石川宏千花のレビュー一覧
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妖面を扱う面作師見習い二人の二巻目です。
今回も様々な思いを持った人が出てきて、妖面を買い求める人もいる。
時代ファンタジーなのに、さくさくと読めてしまうのは、そこ絡む人の想いが今の私たちにも通じるものとして生々しくあるからかもしれません。
しかし今回は、妖面を必要としなかった万吉さんが印象的でした。憎めない人です(笑)
そして見習い二人の太良と甘楽。この二人のやり取りや空気が大好きです。
もちろん二人が気になって山から下りて来た天狗の迅雷や、その兄者竜胆さんも楽しい方たちです。
神様なのに子ども染みた、そして太良と甘楽がかわいくて仕方ないという穏さまが謎で素敵です。 -
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最近、最もヒットした本。
やはり、児童書の方が一般向けよりも好きみたいです。(それは、読解力が無いから?)とにかく、わかりやすい。
ヴァンパイアものは昔、ダレンで挫折してから久しぶりに読んだ気がする。
設定が変わっていると思った。
《無限の血》があるからこそ、グレンは人を襲わずに生きていれる。
そして、ユリエルはヴァンパイアになることが出来ないから、永遠に一緒にいることができない。
これが、本当に切ない。
石川さん…この設定、すごすぎます…
兄弟愛って素晴らしい。ところどころドキドキしました。こういった類いの愛が好きです。というか、「おれのグレン」とか「グレン大好き…」とか、終章がにやけが -
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タイトルで気になる本で、石川宏千花さんの作品。遅くなったけど手に取りました。むー、かなり好みの分かれる話かも!私は好きです。
中一の曽我以印(そがいいん、あだ名はドクター、しかし中学ではあだ名呼び禁止)は塾に通うときバス窓側の席に座るが、その車窓から見える田中さんはしょっちゅうなにから逃げている。最初はおじいさんから、次は小木君から、犬から、黒づくめのニット帽男から。そして逃げられていることもある。曽我は田中さんが逃げているのを見るとほっとけなくて、助けたり、一緒に逃げたり。そしてなぜ田中さんがよく追われるのかというと、田中さんはエイリアンが見えたりするし、(もう一人の田中さんウォッチャー)森 -
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この本も胸をえぐられるよ。「少女型ロボット」よりもっとぐさぐさ来る。育児放棄の母親を持つ高校生の春己は中学生の右哉と二人暮らしで弟の面倒を見ている。母に代わる二人の育ての親はパンク。パンク、全然わからないけど、いや、どんな感じかはわかるので、だからこそ、彼らにとってはパンクなんだと腑に落ちる。パンクやってたら昔の漫画とかドラマだと、うわーって叫んですべて投げ出して駆け出しそうだけど、春己はぎゅぎゅぎゅって日々を耐えて、耐えてるなんて思わずに、ぎゅっと押し殺すことに慣れちゃって、それでもメンタルがつぶれずに日々を送っていけるのは、何をおいても右哉がいるからだし、バイト先の諒真とか、しんちゃんとか
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はじめての石川宏千花がこの本で良かった。ひりつくような思春期の少女の痛みを描いて上手い。グイグイと読み手側の心の内を抉ってくるのだが、最後に淡くて静かな希望のようなものが見えるのがなんとも美しい。瑞々しい緑色の装丁もこの本のイメージにピッタリ。
お母さんのお母さんもシングルマザーとか、いっちゃんさんと母との関係とか、消化しきれないくらい設定てんこ盛りな作風は共通しているかな。でも不思議と鼻につかない。
まるちゃんがいいよね。田鶴の懐に結構ずいっと入ってくるのに、あまり深入りしてこないような空気感を持っていて、おかげで田鶴も負担を感じないでいられた。
時が経って、田鶴の摂食障害は治って良かった良 -
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中学1年の曽我以印は、同じクラスの田中さんがおじいさんから逃げているのを目撃する。
それから度々、逃げている田中さんを見かける。
脱兎の如く駆けていく田中さんは、同級生男子から友だちから、犬から、黒づくめの男から、天候から、曽我以印から、黒づくめの女の人から、ふたたびのおじいさんから…と逃げる。
気になりすぎて追いかけてしまう曽我は、とうとう田中から秘密を聞いてしまう。
それは突拍子もないことで…
だけど予想とは違う答えにはぐらかされのかと思っただけで、ひいてはいないと。
凄いな曽我。
たぶん曽我は田中の近くでずっといるんだろうなと思った。
面白くて気になりすぎて、田中に興味を持って -
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中学生向けの読み物。自身の中学生時代を思い出してしまった。
中学生のころは、自意識過剰で、世の中に腹を立てていて、、、、ついでに親にも。そのくせ自分に自信がなく、友人はとてつもなくかっこよく見える。噂に一喜一憂し、容姿で判断され、目立ちたいと目立たなくていいの間をフラフラ、、、。だれもが少なからず悩みながら通ってきた道。ラジオのお悩み相談コーナーで、2人のパーソナリティーが、投稿者たちの悩みを、自分たちの話として捉え会話する中で、ヒントを与えていく。それが納得できる内容だから安心して読める。(ここが成人向けとは違うところ)
登場する中学生たちもタイプが色々で、読み手に似た誰かが居そうである。