榎田ユウリのレビュー一覧
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イヤイヤイヤイヤ著者もう、どんなけSっ気たっぷりですのん。
もうこれ以上、鶏冠を追い込まんといたって…!
同じように、天青を始め、藍晶王子も曹鉄も充分苦境に立たされてるのに、鶏冠だけはアカン…。
可愛そうすぎて、見てられへん…。
ほんまに著者はハッピーエンドを書くつもりがあるのか。
そもそも著者はこのシリーズをハッピーエンドにするとはまったくいうてはらへんか。すいません。私が勝手に、いくらなんでも最終的にはまるっとおさまるんやろ、って思ってるんやんね。すいません、著者に関してはそんなスイーツな展開とオチは無条件に期待できない気がする(最大限の誉め言葉)!
天青が宮中に来てからしばらくはこ -
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ネタバレp91心が疲れているとき、人は水を求める。飲むための水というよりも、水の存在そのものを求めるのだ。
賢母の住む紫苑宮の庭奥の場面。鶏冠が小川のほとりに立ったときの内面描写。心が疲弊している彼は苑遊に会う前に足先を小川に入れる。
そして思い出すのは死んだ弟の葉寧のこと。その死んだはずの弟が現れて突如鶏冠に殺意を向ける。
p124また時期は異なるが同じ小川で今度は葉寧と天青が出会う。饅頭を分け合って食べたりお互いの境遇を話したり穏やかなひとときを過ごす。二人とも鶏冠と繋がりのあることを知らない。
この対照的な場面が印象に残った。
曹鉄が王子なのか否か。まだはっきりはしない。p175……赤子であ -
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ひとは
自分とは違うもの、理解が及ばないもの
に対して敏感に反応する
自分として生まれた以上
どうしたって自分の範囲から抜け出せないのだから
自分は自分、他人は他人という自己暗示では
越えられない壁があって
ある程度は仕方ないのかなぁって思うけれど
過剰すぎるなぁって思うところはあって
なんでだろうなぁって
-それはたぶん「怖がるな」と言い聞かせるのが難しいのに似てるのではないか。-
なんとなく腑に落ちた感じです。
彼女を殺したのは誰?
直接引き金を引かなくても
自覚がなくても
人を殺すことってあるのかもしれない、なーと感じた次第です。
榎田先生のお話はカブキブ!が大っ好きなんで -
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このシリーズももう10巻までいったけど、ほんと失速せずにおもしろいのがすごい。
毎回続きがどうなるんだって気になってしょうがない。だけど、鶏冠がどんどん辛くなっていって読んでいるこっちも辛い…。
こんだけ人の欲や醜さが渦巻く宮廷で、これだけ心が綺麗でいられる登場人物たちがすごすぎる。みんな本当に強い人間だ。
新キャラもまた独特だけどかなり良い人そうで、なんとか物語がいい方向にいかないか願うばかり。
最近はおもしろいと同時に辛いことが多すぎる…。
人の強さとは、他人を許すことであり自分を許すことである。今回の巻で印象に残ったのはここでした -
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ネタバレ面白かった!
シリーズ2作目の感想を書いた時に、
1作目は序章と書いたのだけど、
3作目を読むと、1作目も2作目も序章でした。
非常にまとまっていて、読みやすく
納得ができて、小説として綺麗にまとまって
読み手が納得する話になってた。
1作目2作目で、死神の人物としての振る舞いに
ブレというか、ブレてはいないんだけど、
「あぁ、そう行動させちゃったか、残念」と
読んでて思った瞬間が何度かあったのですが、
3作目はそれがなかったのが、私的には満足でした。
3作目は1作目2作目の短編が重なっているのではなく、1冊で1つの流れになってます。
ある事件(文字通り事件)から始まり。
それの犯人 -
購入済み
面白いです。
はじめの方は 長編によくある中だるみか?と思って読み進めましたが、いやいや、中盤からは面白くなってきました。
できるなら、早く次が読みたいです。 -
購入済み
非常に面白かったのだけど…
元々、榎田さんの榎田尤利のペンネームでのBL小説が面白いと思っていたのですが、榎田さんのユーモアもあり真理も鋭く突いている文章に魅せられ、一般商業に移られた榎田ユウリのペンネームでの小説も面白いだろうとほぼ確信していたのですが、神官物語のほうは書き方の為かいまいち興味をそそられませんでした。
対して、こちらのシリーズはあらすじを読むに設定からして、なるほど!と思わせるものがありさっそく買って読んでみたところ、気が付けばのめり込むように読み耽っていました。
展開は勿論読ませるものなのですが、キャラクターも魅力的です。
ただ、今回のテーマである若い女性たちの友人関係が歪過ぎて、妖人よりもそっ -
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ネタバレ九巻は外伝集。短編6話収録。タイトルがおしゃれ。サブタイトルつきなのも粋。
5話「少年たちはノリゲをさがす-忘られぬ恋唄の譚-」冒頭の詩歌と神官書生である天青たちのノリゲさがしがつながらなくて「?」と思いながら読んでいた。「?」が「!」になって終わる。素晴らしいのひとこと。
6話の「ケナリの精は舞う-春爛漫 再会の譚-」ここで1話で登場した燕篤が再登場。まとまりのある外伝集になっている。そして私はだまされた。途中でおや?とは思ったけど、天青にご立腹の櫻嵐様が出てくるまで気づかなかった。でもまぁ…だまされたほうが面白いと思う(負け惜しみ)
表紙は可憐。登場人物紹介ページが好きでたまらない。紀希ち -
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久々にしっかり慧眼児が登場しました。
ただ平時においても天青は、徐々にではありますが慧眼の力と同一となりつつあり、慧眼が開いていないときでも、物事の真理を見抜く力がついてきたようです。というよりは、知識を得たことにより、より多角的に物事を捉えられるようになったと言うべきでしょうか。
もともと、まっすぐな少年だったけどね。
藍晶王子と曹鉄の王位争いが本格化し、天青や鶏冠には辛い日々です。
愚恩賢母の行動理由も明らかになりました。同情はしますが、だからといっていたずらに国を混乱に陥れるのは、施政者としていかがなものか。だから女王はダメって言われちゃうのよ。感情が先走るから。
熾烈な王位争いも、