榎田ユウリのレビュー一覧
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文化祭、大盛況でよかったです。舞台に立っている彼らの歌舞伎に対する気持ちの変化が伝わってきたし、舞台を見守る周囲の人達の反応も心温まるののがあって感動。
だんだん、カブキ同好会のメンバーたちの家庭環境なんかも見えてきて興味深くなってきました。
主人公のわりに黒衣の立場そのままにストーリーでも裏方に徹しているクロだったけど、今回はサイコさんのおかげ?で家族関係がいろいろわかりました。サイコさん、イイ人です。丸ちゃんとのやりとりに爆笑。
阿久津の母親もすごかったけど、サイコさんも個性的。
でも、話のカナメはやっぱり阿久津と蛯原かな。イオフィエル、相変わらずおバカで面白いです。でもとても人をひきつ -
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ネタバレああ、もう、本当にいいとこで切るんだから!!
このワクワク感をどうしてくれる!!
3巻はこの夏発売ってあるけど、早くでないかなぁ
本編は前回よりも面白かった!
帯見て1巻表紙の隈取り顔のがまさかの芳先輩でビックリしたし
新の演技と素にもビックリ まじ、素の性格はちょっと、いや、大分?めんどくさいよね でもほっとけないやつでもあるよね 彼の過去が気になるとこです
あと、仁とクロ・新との対比も面白い
出来すぎなくらい人が揃ってるって1巻では思ったけど、揃ってないと楽しくないわ
クロの感じからして、最初っから歌舞伎を現代風にアレンジしてやるのかと思ったけど、そこまで思い至らなかったようで・・・で -
購入済み
文句なし隙のないお話
キャラは立ってて魅力的だし、妖怪と妖人の違いの説明や、世界観はスッと入ってくるし、伏線は綺麗に回収してるし、切なくて泣けてくるし、読後感は良いし、それでいて次が読みたくなる引きもあるしで、文句なし完璧です!
座敷童~~~!つのつののお菓子!かわいい! -
購入済み
テルと猫に泣いた。
テル、マメ、猫に感動して泣きました。いい話だったー。正直最初は「読みやすい文体の京極●彦風?」って思ってたけど、全然独自の世界観で、人とのつながりがあたたかく、孤独な身の上が切なく、つらいシーンもあるけど、ちゃんと救いもあって、読んだ後も、マメくんはどうしてるかなぁとか、キャラクターのその後の想像がふくらむほどに生き生きしてました。悪役な青目さんは「悪魔の花嫁」のデイモスみたいですね。だれもが魔がさす瞬間に背中を押すような怖さがありました。次回作も待ってます!
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Posted by ブクログ
さあ、いよいよ文化祭の季節。カブキ同好会も場所取りのために、熾烈な争いを繰り広げます。
文化祭での場所取り勝負に、演劇部部長の坪山さんが提示してきたお題が「外朗売(ういろううり)」対決。各クラブの代表者が、いかに流暢にこの題目を言えるかどうかで勝負を決めるという・・・
私、「ういろううり」なんて題目があることを初めて知った。
あの、超長い口上を、デフォルトで暗記しているクロのすごいこと。
「まずお前、やってみろよ」 ・・・そういうんなら、やってみるけど・・・
の後の、1ページに渡る口上!!ページをめくって、私、「わあっ」て声をあげてしまった。
しかも、その1ページに書かれてい -