石川宏千花のレビュー一覧

  • UFOはまだこない

    Posted by ブクログ

    「死ぬなっつーの!」の油性マジック言い切りのエピソードはいいなあ。
    この手の小説の主人公はどちらかというと、いじめられていたり、孤立していたり、もしくは落ちこぼれていたりする子が多いんだけど、それも確かに重要なんだけど、私としては、「そうじゃない子もいたのに」といつも歯がゆく思っていた。
    こういう、ちょっとだけ上の方にいる男の子の他愛も無いやりとりがとても楽しかった。
    そして、タイトルの意味がラストでわかる。
    胸の奥がつんと痛くなるようなラストだった。

    0
    2011年06月21日
  • ユリエルとグレン (3) 光と闇の行方

    Posted by ブクログ

    切ない運命に縛られているけれど、ユリエルとグレンには幸せになってほしいです。そう思えるのも、感動的なラストのおかげです。

    石川宏千花さんのほかの作品も読んでみたいと思う。

    0
    2010年10月31日
  • ユリエルとグレン (1) 闇に噛まれた兄弟

    Posted by ブクログ

    兄弟愛がいいですね。
    お互いを思いやっているけれど、どこか互いに影があることが気になって次々と読んでしまいました。
    1つ階段を登った彼らの次のお話が気になります。

    0
    2009年10月04日
  • ヤングタイマーズのお悩み相談室

    Posted by ブクログ

    中学生向けの読み物。自身の中学生時代を思い出してしまった。
    中学生のころは、自意識過剰で、世の中に腹を立てていて、、、、ついでに親にも。そのくせ自分に自信がなく、友人はとてつもなくかっこよく見える。噂に一喜一憂し、容姿で判断され、目立ちたいと目立たなくていいの間をフラフラ、、、。だれもが少なからず悩みながら通ってきた道。ラジオのお悩み相談コーナーで、2人のパーソナリティーが、投稿者たちの悩みを、自分たちの話として捉え会話する中で、ヒントを与えていく。それが納得できる内容だから安心して読める。(ここが成人向けとは違うところ)
    登場する中学生たちもタイプが色々で、読み手に似た誰かが居そうである。

    0
    2025年12月09日
  • 密話

    Posted by ブクログ

    期待していた通りの雰囲気で、満足。とはいえ、短い話なので、表面を触っただけ感はある。ネーミングが絶妙!

    0
    2025年12月01日
  • おはなし日本文化 能・狂言 お能探偵ノーと謎の博物館

    Posted by ブクログ

    日本文化を物語で知るシリーズのひとつ。
    ミステリ好きの少年が「お能探偵ノー」を思いつくことから始まる物語。
    現代社会では能や狂言はどうしても無縁なものとなる。だから入口に立つまでを紹介するものも必要だろう。ここから扉は開かれる。

    0
    2025年04月07日
  • ヤングタイマーズのお悩み相談室

    Posted by ブクログ

    俳優とミュージシャン、二人のゆるい会話が心地良い。こんなラジオがあれば聞いてみたい。
    悩みは人それぞれで、共感する必要はないけど理解することは大切。多様性について実感するところが印象的だった。そんなこと?って思うようなことが、その人にとっては生きていけるかどうかの境界線だったりする。そして自分自身も、大人になったら「あの頃は…」って笑って話せるかもしれない。そうなればいい。

    0
    2025年02月26日
  • おはなし日本文化 能・狂言 お能探偵ノーと謎の博物館

    Posted by ブクログ

    5年から。将来作家志望、ミステリ好きな主人公界は、ある時能に詳しい小野田さんと藤若と出会い、能の魅力を不思議な体験を通して知っていく。
    この小説の長さで、能の情報とミステリ作家をテーマにファンタジー性を取り入れているところが凄い。しっかりと世阿弥に繋がる展開で物語が仕上がっているオチも○。

    0
    2025年02月25日
  • 死神うどんカフェ1号店 一杯目

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    再読。命を落としかけた高一の希子と死神うどんカフェ1号店の店員達の日常が描かれていた。
    読んでいて、重い話も多いけど人物の設定が個性的で面白いし、命の重さについて考えれる本だった。
    死神のダンスは、死の予告を意味するっていう設定が特に面白かったと思う。
    「体は蘇生したけれど、心は死んだままだ。」って言う所の表現が特に心に残った。
    絵も可愛くて、読みやすいのでまた2杯目も読みたいです。

    0
    2024年11月09日
  • ヤングタイマーズのお悩み相談室

    Posted by ブクログ

    悩める中学生のためのラジオ「放課後の放課後」
    マニアックな趣味をもつ意外な二人がパーソナリティの軽やかさのあるラジオ放送を何かのタイミングできく中学生たち。
    同じような悩みを持つ人や自分の悩みを聞いてもらって解決する人。悩みも「多様性」。
    中学生じゃなくても、自分の心を理解するのは難しい。誰かに聞いてもらえることは幸せ。

    0
    2024年10月15日
  • 保健室には魔女が必要

    Posted by ブクログ

    魔女って比喩的な言い方かと思ったが、本当に魔女だった。
    それぞれに深刻な中学生の悩みを解決する魔女。
    その向き合い方に好感を持った。
    魔女という存在のファンタジー感。他の魔女との関係性もおもしろい。
    そして中学生の現実の悩み。
    とくに2章の悩みの解決方法は良かった。個人に帰結する悩みではないので。
    七魔女決定戦の行方も気になるので、シリーズ化してほしい。

    0
    2024年09月09日
  • お面屋たまよし

    Posted by ブクログ

    なりたい姿になれる妖面。しかし面を外せなくなると荒魂化して浄化される。
    容貌が変わることで他者がいつもと違う顔を見せる。知りたくなかった顔、思いも寄らぬ顔。
    独特の凛とした佇まいや人との関わり方が、静謐な読後感をもたらす。キャラクター造形も素敵。

    0
    2024年05月13日
  • てのひら怪談 見てはいけない

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    様々な形で出版されている長寿シリーズてのひら怪談。児童書レーベルから出たこちらも容赦なくこわくて面白い。個人的には前の巻よりこちらの巻の方が好きな話が多かった。800文字でゾワッと怖い気持ちになれるお手軽な怪談本である。

    0
    2024年03月27日
  • わたしが少女型ロボットだったころ

    Posted by ブクログ

    SFのような話だった。
    摂食障害の多鶴と、多鶴をほっておけないまるちゃん。
    寄り添ってくれることの大切さ。
    そして、親からの自立。
    いっちゃんさんのことをもう少し描いて欲しかったなあ。というのが正直なところ。

    0
    2023年12月22日
  • 保健室には魔女が必要

    Posted by ブクログ

    学校にはおまじないが必要、保健室には魔女が必要…。おもしろい考えだな。悩んだとき、苦しいときに頼るものとして、おまじないは決して悪いものではないんだなぁと感じた。
    ミンちゃん先生の魔女としての力と保健室の先生としての力がいい感じに使い分けられていて、かっこよかった。ただおまじないを流通させればいいんじゃなくて、使わないという選択肢を選ぶところが良いなぁと思った。

    0
    2023年08月29日
  • 死神うどんカフェ1号店 一杯目

    Posted by ブクログ

    自分の代わりに意識不明となった級友。だから自分は楽しんではいけないと心を閉ざす。
    死神が経営するうどんカフェという突飛な設定と、主人公の気持ちの動きが融合し、個性的なキャラクターのやり取りにページが進む。続きが楽しみな一冊。

    0
    2023年08月26日
  • 死神うどんカフェ1号店 別腹編☆

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    登場人物である、亜吉良と月太郎とまだ別れていない頃の物語だった。
    死神うどんカフェ1号店で働いている、死神3人が、知り合いから依頼されたミッションを達成
    する物語だった。
    深海視点で物語が繰り広げられていた。
    また、プライベートの姿が見れて新鮮だった。

    0
    2023年07月18日
  • 保健室には魔女が必要

    Posted by ブクログ

    中学保健室の先生、弓浜民生(みんちゃん)は本物の魔女。でも、魔法で色々ごまかして、人として生活している。七魔女の空きが出て、おまじないを多く定着させた魔女が選ばれるため、魔女たちはおまじないの普及に努めている。みんちゃん先生も生徒の悩みに寄り添ったおまじないを作るが、保健室の先生なので、悩みの本質に寄り添って、時にはおまじないに頼らない解決をします。
    自分の嫌いなところを消したい
    胸を小さくしたい
    お母さんにひどいことを言わなくなりたい
    目を大きくしたい
    特別な人になりたい
    嫌いな人を不幸にしたい
    小学校高学年から大丈夫な内容なのですが、この本に限らず石川宏千花の本は、小学生だと消化するのが難

    0
    2023年07月10日
  • 死神うどんカフェ1号店 六杯目

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前回の続きだった。
    月太郎や亜吉良との別れを通して、主人公がこれまで以上に成長しているところが、多々見られてすごく良かった。
    主人公との親子関係も良くなり、ハッピーエンドだった。
    また、最終回にふさわしい、爽やかな終わり方をしていたため、とても良かった。

    0
    2023年05月06日
  • 死神うどんカフェ1号店 五杯目

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前回の続きだった。
    主人公が尊敬している年上の女性 須磨さんが半世紀前に出会った死神と再会したり、月太郎の最後の輝きが出たりなど、物語が急展開した。
    これからどのような展開になっていくのか、楽しみだ。

    0
    2023年05月05日