石川宏千花のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
最高♪
ダイスキ♡
田中さん(中1、女子、クロスワードパズルを作るのが上手、意外にモテる、天文学に詳しい、話し方が成瀬っぽい、モノスゴく遠回りして家に帰る、一生食べ続けるならシュウマイより餃子、、、)は、とにかく逃げます。いろんな人から、イヌから。。。
なんで?
曽我クンは気になって仕方ありません。
だってしょうがないじゃないか。
わたしも気になりました。
みなさんもきっと。。。
田中、
いや、田中さん、
「待てーい!」
1 おじいさんから
2 同級生から
3 友だちから
4 犬から
5 黒ずくめの男から
6 天候から
7 曽我以印(そが いいん)から
8 黒ずくめの女の人から
9 ふたたびのおじいさんから
〔作品紹介〕
田中さん、どうして逃げてるの?
中学1年生の曽我以印(そがいいん)は、脱兎のごとく駆けるクラスメイトの田中さんを目撃する。
おじいさんから、同級生から、犬から、はたまた黒ずくめの男から……。
何かから逃げる田中さんには、以印の知らない秘密がかくされていた。
ごくふつうの(はずの)中学生二人が織りなす、恋愛でもない、友情でもない、“信頼”の物語。 -
Posted by ブクログ
新年度中学生くらいの年齢にお勧めの本を探して。
中学二年生の吉留藍堂(よしどめ らんどう…伽藍堂の「らんどう」だー)は、自他共に認めるナチュラルボーン優等生。スマホには興味ないし、ワイワイ騒ぐ女子は苦手、勉強漬けは全く苦ではないし、<おっとり屋>と言われるほど悪い感情は浮かばないし、誰とでも同じ距離をもって接することができる。
唯一の秘密は毎週金曜日に「兎屋」という釣り堀にかっきり1時間通うこと。そこでの顔見知りのみなさんとちょっとした交流もある。最近の楽しみは、大好きな小説『ユーアーユー?』『サニーの黙示録』の個人的続編(二次創作?)を顔見知りさんから読ませてもらうこと。
そんな藍堂くんだから、先生からアメリカから転入してくる帰国子女のお世話を頼まれることになった。転校生の名前は浅窪沙斗(あさくぼ さと)くん。なにやら厄介な病気を抱えているらしい。
待ち合わせのバス停で浅窪くんをみた藍堂は驚いた。彼は顔も手も包帯で覆われていたのだ。「他の人には、ぼくの姿は見えないんだよ」そう言って浅窪くんは手首の包帯をちょっとずらして中身をみせた。…そこに見えたのは反対側の包帯の裏側、そう、手が見えない!
でもナチュラルボーン優等生の藍堂は気にしない。だってどんな表情をしているかはわからないけれど、浅窪くんはとてもいいやつだって思えるんだ。
しかし学校のみんなはそうはいかなかった。なにこいつ、透明人間?だったら俺の生活覗かれたり、物を盗まれたりするかもしれないじゃん!?
その雰囲気は、いままで「中立国」としてみんなと仲良く接して、いじられることさえなかった藍堂にも飛び火する。そう、みんなは藍堂に対してもあからさまに態度を変えてきたのだ…。
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<おっり屋>であっても心のざわつきはある。そんな14歳の藍堂くんの日々に、彼の愛読書『サニーの黙示録』の物語が入ってくる。
釣り堀「兎屋」の大人たちや、「ゴマフアザラシのゴマちゃん先生」と呼ばれる学校の先生との関わり方もとても良い。
ということで前半大変面白くて!読んだことのない感じで!
その分後半に浅窪くんとのことがまあありがちな展開になってしまってちょいと残念だったなあ。あくまでも個人的にあまり…、ってことですが。
大人たちとの関わり、<おっとり屋>の藍堂くんが更に精神的に一歩進むことはとても良かったです。