榎田ユウリのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
シリーズ第二作なので、死神とクライアントのシステムなどが分かっているという前提で展開する群像劇。いや、群像劇とまではいかないけれど、クライアントが四人いっぺんに出てきます。
お前はもう死んでいる、動けるのはあとわずかだ、と言われたとき、人はどういう行動をとるのか?
このお話に出てくる人たちはみんな何か心残りがあってそれを解消すべくもがくんだけど、そういう心残り、自分にはないかもなあ、なんて我が身を振り返ったりもしつつ読みました。
そして、ラストのラストでびっくりな仕掛けが!いや、うん、ただものではないなとは思ってたけどさ!まさかの!!!
シリーズ残り2冊です! -
Posted by ブクログ
ネタバレ武士の隼人と英国紳士のアンソニーが同居する物語
人からこうあるべきと「期待」される中で、自分らしくあるというのはどういうことか、自分にとっての幸せとは何なのかを考えさせられる一冊でした
結婚式でのカムアウトのシーンで、「幸せになります」と最後に花嫁が発したセリフにこの物語の主張が詰まっているように感じました
いろんな考え方をする人々がいて、理解してくれる人もいればそうでない人もいる。それでも「自分は自分と、自分を貫いていいんだよ」と解釈しました
何かを始める・人に会う・人生の環境が変わるそういういろんな「出会い」の季節の春の4月に読むのに良い本だと思います
個人的には、これまでの出来 -
Posted by ブクログ
シリーズ12冊目!
すごいねえ。天青がすくすく伸び伸び育っていて、鶏冠との信頼関係もきちんとできていて…鶏冠もきちんと育ってるんだよなあ。
この巻のはじめの独白、よく分からずに読んだけど、すべて読み終わってから読み直すと誰から誰へ向けた言葉なのか分かる仕組みになっている。憎いねえ!
この子を主人公に据えたことも、最後あの人を出したところも、ファンサービスが過ぎます!ありがとうございます!!
この物語には王宮というものや身分制度というものが出てくるけれど、決してそれに安穏とはせず、いい方向へ変えていこうという若者たちの情熱が描かれているのが好み。それに対抗する勢力のこともきちんと背景が描 -
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Posted by ブクログ
面白いシリーズを見つけてしまった!!
不遇な少年がチート能力を持っているとして都の偉い人に見出され…というファンタジーのあるある設定なんだけど、それがこんな面白くなりますぅ!?っていうのが魅力でしゅ。
はじめの1ページ目からもう面白くてどうなっちゃうんだろうとページを繰る手が止まりません。で、この巻は短い!
ラノベならではの、やたらイケメンが出てくるという特徴があるんだけど、無駄がない。イケメンだからこそこういうことができて、こういう背景があってと、ちゃんとイケメン設定が生きてるのがよかった!
全12巻。この角川文庫では挿絵&あとがきなしだけど、元の角川ビーンズ文庫では挿絵&a -
Posted by ブクログ
「死とは生きている人間に何を与えるのか?」ということが、自分の中での、この作品を読んでみての大きなテーマだった。「死」という事実にどんなストーリーを持たせるか、求めるのかは、個々人の生き方に依るところが大きいのだと思う。
その意味で、主人公、矢口と小日向はとても対照的で、だからこそ惹かれ合うのだろうと感じた。
本自体としては、誤字脱字が多く、読みづらいけれども、そこを脳内で補完できるのであれば、自分を映す鏡にできるだけの価値はあると感じる。
読んでみて自分が残念だったことは、推理の要素のアテが外れたことだ。
そこかしこに、ヒントは散りばめられていたが、それを丁寧に汲み取れるには、まだまだ読み込