石川宏千花のレビュー一覧

  • 化け之島初恋さがし三つ巴 2

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    化け之島の第2弾。
    化け之島の不思議さと普通の部分が分かってきた。
    妖怪や神様と同居する島でもあり、普通の高校生も居て、三津ははこちらの仲間にも色々振り回される。
    それなりに平和か゚保たれていた島か゚これからどうなっていくのか気になる。

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    2024年07月19日
  • 化け之島初恋さがし三つ巴 1

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    父親の海外赴任で母親の故郷であり、親戚の経営している宿がある島に移り住むことになった三津。
    この場家之島は妖怪たちが暮らす島。
    6年前に来たときに無自覚な初恋をしてしまった三津、この初恋の行方がこの島の将来を大きくて左右することに。
    日本の近代化に伴って全国の妖怪たちがこの島に集められ、今も人間と共に生きている、という設定が面白い。
    三津やその一族のことも次々明らかになり、段々と面白くなってきた。
    続きも読もうっと。

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    2024年05月13日
  • 保健室には魔女が必要

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    児童書であったがなかなか奥深い1冊であった。
    「保健室には魔女が必要」
    題名から、学生の悩みを魔法で解決するのかと思いきや‥
    揺れ動く思春期時代よ!

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    2023年03月15日
  • 保健室には魔女が必要

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    ネタバレ

    保健室の先生は魔女みたいなんだよ〜♡
    というお話かと思ったらホンモノの魔女だった…
    魔法のチカラよりはフツーに解決…?sしてる。
    魔女の世界もいろいろあるんだなぁ…
    これ、続きます?

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    2023年02月02日
  • てのひら怪談 見てはいけない【試し読み】

    購入済み

    ショートショート怪談

    ショートショート怪談である。ショートショートだからまずはオチの部分の切れ味が生命線なのだが、まずまずのレベルの作品が多い。怪談につきもののグロテスクな場面が比較的少なめなのがいいかな。読み手の好みもあるだろうが、もう少し精選してもいいかなと感じた。

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    2023年02月01日
  • 死神うどんカフェ1号店 一杯目

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    重たいの読みたくなくて、タイトルの割にはポップそうなイラストの表紙にひかれて、かつ、さくーっと読めそうだったから手にとってみた。

    設定がユニークでした

    2022.5.15
    74

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    2022年05月15日
  • 主役コンプレックス

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    名作を現代風にアレンジした短編集。知っている名作や昔話は少ないけど、名作の面影を残しつつ、私たちに馴染みやすいような形で描写されているのがすごいなと思った。読みやすかったが、芥川龍之介のトロッコは読んだあとも謎が深まるばかりだったので、原作を読んでみようと思った。

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    2022年03月27日
  • 見た目レンタルショップ 化けの皮

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    化け狐と顔を変えられる「化けの皮」には様々なお客様がやってくる。
    みんな、自分に自信がなかったり自分には出来ないと思い込んでいるが、自分と入れ替わったキツネが解決していく姿をみて自信を貰って去っていく。
    出来ないことはないのだと改めて思わせてくれた本でした。

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    2022年02月08日
  • 拝啓パンクスノットデッドさま

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    児童文学にパンクの文字に惹かれて手に取った。
    世代間ギャップからか、ちょっと情景が想像しにくかった。

    舞台を関西に、町田康氏が児童文学を描いたらどうなるんかな、という思いがよぎった。
    インドのラップ映画「ガリーボーイ」とか、昔流行った「8マイル」とか、ミュージシャンの伝記映画等はあるが、日本が舞台の音楽映画はほとんど観ていない。小説もしかり。音や思想を文字で表現するのには技も必要だけれど、読み手の音楽経験も左右すると思う。流行らしきものがさほど意識されなくなり、各自の多様性が尊重される中、「音楽」のジャンルや思想は今後どうなるのか。

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    2021年12月11日
  • 拝啓パンクスノットデッドさま

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    ネタバレ

    ひどい母親!でもこの物語には不可欠なパンクな母親。
    パンクに詳しくないと出てくる曲が分からないので、YouTubeで調べながら読み進めると臨場感が楽しめるのでは。
    全体的にネグレクトの兄弟のひどい話だが、フェスでの演奏のシーンが高揚感があって陽的な印象で終わった。

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    2021年07月10日
  • 死神うどんカフェ1号店 六杯目

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    盛りだくさんだったこの巻。どんなに望んでも、変わらないものなんてないけど、どうかこのままで、と願ってしまう。次のステップを選んでいける彼らは強いなぁと思った。そうやって変化してきたからこそ、今の希子ちゃんがいるんだもんね。あ、これで最終巻なんだ…。

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    2021年05月30日
  • 死神うどんカフェ1号店 四杯目

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    優しい雰囲気。ほっこりした気持ちになる。でも、これを中学生や高校生の頃に読んだら、また違った感想だっただろうな。

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    2021年05月30日
  • 死神うどんカフェ1号店 二杯目

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    突然現れたハデな格好した先輩。だんだん閉ざした心がほぐれていく希子ちゃんと、周りとの関わりが微笑ましい

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    2021年05月30日
  • 見た目レンタルショップ 化けの皮

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    普通に面白い物語でした。
    小学校高学年ぐらいがメインの対象かな?なんて思いました。
    後から物語の背景などが描かれていくタイプのお話なので、伏線が少しずつ回収されるのが焦ったいと思う人には不向きかも。

    意外に「サラッ」と話が進むので、テンポ良く読めます。1話完結型なので、長いのが苦手な人におすすめ。

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    2021年05月02日
  • 拝啓パンクスノットデッドさま

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    母親が育児放棄、家に帰って来ない。
    主人公長男は小学校高学年から家事と、2つ年下の弟の世話。
    現在高校1年生、そこに家計の足しにとバイトの掛け持ちが加わる。
    そんな日々の救いは、バンクバンドの存在である。
    「ふつうのうちの子」と「ふつうのうちじゃない子」とは。

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    2021年05月02日
  • 二ノ丸くんが調査中

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    不思議な雰囲気を持つ二ノ丸くんは都市伝説の調査をしていた
    その都市伝説は本物⁉︎
    4編

    小学校高学年からかな

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    2021年04月18日
  • 見た目レンタルショップ 化けの皮

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    ネタバレ

    児童やヤングアダルトのジャンルかな。化け狐達と狐を使って見た目を入れ替えさせられる能力を持った血筋のお話。いろいろ謎も残されていて、続く物語か。吾妻といると不幸になるって、もし本当でも、それ母親が言うかねぇ

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    2021年03月07日
  • 拝啓パンクスノットデッドさま

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    厳しすぎる家庭環境の中で踏ん張る晴己。大好きなパンクが心の支え。周りと同じじゃなくても拗ねることなく(生きるのに必死でそんな余裕がないのだけれど)自分の視点で考え前を向く。なんて強い長男!

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    2021年02月09日
  • メイド イン 十四歳

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    進学高校の附属中学に通う藍堂は、自他共に認める秀才。生活面でも一目おかれていて、本人もそういうスタンスが良いと思っている。そんな藍堂のクラスに帰国子女の転校生がやって来る。先生からお世話係を頼まれた藍堂は、その転校生・浅窪が難病であることを教えられる。先天性可視化不全症候群という病気で、いわゆる透明人間なのだという。そのため、全身を包帯で巻いている。
    あまりにインパクトのある転校生の登場で、藍堂の周囲に変化が起きる。

    イジメをあつかった小説は多いけれど透明人間という設定はどうなんだ、と思いながら読み始めたが、なかなか良かった。藍堂の周辺の中学生たちもよく描き分けられているし、関わる大人たちも色々もがいている事がさらりと書かれている。透明人間という難病についても難はなくもないが、それなりに説明がありSFではない。
    他にも、突っ込みどころは無くはないが、前向きなラストもいいなと感じた。

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    2021年01月07日
  • お面屋たまよし 流浪ノ祭

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    ・ところてんのような謎の生物? がたまよしの二人につきまとっている。二人も仁王次も気付きつつ特に気にしていないもよう。
    ・片方の目が青いことを気にし劣等感にさいなまれている少年が妖面のウワサを聞き。
    ・ふたりが出会った金次という若者は超絶美形だがとても軽く図々しく騒々しい。幽霊に取りつかれていると自分では言っている。
    ・昔、仁王次のところによく来ていたお甲さんと偶然再開した二人は仁王次の過去を少し垣間見る。


    ▼たまよしに関する簡単なメモ(一巻目からの累積)

    【亥緒利/いおり】「お面処やましろ」の内弟子。丸刈りでいかつく強い。佐和のあんじゃ。新居浜村の祭でたまよしの二人組と出会う。
    【一太郎】新太の村で年貢に関する一切をを取り仕切っている人物の息子。理路整然としていて口も立つ。子どもたちのリーダー役だが末蔵はちょっとやっかみ。
    【イヌビエ】隠さまの側近。料理係でもある。小天狗たちの教育係でもあり、彼を苦手にしている天狗は多い。ある意味怒るのが仕事とか。元は他の山の主だったというウワサもある。いつもユリの花の匂いがする。かつて人間に絶望させられるような何かがあったらしい。アニメ化するなら声優は津田健次郎さんか大塚芳忠さんあたりがよさそう。
    【伊部のじいさま/いんべのじいさま】渦黒村の全てを取り仕切っているまとめ役。
    【渦黒村】万吉の生まれ故郷。鬱々とした死後の世界のような村と万吉は思った。
    【うとうと病】うとうとしている間に年月だけ経ってしまいその間の記憶がほとんどないまま老いて死んでしまう。琵琶法師が吉蔵たちに語った話。
    【お糸】荒魂化したいがゆえに妖面を買おうとしている女。
    【お勝】回船問屋の娘。器量がよくなくまわりは案じているが当人はさほど気にしていない。好奇心が強く異国の本を読んだりするのが好き。妖面に興味を示したのも美人になりたいというよりは美人は世界をどう見ているのか知りたかったから。けっこう大物やなあと思う。《自分はきっと、知らないことを知ることに惚れっぽいのだ》第一巻p.103
    【お菊】勘助の許嫁。領主の菅原のところに手伝いに行ったところを次男の半次郎に見初められた。実は今の生活がイヤで抜け出したいと思っていた。ぼんやりした底なし井戸のような女だと迅雷は思った。
    【お甲】仁王次のところにときどき来る女性。
    【お七】万吉の妹。身体が弱く七歳まで生きられないだろうとついた名前がお七。生まれ故郷の渦黒村(うずくろむら)に(生きていれば)残っている。
    【お鶴】三郎の妻。最近あまり愛されてないような気がして気分が上がらない。
    【お初】吉蔵と仲良くなりたがっている少女。
    【お巻】沼入村の房之助の娘。十三、四歳くらい。危ないところを仁王次に助けてもらって惚れたのでずっと求婚している。物怖じしないタイプ。迅雷のことを「らいぼん」と呼ぶ。
    【尾見胡/おみこ】御招山の麓にある清浄な湖。
    【お葉】吉蔵の妹。
    【お藍/おらん】藍姫。国が滅び両親兄弟皆死に旅に出た指名手配中の姫。十五歳。逃亡者一行のリーダー役が十七歳の虎久。十六歳の三津親(みつちか)。十四歳の二郎丸、五郎丸、雪重(ゆきしげ)、三郎左衛門は武士ではなく隠密の子。十二歳の志乃久(しのひさ)は虎久の弟。隠密の四人はたまよしの二人と意気投合する。雪重は隠密にしては陽気で愛嬌のあるタイプ。目的地は協力者瀧川勝政の使いが待つ百峰ヶ岳。同盟を一方的に破り国を滅ぼした男の息子は元婚約者の長谷敦規(はせあつのり)。
    【御招山/おまねきやま】天狗がいる。
    【お面処やましろ】裏の屋号は「奇楽苑」。亥緒利、佐和が修行中。師匠は八五郎(やごろう)。
    【お面屋】表の屋号のときは祭が書き入れ時でほぼ香具師の感じ。
    【お面屋たまよし】裏の屋号は「魔縁堂」。太良、甘楽が修行中。師匠は仁王次。
    【面作師/おもてつくりし】《人間の世界と山の世界の境界をいく者たち》第一巻p.15
    【隠さま/おんさま】御招山の天狗のリーダー。天狗を人間の姿に変える神通力を持つ。アニメにするなら声優は森川智之さんで決まりって感じ。
    【勘助】途方に暮れていた迅雷の面倒を見てくれたお人好しの男。お菊の婚約者。
    【甘楽/かんら】「お面屋たまよし」の一人。幼い頃御招山に捨てられていたところを隠さまに育てられた。年齢的にはもうじき14歳で「若衆のなりかけ」くらい。長くない髪を無理やりひとつにくくっていて、顔のパーツが大作りで派手な印象。ちょっと短期なタイプ。ときどき太良に逆らいたい。
    【吉蔵】大名の家臣の息子だったが父が戦で大きなしくじりをしたとかで打ち首になり没落。人々のほどこしにすがって生きている。
    【金次】超美形だがすごいおしゃべりで早とちりで図々しく騒々しい。甘楽、太良をいきなりかんちゃん、たいちゃん呼ばわりした。地域の人気者ではある。女の幽霊に取りつかれていると自分では言っている。「この顔に惚れないで、オレのどこに惚れるっていうんだよ」
    【呉葉】吉蔵の母。
    【佐吉】吉蔵の弟。
    【三郎】お鶴の夫。瞳の色が薄いのが綺麗でお鶴は気に入った。声もやわらかくささやくようで心地よい。鋳かけ職人。
    【佐和】「お面処やましろ」の内弟子。髪が長く幼い感じ。ふだんは気だるくだらだらしている。新居浜村の祭でたまよしの二人組と出会う。
    【時代背景】小さな戦があちこちで起きているらしい。全体に人々は貧しいが切羽詰まったひどい暮らしをしているというほどではない。雰囲気的には戦国時代か。
    【巡業】お面を売る行商の旅のことを業界ではそう呼ぶらしい。
    【新太】農民の子ども。もうじき十三歳。みばえがいいようでちょっとモテモテ。望洋とした性格でその気になればけっこう大人物になれるんじゃないかと思う。《面が好きなんじゃなくて、目にしっかり入ってくるものが好きなだけ》第二巻p.24。
    【迅雷】小天狗。太良、甘楽を見張るよう隠さまに命じられているが二人が赤ん坊だった頃から知っているとはいうもののコミュニケーションはなかった。天狗は寿命が長いので二人より年上だが人に変化したときの見た目は十歳くらいの少年。人の姿をしたときは人と同じ能力しか持てずとても不便。好物は金平糖や南蛮菓子のボーロ。イメージ的には「うる星やつら」のテンちゃん。いまアニメにするなら声優は釘宮理恵さんかな?
    【末蔵】新太に兄貴分風を吹かせているわりと身勝手なヤツ。自分の境遇に不満がある。孤立しやすいタイプ。もうすぐ十五歳。
    【せんぞーおじちゃんの絵草紙】お甲が持ってくる絵本みたいなもん。甘楽が大好きだった。千蔵は仁王次の修行仲間で若い頃共に面を売る旅をしていた。
    【染助/そめすけ】万吉の幼馴染み。成長するにしたがって陰気になっていった。
    【太良/たいら】「お面屋たまよし」の一人。幼い頃御招山に捨てられていたところを隠さまに育てられた。年齢的にはもうじき14歳で「若衆のなりかけ」くらい。洗いざらしの髪を耳が隠れるか隠れないかくらいの長さにしている。飄々として落ち着いているタイプでどちらかといえば兄の役割。眠りが深い。
    【富田屋】古手屋。お鶴が修繕の仕事をもらっている。
    【虎久/とらひさ】藍姫のお付きの武士。藍姫のふたつ上の十七歳。勇猛でかつ藍姫の扱い方に長けている。
    【仁王次/におうじ】面作師(おもてつくりし)。隠さまの昔馴染み。太良、甘楽を育てた。表の名前が「たまよし」。今年三十九歳だが年齢不詳の存在になりつつある。アニメ化するなら声優は・・・軽いところも重いところもある大塚明夫さんあたりかな?
    【呑/のん】神域にしか生息していない飛べない鳥。とても素早い。
    【白眉山】頂上付近に仁王次の工房がある。
    【馬借/ばしゃく】馬で荷物を運搬する者たち。商売柄体力も腕力も強く腕が立つ。
    【ひめさま】町民の老女。名前がわからないので「たまよし」の二人はそう呼んでいる。ひめさまかどうかもわからないがそうとしか言いようのない人物。
    【古手屋】古いものを引き取り修繕したりして再度売る店。まあ、リサイクルショップってとこか。
    【兵太郎】お勝の父親と同じ通りに店を構えている反物屋の息子。その取り巻き連中がお勝のことを「ごつごつさん」とか呼んでからかうがお勝が相手にしないのを見て面白がっている。お勝の一歳年上。
    【ほどほどにな】太良と甘楽があんまりお人好しなのでとある足軽から言われたセリフ。迅雷もお天狗よしの椋呂にそう言った。
    【魔縁堂】「たまよし」の裏の屋号。妖面を売り買いするときに名乗る。
    【魔縁丸】妖面を作るのと同じ鉄を使って作られた小刀。妖面をつけた人間が荒魂化したら鳴く。
    【万吉】盗みをしようとしたところを太良に止められた。二十歳。
    【椋呂/むくろ】小天狗。迅雷の幼なじみ。おっとりした感じ。
    【八五郎/やごろう】「お面処やましろ」の師匠。弟子に暴力をふるう。寝ているときと面を作っているとき以外はだいたい酔っていてまともな人間と呼べる代物ではなくなっている。
    【夜之吉/やのきち】たぶん能役者。自分が使っている仁王次の面を少し手直ししてもらえるよう頼みに来ていた。
    【矢之助】十二歳。目の色が片方青いのだがそれがイヤで劣等感を抱いている。閉じられていない村で周囲はそんなことまったく気にしていないのだが。
    【妖面】お面屋が裏の屋号で売っている、なりたい姿に変化できる面。特定の誰かになることはできない。荒魂化して人外になってしまうリスクもつきまとう。その場合、売った者が鎮めこの世から消滅させる。そういう大層な代物でありながら入手にはほとんど制限がない。
    【竜胆】迅雷の兄。大天狗の若頭。
    【六助】海岸でカニやワカメを集めて売っている。商売の相棒だった兄やんは風邪であっさり死んでしまった。父親の助蔵は岩熊村で煮売りをしているが折り合いが悪くもう長いこと会っていない。幼なじみのお葉によると病に倒れもう長くないらしい。父に会うために妖面に興味を抱く。

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    2020年11月03日