榎田ユウリのレビュー一覧
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このシリーズ、ほんまに面白い。ほんまに好き・・・。
著者の本は「妖奇庵夜話」も読んだんやけど、全然雰囲気が違うなあ。すごいなあ。
とにかくこの本は付箋が多すぎてどこから書いていいものやら・・・。
前作で散々いろいろあった一年生との初舞台。
プレッシャーに負けそうになってる一年生には共感する人が多いんちゃうかしら。ほんで、こんなふうな人間味あふれる(?)一年生を見てると、三年生の芳先輩や花満先輩、梨里先輩って達人レベルにすごいんやなあと改めて実感した。
数馬も、なんだかんだで器用なんよね。
芳先輩たちがすごいことはこれまでもわかってるけど、こうやって他のキャラとの比較を見せつけられると、改 -
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榎田ユウリ新作、しかもタイトルから面白そうじゃないですか。ミステリー、表紙に男2人。榎田先生、相変わらずツボをついてきますね……!!
タイトルから結構しんみり、シリアスな感じかな?と思いきや、語り部の主人公がなかなか軽妙な語り口で、表紙のもう一人(右)もまた軽いノリで、二人とも過去は重いはずなのに苦しくならず読めました。
伏線があちこちあって、「あれはいつ回収されるんだろう」と思いながら読むのが楽しい。
この作者だからだと思うが、小日向への矢口の感情はどういう「好き」なのか深読みしてしまう。
話は終わっているが、続編が出てもおかしくない、というか読みたいと思う作品だった。もちろん「23年 -
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<内容紹介より>
文化祭が始まった!カブキ部の個性あふれるメンバーたちが、それぞれ情熱を注いだ集大成の舞台……になるはずが、本番直前に部長のクロが消えた⁉学内を探し回るトンボの前に現れたのは、従妹の渡子。そして懸命に時間稼ぎする部員たちの助っ人となったのは意外にも……。歌舞伎十八番の内「毛抜」。稽古を重ねて作り上げた彼らの芝居は、果たして……⁉いよいよクライマックスの青春歌舞伎小説、最終巻もトップスピード‼
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全7巻のシリーズ作品でしたが、クライマックスに相応しい、とてもさわやかな読後感でした。
部活動モノとしても見せ場がありましたし、根幹にある歌舞伎の描写の軽妙さが、物語に「厚み」 -
購入済み
カブキブに拍手!
くそぅ、最後ギャン泣きしてしまったじゃないか!青春学園モノと言ってしまえばそれまでだけど、榎田先生の作品はやっぱりひと味もふた味も違うんだなぁ。歌舞伎という少し難しいテーマを、わかりやすく、それでも説明だけに走らない、物語と絶妙なバランスで展開していくこの作品。やっぱり見事な文章力、そしてキャラクター。もう、1人1人が本当に存在するんじゃないか?ってくらい生き生きとしている。背景も見事!アニメ化は何だかチープな感じがしたけど、原作は本物です。実写化して欲しい!!
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ネタバレ去年読んで最終巻手前で止めてたシリーズを夏の塩から読み直し、ようやく最終巻まで読みました。
読めなかったのは飽きたわけじゃなく、もったいなくて。
読みながら薄々感じていたものが確実になって、泣きながら読みました。メッセージの時泣いたのとはまた違う、なんだろう。
普通、BL、というかこうした同性愛ものだと嘘みたいにハッピーエンドだと思うんだけど、途中からBLなのか?と思うくらい二人の関係が自然なものになって、またテーマがもっと重いものが見えた。別にバッドエンドでもない。ハッピーエンドでもない。そうした括りが必要ないほど、自然に流れていく終わり方。
辛い、けど『進んでいる』。
辛い別れが多い -
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ネタバレ去年の10月にも読んでいるのだが、なぜかレビューを書いていない。泣いたのに。
そして今回もまたこらえきれず泣いてしまった。1年越しの再読で泣くってなかなかないのではと思う。
おそらく前回は早く続きを読みたくてレビューどころじゃなかったのかな!と思うので改めてレビュー。
途中薄々嫌な予感はしたけれど、なかなか残酷で、とにかく痛々しくて、でも非常に現実味を帯びた描写。
魚住に久留米がいて本当に良かった、と心から思える話だった。
そしていわゆるBL作品なのだが、読んでいると男同士とか関係なく、この2人の恋愛が羨ましく思えた。あまり小説を読んで思ったことはないのだが、なんというか、こんな恋愛をし -
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ネタバレシリーズ6作目。ネグレクト、パワハラ、老々介護など、今の世の中では他人事と済まされない社会問題が大テーマとなっていて、重みのある内容でした…
そんな中、救いは食堂でボランティアの仕事をして前向きに頑張るマメの成長ぶりでした。眩しい、かわいい。
麗花、春香、美亜とひとつひとつのエピソードと事件が、話が進むにしたがって繋がっていき最終的にはっとさせる結末になっていくところとかやっぱりすごいと思ってしまいます。
そして今回も伊織の鋭い推理力と洞察力があますところなく発揮されていて、事件解決には爽快感が。
…でも、犯罪そのものはやるせない気持ちにさせられました。傷つき傷つけられ、追い詰められた人間の -
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ネタバレ楽しみにしていただけあって一気読み。
これは途中で止められないな……
異様に和菓子が食べたくなるのと、春に満開の桜を感じながら読みたかったなぁというのと。
マメが高校生化してきたのは伊織さん的にどうなのかなそれでもやっぱり可愛いんだろうな
夷さんとの花見のシーンの色気よ……綺麗すぎる……さすが榎田さん。あのシーンだけ中村明日美子さんに挿絵描いていただきたい……
毎回のことながら主語のない(隠された)モノローグ、とでもいうのか、回想というのか、それを主語を推理しながら読んだり、読み返すのが楽しい。
最後までチョコたっぷり!な書き方も一気に勢いで読める理由なのだろう。
チョコというかたっぷりなの -
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‹内容紹介より›
新学期。カブキ同好会に念願の新入生がやってきた!同時に元歌舞伎役者の指導員も決まり、やっと正式な「部」に昇格できると張り切る来栖黒悟(クロ)。だが、ヒゲモジャの指導員・生島のスパルタのせいで、入部希望者はすぐに激減。なんとか残った四人で、生島は『白浪五人男』の新人公演をやると言い出す。配役が気に入らない新入生の不満は、部長のクロに向かい…。この事態、どうすれば⁉青春の葛藤満載、第四弾‼
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新入生歓迎会の舞台が大成功を収めたカブキ同好会には、50人を超える入部希望者が殺到します。
しかし、新たな「指導者」となった不審な男のしごきにより、最終的に残ったのは4人。
そして、 -
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ネタバレ‹内容紹介より›
来栖黒悟(クロ)、高校一年生。好きなのの=歌舞伎。その想いが募り、カブキ同好会を結成したクロだけど、お披露目の舞台を前に、熱中症で倒れてしまう。同学年で歌舞伎経験者の阿久津が飛び入りで代役をこなし、舞台は何とか無事終了。しかも、阿久津には才能があると、クロは見抜く。さて次なるは大舞台の文化祭。人気実力兼ね備える演劇部と、場所の取り合いで対決することになり⁉カブキブVS演劇部、いざ出陣の第二弾‼
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クロが倒れた後、阿久津が飛び込んだ老人ホームでの舞台からスタートします。
今作もスピーディーな展開と素敵なキャラクターが大活躍。
いかに素晴らしい舞台でも、「予備知識」がない -
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ネタバレ‹内容紹介より›
高校一年生の来栖黒悟(クロ)は、祖父の影響で歌舞伎が大好き。歌舞伎を部活でやってみたい、でもそんな部はない。だったら創ろう!と、入学早々「カブキブ」設立を担任に訴える。けれど反応は鈍く、同好会ならといわせるのが精一杯。それでも人数は5人必要。クロは親友のメガネ男子・トンボと仲間集めを開始。無謀にも演劇部のスター、浅葱先輩にアタックするが…⁉こんな青春したかった!ポップで斬新なカブキ部物語、開幕!
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最初は、登場人物の一人、蛯原仁(歌舞伎名門の御曹司)と同じように思っていました。
歌舞伎は伝統芸能で、簡単にYAの小説にするなんて、と。
ただ、読み始めてからはあっという間