榎田ユウリのレビュー一覧
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マメくんが、食堂でボランティアとして働き始めた。
が、殺人事件がおこって、彼は容疑者とされてしまう。
とはいえ、さくっと容疑ははれるんだけどね。
今回は、とても日常的な話。
日常的なのに、なんともいえない居心地の悪さがあって、事件がおこって解決に向かっていく間に、その居心地の悪さがほどけていく感触があって、上手いと思う。
うん。
今までの話は、閉塞感が常にあったのだけど、今回はなんか違ってる感で、きてる。
上手く、ギアチェンジしたと思う。
とはいえ、オチは弱いかな。
まぁ、むしろ弱いからこそ、彼女たちの境遇が浮き彫りになるのだけど。
…桜餅が猛 -
Posted by ブクログ
せっかくのシリーズもんなので、間をあけずに読もう! ・・・と、思っていたのに、前作を読んでから3か月くらい経っているという恐ろしさ・・・。
・・・。しかし・・・。
これ、やばいよね。ほんまやばい展開というかフラグが立ちすぎやろう。
エピローグでどう見ても黒幕気味なのは苑遊・・・やんね、これはどう見ても・・・。
えーーー、もう、これ以上鶏冠を追い込むのやめてあげて!!
ほんまにかわいそうやから!!
でも、著者はどうも、天青みたいなまっすぐな子は打たれ強く、鶏冠のようなマジメな人はどんどん追い込んで苛める、みたいなところがあるよね!?
しかも苛め方が本気やねん・・・。
大丈夫かな・・・ -
Posted by ブクログ
登場人物ほとんどはワケアリなのだが、単純に子供(じゃないけど)だと思っていた彼が…。
実は、っていうあたりは、定番といえば定番だし、そのあともステレオだといえばステレオなのだけど、なんなんだろうな。ワケアリが、肩よせあってひっそりとがんばっていたのに、それを土足で踏み荒らすというか、用意周到に大雨で地盤を緩めておいてそれから重機もってきてぐちゃぐちゃにした、感じに怒った。
あら、すっかり妖琦庵サイドに入れあげているわね、と我ながらびっくり。
だからこそ、満を持してのマメくんの話だったか…。
やられた。
妖人の話は、ようするに<差別>と<区別>の問題になって -
Posted by ブクログ
まぁ、一番恐ろしいのは、人間なのだ。
というか、人間の恐ろしさは、底がない。
でもって、妖という異質を通してなお、底が見えない。
というのを、描こうとしているのかと思う。
<見えない底>に手をのばそうとしているように、感じる。
だからこそ、妖という、それこそチートに手を伸ばすことができそうな存在を必要とした?
母娘の共依存の窒息しそうな感じは、鬼気迫っていた。
多かれ少なかれ、母娘というのは、こういう窒息感をもっているよなと思う。
それによって、くるっていくのも人間だからこそ、であり、それから逃げられないのはある種のやさしさなのだ。
だか