石川宏千花のレビュー一覧
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小泉今日太には、ちょっと変わった友だちがいる。
二ノ丸瞑(にのまるめい)くん。普通の小5っぽくないのだ。
クラスのみんなからきょんたくんって呼ばれている今日太のことは小泉くん、としか言わないし、
二ノ丸くんのことは、ニックネームや呼び捨てにしたりしない。二ノ丸くんは二ノ丸くんだ。
二ノ丸くんは自分のことは「ぼく」っていうし、人のことを「きみ」っていうし、女子のこと「女性」っていうし、先生や一緒に暮らしているおじいちゃんのことを「あの人」っていう。
きょんたは、そんな二ノ丸くんから目がはなせないけど、二ノ丸くんはちょっと迷惑そうにする。
二ノ丸くんは1人で、都市伝説のような噂を調べている。 -
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妖面、なりたいすがたになれるというそのお面は、面作師の中でも、腕のいい者だけが、作れるのだという。妖面は、諸刃の剣。面をはずせなくなれば荒魂化し、人として生きていくことができなくなる。それでもなお、人々は、今日もお面屋を訪れる――。
『他人のふり』……唯一の血縁である父とそりが合わず、十年前に家を出た六助は、久しぶりに会った幼なじみに、父がそう長くはないと告げられ……。
『小天狗たちの争いごと』……太良と甘楽の偵察係を外されそうになった小天狗の迅雷は、ほかの候補者と競い合い、勝ち抜かなければならなくなって……。
『七人の従者たち』……同盟相手に裏切られ、領主である父と母、そしてこれまでの -
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林田季子は高校1年生。心を閉ざし、死んだように生きている。
ふと気がついて見れば、見慣れない店があった。「死神うどんカフェ1号店」閉ざしていたはずの好奇心が、希子を店の前で立ち止まらせる。そして出会った、店長(あまりに不慣れな様子に希子が提案)と定員たち(みんなタイプのちがうイケメン)とペンギン。
何よりも驚いたのは、定員の中に、三田亜吉良がいたことだ。
中学の時に同級生だった亜吉良は、今、病院にいて意識不明状態で病室のベットで寝ているはずなのだ。
2年前、希子は川で溺れかけている子どもを助けようとして自分が溺れた。たまたまそこに通りすがりだった亜期待は、希子を助けた。けれど亜吉良は意識