榎田ユウリのレビュー一覧
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青目…青目よ…。なんてこったい…。その後、何があったんだい…。
4作目突入の今回は、今までで1番辛かった巻でした。色々辛い、色々泣ける、人間が怖い。
今回は駅近のタワーマンションで自殺が発生。
しかも同日に2人の女性が。1人は飛び降り、1人はリストカット。
しかし鱗田はどうも腑に落ちない。2人は『オバリヨン』と『どうもこうも』と言う珍しい妖人申請をしている。リストカットはまだしも、飛び降りの方に不信感を抱く鱗田。今回もY対の出番です。
本作を読んでいて、あまりにもきつくて感想を書けなかった『母と言う呪縛 娘と言う牢獄』がずっと頭を過ぎっておりました。
特に専業主婦のカオリのエピソードを読んでいると、実際にあったんだよな、こういうの…と背筋が凍るようでした。榎田さんがもし『母と言う呪縛~』を読んでいらっしゃったら、驚かれたかも。
母と娘、行き過ぎた愛情が依存と過度な期待と嫉妬に変わる。母と息子という関係性とは大いに違う。
今回の一人称視点はどれも胸に刺さる内容でした。
衝撃の事実が明らかになった前回ですが、今回はその辺りがいよいよ深掘りされて行きます。
洗足先生はずっと体調を壊して、ふらふらの状態でY対に協力。
しかし脇坂も言っていましたが美男子が風邪で伏せっていると何でこうも色気があるのか。
私なんか風邪を引いたら目も当てられない汚物になるのに。
そんな先生を心配して生姜の蜂蜜漬けを自作しちゃう犬神の妖人の甲藤。まだ登場して2回目ですがやっぱり憎めないし、なんならキャラの中で1番成長が期待出来る。暴力的な性格が治らない彼ですが、洗足のお陰でこれからどんどん成長していきそうで期待大です。
この辺りもキャラクターの動かし方が相変わらずうまい!!
そしてマメくんにまた感動。まだ甲藤は苦手だけれど、洗足に懲りずに弟子にしてくれと頼んでは追い返され、いつの間にか姿を消す甲藤に
「少し可哀想に思える。彼にはちゃんと帰る家があるだろうか。そこに彼を待っていてくれる人がいて、今の自分たちのように笑いあったりできるといいのだけれど・・・・・・。」
と、心配してしまう。なんて、なんて良い子なんだ!この世の善意を全て集めたような子!!(中身は大人だけど)
そんなマメくんの過去も今回は明らかに。よしよし、と撫でてあげたくなる…。そのうち甲藤にもスポットが当たりそうかな?
しかしですね、そんなマメくんの過去も吹っ飛ばす壮絶な過去をお持ちの方がいましてですね…。
しかもこれでもまだ全容が明らかになっていないんですよね。
これが本作の事件とかなり符号していて、じわじわと悲しみが押し寄せて来ます。
最後の愉快そうな姿ですら、色々想像して切なくなってしまう。
さて肝心の事件ですが、冒頭の方で割と確信に迫る事を書いてしまっているのでこれ以上は何も言えないのですが、洗足、夷、マメくん3人の血の繋がらない家族との対比が凄かったように思います。
1巻からここまでずっと、丁寧に洗足たちの家族としての絆を描いてきた理由が分かりました。
なるほど、これがひまわりめろん師匠の仰る溶かす作業か。(詳しくはひまわりめろんさんのレビューをご覧下さい)
今回の洗足家族の平和なシーンに、話の構成のせいなんでしょうけど何故か泣けてきて、一旦天を仰ぎました。
全体的に悲しい事件でしたが、唯一の救いはカオリと娘の美湖ちゃんとの絆でした。
美湖ちゃん…かわいい!!特殊な趣味のお兄さんが見たら堪らんかわいさ!!
どうか2人はいつまでも幸せに…。
今回は紙の本ならではの仕掛けが1箇所ありました。ひまめろ師匠が次の巻に紙の本の弱点を逆手にとった仕掛けがあると仰っていましたが、本作のは分かりやすく、且つ非常に効果的でした。
深い深い闇に落ちて行きそうな感覚になり、少し寒気がした程。(クーラーが異常な程に効いていた、という事実は置いておいて)
遂に一線を超えてしまった青目。
いよいよ覚悟を決める洗足。
私は1巻から面白く読んで来ましたが、確かにどんどん中毒性が増して来ます。
おっと、脇坂の話をするのを忘れてました。
最後の方で前回に劣らぬ大活躍を見せてくれたので次巻も楽しみなのですが、白雪姫はネクロフィリアの話だ、とのたまう彼がやっぱり大好きです。
そんな視点で考えた事無かった…笑
そして青目のエロさの理由が分かってきた…(きっとみんみんさんなら同意して下さるはず) -
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第4弾!
同じマンション同じ日、自殺!
しかし、その裏には…
娘と母親の関係って、微妙な関係なんやな。
知らんけど、娘ちゃうから。
そう言えば、従兄弟の姉ちゃんも言ってたな。娘の話。
同性だからこそある色んな事。
相槌しか打てんかったけど。
自殺とは考えてなかったけど、更にどんでん返しあり。
裏で糸を引くのは…
う〜ん…
怒り心頭やな。
青目の旦那に!
でも、それすらも想定してるやろうし…
その為に、起こしてるんやろうし…
伊織さんを怒らせる!
気を引く為に…
とうとう、一線を超えてしまった!
伊織さんの身内に!
マメちゃん!!!!!
自分が、やられてる訳やないけど( *`ω´)
(犬神のヤツ、そのうち仲間になるの?)
しかし、後半に盛り上げてくるな〜!
次読まんと仕方ない展開や〜!(^_^)v
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金曜日に、
『デッドプール&ウルヴァリン』
観に行って来た〜
おい!ウルヴァリン死んだんとちゃうんか!
TVA (時間変異取締局)とか出て来て、時間軸監視とか、マルチバースとかなると…
最近、これ多い…
何でもあり感タップリで、ちょっと引く…
悪童2人が暴れるという意味ではスキッとする。グロいけど。
あとは、X-MAN、ファンタスティック・フォーとか、マーベルのヒーローもんの知識要!
で、みんな見返して、マーベルが儲かるという図式(−_−;) -
Posted by ブクログ
青目がエロすぎる!!
(のっけから失礼、そんな事言ってる場合じゃないシーンでしたが、あれはエロい…あれ?そう思うの私だけ…?)
シリーズ3作目。今回は人魚です。人魚と言えば肉を食べると不老不死になると言う伝説がありますが、本作の人魚さんはお身体が弱い。海から離れると可哀想な位にお身体の不調が。
今回、Y対が洗足たちと挑むのは誘拐事件です。『人魚』の妖人登録がされていた婚活に勤しむ女子、水希が誘拐されます。ですが身代金は要求してこず、謎の気持ち悪いメールが来るだけ。
不老不死を手に入れる為に彼女を食らうつもりなのか?
急ぎ解決を求められるY対ですが、実はこの誘拐事件には深くて悲しい事実が…。
今回は妖琦庵でのほっこりシーンが少なめな事もあり、より切なくなりました。
ちくわぶについて言い争っている洗足と夷に癒された…。
事件の捜査の為に脇坂と夷が婚活パーティーに潜入するのですが、ここでの夷のモテっぷりも笑いましたが、重要な人物2人と出会います。
水希と一緒に婚活にせいを出していた40手前の加南と『犬神』の妖人である甲藤です。
甲藤は中々のクズですが何故か憎めず、是非とも今後も活躍して欲しい所。
加南が脇坂を気に入り、それを利用して水希の情報を引き出します。
これはあまり言えないのですが、この加南が初め怖かったのです。榎田さんは女性なので、女性特有の繊細な悩みにはお詳しいとは思うのですが、それにしても表現方法が上手い…。
彼女は途中、脇坂へのメールだけの登場になりますが、このメールがじわじわと来る。
もしや、もしや…と途中から少し背筋が寒くなりましたが、最後は非常に悲しくなりました。
脇坂よ、受け止めてくれてありがとう…
そして脇坂の刑事としての成長っぷりが凄い…!
珍しく鱗田と洗足がペアで動き、脇坂が活躍する場面があるのですが、私は嬉しいよ…
君は本当に、やればできる子…。その調子で頑張って!でも天然なまんまでいて!!
毎回、脇坂以外の一人称の場面は非常に重要なので注意して読むようにしているのですが、今回のは特にミステリーとして良く出来ていました。
それも踏まえて、今回の第3巻は今後の展開において非常に重要な巻なのではないかと。
先に読まれているひまわりめろん師匠のレビューを拝見していると、恐らく青目と洗足の攻防も含めた妖人の悲哀というものがより深く描かれてくると思うのです。
今回のラストで明かされる衝撃の事実もそうですし、鶏が先か、卵が先か…という因果性のジレンマも出てきます。
これは本当に今後の物語の動きが楽しみで仕方がありません。
でも切なくなりそうな予感。
しかし最後は本当に驚いたなあ…。「うぇ?!」ってお得意の変な声が出ました。
そうくるとは微塵も思っていなかった。
それにしてもエロかったなあ…。そっちが気になって裏で起こっている大変な事を一瞬忘れてしまったなあ…
榎田さん凄いなあ…(一体、何に感心しているのか) -
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。゚(゚´Д`゚)゚。
ダメだわこれは
ダメです
もっと読まれていなければダメな作品ですよこれは!
あーたたち!
素晴らしい!★5じゃ足りない来ました!
やっぱりみんみんおすすめは間違いないわ
そりゃそうだわ
まずグランドデザインというか、紙の本の弱点を逆手に取ったデザインが素晴らしいのよ
詳しくはめんどくさいから書かないけど(え?ネタバレとかが理由でなくて?)
心にズンとくるのよ
じわっともくるのよ
差別ってなんでなくならないのよ!ってことや
強いってどういうこと?弱いってどういうこと?ってのをめっちゃ考えさせられる
そして強い人になるってどういうことなんだろう?って
そしてね「妖人」っていう設定が、単なるキャラもんじゃないのよ
この物語に「妖人」がいる必然性がめちゃくちゃに感じられる
榎田ユウリさんが「妖人」を生み出した必然性がめちゃくちゃに感じられる
そんなシリーズ第5巻でした!
ユッキー、ウルちゃん早く追いついておいで!マジ凄いで -
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こわっ!こ〜わっ!
あるのよね〜
こういう読書体験
あるのよ不思議と
これの前に読んだ三宅香帆さんの『娘が母を殺すには?』と主題が全く一緒
まじ、ひびりました
もう『娘が母を殺すには?』に書かれてたことを小説にするとこれになります!ってくらいの丸かぶり
母親の束縛から逃れようとする娘が…の物語なのよ
そして、それもそのはず参考文献が全く一緒w
方や評論、方や小説
いやー連続で読むかねしかし
ちなみにその参考文献とは『母は娘の人生を支配する なぜ「母殺し」は難しいのか』斎藤環(NHKブックス)です
物語のほうはいよいよ面白くなってきましたよ!
そしてシリーズ第四巻で溶かす作業に入ってきましたね〜
ん?溶かす作業ってなんやねん!て?
えっとね
第三巻までは固める作業をしてたと思うんよね
キャラクターね
キャラを固めて、読者にこの人はこういう人なんだよって思ってもらう作業ね
で、一旦固めといて、今度は少しづつ過去を語らせたり、意外な人間関係を明らかにしたりして溶かし始めるわけ
で一旦確定したと思わせたキャラの真実の姿を少しづつ見せて行くってやつよ
そしてそれが凄い上手い!上手いっていうか繊細なのよ
溶かす量や場所がものすごくいい感じなんよね
で溶けてることに気付いてる自分にまた( ̄ー ̄)ニヤリなのよ
うーん、たぶん榎田ユウリさんにうまく乗せられてるw
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Posted by ブクログ
みんみんさんのお勧め作家さん、榎田さんのシリーズ物、第一弾です。
ちゃんと予習しましたので表紙を書かれている中村さんの絵で脳内再生致しました。
みんみんさんは最初の方は少し我慢して読んでねと仰ってましたが、全然面白かったです!
まず、妖怪のDNAを持つ妖人という存在が発見され、DNA検査を強要するか否かという世界観が良いです。亜人を少しまろやかにした感じかな。
とは言え差別も横行しているのでやはり人外とのハーフは生き辛いもようです。
冒頭の水泳選手が実は河童との妖人でしたという記者会見から掴みはOK。
ホラー文庫となっていますが、どちらかと言えばミステリー要素が強く、この事件も良い意味で嫌な気持ちにさせられるので良かったのですが、ちょっと悲しい出来事もありましたので複雑です。
被害者は美意識の高い女子大生。崖の下で遺体で見つかります。監禁されガリガリに痩せさせられてはいるものの、シルクの高いキャミソールを着せてもらっていたりネイルもして貰えていたり、血糖値まで管理されていた痕跡があり、本来は殺すつもりでは無かった事が窺えます。
謎の多い事件ですが、妖人が絡んでいる可能性があるとして、警視庁の『妖人対策本部』通称『Y対』が動く事に。
中々特殊な組織なので例に漏れず他の刑事からは距離を置かれています。
何か理由があるらしくY対に所属している鱗田と、コンビを組むことになった新人の脇坂の2人が、茶道の先生でもあり妖人でもある主人公の洗足に協力を仰いで事件解決に臨む、というお話の流れです。
榎田さんはBL方面の作品を一冊しか読んだ事が無いのですがキャラクターを動かすのが本当にお上手だと再確認。
それぞれ個性があって生き生きとしています。
巧みなストーリーテリングで、前もそうだったのですが一気に引き込まれてあっという間に読み終えてしまいます。
コメディ調のやり取りをちょくちょく挟むのですが、これがうるさくないし楽しいんですよね。
その軽妙なやり取りを主に担当してくれるのが脇坂。以前から妖人に強い憧れを持っており、高級官僚の孫でエリートになれるお坊っちゃまなのに、妖怪マニアで自ら志願してY対に。
洗足にアホだと罵られても気にせずに、知識が足りないと言われてちゃんと勉強する前向きさ。
天然で漫画みたいな動きをする落ち着きのなさだけど、やる時は物怖じせずに行動する。
しかもめちゃくちゃ純粋な良い人!
洗足の元に小豆洗いの幼人のマメがいるのですが、その子と仲良くなり2人でとある会へ向かう時の台詞に感動しました。
自分は小豆をとぐしか脳がない、としょんぼりするマメに(魔界水滸伝の感想の時に私も同じような事を言ってたもんな…)
「僕の友達の中で、マメくんほど真っ直ぐな心を持った人はいません。それって凄い美徳なんですよ?」
「かっこいいとか、頭がいいとか、褒め言葉はいろいろありますけど、美徳があるなんて言われる人は滅多にいないはずです。マメくんもやっぱり特別です。」
脇坂…あなた、アホじゃない…全然アホじゃないよ!!
なんと言う素敵な励まし方…。こういうのサラッと言える人になりたい!!
シリーズ物の1巻なのでキャラクターと世界観を説明せねばならない巻だと思うのですが、特にキャラクターがもうすっかり頭に入る位にしっかり書かれています。
洗足も驚く能力の持ち主で、隠された左目が予想以上の重要性を持っていて、性格もひねくれてるけど情に厚く、主人公として申し分ないですし、マメくんは可愛いし、家礼(執事のようなもの)として洗足に仕える、管狐の妖人の夷も目立った個性はないのに存在感があるし、なによりシュッとしたイケメンだし。
そしてどうやら洗足のこれからの行末にかなり深く関わって来そうな女好きのワイルド系イケメン青目。女性を日替わり定食にする程のワイルドさ。
魔獣狩りの毒島と言い、ワイルドイケメンは皆精力的なのか。(偏見)
青目は妖人の中でも中々に曲者らしく、今回も直接手は出していないものの事件には関係していました。
これからの動きが1番気になるキャラですね。
当初、いつもの例から考えて夷が推しになるかなと思いきや、ダークホース脇坂が推しになりました。
キャラがしっかりしているシリーズは推しが出来るのも楽しみの1つですね。
さてそんな面々が追っていく女子大生殺人事件なのですが、結末が予想外なものでした。
嫌な予感はしていたのですが、こうなるとは…。
きっかけが、この後日談も含めて個人的には良く出来てるなと感心しました。
傍から見ればそんな下らない事で?と思われるかも知れませんが、確かにこの手の人にはこの言葉はタブーですね。
女性の見栄と怖い面、男性の理想に対する偏愛の恐ろしさ。こういった事もたっぷり味わえて1冊で何粒も美味しい作品でした。
私は小説の終わりが1番好きで、ここの良さで大分評価に影響するのですが、これもかなり良かったです。
チカちゃん…君は色々と反省した方が良いよ、こんな友達は絶対に欲しくない。 -
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「妖奇庵夜話」シリーズ、全10巻読み終えた。妖怪のDNAを持つ異質な存在としての妖人と人間。マイノリティとマジョリティの社会の話がベースにあり、探偵ものとしておもしろく読めるさすがの構成だった
1巻ごとにミステリが用意されていて10巻(実質9巻)を通してシリーズを通しての人間ドラマや謎も用意されているので順番は守って読んだほうがいいかもしれない。婚姻制度、ジェンダーなどの要素を入れつつ、ストーリーのなかでは明確なメッセージを打ち出していて魚住くんシリーズでも思ったことだけれど榎田先生は社会の抱える問題を物語に組み込んでいくことがうまい…。文体も読みやすくて気負わずに手に取れるところも好き。疲れていても文体を追える作家さんはありがたい -
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久しぶりのレビューは大好きな榎田ユウリ!
そして待ってましたの第二弾‹‹\(´ω` )/››
ゆるふわ男子の企業相談に始まり、秘密ありありの美少女&オカメインコ、イケメン神鳴の悩み…
榎田ユウリのセリフのテンポ、間や掛け合い、脳内再生される一人称は立板に水のごとくで、とにかく読んでいて気持ちいい!!
もう私のドストライクの作家さん:.゚٩(๑˘ω˘๑)۶:.
一見軽そうに見せて内容は深くてそれも良い。
そしてこの表紙です!!
中村明日美子先生の美しいアラフォー男子2人…
眼福のメガネ男子ポッ(*゚.゚)(゚.゚*)ポッ
人としてどうなの?ってリッちゃんだったけど蔦屋敷の変わり者達に囲まれて人間関係成長中。
第三弾を待ってます\(//∇//)
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Posted by ブクログ
DNAの解析技術の進歩により、妖怪のDNAを持つ人間が存在することがわかった。
果たして彼らは人なのか否か?特に人間離れした能力を持つ妖人に人間は恐れを抱いている…そんな設定でのお話。
妖人絡みの事件で出馬する美貌の茶道家の妖人伊織の存在感はもとより、同居している妖人たちのキャラがとても魅力的で、このシリーズはキャラで読めそうだと思った。
かと言って、ストーリーは軽すぎず、しっかりとした読み応えがあった。
今回の話。一番たちが悪いのは、悪意のない邪気、無神経な無邪気で、それが最悪の結果を生んだんだと思った。
悪意に無自覚なことは法律で罰することもできない罪で、たちが悪い。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ全5巻。ついに読み終わってしまった。
最終巻である「夏の子供」が1番好きだ。
太一と魚住のふれあいが温かくて微笑ましくて、とっても好き。
あ、あとお祖母さんお手製の肉団子が食べたい。
沢山の出会いと同時に、沢山の死が描かれているシリーズだった。
魚住を通して、いつか迎える大切な人との別れ、自分自身が居なくなったあとのこと、そしてそれは突然訪れるのかもしれないという現実を考えざるを得なかった。
魚住のあまりに不運な生い立ちに胸を痛め、久留米やマリ、サリーム達との出会いを得て取り戻していく魚住の人間らしさに胸が温かくなる。良かったね、と魚住をだきしめたくなる。
このシリーズに、みんなに出会えてよかった。
魚住と久留米の関係にはヤキモキしたりもしたけど、魚住には久留米じゃないとだめだし、久留米には魚住じゃないとだめなんだよな。なんて温かくて素敵な関係。いいなぁ、いいなぁ。どうぞ末永くお幸せに。
表紙のイラストもとても良い。
5冊とも読み終わった後に改めて表紙を観ると心にじんわり沁みる。
はあ、良いシリーズだった。
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あ〜読み終わってしまった、、、
でも魚住と周りの人々の人生は川の水のようにゆるやかに流れて続いていくんだなと思える、本当にほんとうに良い終わり方でした。
「そうだよね、人は生まれるんだよね。死ぬ人もいるけど、生まれる人もいるんだ」(p.319)
魚住のこのセリフが全てだった。
最初にこのシリーズを読んでから8年の間に私も大事な人を何人か亡くし、心の病気にもなりました。なぜ今この本を再読しようと思ったのか自分にも説明はつきませんが、何か導かれたように思えます。魚住と周りの人々の言葉に私は何度も救われました。
「全然知らない人が死んでも、べつに悲しくないでしょう?ちょっと知ってる人だと、やっぱりちょっとショックで、大好きな人だと、それはもう……悲しい」
だから、と魚住は続ける。
「すごく悲しいっていうのは、悪いことばかりじゃないのかな、とか」(p.297)
欲を言えば久留米のバックボーンをもっと覗き見たかったな、とか、響子ちゃんやマリ、濱田の日々や魚住と久留米の幸せな日常なんかももっともっと見たかったー!なんて思ってしまいますが、またどこかで彼らに会えることをひっそりと願って、傷とともにゆるやかに嫋やかに私も生きていきたいと思います。
これがデビュー作だなんて本当に…榎田先生に出会える人生で良かったです。そして手に取りやすい文庫にしてくださった関係者の皆様にも心から感謝申し上げます。