【感想・ネタバレ】死神と弟子とかなり残念な小説家。(新潮文庫nex)のレビュー

あらすじ

少年は、突然現れた黒ずくめの死神から、何故か見習いに採用された。ナナと名付けられ、「あの世」へ向かう契約書にサインをもらうため、死者(クライアント)の許へ――家族を待つ元音楽教師の老女や、バレリーナを夢見てレッスンに励む13歳の少女に胸打たれる。だが、過去の栄光に縋る中年小説家にはさすがに呆れ……。死を前にしても希望を抱く彼らに接したナナは、死神の任務を全うできるのか。

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Posted by ブクログ

死神シリーズ第4冊、いまのところ最終巻!

このシリーズは登場人物が視覚的に派手なので(特に余見さん)いかにも「ラノベ」! ただ、この超絶美形な死神さん、口も性格も悪くて立板に水で憎たらしいことをコミカル言いまくる。饒舌すぎて漫談師みたい。常におちゃらけている感じが好きです。

きっと映像化ねらって書かれたんだろうなーと思う。実写でもアニメでも深夜枠で放送してほしいです。実写化するなら今はもう出てこないけど水嶋ヒロでお願いしたいです!

今作は3話収録。どのお話も切なくて泣けます。といってもすべて「いい話」ではなくて、ほろ苦さもあるし、2話あたりはやりきれない気持ちに。

ラスト第3話は、登場人物同士でも言い合ってるんだけど「こんなのアリ!?」という展開。でも、すごーく好きです。泣きました。嬉しい方の涙でした。

まだまだ続きそうな終わり方だったんだけどなー。もう続きは出ないのかな?

0
2025年10月22日

Posted by ブクログ

死神シリーズ4作目。
余見さんに弟子が。。。この弟子もなかなか面白いキャラ。
最後の作品は、もう想像を超えています。
何を書いてもネタバレになるので是非一読をお勧めします。
こんな展開も良いです。

0
2021年09月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

あー、おもしろかった。
けどこのシリーズ、ちゃんと全部は読めてないんよな…。
死に絡むお話なので決して軽くはないのに、登場人物たちが魅力的で、なんならわくわくして読める。
最後の残念な小説家、あんな都合のいいハッピーエンド、最高です。

0
2021年09月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

このシリーズは、
わかっていてもドキドキして
鳥肌が立って、安堵で泣きそうになって
胸がいっぱいになって
満足感で本を閉じられる。

前半のゆったりとしたスタートから
ラストの怒涛の鱗落ち。
目というか全身から鱗がポロポロ落ちて
「あーーーあーーー!そういうこと、あーーー
!」って心の中で叫んでしまいます(笑)

前巻から久しぶりすぎて
死神の素性や過去と天堂さんについて
詳しいこと忘れてましたが読めました(笑)
気になるので今から読み直してきます。

毎回このシリーズ、『万人に受ける!!誰かに読んで欲しい!!』って思うのに、勧められそうな相手がいない矛盾……。誰かほんと読んで……

それにしても今回の悪役がいろいろとヤバすぎて笑えました。勧善懲悪、すっきり。どこに行ったかは聞かないでおこう。

0
2021年07月29日

Posted by ブクログ

今回はマンネリを打破する荒技が登場した。
軽い本なんだけど、何故か惹かれる面白さがある。
次作が上梓されてないからもう終わりなのか?

1
2024年02月26日

購入済み

また新しいテイスト

このシリーズで初めての弟子。新しいキャラを加えて、物語に厚みを加えるのかな??と思いきや、まさかの展開でした。

余見さんに一瞬人間味が出たように思ったのは気のせいかな。もっと出て欲しいとも思うし、いやいや死神だから…とも思うし…。

次も出たら読んでみたいです。

0
2022年08月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 自分が何故死んだかも解らぬまま死神の見習いにさせられたナナ。死者から契約書にサインをさせるのが仕事だが、一筋縄ではいかなくて…

 バレリーナの少女・星梨香が切なかったです。父親が子供より弱く、いつまでも13歳の子に縋る姿に閉口でした。サインをさせなかったが故に、いつまでも星梨香を待ち続ける事になったのも、むごいけど自業自得なのかなぁ。

 表題作の小説家のラストは大どんでん返しで驚きました。ナナの死因にも繋がり、ラスト救いがあって良かったです。

0
2021年08月02日

Posted by ブクログ

お帰り、余見(笑)

冒頭の彼のセリフが面白過ぎてニタニタしちゃったじゃないか!
弟子となった少年に名付けるまでの怒涛の流れね。
まくし立てるような喋りとか懐かしさを感じたよ。
そして、その少年"ナナ"もなかなかなキャラで、この先が楽しみ!

ただ、ナナが死んでから40年経ってってのは、その間どうしてたのかな?
死後数十年経っても死神になれるシステムが…?
まあ、彼の人となりは読んで確認してほしいけど、何だかんだ文句を言いつつも余見の言葉じゃないけど、"死神の弟子"になったことに不満は持ちつつだが、適応力があって柔軟性がある…根がいいんだな。
(やらされ)女装も板に付いたもんだ(笑)

なーんて暢気に読んでると、最後にドドーンと落とされる展開が待ち受けてる!!!
いやもう詳しく書くとこの展開に水をさしてしまうから、とにかく読んで!!!
この流れを考えた榎田先生、凄いわー!

また謎なシステム(?)もあったし、是非続刊を!!!

0
2021年07月01日

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シリーズ第4弾

余見に弟子が!
ナナと名付けられ、口の悪い昭和ヤンキー臭漂いながらも死神修行に。
連続短編となっていたが、最後の展開に「そうきたか」と。

0
2021年05月29日

Posted by ブクログ

この世界観が好き
特に2作目でホロッとさせられ、3作目で人の怖さを再確認
夜見とナナの面白い師弟関係が続いていくのかと思ったのに…

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2025年03月05日

Posted by ブクログ

シリーズ第4弾。

あの死神が、弟子の育成をする?
しかも見習いになったのは、ダサ童顔ヤンキー。
仕事のためと、与えられた制服は・・・(  ゚ ▽ ゚ ;)エッ!!
与えられた名前は、ナナ・・・・(,,-_-)
色んな意味で異色尽くしで、面白すぎました。

エグイ設定もありましたが、死神のシステム
たまりません。
天堂先生と死神:余見透は、何気に仲良しか?

ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌと、
バレエ「くるみ割り人形」金平糖の精の踊りが
嬉しかったです。

0
2024年12月07日

Posted by ブクログ

連作短編ではあるが表題作でくるっと繋がりかなり力技で幸せなラスト。
かなり残念な小説家は、とても運の良い小説家かも。

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2023年01月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

他人の名前書けるなんてデスノートか!自分が死にたくなかったわけじゃないにしろ、死神の裏をかく展開は面白かった。

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2021年12月07日

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