榎田ユウリのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
‹内容紹介より›
河内山学院高等部、カブキ部に夏がきた!初めての合宿に盛り上がる一同に、部長・来栖黒悟(クロ)は文化祭に向けた新演目『毛抜』を提案する。芳や花満など三年生部員にとっては最後の舞台だ。この演目は登場人物が多く、一年生の出演が必須。しかし個性的な三人の後輩たちには、それぞれに弱点があり…。それを克服させるため、クロが考え出した秘策とは?わくわく感ノンストップの青春歌舞伎物語、楽しさ弾ける第五弾!
ーーー
カブキ部の合宿。舞台をボイコットした一年生たちも心を入れ替えて練習にはげんでいますが、それぞれ芝居をアレンジしすぎたり、声がでなかったり、背筋を伸ばして舞台にたてなかったりと課題 -
Posted by ブクログ
ネタバレ‹内容紹介より›
文化祭での講演を大盛況のうちに終えた、カブキ同好会の面々。裏方を務める部長の来栖黒悟(クロ)は、歌舞伎に馴染みのない人々にも楽しんでもらえたと手ごたえを感じる。それには歌舞伎の英才教育を受けながらも、その道を断たれた同級生・阿久津の力も大きかった。しかし、人間国宝の歌舞伎役者・三代目白銀屋が、阿久津の才能に気づき、彼に会いたいと言い出して…。白銀屋の美形御曹司・蛯原仁の苦悩も描かれる、待望の第三弾‼
ーーー
文化祭のシーンなど、歌舞伎の舞台が描かれる部分は読みごたえもあり、わくわくしながら読み進めることができました。
今作では、阿久津や蛯原、クロのそれぞれが抱える「過去」に -
Posted by ブクログ
うわー、前作を読んでからめっちゃあいた・・・!
対象年齢が若いだけに、そんなに複雑なファンタジーじゃないんやけど、細部を忘れてしまうのでさくさく読んでいかねば。
シリーズもんはまとめて読むのが一番面白いよね。(;^ω^)
今回も、鶏冠の弟のくだりは
「あ・・・、そういえば、そんなこともあったっけ・・・」
と、思ったし、冒頭でその鶏冠が
「過去に縛られ続けるものだ」
と、いうようなことをいうたときに
「えっ、鶏冠って何の過去に縛られてるんやっけ・・・?」
と、本気で考えてしまった。すいません。この冒頭のシーンも、弟さんのことやったんよね。すいません。
しかし曽鉄が書庫に忍び込むくだりはあんま -
Posted by ブクログ
榎田ユウリセンセ原作で、2017年4月からTVアニメが放送されている『カブキブ!』のコミカライズ。
原作は3,4巻まで既読、アニメも録画で追っています。
歌舞伎への深い愛から、とうとう「歌舞伎部」なるものを創ってしまった高校生、来栖黒悟のお話です。親友のとんぼと一緒に部員集めに大奔走して、結果集まったのはかなりキャラの濃いメンバー。歌舞伎×部活のパワーがはじける青春物語です。
原作小説はセンセ独特のテンポのいいセリフのやりとりが楽しくて好きなんですが、やっぱりマンガは手っ取り早くて気軽に読めますね…
でも、榎田センセの話って、マンガにすると文字が異常に多くなりますね(笑)
まだまだ導入部分な -
Posted by ブクログ
ネタバレ良かった。今までの中で一番好きな巻かも。
それぞれの苦手やトラウマについて。
何が救いになったのか、何が克服に繋がったのか、わかりやすく共感できた。
好きなシーンは蛯原と唐臼の会話。
蛯原が同年代に褒められてはじめて嬉しいと思えたのは唐臼が同じ種類の努力をした人間で且つなんのお世辞でもなかったからなんだろう。
トンボが自身のいじめ体験についてクロに打ち明けたときのことを回想するところ。
クロは何もうまいことは言えなかったらしいけれど、もう大丈夫だ終わったんだぞというセリフはとても良かった。涙がでた。
水帆とトーマが勇気について会話するところ。
失敗のイメージを捨てるに、ほんとうにそのとお -
Posted by ブクログ
著者は、容赦がないよねー・・・。
今回の鶏冠の雨乞いの儀のくだりは、なんかもうめっちゃ怖かった。
角川ビーンズ文庫やし、挿絵もキラキラしてるし、わりとライトなタッチで書かれているので、イケメンばかりがゴロゴロ登場するわかりやすい小説なのかと思いきや、エピローグ的なラストシーンとか、どう!?
この黒幕、だれ!?
「主」と、いわれる人はまだ登場してへんかもしれへんけど、この「主」に情報をサラサラと流してる人こそ、だれ!?
これが苑遊やったらなんかもう泣く。
それやったらあんまりにも鶏冠が気の毒すぎて、なんかもう泣く。
「妖琦庵夜話」での青目もそうやけど、行動が悪役というよりは思考が闇なキ -
Posted by ブクログ
ネタバレわーーー!新刊!!^O^
おもしろかったーあっという間に読んでしまった
続き読みたい
というか!帯!!CLAMP!!!!!!
まじかーーー
いやーークランプは好きだけど、レイアースとかCCさくらとかガチはまりしてたけどさーー
なんっかちがうんだよなーー
この表紙の絵の人そんなにすごいうまいわけじゃない(失礼ながら)けど、けっこう的確にキャラ造形できてて、すきなんだよなー
これに寄せていくのかなーと思ったけど
人気あるひとにキャラデザお願いするんだろうな~
誰だろうな~こわいなー
と思ってたらクランプ!
うーーんうーーん
阿久津やかおる先輩はいいんだけど(丸ちゃんがほっそりしている)
トンボ -
Posted by ブクログ
前作を読んでから1か月以上経ってしまったけれど、全然大丈夫!! 何が
今回は櫻嵐、笙玲という新しいキャラも加えて、ますます面白くなってきた。ソッコーで次巻を予約しております。
せやけども、相変わらず40才には手ごわい表紙なんよね・・・。(;^ω^)
嫌いじゃない画風やし、挿絵も丁寧でええと思うねんけど、
めっちゃキラッキラよね・・・。笑
挿絵カットで、角川文庫で出してくれはったら大人でも堂々と読めるのになァ。
上橋菜穂子氏筆頭に、ファンタジーも最近すごい脚光を浴びてる(と思う)ので、ぜひ大人向けでさくっと出してほしいわ。
まあ、いいけどね・・・。どっちやねん
分かりやすい展開やけど、 -
Posted by ブクログ
ネタバレ著者の本は「カブキブ」から入って、その後「妖琦庵夜話」へ行って、ついに中高生向きのファンタジーライトノベルへ・・・。
こうしてみると、「カブキブ」が、異色やってんなあ、ちゅうくらい、面白いファンタジーでした。
ひつこいけどファンタジーで1巻から面白いってそうないで。
面白いです。
装丁を大人向きにしたら充分大人でも楽しめるライトノベルになると思います・・・。
黄楊の母親が亡くなるシーンとか、うっかり泣きそうになったよ。
このあたりに、「いけすかない権力者に虐げられる民」とか「腐敗した政治への憤り」ちゅうようなものが見えるし、またそこに鶏冠や藍晶王子も居合わせてるというのが、今後この「権力者側