊のその後が気になるが,それくらいは謎を残して大団円.収まるところに全て収まり,桜嵐姫も無事母となられたようで嬉しかったです.

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    2018年07月29日
  • 宮廷神官物語 少年は学舎を翔ける

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    天青の神官書生としての生活と12年前の宮廷での事件を中心に話は進む.壊された黒い女神像が出てきたり山に隠れ住む少年少女と天青が出会ったり話がどんどん進み非常に面白い.

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    2018年06月23日
  • 死神もたまには間違えるものです。(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    バス中で死亡したはずの4人。死神が本当の死へ導く。が、高梨だけは苦戦し、寸でのところで天使が現れる。

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    2018年02月26日
  • 死神もたまには間違えるものです。(新潮文庫nex)

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    一作目よりさらに面白い!

    オタク要素は他に置き換えられなかったのかしら…とは思うものの、読み応えありました。
    設定にも馴染んで、死神ってはいはい、と安心して進んだところにあのラスト。

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    2018年02月01日
  • 宮廷神官物語 慧眼は主を試す

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    せっかくのシリーズもんなので、間をあけずに読もう! ・・・と、思っていたのに、前作を読んでから3か月くらい経っているという恐ろしさ・・・。


    ・・・。しかし・・・。

    これ、やばいよね。ほんまやばい展開というかフラグが立ちすぎやろう。
    エピローグでどう見ても黒幕気味なのは苑遊・・・やんね、これはどう見ても・・・。

    えーーー、もう、これ以上鶏冠を追い込むのやめてあげて!!
    ほんまにかわいそうやから!!

    でも、著者はどうも、天青みたいなまっすぐな子は打たれ強く、鶏冠のようなマジメな人はどんどん追い込んで苛める、みたいなところがあるよね!?
    しかも苛め方が本気やねん・・・。

    大丈夫かな・・・

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    2018年01月27日
  • 妖奇庵夜話 グッドナイトベイビー

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     登場人物ほとんどはワケアリなのだが、単純に子供(じゃないけど)だと思っていた彼が…。
     
     実は、っていうあたりは、定番といえば定番だし、そのあともステレオだといえばステレオなのだけど、なんなんだろうな。ワケアリが、肩よせあってひっそりとがんばっていたのに、それを土足で踏み荒らすというか、用意周到に大雨で地盤を緩めておいてそれから重機もってきてぐちゃぐちゃにした、感じに怒った。

     あら、すっかり妖琦庵サイドに入れあげているわね、と我ながらびっくり。
     
     だからこそ、満を持してのマメくんの話だったか…。
     やられた。

     妖人の話は、ようするに<差別>と<区別>の問題になって

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    2017年09月24日
  • 妖奇庵夜話 グッドナイトベイビー

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    ネタバレ

    秘されてきたマメの過去と、アウトロー”だった”甲藤くんだから取れるアプローチ。
    そして加害者が被害者になる恐怖と絶望

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    2017年09月15日
  • 死神もたまには間違えるものです。(新潮文庫nex)

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    死神の容赦ないやり方とか上げて落とすやり方がキツかった。まぁ死神だし、突然死の死に際に感じることがあるとすれば絶望かもしれないけど...お坊さんの所はきっとああなったら誰もが希望を持っちゃうよ。
    天使はまた出てきて欲しいな。

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    2017年06月01日
  • 宮廷神官物語 ふたりの慧眼児

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    うわー、前作を読んでからめっちゃあいた・・・!
    対象年齢が若いだけに、そんなに複雑なファンタジーじゃないんやけど、細部を忘れてしまうのでさくさく読んでいかねば。
    シリーズもんはまとめて読むのが一番面白いよね。(;^ω^)

    今回も、鶏冠の弟のくだりは
    「あ・・・、そういえば、そんなこともあったっけ・・・」
    と、思ったし、冒頭でその鶏冠が
    「過去に縛られ続けるものだ」
    と、いうようなことをいうたときに
    「えっ、鶏冠って何の過去に縛られてるんやっけ・・・?」
    と、本気で考えてしまった。すいません。この冒頭のシーンも、弟さんのことやったんよね。すいません。

    しかし曽鉄が書庫に忍び込むくだりはあんま

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    2017年05月16日
  • カブキブ!(1)

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    榎田ユウリセンセ原作で、2017年4月からTVアニメが放送されている『カブキブ!』のコミカライズ。
    原作は3,4巻まで既読、アニメも録画で追っています。
    歌舞伎への深い愛から、とうとう「歌舞伎部」なるものを創ってしまった高校生、来栖黒悟のお話です。親友のとんぼと一緒に部員集めに大奔走して、結果集まったのはかなりキャラの濃いメンバー。歌舞伎×部活のパワーがはじける青春物語です。

    原作小説はセンセ独特のテンポのいいセリフのやりとりが楽しくて好きなんですが、やっぱりマンガは手っ取り早くて気軽に読めますね…
    でも、榎田センセの話って、マンガにすると文字が異常に多くなりますね(笑)
    まだまだ導入部分な

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    2017年05月08日