石川宏千花のレビュー一覧

  • 密話

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    下水道に住んでいる醜い姿をした「メアリー」。人間になりたくて、人間と友達になりたくて、下水道から地上へ出てきて、物陰に身をひそめては人々の暮らしを見ている。
    自分の気配を消しているメアリーに、唯一気づいたのはとても見た目の良い「マミヤくん」
    そうしてマミヤくんとメアリーは友達になった。

    「担任のアイコ先生が僕にだけ冷たいんだ。それで、“お願い”があるんだけど…」
    ある日、マミヤくんはメアリーにお願いをする。
    自分の持っている特別な力を、たった一人の友達マミヤくんのために使うメアリー。
    けれどそれは…。

    優しくて、怖くて、悲しい物語。
    児童文学なので、サクッと読めるけれど、奥が深い。
    「わたしと友だちになってはいけない」という題名で連載されたものを書籍化したものなのだけれど、『密話』よりも、もともとの題名の方がピッタリ。

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    2019年02月21日
  • 少年Nのいない世界 05

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    ネタバレ

    石川宏千花さんらしい終わり方。
    完全に解決!みんなハッピー!とはならない。
    でも、その余韻がいいのかな、と。
    希望を持てる終わり方で、すっきりと読み終わることができました。

    最終巻にして、いろいろな謎が明らかになり、なるほどと唸らされました。
    「トリオ」…そういうことかあ。
    はじめからこの設定を考えて話を展開させていたのかと思うと脱帽です。
    そして。
    やっぱり野依はかっこいいな。
    和久田や二葉の決断も。
    これから彼らがどこで暮らしていくとしても、彼らなりに「幸せだな」と思えるようにいられるといいな、と思いました。
    しかし、野依が200年飛んでなくてよかったなあ。
    再会した仲間が土の中、とか悲しすぎますもの。

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    2019年02月17日
  • 妖怪の弟はじめました

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    ぼくが好きだった場面は、たくさんの妖怪が主人公の学校にいたずらをしたところです。また、そこで主人公の兄が妖怪とかけひきをしたことがおもしろかったです。

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    2019年02月13日
  • ユリエルとグレン (3) 光と闇の行方

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    ネタバレ

    ちょっと切ない、ハッピーエンド、かなあと思います。
    もっと残酷な終わり方も想像していたので、良かった〜と言うのが一番の感想です。
    この作者さんの終わりは決して大団円では無いけれど、希望が残っているところが好きです。

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    2018年12月02日
  • 少年Nのいない世界 05

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    そこに着地するのか―、とちょっとびっくりしたのと、野依が行方不明だった理由に驚いた。でも、今までの展開を考え直してみれば、そうであっておかしくない伏線はいろいろあったのだよな。
    恋愛系の着地点すごい。思わせぶりなラストシーンの続きが気になるけどww

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    2018年11月20日
  • 少年Nのいない世界 04

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    ネタバレ

    だいぶ物語は核心に近づいてきた感。
    そして、『少年Nの長い長い旅路』の方を読まなければわかりにくくなってきた、のかな。途中までしか読んでいないのでふんわりとしかあっちを理解していないのだけど、それくらいで何となく把握はできた。とは言え、この先、あっちの物語と深くかかわって行くなら、ちゃんと読まないとダメかな……?

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    2018年04月26日
  • お面屋たまよし

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    ・お面屋の見習い、甘楽と太良が、いろんな人と出会い、その人たちの運命を変えていくところが好きです。話の最後が気になって、次へ次へと読み進めてしまいます。
    ・よう面によって分かる真実や、うそ、人の人生までも変えてしまうお面。良い終わりもあれば悪い終わりもある。少しこわい所もありますが、わたしはとてもおもしろいと思います。

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    2018年02月06日
  • お面屋たまよし 不穏ノ祭

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    ああ、やっぱり太良と甘楽の掛け合いが好きだー!
    今回は彼らと同世代の別の面作師見習いの二人も登場して、少し微笑ましかったです。
    太良と甘楽とは全く違う生い立ちに、育つ環境を選べない理不尽をひしひしと感じつつ、でもだんだんと前を向き、自ら面作師になることを決意して前を向いた佐和に心を打たれました。次にどこかで再会する時が楽しみです。

    その他、謎が多い仁王次と天狗たちの話や、少し切ない夫婦との話など、しみじみ心にくるものがあり、温かくもどこか切ない気持ちになりました。

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    2016年11月08日
  • 死神うどんカフェ1号店 五杯目

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    最終巻、泣いてしまいました。
    半死人として、出会えたからこその結論。
    もう一度、会うためのさよなら。
    少し寂しいけれど、これからも二人は前を向いて希望を持って「生きて」いくのですね。

    「今日じゃなかっただけ」、明日も、明後日も、生きてる限り続いていく。

    「死」を通して、「生きること」を説いてくれたこのシリーズに感謝です。

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    2015年12月17日
  • 死神うどんカフェ1号店 六杯目

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    シリーズ6作目、そして最終巻。
    涙、涙、涙。でも、大きな決断をし、大きな一歩を踏み出し、これから未来に向かうそれぞれの姿に心からエール。清々しさに包まれ、しばし余韻に浸りました。
    良いシリーズでした。

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    2015年12月08日
  • 死神うどんカフェ1号店 六杯目

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    ネタバレ

    号泣でも嗚咽でもなく、ただ涙にくれる最終巻。それぞれが目指す場所への一歩を踏み出して静かに物語が終わる。
    希子ちゃんと同世代で大人や友達の間で息苦しい思いをしてる子に、空の青さ、海の広さを教えてくれる上質なヤングアダルトだと思う。
    でもでもでも番外編とか出てもぜんぜんオッケーだから!!!

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    2015年11月13日
  • お面屋たまよし 彼岸ノ祭

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    シリーズ2作目。
    人の業、在り方を考えさせられる本。
    彼らの周りを囲む個性溢れるキャラクターも魅力的に描写されていた。
    これから、辛いことも嬉しいことも続くであろう、彼らの長い旅路に幸多からんことを願う終わりかただった。

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    2015年08月23日
  • 死神うどんカフェ1号店 五杯目

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    月太朗くんが出てくるたび、違うよね!?まだちがうよね!?てなる最近。
    死神うどんカフェメンバーがみんなすきすぎて、変えられない辿り着く先も、選択肢も、つらい…。
    でもだからこそ、大事で大切な場所だなぁと希子ちゃんの最後の答えにすとんと落ちました。

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    2015年07月28日
  • 死神うどんカフェ1号店 四杯目

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    同級生の事故をきっかけに周囲に心を閉ざしていた希子ちゃんにも4杯目ともなればいろんな人間関係ができてきて、今回はまた新しい出会いが。
    それと並行して月太郎の過去と未来、三田くんの未来についてのお話や元死神たちの本業の話が語られ…5巻発売まであと1ヶ月ちょっとのこのタイミングでよかったぁ!!

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    2015年05月23日
  • お面屋たまよし

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    ひ~面白い><
    なりたいものになれる不思議なお面を売ってくれるお面屋さんのはなし

    14歳くらいの少年ふたりが主人公なんだろうけど
    ふたりの視点で語られないから
    脇役っぽい

    挿し絵のちからが偉大なのかもしれないけど
    とてもよかった

    てんぐかわいい
    兄弟仲良しでキュンキュンする

    続編も読みたい
    死神うどんカフェ(なんだそりゃと思ってたけど)も読みたい

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    2015年04月11日
  • お面屋たまよし 彼岸ノ祭

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    今回もおもしろかったです。
    不老祭りはちょっと気味が悪いですが、万吉が面は必要ないというところがすごく良かったです。
    私も面は必要ない生き方をしたいなと思いました。

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    2015年03月17日
  • お面屋たまよし

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    始めの方は何度か読み直ししましたが、話がすすむにつれ面白くなってきました。一番好きなのは、お勝の話。潔くてよかったです。

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    2015年01月09日
  • 死神うどんカフェ1号店 二杯目

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    引き続き逆ハーポジションだけどそれに甘んじることを良しとしない希子。しかし自立を目指す足取りは見ているとハラハラするものですね。
    希子はともかく死神うどんカフェで働く皆の状況は一杯目と変わらないけど、次の巻あたりでそのへんもちょっと進展してほしいところ。

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    2014年10月19日
  • 死神うどんカフェ1号店 一杯目

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    主人公の希子は一見逆ハーっぽいポジションだけど、内実はシビア。ある事件をきっかけに死んでいるみたいに生きようとする希子が、店の皆と出会って生き直そうとする物語。
    こういう物語が、大人に絶望する前の誰かに届いてくれたらいいなと思う。

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    2014年10月19日
  • お面屋たまよし 彼岸ノ祭

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    妖面をつけると自分のなりたい姿になれる・・・・天狗とも交流がある太良と甘楽の元に妖面を求めにくる人たちと話。好きな世界ですー。ちょっとグロ・・・な話もありましたが、まあ大丈夫。人の情念の描き方が深くて爽やか。ティーンズから大人まで楽しめます。

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    2014年10月04日