無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
"二ノ丸くんはときどき、同じ小学五年生とは思えないようなことをいいだすのだけれど、そんなところがまた、今日太にとっては、二ノ丸くんっておもしれーよな!になる。
「いちおうきくけど」
机の上につぎの授業の教科書とノートを出しながら、二ノ丸くんがふたたび、視線を今日太に投げてくる。
「きみは、あのカードをばかばかしいと思ってるってことでいいんだよね?」
「ばかばかしいというか、高すぎじゃん?とは思ってるよ?」
「そ。ならいいんだけど」
それきり二ノ丸くんはもう、今日太のほうを見なくなってしまった。"[p.145]
都市伝説を調査している小学五年生の二ノ丸くんと、そんな二ノ丸くんのことを変わってると評しつつも何かとつきまとう今日太くんの、少し怖い都市伝説をめぐる短編集。
基本視点が今日太くんなのに、その今日太くん自身は都市伝説と対面することはなく、今日太くんが気にかけてる二ノ丸くんが調査の過程で出会った別の子が、実際に都市伝説に関わっているというのが面白い。
ひどいめにあってしまいそうな子を研究の一貫として傍観するタイプの主人公と、関わってしまいそうな子を助けるタイプの主人公の二種類が漠然と思い浮かぶけど、二ノ丸くんの場合は後者で、淡々な表情ながらもそれとなく助けようとしているのが良い。
都市伝説抜きにしても、クラスの中でもちょっと"変わってる"二ノ丸くんと、年相応の子供っぽさのある普通の今日太くんが、なんだかんだで仲良く友達してるのが良い。
今日太くんが意外とちゃんとした自分の考えを持っていたり、相手を尊重できる子なのが伺えて、だからこそ二ノ丸くんは相手を鬱陶しがりつつもそこまで拒絶せずにいるのかなと思ったり。
Posted by ブクログ
小泉今日太には、ちょっと変わった友だちがいる。
二ノ丸瞑(にのまるめい)くん。普通の小5っぽくないのだ。
クラスのみんなからきょんたくんって呼ばれている今日太のことは小泉くん、としか言わないし、
二ノ丸くんのことは、ニックネームや呼び捨てにしたりしない。二ノ丸くんは二ノ丸くんだ。
二ノ丸くんは自分のことは「ぼく」っていうし、人のことを「きみ」っていうし、女子のこと「女性」っていうし、先生や一緒に暮らしているおじいちゃんのことを「あの人」っていう。
きょんたは、そんな二ノ丸くんから目がはなせないけど、二ノ丸くんはちょっと迷惑そうにする。
二ノ丸くんは1人で、都市伝説のような噂を調べている。
後ろ向きにすすむと「記憶をなくせるトンネル」
死んでしまったペットなどを生きかえらせられる「生きかえり専用ポスト」
全身黒づくめの服を着て、ベビーカーにプードルを乗せて散歩させている「アンジェリカさん」
超能力をもった人間を捕まえにくる「黒い制服の男たち」
本当の噂もあれば、そうでないものもある。
そして、本当の不思議な体験に、、引きずられてしまう人もいる。
二ノ丸くんは、そんな人たちの話を聞きに行ったり、アドバイスしたりする。
ちょっと怖い話好きな中高学年〜
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
少年・青年マンガ