石川宏千花のレビュー一覧

  • 主役コンプレックス
    名作を現代風にアレンジした短編集。知っている名作や昔話は少ないけど、名作の面影を残しつつ、私たちに馴染みやすいような形で描写されているのがすごいなと思った。読みやすかったが、芥川龍之介のトロッコは読んだあとも謎が深まるばかりだったので、原作を読んでみようと思った。
  • 見た目レンタルショップ 化けの皮
    化け狐と顔を変えられる「化けの皮」には様々なお客様がやってくる。
    みんな、自分に自信がなかったり自分には出来ないと思い込んでいるが、自分と入れ替わったキツネが解決していく姿をみて自信を貰って去っていく。
    出来ないことはないのだと改めて思わせてくれた本でした。
  • 死神うどんカフェ1号店 六杯目
    盛りだくさんだったこの巻。どんなに望んでも、変わらないものなんてないけど、どうかこのままで、と願ってしまう。次のステップを選んでいける彼らは強いなぁと思った。そうやって変化してきたからこそ、今の希子ちゃんがいるんだもんね。あ、これで最終巻なんだ…。
  • 死神うどんカフェ1号店 四杯目
    優しい雰囲気。ほっこりした気持ちになる。でも、これを中学生や高校生の頃に読んだら、また違った感想だっただろうな。
  • 死神うどんカフェ1号店 二杯目
    突然現れたハデな格好した先輩。だんだん閉ざした心がほぐれていく希子ちゃんと、周りとの関わりが微笑ましい
  • 見た目レンタルショップ 化けの皮
    普通に面白い物語でした。
    小学校高学年ぐらいがメインの対象かな?なんて思いました。
    後から物語の背景などが描かれていくタイプのお話なので、伏線が少しずつ回収されるのが焦ったいと思う人には不向きかも。

    意外に「サラッ」と話が進むので、テンポ良く読めます。1話完結型なので、長いのが苦手な人におすすめ。
  • 二ノ丸くんが調査中
    不思議な雰囲気を持つ二ノ丸くんは都市伝説の調査をしていた
    その都市伝説は本物⁉︎
    4編

    小学校高学年からかな
  • 見た目レンタルショップ 化けの皮
    児童やヤングアダルトのジャンルかな。化け狐達と狐を使って見た目を入れ替えさせられる能力を持った血筋のお話。いろいろ謎も残されていて、続く物語か。吾妻といると不幸になるって、もし本当でも、それ母親が言うかねぇ
  • メイド イン 十四歳
    進学高校の附属中学に通う藍堂は、自他共に認める秀才。生活面でも一目おかれていて、本人もそういうスタンスが良いと思っている。そんな藍堂のクラスに帰国子女の転校生がやって来る。先生からお世話係を頼まれた藍堂は、その転校生・浅窪が難病であることを教えられる。先天性可視化不全症候群という病気で、いわゆる透明...続きを読む
  • お面屋たまよし 流浪ノ祭
    ・ところてんのような謎の生物? がたまよしの二人につきまとっている。二人も仁王次も気付きつつ特に気にしていないもよう。
    ・片方の目が青いことを気にし劣等感にさいなまれている少年が妖面のウワサを聞き。
    ・ふたりが出会った金次という若者は超絶美形だがとても軽く図々しく騒々しい。幽霊に取りつかれていると自...続きを読む
  • お面屋たまよし 七重ノ祭
    ・父親の愛情を受けられずさみしい思いをしてきた男が妖面で別人になりすまし会いにいくと。
    ・迅雷は小天狗たちによる第一回太良・甘楽監視者オーディションに臨まなければならなくなった。
    ・国が滅び逃亡の身の藍姫(お藍)と彼女を守る七人の従者たちは正体を隠すことのできる妖面を求め、たまよしの二人もともに旅を...続きを読む
  • 死神うどんカフェ1号店 別腹編☆
    ・感じとしては二巻目から三巻目くらいの時期かと思われる番外編。
    ・語り手は深海。
    ・オカルトアート美術館という施設に霊が出るという噂が立ちそれが元で雰囲気がすさんでしまったので心配した常連の児玉さんから依頼され調べに行くことになった「死神うどんカフェ1号店」の死神たち。児玉さんが悪のりしてゴーストバ...続きを読む
  • 死神うどんカフェ1号店 六杯目
    ・月太朗がいなくなった後。
    ・亜吉良が九嵐と讃岐へうどんを知る旅に出かけ大変な出来事に遭遇。その結果亜吉良はある決断をすることになる。
    ・佐多くんの起こした小さな奇跡。
    ・最終巻だろうと思う。でも希子と亜吉良のその後を知りたいとは思う。幸あれと。

    ▼死神うどんカフェについての簡単なメモ(一巻目から...続きを読む
  • 死神うどんカフェ1号店 五杯目
    ・須磨さんが海外の文学賞を受賞、みんなでお祝いするときに現れたのは五十年前に須磨さんと知り合った死神だという。
    ・今回の表紙カバーは妙な着飾りかたの面々と思ったらどうやら目黒先輩の母上の会社のパーティー用の衣装らしい。
    ・亜吉良が自分の両親を店に連れてきて欲しいと希子に頼む。
    ・このシリーズ、題名は...続きを読む
  • 死神うどんカフェ1号店 四杯目
    ・記憶はないがなぜか刺々しい視線を向けてくる男子生徒。
    ・月太朗が月太朗になった理由。
    ・新キャラに佐多とマス子。
    ・亜吉良の様子がおかしい? 調子が悪いの?
    ・珍しく一淋と九嵐が喧嘩して口もきかない? その理由は。
    ・須磨さんちでお茶会。
    ・希子、亜吉良は佐多に誘われマス子がバイトする和風カフェに...続きを読む
  • お面屋たまよし 不穏ノ祭
    ・「お面処やましろ」の二人組とたまよしの二人組が出会う。「やましろ」の師匠は暴力が激しいらしく・・・
    ・竜胆、迅雷が酒を届けに仁王次のところに行く道すがら、仁王次に求婚中という娘、お巻と出会う。
    ・子もなく夫の心が自分から離れていってしまったのではないかと思いなんとなく落ち込んでいるお鶴は太良、甘楽...続きを読む
  • 死神うどんカフェ1号店 三杯目
    ・死神の新キャラ、風雅くん登場。
    ・希子と亜吉良が助けた少年、栄くんが自殺未遂を繰り返していると聞いた二人は・・・
    ・今さらではあるが、主要登場人物の会話や行動がけっこう自然な感じする。意味ない会話が多いとこもいいかな。
    ・目黒先輩の今悩んでることは。
    ・みんなで海へ。
    ・表紙カバーはなんだかドレス...続きを読む
  • お面屋たまよし 彼岸ノ祭
    ・登場するキャラクタがけっこうみんな魅力的。
    ・現状に不満のある末蔵に付き合わされる新太。
    ・浮草のように暮らしている万吉の口車に乗って渦黒村の祭に向かう一行。迅雷再登場。村の秘密とは? 第二巻はほとんどこの話。
    ・「たまよし」の二人は、若い頃妖面をかぶったことがあるという品のいい老女と出会う。

    ...続きを読む
  • お面屋たまよし
    ・しずかな心地で読むことができ、登場人物たちの幸を願ったりする。
    ・裏の屋号で、他者に化けられる妖面を売るお面屋の関わる人情もの、かな?。
    ・許嫁を奪われそうな男。その許嫁の心は?
    ・不器量で知的好奇心の強い娘は?
    ・雨の中、高熱を出した太良と、救おうと駆けずりまわった甘楽はある大物と出会う。
    ・没...続きを読む
  • 死神うどんカフェ1号店 二杯目
    ・新キャラにインパクト抜群のファッションをしてる目黒志津香先輩と、幻想小説家の中井須磨さん。
    ・希子に仮の死亡予告が出る。絶対死ぬと決まったわけではないがなぜ死ぬのか死神たちにもよくわからない死が近くに。いったい何が起こるのか。

    ▼死神うどんカフェについての簡単なメモ(累積)

    【亜吉良/あきら】...続きを読む