石川宏千花のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
下水道に住んでいる醜い姿をした「メアリー」。人間になりたくて、人間と友達になりたくて、下水道から地上へ出てきて、物陰に身をひそめては人々の暮らしを見ている。
自分の気配を消しているメアリーに、唯一気づいたのはとても見た目の良い「マミヤくん」
そうしてマミヤくんとメアリーは友達になった。
「担任のアイコ先生が僕にだけ冷たいんだ。それで、“お願い”があるんだけど…」
ある日、マミヤくんはメアリーにお願いをする。
自分の持っている特別な力を、たった一人の友達マミヤくんのために使うメアリー。
けれどそれは…。
優しくて、怖くて、悲しい物語。
児童文学なので、サクッと読めるけれど、奥が深い。
「わたしと友だちになってはいけない」という題名で連載されたものを書籍化したものなのだけれど、『密話』よりも、もともとの題名の方がピッタリ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ石川宏千花さんらしい終わり方。
完全に解決!みんなハッピー!とはならない。
でも、その余韻がいいのかな、と。
希望を持てる終わり方で、すっきりと読み終わることができました。
最終巻にして、いろいろな謎が明らかになり、なるほどと唸らされました。
「トリオ」…そういうことかあ。
はじめからこの設定を考えて話を展開させていたのかと思うと脱帽です。
そして。
やっぱり野依はかっこいいな。
和久田や二葉の決断も。
これから彼らがどこで暮らしていくとしても、彼らなりに「幸せだな」と思えるようにいられるといいな、と思いました。
しかし、野依が200年飛んでなくてよかったなあ。
再会した仲間が土の中、とか悲しすぎますもの。