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Posted by ブクログ
このシリーズももう10巻までいったけど、ほんと失速せずにおもしろいのがすごい。
毎回続きがどうなるんだって気になってしょうがない。だけど、鶏冠がどんどん辛くなっていって読んでいるこっちも辛い…。
こんだけ人の欲や醜さが渦巻く宮廷で、これだけ心が綺麗でいられる登場人物たちがすごすぎる。みんな本当に強い人間だ。
新キャラもまた独特だけどかなり良い人そうで、なんとか物語がいい方向にいかないか願うばかり。
最近はおもしろいと同時に辛いことが多すぎる…。
人の強さとは、他人を許すことであり自分を許すことである。今回の巻で印象に残ったのはここでした
面白いです。
はじめの方は 長編によくある中だるみか?と思って読み進めましたが、いやいや、中盤からは面白くなってきました。
できるなら、早く次が読みたいです。
Posted by ブクログ
今回は天青はさほど出てきません。
天青は天青で、また過酷な旅に出ようとしています。
この慧眼児、ほんと山育ちでよかったよね!
気軽に旅に出られる慧眼児じゃなかったら、物語すすまないわ!
そして櫻嵐。
これまでもそうだけど、やっぱり格好良すぎるわ。
惚れるよね。
女人だからこそ、情報を得ることが何よりの武器であると、語られていますが、
情報を得るということは、武器であると同時に、あらゆる心労を得るということでもある。
その心労を、「迷いはあっても悩みなし」として跳ね除けてしまえる強さに格好良さを感じます。
とはいえ、曹鉄の悩み、天青の心配、
その受け皿になってくれる櫻嵐の懐の広さ。
情報を得ることに長けていて、強さもあり、だからこそ、こういう心のうちを打ち明ける相手に選ばれる。
そしてそれは、男装の姫とはいえ、女性としての柔らかさもまた一役買っているのだろうなと思います。
ここからはネタバレかな?
ついに、葉寧と鶏冠が出会います。
8巻の登場で、鶏冠を憎んでいるんだろうことは想像していましたが、
直接的に攻撃を仕掛けるほどの憎しみを目の当たりにする再会のシーン。
そして、憎しみを持っていなければ、生きていけなかったという葉寧の境遇。
8巻の登場での雰囲気や、麗虎国における隷民への扱いなどから、葉寧が憎しみに駆られて生きることになった経緯や、その憎しみが鶏冠に向いていることも、想像していましたが、
やっぱり2人が対峙したそのシーンを文字で読んだときには、切なさを感じますね。
まさに天青が葉寧に言った「待たせるほうは、どうなのかな?」
『待たせる方も辛いんじゃないのか』ということは、これまで読んできた私たち読者は理解するところですから。
ひたすらに辛い人生、憎しみの人生
と思わせていた葉寧に心の拠り所があったということは、本当によかったなぁと、鶏冠のように思います。
その拠り所を取り返す、という終盤でこの10巻が終了。
さらに鶏冠の危機。
この危機があることで、葉寧との和解になったらいいんだけど。。。
表紙の2人のように、微笑んで穏やかに過ごせる日が来るといいね。
Posted by ブクログ
p91心が疲れているとき、人は水を求める。飲むための水というよりも、水の存在そのものを求めるのだ。
賢母の住む紫苑宮の庭奥の場面。鶏冠が小川のほとりに立ったときの内面描写。心が疲弊している彼は苑遊に会う前に足先を小川に入れる。
そして思い出すのは死んだ弟の葉寧のこと。その死んだはずの弟が現れて突如鶏冠に殺意を向ける。
p124また時期は異なるが同じ小川で今度は葉寧と天青が出会う。饅頭を分け合って食べたりお互いの境遇を話したり穏やかなひとときを過ごす。二人とも鶏冠と繋がりのあることを知らない。
この対照的な場面が印象に残った。
曹鉄が王子なのか否か。まだはっきりはしない。p175……赤子である王子の、ある身体的な特徴。
突飛な考えが頭をよぎった。赤子の赤の字でひらめいた。赤と言えば鶏冠の髪の毛。いや、まさかね……。私は承影剣のことがあるので曹鉄が王子だろうと思っている。
しおりを挟むならp216!
やっぱり曹鉄好きだなぁ(´- `*)
ラスト鶏冠がまたピンチに。もう鶏冠に痛い目を見せるのはお止めください。とユウリ先生に言いたくなった(ToT)
続きの11巻はすでに購入してるのですぐに読める。楽しみ(*^^*)♫
表紙のイラストは小さな頃の鶏冠と葉寧。しゃがんでる姿がなんとも可愛い♡
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