榎田ユウリのレビュー一覧

  • 夏の子供 魚住くんシリーズV

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    魚住くんシリーズ完結編。
    響子さんが就職して、そこでの仕事に悩み悲しむ「リムレスの空」
    PTSDに苦しむ魚住、苦しむ魚住を救えなくて悩む久留米を描いた「 アイ ワナビー ア フィッシュ」 どんな濁流でも進んで行きたいと考えるようになった魚住くん。 魚住くんは強い、どんどん成長する。
    太一くんを祖父母の家で預かり一緒に過ごした夏を描いた「夏の子ども」 魚住くんの強さは、強い子どもだからなんど感じた。 生き物の命にも違いがある、ラットより金魚よりあなたの方が大事だと伝えたい。 あなたが無事ならそれでいいと。 命を奪った悲しみがすでに罰なのだと、子どもに伝えられたらいいなあ。

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    2016年02月09日
  • メッセージ 魚住くんシリーズIII

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    魚住くんシリーズ第3弾。 シリーズ最大の衝撃というだけはある。 やっと心を取り戻し始めた魚住くん。 そんな彼の前に、過去の魚住くんを思わせるような少女が現れる。 「僕のお母さんになってくれませんか?」 独特の感性で繋がる2人だが、少女は魚住くんの目の前で事故死してしまう。 今まで幾度となく出会ってきたであろう死。 しかし、心を取り戻し始めた魚住くんにとっては大きな大きな「死」となった。 展開が早くて読む手が止まらなかった。 魚住くんの何も感じないところがよかったのに…と思っていたけど、色々な感情を得たからこその辛さがある、とわかった。 BLという一言でくくれる作品ではない。 大切な人を失うとい

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    2016年01月31日
  • プラスチックとふたつのキス 魚住くんシリーズII

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    面白かった!

    BLで、なかなかくっつかない二人というのはあんまり読んだことなかったかも。魚住くんが幸せそうにしていると、嬉しい。

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    2016年01月23日
  • 先生のおとりよせ

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    小説も漫画も面白い…あとお腹空いた!
    大ばあちゃんの下りはうるうるっときた。
    中村先生の挿絵が涙腺に止めを指してくる。
    二人のキャラが濃いいのにさらに濃い編集長もいるのに(後半になるにつれてややこいことに)さらっと読める。
    2巻目希望

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    2016年01月16日
  • カブキブ! 4

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    楽しいだけでなく含蓄深い今いちばん好きなライトノベル。
    今回は一推しキャラのイオフィエルが大人しくて残念だけど、新キャラの唐臼くんも気に入った♡
    あと重い場面なのに丸ちゃんの例えの的確さに噴き出してしまった(笑)

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    2015年12月31日
  • カブキブ! 4

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    ネタバレ

    面白すぎるわカブキブ‼︎(猛に引っ張られた笑)

    今回は初めて嫌な気分になったり、キャラが嫌いになりそうになったから、こんな不穏なまま次回持ち越しになったらどうしようかと思ったけど、急展開にびっくりです!

    新歓大成功により新入生が沢山仮入部に来てくれるものの、漸く来た指導員の指導について来られず、最終的に入部したのは4人!
    しかも不本意な配役で白浪五人男をやれと言われて文句タラタラな新入生と、態度悪くて何か好きになれない指導員と、その間に挟まれ強く出れないクロとでもうどんどん雲行きが怪しくなるわ幕間はいつになく暗い感情たっぷりだわで不安だったけど、最後はいつもの観てみたい!と思わせる彼らの歌

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    2015年11月28日
  • カブキブ! 1

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    ネタバレ

    ちょ~~~~~~~おもしろい!!!!!!

    キタコレー!キタキタ!
    たぶん好きだろうな~と予想してたけど
    予想以上によかった。

    歌舞伎好き(つっても食わず嫌いの反対の食わず好き←そんな言葉はないけど)で
    青春物が好き(認めるのは恥ずかしいけど)なので
    満点だった

    登場人物もみんなよかった。
    文体とかもいやなところはひとつもなかったパーフェクト!

    続きも読む。
    そして中高生に読んでほしい!!
    すすめるぞー!!!

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    2015年11月23日
  • カブキブ! 4

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    前回の歓迎会が好評で、新入部員の説明会には予想以上の新入生達が集まり、更には同日に指導員もやってくると縁起が良さげな出だしでこりゃついに同好会から部に格上げかと思いきや、そうすんなりと行かせてくれないのがカブキブw 

    理不尽とも思える指導員の入部テストであれよあれよ数が激減。 残った新入生がこれまた一癖も二癖もありそうな個性的な面々。 
    指導員と新入生達の板挟みで苦しむクロ。 それを心配しつつも見守る仲間達。 今までの積み重ねで信頼関係が築かれているのが良く分かる。 
    あっ、阿久津はいつもの様に天然だけどw

    新入生達と先輩達そして指導員との溝が埋まらないどころかより深くなったまま迫り来る新

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    2015年11月20日
  • カブキブ! 4

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    途中イライラさせられて、最後はスッキリ!って展開は読んでて気持ち良いけれど、唯一渡子の事だけはモヤモヤする

    性格悪いとかではなくて、しかるべき専門機関での治療が必要なレベルだと思うが

    今後の展開や更なる不幸な過去が明らかになったりするのかもしれないけど、これだけの事やらかしといて、この後彼女が反省してカブキブで一緒にやってみたいの!勿論大歓迎だよ!!って展開だけは勘弁して欲しい

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    2015年11月16日
  • 夏の塩 魚住くんシリーズI

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    何気なく買ってハマってしまった。
    BLなんだろうけど、だからこその心理描写に引き込まれる。
    明日、大人買いしよ…好きな作家さんが増え楽しみが増えた。

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    2016年11月20日
  • 夏の塩 魚住くんシリーズI

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    すごく面白かった。
    文体が私好みなのもあって読みやすさは抜群。表現がいちいち好みだった。
    これはBLというよりも純粋な愛の話だなぁ、と。
    愛を描いた話。
    BL小説苦手……という方でも気に入るのではないかと。

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    2015年11月04日
  • カブキブ! 3

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    ネタバレ

    すったもんだありつつも、文化祭での公演「三人吉三」は大盛況!
    歌舞伎に馴染みのない人々にも楽しんでもらえたと手応えを感じたクロ。
    3巻では文化祭の成功、阿久津と白銀屋との関係、蛯原の苦悩、クロの家族について、そして次なる舞台、新入生歓迎会へ向けて…と盛りだくさんな内容が描かれています。

    誇りをもって黒衣の仕事をやっているクロ、かっこいいなぁ!改めて、一番大人なのはクロだなぁとか思ったり…

    蛯原を知らないうちにがんじがらめにしているもの。
    そんなことはおかまいなしに、持ち前の巻き込み力でクロは蛯原を「白浪五人男」の代役に引っ張り込みます!
    蛯原がなんだかんだで真摯に、そして実は楽しそうに参加

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    2015年10月31日
  • カブキブ! 2

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    ネタバレ

    ーとざい、とぉーーーざぁーいーーー

    カブキ同好会、初お披露目の舞台を前に熱中症で倒れてしまったクロ。そこに、まさかの飛び入りで代役をこなしたのが自称ロッカー、イオフィエルこと阿久津新!舞台は何とか無事終了。そして、ビデオを観たクロは、阿久津には才能があると見抜く…
    さて、次なる舞台の文化祭に向けて、演劇部との場所取り合戦!

    阿久津の「外郎売」がかっこいい!
    中2病をこじらせたおバカのかまってちゃんとは思えない…

    そして、初お披露目に来ていた高校生の放った「つまんない」。言葉の意味も話の筋もいまいちよくわからなかったという反応にクロはショックを受けつつも、さすがはクロ。すぐに立ち上がり、ま

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    2015年10月30日
  • カブキブ! 1

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    ネタバレ

    ―歌舞伎って、なんですか?

    ―知らざあ言って聞かせやしょう!

    高校一年の来栖黒悟(クロ)は祖父の影響で歌舞伎が大好き。歌舞伎の楽しさをみんなに知ってもらいたい、みんなでいっしょに楽しみたい、という強い想いを抱き、「カブキブ」設立に向けて走り出す…!

    うわぁーーーっ!すっごくおっもしろい!熱いです。

    歌舞伎大好きの前向き男子クロ。
    クロの親友、寡黙な眼鏡男子のとんぼ。(←ITボーイ)
    自称ロッカー(音痴)で歌舞伎経験のある阿久津。
    日本舞踊、藤若流師範の息子で名手、乙女の心を持つ花道先輩。
    演劇部のスターで誰よりも二枚目の芳先輩。
    コスプレイヤーには神と言われる衣装作りの達人、マルちゃん

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    2015年10月30日
  • 宮廷神官物語 慧眼は明日に輝く

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    キャラクターも話の展開もツボ過ぎる
    非常に個人的な事だけど、笙玲と韓流と挿絵がダメだったけど、それ以外は言う事ない位好き
    近年のラノベはやたら長いので、10巻で終わるのが非常に残念だけど、ちょっと物足りない位で終わるのが良いのかもしれないなぁ

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    2015年09月28日
  • 夏の塩 魚住くんシリーズI

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    ネタバレ

    感情表現が乏しく不安定さをもつ美少年大学院生・魚住と
    ガサツで短気でヘビースモーカーのサラリーマン・久留米との
    恋愛を軸にしたBL作品。
    一般文芸レーベルで再販されたということもあり、
    男目線で読んでも面白かった。
    (男とは言っても、僕はかなりの草食系でございます)


    魚住くんは、泣かない、笑わない、怒らない。
    「トレーシングペーパーをかけたようにあやふやな存在」である。
    そんな彼が周りの人間たちとのふれあいを通じて、
    少しずつ色鮮やかな世界を生きていくようになる姿をみていると、
    心が温かくなってくる。
    我が子(いないけど)の成長を見守っているかのよう。
    隣人の留学生・サリームから教わって初

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    2015年09月28日
  • カブキブ! 2

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    1巻の終わりから続き、3巻へと続く。そこで終わっちゃうなんて、というところで終わるので、3巻が読みたくてたまらなくなる。こういう青春が送れたらと妄想しちゃうくらいに面白い。
    2015/9/9

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    2015年09月09日
  • カブキブ! 1

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    とても楽しい。青春だし一生懸命だし、感動する。ポップで斬新なカブキ部と裏表紙に書かれていたけれど、本当にそうだな。好きなものを全力で好きでいるというのは、素敵だな。
    2015/8/31

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    2015年08月31日
  • 夏の塩 魚住くんシリーズI

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    もともとはノーマルだった二人(男同士)がお互いを恋愛の対象と意識し初め、困惑する気持ちを描いた序章に位置する作品。
    緩く、不運な雰囲気を纏う学生の魚住くんと硬派で実直な社会人の久留米くん、対極にある設定が生かされていると思う。
    魚住くんは、幼い頃持ち得なかった暖かさや包み込むような安堵感を求めているんだろうなぁ。それを与えてくれるのが久留米くんだった。久留米くんの持ち前の性格が魚住くんの気持ちとマッチして、お互いを求めるようになったのかも知れない。
    二人の友人の「マリさん」がいい味出してます。
    これからの二人が楽しみ♪

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    2015年08月25日
  • カブキブ! 2

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    ぜんぶ読んでますが表紙が好みなのでこちらを登録。
    高校生活と部活と歌舞伎がいっしょくたになってエネルギッシュに物語がすすんでゆきます。リアルと夢。ミックスジュース青春。
    歌舞伎セリフ文字が太いのが気になるけど、先へ先へとあっという間に読んでしまいました!
    キーワードは「歌舞伎を観る人は素人」かな。

    歌舞伎ファン、歌舞伎初心者、劇部のスター、日本舞踊家、演劇部の人たち、プロの俳優さん、大向こうさん、色んな人がいてそれぞれの立場から歌舞伎が語られ愛も思いも伝わってくる、誰も悪くない、すばらしい。
    長く続いてほしいシリーズです☆

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    2015年08月24日