石川宏千花のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
・父親の愛情を受けられずさみしい思いをしてきた男が妖面で別人になりすまし会いにいくと。
・迅雷は小天狗たちによる第一回太良・甘楽監視者オーディションに臨まなければならなくなった。
・国が滅び逃亡の身の藍姫(お藍)と彼女を守る七人の従者たちは正体を隠すことのできる妖面を求め、たまよしの二人もともに旅をすることとなる。お藍さんのその後を知りたくはある。
▼たまよしに関する簡単なメモ(一巻目からの累積)
【亥緒利/いおり】「お面処やましろ」の内弟子。丸刈りでいかつく強い。佐和のあんじゃ。新居浜村の祭でたまよしの二人組と出会う。
【一太郎】新太の村で年貢に関する一切をを取り仕切っている人物の息子。理路整然としていて口も立つ。子どもたちのリーダー役だが末蔵はちょっとやっかみ。
【イヌビエ】隠さまの側近。小天狗たちの教育係でもあり、彼を苦手にしている天狗は多い。ある意味怒るのが仕事とか。元は他の山の主だったというウワサもある。いつもユリの花の匂いがする。アニメ化するなら声優は津田健次郎さんあたりがよさそう。
【伊部のじいさま/いんべのじいさま】渦黒村の全てを取り仕切っているまとめ役。
【渦黒村】万吉の生まれ故郷。鬱々とした死後の世界のような村と万吉は思った。
【うとうと病】うとうとしている間に年月だけ経ってしまいその間の記憶がほとんどないまま老いて死んでしまう。琵琶法師が吉蔵たちに語った話。
【お糸】荒魂化したいがゆえに妖面を買おうとしている女。
【お勝】回船問屋の娘。器量がよくなくまわりは案じているが当人はさほど気にしていない。好奇心が強く異国の本を読んだりするのが好き。妖面に興味を示したのも美人になりたいというよりは美人は世界をどう見ているのか知りたかったから。けっこう大物やなあと思う。《自分はきっと、知らないことを知ることに惚れっぽいのだ》第一巻p.103
【お菊】勘助の許嫁。領主の菅原のところに手伝いに行ったところを次男の半次郎に見初められた。実は今の生活がイヤで抜け出したいと思っていた。ぼんやりした底なし井戸のような女だと迅雷は思った。
【お七】万吉の妹。身体が弱く七歳まで生きられないだろうとついた名前がお七。生まれ故郷の渦黒村(うずくろむら)に(生きていれば)残っている。
【お鶴】三郎の妻。最近あまり愛されてないような気がして気分が上がらない。
【お初】吉蔵と仲良くなりたがっている少女。
【お巻】沼入村の房之助の娘。十三、四歳くらい。危ないところを仁王次に助けてもらって惚れたのでずっと求婚している。物怖じしないタイプ。迅雷のことを「らいぼん」と呼ぶ。
【お葉】吉蔵の妹。
【お藍/おらん】藍姫。国が滅び両親兄弟皆死に旅に出た指名手配中の姫。十五歳。逃亡者一行のリーダー役が十七歳の虎久。十六歳の三津親(みつちか)。十四歳の二郎丸、五郎丸、雪重(ゆきしげ)、三郎左衛門は武士ではなく隠密の子。十二歳の志乃久(しのひさ)は虎久の弟。隠密の四人はたまよしの二人と意気投合する。雪重は隠密にしては陽気で愛嬌のあるタイプ。目的地は協力者瀧川勝政の使いが待つ百峰ヶ岳。同盟を一方的に破り国を滅ぼした男の息子は元婚約者の長谷敦規(はせあつのり)。
【御招山/おまねきやま】天狗がいる。
【お面処やましろ】裏の屋号は「奇楽苑」。亥緒利、佐和が修行中。師匠は八五郎(やごろう)。
【お面屋】表の屋号のときは祭が書き入れ時でほぼ香具師の感じ。
【お面屋たまよし】裏の屋号は「魔縁堂」。太良、甘楽が修行中。師匠は仁王次。
【面作師/おもてつくりし】《人間の世界と山の世界の境界をいく者たち》第一巻p.15
【隠さま/おんさま】御招山の天狗のリーダー。天狗を人間の姿に変える神通力を持つ。アニメにするなら声優は森川智之さんで決まりって感じ。
【勘助】途方に暮れていた迅雷の面倒を見てくれたお人好しの男。お菊の婚約者。
【甘楽/かんら】「お面屋たまよし」の一人。幼い頃御招山に捨てられていたところを隠さまに育てられた。年齢的にはもうじき14歳で「若衆のなりかけ」くらい。長くない髪を無理やりひとつにくくっていて、顔のパーツが大作りで派手な印象。ちょっと短期なタイプ。ときどき太良に逆らいたい。
【吉蔵】大名の家臣の息子だったが父が戦で大きなしくじりをしたとかで打ち首になり没落。人々のほどこしにすがって生きている。
【呉葉】吉蔵の母。
【佐吉】吉蔵の弟。
【三郎】お鶴の夫。瞳の色が薄いのが綺麗でお鶴は気に入った。声もやわらかくささやくようで心地よい。鋳かけ職人。
【佐和】「お面処やましろ」の内弟子。髪が長く幼い感じ。ふだんは気だるくだらだらしている。新居浜村の祭でたまよしの二人組と出会う。
【時代背景】小さな戦があちこちで起きているらしい。全体に人々は貧しいが切羽詰まったひどい暮らしをしているというほどではない。雰囲気的には戦国時代初期か室町時代末期の感じか。
【新太】農民の子ども。もうじき十三歳。みばえがいいようでちょっとモテモテ。望洋とした性格でその気になればけっこう大人物になれるんじゃないかと思う。《面が好きなんじゃなくて、目にしっかり入ってくるものが好きなだけ》第二巻p.24。
【迅雷】小天狗。太良、甘楽を見張るよう隠さまに命じられているが二人が赤ん坊だった頃から知っているとはいうもののコミュニケーションはなかった。天狗は寿命が長いので二人より年上だが人に変化したときの見た目は十歳くらいの少年。人の姿をしたときは人と同じ能力しか持てずとても不便。好物は金平糖や南蛮菓子のボーロ。イメージ的には「うる星やつら」のテンちゃん。いまアニメにするなら声優は釘宮理恵さんかな?
【末蔵】新太に兄貴分風を吹かせているわりと身勝手なヤツ。自分の境遇に不満がある。孤立しやすいタイプ。もうすぐ十五歳。
【染助/そめすけ】万吉の幼馴染み。成長するにしたがって陰気になっていった。
【太良/たいら】「お面屋たまよし」の一人。幼い頃御招山に捨てられていたところを隠さまに育てられた。年齢的にはもうじき14歳で「若衆のなりかけ」くらい。洗いざらしの髪を耳が隠れるか隠れないかくらいの長さにしている。飄々として落ち着いているタイプでどちらかといえば兄の役割。眠りが深い。
【富田屋】古手屋。お鶴が修繕の仕事をもらっている。
【虎久/とらひさ】藍姫のお付きの武士。藍姫のふたつ上の十七歳。勇猛でかつ藍姫の扱い方に長けている。
【仁王次/におうじ】面作師(おもてつくりし)。隠さまの昔馴染み。太良、甘楽を育てた。表の名前が「たまよし」。今年三十九歳だが年齢不詳の存在になりつつある。アニメ化するなら声優は・・・軽いところも重いところもある大塚明夫さんあたりかな?
【呑/のん】神域にしか生息していない飛べない鳥。とても素早い。
【白眉山】頂上付近に仁王次の工房がある。
【馬借/ばしゃく】馬で荷物を運搬する者たち。商売柄体力も腕力も強く腕が立つ。
【ひめさま】町民の老女。名前がわからないので「たまよし」の二人はそう呼んでいる。ひめさまかどうかもわからないがそうとしか言いようのない人物。
【古手屋】古いものを引き取り修繕したりして再度売る店。まあ、リサイクルショップってとこか。
【兵太郎】お勝の父親と同じ通りに店を構えている反物屋の息子。その取り巻き連中がお勝のことを「ごつごつさん」とか呼んでからかうがお勝が相手にしないのを見て面白がっている。お勝の一歳年上。
【ほどほどにな】太良と甘楽があんまりお人好しなのでとある足軽から言われたセリフ。迅雷もお天狗よしの椋呂にそう言った。
【魔縁堂】「たまよし」の裏の屋号。妖面を売り買いするときに名乗る。
【魔縁丸】妖面を作るのと同じ鉄を使って作られた小刀。妖面をつけた人間が荒魂化したら鳴く。
【万吉】盗みをしようとしたところを太良に止められた。二十歳。
【椋呂/むくろ】小天狗。迅雷の幼なじみ。おっとりした感じ。
【八五郎/やごろう】「お面処やましろ」の師匠。弟子に暴力をふるう。寝ているときと面を作っているとき以外はだいたい酔っていてまともな人間と呼べる代物ではなくなっている。
【夜之吉/やのきち】たぶん能役者。自分が使っている仁王次の面を少し手直ししてもらえるよう頼みに来ていた。
【妖面】お面屋が裏の屋号で売っている、なりたい姿に変化できる面。特定の誰かになることはできない。荒魂化して人外になってしまうリスクもつきまとう。その場合、売った者が鎮めこの世から消滅させる。そういう大層な代物でありながら入手にはほとんど制限がない。
【竜胆】迅雷の兄。大天狗の若頭。
【六助】海岸でカニやワカメを集めて売っている。商売の相棒だった兄やんは風邪であっさり死んでしまった。父親の助蔵は岩熊村で煮売りをしているが折り合いが悪くもう長いこと会っていない。幼なじみのお葉によると病に倒れもう長くないらしい。父に会うために妖面に興味を抱く。 -
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・感じとしては二巻目から三巻目くらいの時期かと思われる番外編。
・語り手は深海。
・オカルトアート美術館という施設に霊が出るという噂が立ちそれが元で雰囲気がすさんでしまったので心配した常連の児玉さんから依頼され調べに行くことになった「死神うどんカフェ1号店」の死神たち。児玉さんが悪のりしてゴーストバスターズ社のユニフォーム(ツナギ)まで作って・・・。
・「気づける」ようになること、口に出して「伝える」こと。
▼死神うどんカフェについての簡単なメモ(一巻目からの累積)
【亜吉良/あきら】溺れそうになっていた希子を助け自分は意識不明の重体に。のはずだったが「死神うどんカフェ1号店」で働いているところに出くわした希子。中学生のときの同級生だが事故まで特に交流といえるものはなかったもよう。タイヤキは頭から食べるタイプ。
【荒川】目黒先輩は「みつるちゃん」と呼んでいる学校での唯一の友人。あんまりいい感じの人物ではないが。
【五百蔵実篤】児玉の友人。道楽でオカルトアート美術館を始めた。
【五百蔵美沙子】五百蔵実篤の妻。オカルトアート美術館の今のオーナー。かつてすごい美人で児玉たちのアイドルだった。六十を越えた今でも美しい。
【五百蔵美典/いおくら・みのり】石原沙耶香と中学校のクラスメートだった。同年代の他の生徒とは一線を画す独特の雰囲気を持つ。中三から高一にかけて不登校。中三のときに何かあったらしい。祖母からは「みのんちゃん」と呼ばれている。
【石原沙耶香】旅館「澄川」の娘。旅館の仕事にはに誇りを持てない。自分がどんどんいやな女の子になっていってると感じ悩む。
【石原沙耶香の兄】佐和子の夫。お笑い芸人になりたかったが母の死後旅館「澄川」を継ぐことを決め板前の修行中。若白髪が多い。
【石原沙耶香の祖母】たぶん旅館「澄川」の女将をやってた。沙耶香が小学三年生の頃亡くなった。
【石原沙耶香の父】旅館「澄川」で板前をしている。白髪が目立つ。
【石原沙耶香の母】旅館「澄川」の女将だったが医療ミスで亡くなった。ちょっと天然入ってる人だったらしい。石原沙耶香は母親のことはとても好きだったようだ。
【石原佐和子】沙耶香の義理の姉。母が亡くなったのち旅館「澄川」の女将になって忙しい日々。
【一淋/いちりん】現役の死神にしてうどんカフェの店員。元気が取り柄、死神なのに。
【今】どんなことにも終わりは来る。《いまいるこの場所が、過去になってしまうその前に。》第四巻p.228。
【大和田】死神うどんカフェの常連さん。ものすごく庭の広い和洋折衷の豪邸を所有している。流しそうめんやったときの竹を提供してくれた。
【オカルトアート美術館】北関東の地方都市にある美術館。イロモノではなくちゃんとした美術を展示していたのでなんとか生き残ってきたが霊が出るという噂が立ちその結果なんとなくすさんだ雰囲気になり運営が難しくなっている。
【おとな】《おとなになるということは、いい意味でも悪い意味でも、揺るぎなくなるということなのだと、最近、思うようになった。》第四巻p.171。
【かまたま】死神うどんカフェ唯一の料理メニュー。希子にとってお守りのようなもの。誰かの一面だけを見て相手の全てを否定しかけたりしたらその人がかまたまを食べる姿を思い浮かべるつもり。それによって違った側面を見ようとすることができるような気がする。
【かまたまうどん】うどんに黄身を乗せて醤油をかけてかき混ぜただけなのになぜか美味しい。「死神うどんカフェ」のたったふたつのメニューのひとつ。
【希子/きこ】主人公。高校1年生。もともと世話焼きタイプだが事故以来意識不明になっている亜吉良の状態は自分のせいだと思い内にこもるようになり高校では友だちをつくらないことに決めた。このシリーズは彼女の自己回復の物語なのだろう。中学校での知人たちがほとんど行かない高校を選んだのだが国公立大学への進学率も高く優等生タイプの生徒が多い。タイヤキはしっぽから食べるタイプ。
【希子のしたいこと】だったら、いまはただ、《死神うどんカフェ1号店》で過ごす時間を大切にすればいいだけなんじゃないのかな――。(第五巻p.203)
【希子の父】事件およひ亜吉良に関することで希子は父親の醜い部分を知り失望して心を許せなくなった。
【救急隊の逆バージョン的な組織】死亡予定のない者が死ぬときにも死神ダンスは見せなくてはならず人間界の救急隊の逆バージョン的な組織がそれに対応する。本当に直前にならないとわからないので常にバタバタしている。
【北村栄】→栄
【決める】《いまじゃないから、決められないだけ》第四巻p.118。なるほど、決めるべきときが来たら決められるんではないかと?
【霧生遊歩/きりゅう・ゆうほ】死神。須磨さんが五十年前に知り合っていたらしい。大勢に対応できる死神のダンスを踊れるらしい。死神界では大物なのだとか。
【九嵐/くらん】死神を退職してうどん屋になった。なんとなくで運営していたが希子のアドバイスにしたがい店長となった。死神ダンスの名手で若い死神はだいたい彼のファンで復職を願っている。死神の仕事を邪魔している気もする。ごく普通のルックスなのだが見つめているとこの上なく魅力的に感じられてくる。一度死にかけた人間は死神に魅入られやすいらしい。死神ダンスは星の降る海に九つの嵐が吹き荒れているような壮絶な躍りなので星海九嵐。
【児玉】常連さん。文房具会社の社長さん。
【栄】川で溺れそうになっていたところを希子がなんとか岸に押し上げて救うことができた小学生(当時四年生で今は六年生と思われる)。元来理知的なところがあったが事故以来老成した感じになっている? 理由はわからないが自殺未遂を繰り返しているらしい。
【さくらい堂】タイヤキ屋。美味しい。タイヤキは亜吉良の好物のようだ。
【佐多朋史/さた・ともふみ】一年二組で希子のクラスメートだが希子はまったく覚えてなかった。どうやら目黒先輩のファンのようだ。恋愛感情も抱いているようだが出会い方にこだわりがありいまだ知り合えていない。後に小さな奇跡を起こすことになる。いつまでも。人の考えることを先回りして想像してしまい卑屈になる被害妄想タイプ。メンドクサって感じだけど持ち前の軽さとグイグイ押し込んでくる強引さがそれをカバーしている独特の対人スキル。ファッションのことしか考えられず海外留学し共感できるメゾンのスタッフになりできればデザイナーになりたい。
【事故】はっきりと描写されてはいないがおそらく希子が中学二年生のとき、川で溺れかけていた子どもを救おうとするが自分も溺れかけクラスメートだった亜吉良がそれを救おうとし意識不明の重体となったというような経緯らしい。希子と亜吉良は同時に子どもを救おうとしていたのかもしれない。ちなみに希子と亜吉良にはほとんど交流はなかったもよう。
【しにう荘】死神うどんカフェの寮。古い木造アパートを改築し一階の半分を三部屋ぶち抜きで共有スペースとし二階が各自の部屋になっている。死神の「しに」とうどんの「う」でしにう荘。店員たちは広いリビングにたむろしていることが多い。
【死神うどんカフェ1号店】かまたまうどんとカフェオレしかメニューにない。古い木造平屋建ての壁を取っ払ってリノベーションしておりとても広い。九嵐が仕事で行ったと土地で食べたうどんに魅せられ死神を退職し開いた店。いずれはいくつも店を出せたらいいなといことでとりあえず1号店。偶然入った希子がその経営の甘さに呆れアドバイスしたりして少しずつ軌道に乗りつつある。九嵐を死神に戻そうとしている一淋や深海がいつの間にか取り込まれ、半死人である亜吉良も九嵐から「肉貸し」されて店員として働いている。希子は居心地のいいここで回復のとっかかりをつかめるか。もちろん自分のせいで半死人になっている亜吉良が気になるということはあるだろうが。周辺環境は高級住宅街なので常連さんにも大金持ちが多い。
【死神のダンス】人間が最後まで見てしまうと死を免れるのは難しいらしい。亜吉良は見てしまったらしい。九嵐は死神のダンスの名手。
【死神の名前】人間モードになるときは自動的に名字も浮かんでくるがあまり呼ばれなれていないのでファーストネームで呼ばれる方がピンとくるらしい。ファーストネームは死神のダンスの特徴をあらわしているらしい。
【自分だけの王国】《自分にもいつか、自分だけの王国になるときが来るのだとして、その眺めを形づくるのに欠かせないのは、〈いま〉になるにちがいない。》第五巻p.67
【須磨さん】死神うどんカフェの常連さん。カフェオレを飲んでいく。69歳の女性で白髪ショートで黒い服。性別年齢ともに判別しにくい。二巻目の表紙に出ている新キャラの一人だろう。難解な幻想小説作家として高い評価を受けている。ペンギンが好き。洞爺丸事故かもしれない事故の生存者のようだ。台風の記述はないが。
【澄川】北関東の地方都市にある旅館。石原沙耶香の家。
【高倉史郎】石原沙耶香、五百蔵美典と中学生の頃親しかったようだ。
【谷風雅】→風雅
【月太朗】ペンギン。よくしゃべる。元は人間、雰囲気的には子どもだったらしい。個人的にはなぜか「ペン太郎」と呼んでいる。《希子はよく笑うようになった。笑うと希子はかわいい》第五巻p.126。
【中井須磨】→須磨
【ナッツボン】落花生の形のお菓子。九嵐の好物。
【肉貸し】魂に肉体を貸して実体とする技。うどんカフェメンバーでは星海九嵐しかできない。
【花園深海】→深海(ふかみ)
【林田希子/はやしだ・きこ】→希子
【半死人】死んでるとも生きてるとも言えない状態の人。
【風雅】一淋や深海の後輩死神。死神界に戻らなくてはならなくなった一淋に頼まれうどんカフェでバイトすることになった。丸メガネで方向音痴。死神ダンスが下手で事務仕事をしていたがようやく《きれいに死んでもらえる》ダンスを踊れるようになったので通常業務ができるようになった。だだっ広いところが好きなもよう。
【深海/ふかみ】現役の死神にしてうどんカフェの店員。おしゃれっぽくて服飾関係の専門学校の学生のようなタイプ。つり目でキツそうな見た目に反して物腰は優しく丁寧。死神ダンスは花園にいるのか深海にいるのかわからなくなるような心持ちになる躍りなので花園深海。
【福富一淋/ふくとみ・いちりん】→一淋
【星海九嵐/ほしみ・くらん】→九嵐
【マス子】佐多の幼馴染み。本名増田絵摩。一組の女生徒。ゆっくりで気だるげな話し方をする。国産の旧車限定の車オタク。ハコスカを自分の手で洗車してバンドルに頬擦りしたい。希子を「きーちゃん」と呼ぶ。三十代半ばに見えるおばさんの「りっちゃん」がやってるオープンしたばかりの和風カフェでアルバイトしている。将来自動車大学校に行き車のプロ、八十年代の国産車専門にメンテナンスするアトリエを持ちたい。
【みーた】一淋だけは亜吉良のことを「みーた」と呼んでいる。
【三田亜吉良/みた・あきら】→亜吉良
【宮本】石原沙耶香のクラスメートの男子。おしゃべりであまりかっこよくない男子。沙耶香はついすげない態度をとってしまう。
【目黒志津香/めぐろ・しづか】希子と同じ高校の上級生。通称メグシー。夏休みモードでは金髪ロングでインパクト抜群のファッション。二巻目の表紙に出ている人物だろう。母親が世界的なファッションブランドのデザイナー。マイペースだが意外と人をよく見ている。かつてはいじめられて引きこもり状態になったらしいがファッション系のブログを始め海外のブロガーに取り上げられたこともあり今や原宿では有名人。四巻目にして初めてノーマルバージョンのメグシー先輩を見る。
【門限】希子の門限は夜七時。目黒先輩の門限は・・・意外に早かったように記憶している。
【霊】死神は霊の存在を信じない。仕事柄それがないことを知っているから。 -
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・月太朗がいなくなった後。
・亜吉良が九嵐と讃岐へうどんを知る旅に出かけ大変な出来事に遭遇。その結果亜吉良はある決断をすることになる。
・佐多くんの起こした小さな奇跡。
・最終巻だろうと思う。でも希子と亜吉良のその後を知りたいとは思う。幸あれと。
▼死神うどんカフェについての簡単なメモ(一巻目からの累積)
【亜吉良/あきら】溺れそうになっていた希子を助け自分は意識不明の重体に。のはずだったが「死神うどんカフェ1号店」で働いているところに出くわした希子。中学生のときの同級生だが事故まで特に交流といえるものはなかったもよう。タイヤキは頭から食べるタイプ。
【荒川】目黒先輩は「みつるちゃん」と呼んでいる学校での唯一の友人。あんまりいい感じの人物ではないが。
【一淋/いちりん】現役の死神にしてうどんカフェの店員。元気が取り柄、死神なのに。
【今】どんなことにも終わりは来る。《いまいるこの場所が、過去になってしまうその前に。》第四巻p.228。
【大和田】死神うどんカフェの常連さん。ものすごく庭の広い和洋折衷の豪邸を所有している。流しそうめんやったときの竹を提供してくれた。
【おとな】《おとなになるということは、いい意味でも悪い意味でも、揺るぎなくなるということなのだと、最近、思うようになった。》第四巻p.171。
【かまたま】死神うどんカフェ唯一の料理メニュー。希子にとってお守りのようなもの。誰かの一面だけを見て相手の全てを否定しかけたりしたらその人がかまたまを食べる姿を思い浮かべるつもり。それによって違った側面を見ようとすることができるような気がする。
【かまたまうどん】うどんに黄身を乗せて醤油をかけてかき混ぜただけなのになぜか美味しい。「死神うどんカフェ」のたったふたつのメニューのひとつ。
【希子/きこ】主人公。高校1年生。もともと世話焼きタイプだが事故以来意識不明になっている亜吉良の状態は自分のせいだと思い内にこもるようになり高校では友だちをつくらないことに決めた。このシリーズは彼女の自己回復の物語なのだろう。中学校での知人たちがほとんど行かない高校を選んだのだが国公立大学への進学率も高く優等生タイプの生徒が多い。タイヤキはしっぽから食べるタイプ。
【希子のしたいこと】だったら、いまはただ、《死神うどんカフェ1号店》で過ごす時間を大切にすればいいだけなんじゃないのかな――。(第五巻p.203)
【希子の父】事件およひ亜吉良に関することで希子は父親の醜い部分を知り失望して心を許せなくなった。
【救急隊の逆バージョン的な組織】死亡予定のない者が死ぬときにも死神ダンスは見せなくてはならず人間界の救急隊の逆バージョン的な組織がそれに対応する。本当に直前にならないとわからないので常にバタバタしている。
【北村栄】→栄
【決める】《いまじゃないから、決められないだけ》第四巻p.118。なるほど、決めるべきときが来たら決められるんではないかと?
【霧生遊歩/きりゅう・ゆうほ】死神。須磨さんが五十年前に知り合っていたらしい。大勢に対応できる死神のダンスを踊れるらしい。死神界では大物なのだとか。
【九嵐/くらん】死神を退職してうどん屋になった。なんとなくで運営していたが希子のアドバイスにしたがい店長となった。死神ダンスの名手で若い死神はだいたい彼のファンで復職を願っている。死神の仕事を邪魔している気もする。ごく普通のルックスなのだが見つめているとこの上なく魅力的に感じられてくる。一度死にかけた人間は死神に魅入られやすいらしい。
【栄】川で溺れそうになっていたところを希子がなんとか岸に押し上げて救うことができた小学生(当時四年生で今は六年生と思われる)。元来理知的なところがあったが事故以来老成した感じになっている? 理由はわからないが自殺未遂を繰り返しているらしい。
【さくらい堂】タイヤキ屋。美味しい。タイヤキは亜吉良の好物のようだ。
【佐多朋史/さた・ともふみ】一年二組で希子のクラスメートだが希子はまったく覚えてなかった。どうやら目黒先輩のファンのようだ。恋愛感情も抱いているようだが出会い方にこだわりがありいまだ知り合えていない。後に小さな奇跡を起こすことになる。いつまでも。人の考えることを先回りして想像してしまい卑屈になる被害妄想タイプ。メンドクサって感じだけど持ち前の軽さとグイグイ押し込んでくる強引さがそれをカバーしている独特の対人スキル。ファッションのことしか考えられず海外留学し共感できるメゾンのスタッフになりできればデザイナーになりたい。
【事故】はっきりと描写されてはいないがおそらく希子が中学二年生のとき、川で溺れかけていた子どもを救おうとするが自分も溺れかけクラスメートだった亜吉良がそれを救おうとし意識不明の重体となったというような経緯らしい。希子と亜吉良は同時に子どもを救おうとしていたのかもしれない。ちなみに希子と亜吉良にはほとんど交流はなかったもよう。
【しにう荘】死神うどんカフェの寮。古い木造アパートを改築し一階の半分を三部屋ぶち抜きで共有スペースとし二階が各自の部屋になっている。死神の「しに」とうどんの「う」でしにう荘。店員たちは広いリビングにたむろしていることが多い。
【死神うどんカフェ1号店】かまたまうどんとカフェオレしかメニューにない。古い木造平屋建ての壁を取っ払ってリノベーションしておりとても広い。九嵐が仕事で行ったと土地で食べたうどんに魅せられ死神を退職し開いた店。いずれはいくつも店を出せたらいいなといことでとりあえず1号店。偶然入った希子がその経営の甘さに呆れアドバイスしたりして少しずつ軌道に乗りつつある。九嵐を死神に戻そうとしている一淋や深海がいつの間にか取り込まれ、半死人である亜吉良も九嵐から「肉貸し」されて店員として働いている。希子は居心地のいいここで回復のとっかかりをつかめるか。もちろん自分のせいで半死人になっている亜吉良が気になるということはあるだろうが。
【死神のダンス】人間が最後まで見てしまうと死を免れるのは難しいらしい。亜吉良は見てしまったらしい。九嵐は死神のダンスの名手。
【死神の名前】人間モードになるときは自動的に名字も浮かんでくるがあまり呼ばれなれていないのでファーストネームで呼ばれる方がピンとくるらしい。ファーストネームは死神のダンスの特徴をあらわしているらしい。
【自分だけの王国】《自分にもいつか、自分だけの王国になるときが来るのだとして、その眺めを形づくるのに欠かせないのは、〈いま〉になるにちがいない。》第五巻p.67
【須磨さん】死神うどんカフェの常連さん。カフェオレを飲んでいく。69歳の女性で白髪ショートで黒い服。性別年齢ともに判別しにくい。二巻目の表紙に出ている新キャラの一人だろう。難解な幻想小説作家として高い評価を受けている。ペンギンが好き。洞爺丸事故かもしれない事故の生存者のようだ。台風の記述はないが。
【谷風雅】→風雅
【月太朗】ペンギン。よくしゃべる。元は人間、雰囲気的には子どもだったらしい。個人的にはなぜか「ペン太郎」と呼んでいる。《希子はよく笑うようになった。笑うと希子はかわいい》第五巻p.126。
【中井須磨】→須磨
【ナッツボン】落花生の形のお菓子。九嵐の好物。
【肉貸し】魂に肉体を貸して実体とする技。うどんカフェメンバーでは星海九嵐しかできない。
【花園深海】→深海(ふかみ)
【林田希子/はやしだ・きこ】→希子
【半死人】死んでるとも生きてるとも言えない状態の人。
【風雅】一淋や深海の後輩死神。死神界に戻らなくてはならなくなった一淋に頼まれうどんカフェでバイトすることになった。丸メガネで方向音痴。死神ダンスが下手で事務仕事をしていたがようやく《きれいに死んでもらえる》ダンスを踊れるようになったので通常業務ができるようになった。だだっ広いところが好きなもよう。
【深海/ふかみ】現役の死神にしてうどんカフェの店員。おしゃれっぽくて服飾関係の専門学校の学生のようなタイプ。つり目でキツそうな見た目に反して物腰は優しく丁寧。
【福富一淋/ふくとみ・いちりん】→一淋
【星海九嵐/ほしみ・くらん】→九嵐
【マス子】佐多の幼馴染み。本名増田絵摩。一組の女生徒。ゆっくりで気だるげな話し方をする。国産の旧車限定の車オタク。ハコスカを自分の手で洗車してバンドルに頬擦りしたい。希子を「きーちゃん」と呼ぶ。三十代半ばに見えるおばさんの「りっちゃん」がやってるオープンしたばかりの和風カフェでアルバイトしている。将来自動車大学校に行き車のプロ、八十年代の国産車専門にメンテナンスするアトリエを持ちたい。
【みーた】一淋だけは亜吉良のことを「みーた」と呼んでいる。
【三田亜吉良/みた・あきら】→亜吉良
【目黒志津香/めぐろ・しづか】希子と同じ高校の上級生。通称メグシー。夏休みモードでは金髪ロングでインパクト抜群のファッション。二巻目の表紙に出ている人物だろう。母親が世界的なファッションブランドのデザイナー。マイペースだが意外と人をよく見ている。かつてはいじめられて引きこもり状態になったらしいがファッション系のブログを始め海外のブロガーに取り上げられたこともあり今や原宿では有名人。四巻目にして初めてノーマルバージョンのメグシー先輩を見る。
【門限】希子の門限は夜七時。目黒先輩の門限は・・・意外に早かったように記憶している。 -
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・須磨さんが海外の文学賞を受賞、みんなでお祝いするときに現れたのは五十年前に須磨さんと知り合った死神だという。
・今回の表紙カバーは妙な着飾りかたの面々と思ったらどうやら目黒先輩の母上の会社のパーティー用の衣装らしい。
・亜吉良が自分の両親を店に連れてきて欲しいと希子に頼む。
・このシリーズ、題名は軽いけど、けっこうせつない話やなあとは思う。
▼死神うどんカフェについての簡単なメモ(一巻目からの累積)
【亜吉良/あきら】溺れそうになっていた希子を助け自分は意識不明の重体に。のはずだったが「死神うどんカフェ1号店」で働いているところに出くわした希子。中学生のときの同級生だが事故まで特に交流といえるものはなかったもよう。タイヤキは頭から食べるタイプ。
【荒川】目黒先輩は「みつるちゃん」と呼んでいる学校での唯一の友人。あんまりいい感じの人物ではないが。
【一淋/いちりん】現役の死神にしてうどんカフェの店員。元気が取り柄、死神なのに。
【今】どんなことにも終わりは来る。《いまいるこの場所が、過去になってしまうその前に。》第四巻p.228。
【大和田】死神うどんカフェの常連さん。ものすごく庭の広い和洋折衷の豪邸を所有している。流しそうめんやったときの竹を提供してくれた。
【おとな】《おとなになるということは、いい意味でも悪い意味でも、揺るぎなくなるということなのだと、最近、思うようになった。》第四巻p.171。
【かまたま】死神うどんカフェ唯一の料理メニュー。希子にとってお守りのようなもの。誰かの一面だけを見て相手の全てを否定しかけたりしたらその人がかまたまを食べる姿を思い浮かべるつもり。それによって違った側面を見ようとすることができるような気がする。
【かまたまうどん】うどんに黄身を乗せて醤油をかけてかき混ぜただけなのになぜか美味しい。「死神うどんカフェ」のたったふたつのメニューのひとつ。
【希子/きこ】主人公。高校1年生。もともと世話焼きタイプだが事故以来意識不明になっている亜吉良の状態は自分のせいだと思い内にこもるようになり高校では友だちをつくらないことに決めた。このシリーズは彼女の自己回復の物語なのだろう。中学校での知人たちがほとんど行かない高校を選んだのだが国公立大学への進学率も高く優等生タイプの生徒が多い。タイヤキはしっぽから食べるタイプ。
【希子のしたいこと】だったら、いまはただ、《死神うどんカフェ1号店》で過ごす時間を大切にすればいいだけなんじゃないのかな――。(第五巻p.203)
【希子の父】事件およひ亜吉良に関することで希子は父親の醜い部分を知り失望して心を許せなくなった。
【救急隊の逆バージョン的な組織】死亡予定のない者が死ぬときにも死神ダンスは見せなくてはならず人間界の救急隊の逆バージョン的な組織がそれに対応する。本当に直前にならないとわからないので常にバタバタしている。
【北村栄】→栄
【決める】《いまじゃないから、決められないだけ》第四巻p.118。なるほど、決めるべきときが来たら決められるんではないかと?
【霧生遊歩/きりゅう・ゆうほ】死神。須磨さんが五十年前に知り合っていたらしい。大勢に対応できる死神のダンスを踊れるらしい。死神界では大物なのだとか。
【九嵐/くらん】死神を退職してうどん屋になった。なんとなくで運営していたが希子のアドバイスにしたがい店長となった。死神ダンスの名手で若い死神はだいたい彼のファンで復職を願っている。死神の仕事を邪魔している気もする。ごく普通のルックスなのだが見つめているとこの上なく魅力的に感じられてくる。一度死にかけた人間は死神に魅入られやすいらしい。
【栄】川で溺れそうになっていたところを希子がなんとか岸に押し上げて救うことができた小学生(当時四年生で今は六年生と思われる)。元来理知的なところがあったが事故以来老成した感じになっている? 理由はわからないが自殺未遂を繰り返しているらしい。
【さくらい堂】タイヤキ屋。美味しい。タイヤキは亜吉良の好物のようだ。
【佐多朋史/さた・ともふみ】一年二組で希子のクラスメートだが希子はまったく覚えてなかった。どうやら目黒先輩のファンのようだ。恋愛感情も抱いているようだ。人の考えることを先回りして想像してしまい卑屈になる被害妄想タイプ。メンドクサって感じだけど持ち前の軽さとグイグイ押し込んでくる強引さがそれをカバーしている独特の対人スキル。ファッションのことしか考えられず海外留学し共感できるメゾンのスタッフになりできればデザイナーになりたい。
【事故】はっきりと描写されてはいないがおそらく希子が中学二年生のとき、川で溺れかけていた子どもを救おうとするが自分も溺れかけクラスメートだった亜吉良がそれを救おうとし意識不明の重体となったというような経緯らしい。希子と亜吉良は同時に子どもを救おうとしていたのかもしれない。ちなみに希子と亜吉良にはほとんど交流はなかったもよう。
【しにう荘】死神うどんカフェの寮。古い木造アパートを改築し一階の半分を三部屋ぶち抜きで共有スペースとし二階が各自の部屋になっている。死神の「しに」とうどんの「う」でしにう荘。店員たちは広いリビングにたむろしていることが多い。
【死神うどんカフェ1号店】かまたまうどんとカフェオレしかメニューにない。古い木造平屋建ての壁を取っ払ってリノベーションしておりとても広い。九嵐が仕事で行ったと土地で食べたうどんに魅せられ死神を退職し開いた店。いずれはいくつも店を出せたらいいなといことでとりあえず1号店。偶然入った希子がその経営の甘さに呆れアドバイスしたりして少しずつ軌道に乗りつつある。九嵐を死神に戻そうとしている一淋や深海がいつの間にか取り込まれ、半死人である亜吉良も九嵐から「肉貸し」されて店員として働いている。希子は居心地のいいここで回復のとっかかりをつかめるか。もちろん自分のせいで半死人になっている亜吉良が気になるということはあるだろうが。
【死神のダンス】人間が最後まで見てしまうと死を免れるのは難しいらしい。亜吉良は見てしまったらしい。九嵐は死神のダンスの名手。
【死神の名前】人間モードになるときは自動的に名字も浮かんでくるがあまり呼ばれなれていないのでファーストネームで呼ばれる方がピンとくるらしい。ファーストネームは死神のダンスの特徴をあらわしているらしい。
【自分だけの王国】《自分にもいつか、自分だけの王国になるときが来るのだとして、その眺めを形づくるのに欠かせないのは、〈いま〉になるにちがいない。》第五巻p.67
【須磨さん】死神うどんカフェの常連さん。カフェオレを飲んでいく。69歳の女性で白髪ショートで黒い服。性別年齢ともに判別しにくい。二巻目の表紙に出ている新キャラの一人だろう。難解な幻想小説作家として高い評価を受けている。ペンギンが好き。洞爺丸事故かもしれない事故の生存者のようだ。台風の記述はないが。
【谷風雅】→風雅
【月太朗】ペンギン。よくしゃべる。元は人間、雰囲気的には子どもだったらしい。個人的にはなぜか「ペン太郎」と呼んでいる。《希子はよく笑うようになった。笑うと希子はかわいい》第五巻p.126。
【中井須磨】→須磨
【ナッツボン】落花生の形のお菓子。九嵐の好物。
【肉貸し】魂に肉体を貸して実体とする技。うどんカフェメンバーでは星海九嵐しかできない。
【花園深海】→深海(ふかみ)
【林田希子/はやしだ・きこ】→希子
【半死人】死んでるとも生きてるとも言えない状態の人。
【風雅】一淋や深海の後輩死神。死神界に戻らなくてはならなくなった一淋に頼まれうどんカフェでバイトすることになった。丸メガネで方向音痴。死神ダンスが下手で事務仕事をしていたがようやく《きれいに死んでもらえる》ダンスを踊れるようになったので通常業務ができるようになった。だだっ広いところが好きなもよう。
【深海/ふかみ】現役の死神にしてうどんカフェの店員。おしゃれっぽくて服飾関係の専門学校の学生のようなタイプ。つり目でキツそうな見た目に反して物腰は優しく丁寧。
【福富一淋/ふくとみ・いちりん】→一淋
【星海九嵐/ほしみ・くらん】→九嵐
【マス子】佐多の幼馴染み。本名増田絵摩。一組の女生徒。ゆっくりで気だるげな話し方をする。国産の旧車限定の車オタク。ハコスカを自分の手で洗車してバンドルに頬擦りしたい。希子を「きーちゃん」と呼ぶ。三十代半ばに見えるおばさんの「りっちゃん」がやってるオープンしたばかりの和風カフェでアルバイトしている。将来自動車大学校に行き車のプロ、八十年代の国産車専門にメンテナンスするアトリエを持ちたい。
【みーた】一淋だけは亜吉良のことを「みーた」と呼んでいる。
【三田亜吉良/みた・あきら】→亜吉良
【目黒志津香/めぐろ・しづか】希子と同じ高校の上級生。通称メグシー。夏休みモードでは金髪ロングでインパクト抜群のファッション。二巻目の表紙に出ている人物だろう。母親が世界的なファッションブランドのデザイナー。マイペースだが意外と人をよく見ている。かつてはいじめられて引きこもり状態になったらしいがファッション系のブログを始め海外のブロガーに取り上げられたこともあり今や原宿では有名人。四巻目にして初めてノーマルバージョンのメグシー先輩を見る。
【門限】希子の門限は夜七時。目黒先輩の門限は・・・意外に早かったように記憶している。 -
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・記憶はないがなぜか刺々しい視線を向けてくる男子生徒。
・月太朗が月太朗になった理由。
・新キャラに佐多とマス子。
・亜吉良の様子がおかしい? 調子が悪いの?
・珍しく一淋と九嵐が喧嘩して口もきかない? その理由は。
・須磨さんちでお茶会。
・希子、亜吉良は佐多に誘われマス子がバイトする和風カフェに行く。そこで感じたことは。
▼死神うどんカフェについての簡単なメモ(一巻目からの累積)
【亜吉良/あきら】溺れそうになっていた希子を助け自分は意識不明の重体に。のはずだったが「死神うどんカフェ1号店」で働いているところに出くわした希子。中学生のときの同級生だが事故まで特に交流といえるものはなかったもよう。タイヤキは頭から食べるタイプ。
【荒川】目黒先輩は「みつるちゃん」と呼んでいる学校での唯一の友人。あんまりいい感じの人物ではないが。
【一淋/いちりん】現役の死神にしてうどんカフェの店員。元気が取り柄、死神なのに。
【今】どんなことにも終わりは来る。《いまいるこの場所が、過去になってしまうその前に。》第四巻p.228。
【大和田】死神うどんカフェの常連さん。ものすごく庭の広い和洋折衷の豪邸を所有している。流しそうめんやったときの竹を提供してくれた。
【おとな】《おとなになるということは、いい意味でも悪い意味でも、揺るぎなくなるということなのだと、最近、思うようになった。》第四巻p.171。
【かまたま】死神うどんカフェ唯一の料理メニュー。希子にとってお守りのようなもの。誰かの一面だけを見て相手の全てを否定しかけたりしたらその人がかまたまを食べる姿を思い浮かべるつもり。それによって違った側面を見ようとすることができるような気がする。
【かまたまうどん】うどんに黄身を乗せて醤油をかけてかき混ぜただけなのになぜか美味しい。「死神うどんカフェ」のたったふたつのメニューのひとつ。
【希子/きこ】主人公。高校1年生。もともと世話焼きタイプだが事故以来意識不明になっている亜吉良の状態は自分のせいだと思い内にこもるようになり高校では友だちをつくらないことに決めた。このシリーズは彼女の自己回復の物語なのだろう。中学校での知人たちがほとんど行かない高校を選んだのだが国公立大学への進学率も高く優等生タイプの生徒が多い。タイヤキはしっぽから食べるタイプ。
【希子の父】事件およひ亜吉良に関することで希子は父親の醜い部分を知り失望して心を許せなくなった。
【救急隊の逆バージョン的な組織】死亡予定のない者が死ぬときにも死神ダンスは見せなくてはならず人間界の救急隊の逆バージョン的な組織がそれに対応する。本当に直前にならないとわからないので常にバタバタしている。
【北村栄】→栄
【決める】《いまじゃないから、決められないだけ》第四巻p.118。なるほど、決めるべきときが来たら決められるんではないかと?
【九嵐/くらん】死神を退職してうどん屋になった。なんとなくで運営していたが希子のアドバイスにしたがい店長となった。死神ダンスの名手で若い死神はだいたい彼のファンで復職を願っている。死神の仕事を邪魔している気もする。ごく普通のルックスなのだが見つめているとこの上なく魅力的に感じられてくる。一度死にかけた人間は死神に魅入られやすいらしい。
【栄】川で溺れそうになっていたところを希子がなんとか岸に押し上げて救うことができた小学生(当時四年生で今は六年生と思われる)。元来理知的なところがあったが事故以来老成した感じになっている? 理由はわからないが自殺未遂を繰り返しているらしい。
【さくらい堂】タイヤキ屋。美味しい。タイヤキは亜吉良の好物のようだ。
【佐多朋史/さた・ともふみ】一年二組で希子のクラスメートだが希子はまったく覚えてなかった。どうやら目黒先輩のファンのようだ。恋愛感情も抱いているようだ。人の考えることを先回りして想像してしまい卑屈になる被害妄想タイプ。メンドクサって感じだけど持ち前の軽さとグイグイ押し込んでくる強引さがそれをカバーしている独特の対人スキル。ファッションのことしか考えられず海外留学し共感できるメゾンのスタッフになりできればデザイナーになりたい。
【事故】はっきりと描写されてはいないがおそらく希子が中学二年生のとき、川で溺れかけていた子どもを救おうとするが自分も溺れかけクラスメートだった亜吉良がそれを救おうとし意識不明の重体となったというような経緯らしい。希子と亜吉良は同時に子どもを救おうとしていたのかもしれない。ちなみに希子と亜吉良にはほとんど交流はなかったもよう。
【しにう荘】死神うどんカフェの寮。古い木造アパートを改築し一階の半分を三部屋ぶち抜きで共有スペースとし二階が各自の部屋になっている。死神の「しに」とうどんの「う」でしにう荘。店員たちは広いリビングにたむろしていることが多い。
【死神うどんカフェ1号店】九嵐が仕事で行ったと土地で食べたうどんに魅せられ死神を退職し開いた店。かまたまうどんとカフェオレしかメニューにない。いずれはいくつも店を出せたらいいなといことでとりあえず1号店。偶然入った希子がその経営の甘さに呆れアドバイスしたりして少しずつ軌道に乗りつつある。九嵐を死神に戻そうとしている一淋や深海がいつの間にか取り込まれ、半死人である亜吉良も九嵐から「肉貸し」されて店員として働いている。希子は居心地のいいここで回復のとっかかりをつかめるか。もちろん自分のせいで半死人になっている亜吉良が気になるということはあるだろうが。
【死神のダンス】人間が最後まで見てしまうと死を免れるのは難しいらしい。亜吉良は見てしまったらしい。九嵐は死神のダンスの名手。
【死神の名前】人間モードになるときは自動的に名字も浮かんでくるがあまり呼ばれなれていないのでファーストネームで呼ばれる方がピンとくるらしい。
【須磨】死神うどんカフェの常連さん。カフェオレを飲んでいく。69歳の女性で白髪ショートで黒い服。性別年齢ともに判別しにくい。二巻目の表紙に出ている新キャラの一人だろう。幻想小説作家として高い評価を受けている。ペンギンが好き。
【谷風雅】→風雅
【月太朗】ペンギン。よくしゃべる。元は人間、雰囲気的には子どもだったらしい。
【中井須磨】→須磨
【ナッツボン】落花生の形のお菓子。九嵐の好物。
【肉貸し】魂に肉体を貸して実体とする技。うどんカフェメンバーでは星海九嵐しかできない。
【花園深海】→深海(ふかみ)
【林田希子/はやしだ・きこ】→希子
【半死人】死んでるとも生きてるとも言えない状態の人。
【風雅】一淋や深海の後輩死神。死神界に戻らなくてはならなくなった一淋に頼まれうどんカフェでバイトすることになった。丸メガネで方向音痴。死神ダンスが下手で事務仕事をしていたがようやく《きれいに死んでもらえる》ダンスを踊れるようになったので通常業務ができるようになった。だだっ広いところが好きなもよう。
【深海/ふかみ】現役の死神にしてうどんカフェの店員。おしゃれっぽくて服飾関係の専門学校の学生のようなタイプ。つり目でキツそうな見た目に反して物腰は優しく丁寧。
【福富一淋/ふくとみ・いちりん】→一淋
【星海九嵐/ほしみ・くらん】→九嵐
【マス子】佐多の幼馴染み。本名増田絵摩。一組の女生徒。ゆっくりで気だるげな話し方をする。国産の旧車限定の車オタク。ハコスカを自分の手で洗車してバンドルに頬擦りしたい。希子を「きーちゃん」と呼ぶ。三十代半ばに見えるおばさんの「りっちゃん」がやってるオープンしたばかりの和風カフェでアルバイトしている。将来自動車大学校に行き車のプロ、八十年代の国産車専門にメンテナンスするアトリエを持ちたい。
【みーた】一淋だけは亜吉良のことを「みーた」と呼んでいる。
【三田亜吉良/みた・あきら】→亜吉良
【目黒志津香/めぐろ・しづか】希子と同じ高校の上級生。通称メグシー。夏休みモードでは金髪ロングでインパクト抜群のファッション。二巻目の表紙に出ている人物だろう。母親が世界的なファッションブランドのデザイナー。マイペースだが意外と人をよく見ている。かつてはいじめられて引きこもり状態になったらしいがファッション系のブログを始め海外のブロガーに取り上げられたこともあり今や原宿では有名人。四巻目にして初めてノーマルバージョンのメグシー先輩を見る。
【門限】希子の門限は夜七時。目黒先輩の門限は・・・意外に早かったように記憶している。 -
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・「お面処やましろ」の二人組とたまよしの二人組が出会う。「やましろ」の師匠は暴力が激しいらしく・・・
・竜胆、迅雷が酒を届けに仁王次のところに行く道すがら、仁王次に求婚中という娘、お巻と出会う。
・子もなく夫の心が自分から離れていってしまったのではないかと思いなんとなく落ち込んでいるお鶴は太良、甘楽と出会いつかのま母親のような気持ちになる。
▼たまよしに関する簡単なメモ(一巻目からの累積)
【亥緒利/いおり】「お面処やましろ」の内弟子。丸刈りでいかつく強い。佐和のあんじゃ。新居浜村の祭でたまよしの二人組と出会う。
【一太郎】新太の村で年貢に関する一切をを取り仕切っている人物の息子。理路整然としていて口も立つ。子どもたちのリーダー役だが末蔵はちょっとやっかみ。
【イヌビエ】隠さまの側近。小天狗たちの教育係でもあり、彼を苦手にしている天狗は多い。ある意味怒るのが仕事とか。元は他の山の主だったというウワサもある。いつもユリの花の匂いがする。アニメ化するなら声優は津田健次郎さんあたりがよさそう。
【伊部のじいさま/いんべのじいさま】渦黒村の全てを取り仕切っているまとめ役。
【渦黒村】万吉の生まれ故郷。鬱々とした死後の世界のような村と万吉は思った。
【うとうと病】うとうとしている間に年月だけ経ってしまいその間の記憶がほとんどないまま老いて死んでしまう。琵琶法師が吉蔵たちに語った話。
【お糸】荒魂化したいがゆえに妖面を買おうとしている女。
【お勝】回船問屋の娘。器量がよくなくまわりは案じているが当人はさほど気にしていない。好奇心が強く異国の本を読んだりするのが好き。妖面に興味を示したのも美人になりたいというよりは美人は世界をどう見ているのか知りたかったから。けっこう大物やなあと思う。《自分はきっと、知らないことを知ることに惚れっぽいのだ》第一巻p.103
【お菊】勘助の許嫁。領主の菅原のところに手伝いに行ったところを次男の半次郎に見初められた。実は今の生活がイヤで抜け出したいと思っていた。ぼんやりした底なし井戸のような女だと迅雷は思った。
【お七】万吉の妹。身体が弱く七歳まで生きられないだろうとついた名前がお七。生まれ故郷の渦黒村(うずくろむら)に(生きていれば)残っている。
【お鶴】三郎の妻。最近あまり愛されてないような気がして気分が上がらない。
【お初】吉蔵と仲良くなりたがっている少女。
【お巻】沼入村の房之助の娘。十三、四歳くらい。危ないところを仁王次に助けてもらって惚れたのでずっと求婚している。物怖じしないタイプ。迅雷のことを「らいぼん」と呼ぶ。
【お葉】吉蔵の妹。
【御招山/おまねきやま】天狗がいる。
【お面処やましろ】裏の屋号は「奇楽苑」。
【お面屋】表の屋号のときは祭が書き入れ時でほぼ香具師の感じ。
【面作師/おもてつくりし】《人間の世界と山の世界の境界をいく者たち》第一巻p.15
【隠さま/おんさま】御招山の天狗のリーダー。天狗を人間の姿に変える神通力を持つ。アニメにするなら声優は森川智之さんで決まり。
【勘助】途方に暮れていた迅雷の面倒を見てくれたお人好しの男。お菊の婚約者。
【甘楽/かんら】「お面屋たまよし」の一人。幼い頃御招山に捨てられていたところを隠さまに育てられた。年齢的にはもうじき14歳で「若衆のなりかけ」くらい。長くない髪を無理やりひとつにくくっていて、顔のパーツが大作りで派手な印象。ちょっと短期なタイプ。ときどき太良に逆らいたい。
【吉蔵】大名の家臣の息子だったが父が戦で大きなしくじりをしたとかで打ち首になり没落。人々のほどこしにすがって生きている。
【呉葉】吉蔵の母。
【佐吉】吉蔵の弟。
【三郎】お鶴の夫。瞳の色が薄いのが綺麗でお鶴は気に入った。声もやわらかくささやくようで心地よい。鋳かけ職人。
【佐和】「お面処やましろ」の内弟子。髪が長く幼い感じ。ふだんは気だるくだらだらしている。新居浜村の祭でたまよしの二人組と出会う。
【新太】農民の子ども。もうじき十三歳。みばえがいいようでちょっとモテモテ。望洋とした性格でその気になればけっこう大人物になれるんじゃないかと思う。《面が好きなんじゃなくて、目にしっかり入ってくるものが好きなだけ》第二巻p.24。
【迅雷】小天狗。太良、甘楽を見張るよう隠さまに命じられているが二人が赤ん坊だった頃から知っているとはいうもののコミュニケーションはなかった。天狗は寿命が長いので二人より年上だが人に変化したときの見た目は十歳くらいの少年。人の姿をしたときは人と同じ能力しか持てずとても不便。好物は金平糖や南蛮菓子のボーロ。アニメにするなら声優は釘宮理恵さんかな?
【末蔵】新太に兄貴分風を吹かせているわりと身勝手なヤツ。自分の境遇に不満がある。孤立しやすいタイプ。もうすぐ十五歳。
【染助/そめすけ】万吉の幼馴染み。成長するにしたがって陰気になっていった。
【太良/たいら】「お面屋たまよし」の一人。幼い頃御招山に捨てられていたところを隠さまに育てられた。年齢的にはもうじき14歳で「若衆のなりかけ」くらい。洗いざらしの髪を耳が隠れるか隠れないかくらいの長さにしている。飄々として落ち着いているタイプでどちらかといえば兄の役割。眠りが深い。
【富田屋】古手屋。お鶴が修繕の仕事をもらっている。
【仁王次/におうじ】面作師(おもてつくりし)。隠さまの昔馴染み。太良、甘楽を育てた。表の名前が「たまよし」。今年三十九歳だが年齢不詳の存在になりつつある。アニメ化するなら声優は・・・軽いところも重いところもある大塚明夫さんあたりかな?
【白眉山】頂上付近に仁王次の工房がある。
【ひめさま】町民の老女。名前がわからないので「たまよし」の二人はそう呼んでいる。ひめさまかどうかもわからないがそうとしか言いようのない人物。
【古手屋】古いものを引き取り修繕したりして再度売る店。まあ、リサイクルショップってとこか。
【兵太郎】お勝の父親と同じ通りに店を構えている反物屋の息子。その取り巻き連中がお勝のことを「ごつごつさん」とか呼んでからかうがお勝が相手にしないのを見て面白がっている。お勝の一歳年上。
【魔縁堂】「たまよし」の裏の屋号。妖面を売り買いするときに名乗る。
【魔縁丸】妖面を作るのと同じ鉄を使って作られた小刀。妖面をつけた人間が荒魂化したら鳴く。
【万吉】盗みをしようとしたところを太良に止められた。二十歳。
【八五郎/やごろう】「お面処やましろ」の師匠。
【夜之吉/やのきち】たぶん能役者。自分が使っている仁王次の面を少し手直ししてもらえるよう頼みに来ていた。
【妖面】お面屋が裏の屋号で売っている、なりたい姿に変化できる面。特定の誰かになることはできない。荒魂化して人外になってしまうリスクもつきまとう。その場合、売った者が鎮めこの世から消滅させる。
【竜胆】迅雷の兄。大天狗の若頭。 -
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・死神の新キャラ、風雅くん登場。
・希子と亜吉良が助けた少年、栄くんが自殺未遂を繰り返していると聞いた二人は・・・
・今さらではあるが、主要登場人物の会話や行動がけっこう自然な感じする。意味ない会話が多いとこもいいかな。
・目黒先輩の今悩んでることは。
・みんなで海へ。
・表紙カバーはなんだかドレスアップしてる希子さん。作中でも着る。
▼死神うどんカフェについての簡単なメモ
【亜吉良/あきら】溺れそうになっていた希子を助け自分は意識不明の重体に。のはずだったが「死神うどんカフェ1号店」で働いているところに出くわした希子。中学生のときの同級生だが事故まで特に交流といえるものはなかったもよう。
【荒川】目黒先輩は「みつるちゃん」と呼んでいる学校での唯一の友人。あんまりいい感じの人物ではないが。
【一淋/いちりん】現役の死神にしてうどんカフェの店員。元気が取り柄、死神なのに。
【大和田】死神うどんカフェの常連さん。ものすごく庭の広い和洋折衷の豪邸を所有している。
【かまたま】死神うどんカフェ唯一の料理メニュー。希子にとってお守りのようなもの。誰かの一面だけを見て相手の全てを否定しかけたりしたらその人がかまたまを食べる姿を思い浮かべるつもり。それによって違った側面を見ようとすることができるような気がする。
【希子/きこ】主人公。高校1年生。もともと世話焼きタイプだが事故以来意識不明になっている亜吉良の状態は自分のせいだと思い内にこもるようになり高校では友だちをつくらないことに決めた。このシリーズは彼女の自己回復の物語なのだろう。
【希子の父】事件およひ亜吉良に関することで希子は父親の醜い部分を知り失望して心を許せなくなった。
【救急隊の逆バージョン的な組織】死亡予定のない者が死ぬときにも死神ダンスは見せなくてはならず人間界の救急隊の逆バージョン的な組織がそれに対応する。本当に直前にならないとわからないので常にバタバタしている。
【北村栄】→栄
【九嵐/くらん】死神を退職してうどん屋になった。なんとなくで運営していたが希子のアドバイスにしたがい店長となった。死神ダンスの名手で若い死神はだいたい彼のファンで復職を願っている。死神の仕事を邪魔している気もする。
【栄】川で溺れそうになっていたところを希子がなんとか岸に押し上げて救うことができた小学生(当時四年生で今は六年生と思われる)。元来理知的なところがあったが事故以来老成した感じになっている? 理由はわからないが自殺未遂を繰り返しているらしい。
【事故】はっきりと描写されてはいないがおそらく希子が中学二年生のとき、川で溺れかけていた子どもを救おうとするが自分も溺れかけクラスメートだった亜吉良がそれを救おうとし意識不明の重体となったというような経緯らしい。希子と亜吉良は同時に子どもを救おうとしていたのかもしれない。ちなみに希子と亜吉良にはほとんど交流はなかったもよう。
【しにう荘】死神うどんカフェの寮。古い住居を改築した。死神の「しに」とうどんの「う」でしにう荘。店員たちは広いリビングにたむろしていることが多い。
【死神うどんカフェ1号店】九嵐が仕事で行ったと土地で食べたうどんに魅せられ死神を退職し開いた店。かまたまうどんとカフェオレしかメニューにない。いずれはいくつも店を出せたらいいなといことでとりあえず1号店。偶然入った希子がその経営の甘さに呆れアドバイスしたりして少しずつ軌道に乗りつつある。九嵐を死神に戻そうとしている一淋や深海がいつの間にか取り込まれ、半死人である亜吉良も九嵐から「肉貸し」されて店員として働いている。希子は居心地のいいここで回復のとっかかりをつかめるか。もちろん自分のせいで半死人になっている亜吉良が気になるということはあるだろうが。
【死神のダンス】人間が最後まで見てしまうと死を免れるのは難しいらしい。亜吉良は見てしまったらしい。九嵐は死神のダンスの名手。
【死神の名前】人間モードになるときは自動的に名字も浮かんでくるがあまり呼ばれなれていないのでファーストネームで呼ばれる方がピンとくるらしい。
【谷風雅】→風雅
【月太朗】ペンギン。よくしゃべる。元は人間、雰囲気的には子どもだったらしい。
【中井須磨】死神うどんカフェの常連さん。カフェオレを飲んでいく。69歳の女性で白髪ショートで黒い服。性別年齢ともに判別しにくい。二巻目の表紙に出ている新キャラの一人だろう。幻想小説作家として高い評価を受けている。
【肉貸し】魂に肉体を貸して実体とする技。うどんカフェメンバーでは星海九嵐しかできない。
【花園深海】→深海(ふかみ)
【林田希子/はやしだ・きこ】→希子
【半死人】死んでるとも生きてるとも言えない状態の人。
【風雅】一淋や深海の後輩死神。死神界に戻らなくてはならなくなった一淋に頼まれうどんカフェでバイトすることになった。丸メガネで方向音痴。死神ダンスが下手で事務仕事をしていたがようやく《きれいに死んでもらえる》ダンスを踊れるようになったので通常業務ができるようになった。だだっ広いところが好きなもよう。
【深海/ふかみ】現役の死神にしてうどんカフェの店員。おしゃれっぽくて服飾関係の専門学校の学生のようなタイプ。つり目でキツそうな見た目に反して物腰は優しく丁寧。
【福富一淋/ふくとみ・いちりん】→一淋
【星海九嵐/ほしみ・くらん】→九嵐
【みーた】一淋だけは亜吉良のことを「みーた」と呼んでいる。
【三田亜吉良/みた・あきら】→亜吉良
【目黒志津香/めぐろ・しづか】希子と同じ高校の上級生。通称メグシー。夏休みモードでは金髪ロングでインパクト抜群のファッション。二巻目の表紙に出ている人物だろう。母親が世界的なファッションブランドのデザイナー。マイペースだが意外と人をよく見ている。かつてはいじめられて引きこもり状態になったらしいがファッション系のブログを始め海外のブロガーに取り上げられたこともあり今や原宿では有名人。
【門限】希子の門限は夜七時。目黒先輩の門限は・・・意外に早かったように記憶している。 -
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・登場するキャラクタがけっこうみんな魅力的。
・現状に不満のある末蔵に付き合わされる新太。
・浮草のように暮らしている万吉の口車に乗って渦黒村の祭に向かう一行。迅雷再登場。村の秘密とは? 第二巻はほとんどこの話。
・「たまよし」の二人は、若い頃妖面をかぶったことがあるという品のいい老女と出会う。
▼たまよしに関する簡単なメモ(累積)
【一太郎】新太の村で年貢に関する一切をを取り仕切っている人物の息子。理路整然としていて口も立つ。子どもたちのリーダー役だが末蔵はちょっとやっかみ。
【イヌビエ】隠さまの側近で小天狗たちの教育係。ある意味怒るのが仕事とか。アニメ化するなら声優は大塚芳忠さんあたりがよさそう。
【伊部のじいさま/いんべのじいさま】渦黒村の全てを取り仕切っているまとめ役。
【渦黒村】万吉の生まれ故郷。鬱々とした死後の世界のような村と万吉は思った。
【うとうと病】うとうとしている間に年月だけ経ってしまいその間の記憶がほとんどないまま老いて死んでしまう。琵琶法師が吉蔵たちに語った話。
【お勝】回船問屋の娘。器量がよくなくまわりは案じているが当人はさほど気にしていない。好奇心が強く異国の本を読んだりするのが好き。妖面に興味を示したのも美人になりたいというよりは美人は世界をどう見ているのか知りたかったから。《自分はきっと、知らないことを知ることに惚れっぽいのだ》第一巻p.103
【お菊】勘助の許嫁。領主の菅原のところに手伝いに行ったところを次男の半次郎に見初められた。実は今の生活がイヤで抜け出したいと思っていた。ぼんやりした底なし井戸のような女だと迅雷は思った。
【お七】万吉の妹。身体が弱く七歳まで生きられないだろうとついた名前がお七。生まれ故郷の渦黒村(うずくろむら)に(生きていれば)残っている。
【お初】吉蔵と仲良くなりたがっている少女。
【お葉】吉蔵の妹。
【御招山/おまねきやま】天狗がいる。
【お面屋】表の屋号のときは祭が書き入れ時でほぼ香具師の感じ。
【面作師/おもてつくりし】《人間の世界と山の世界の境界をいく者たち》第一巻p.15
【隠さま/おんさま】御招山の天狗のリーダー。天狗を人間の姿に変える神通力を持つ。アニメにするなら声優は森川智之さんで決まり。
【勘助】途方に暮れていた迅雷の面倒を見てくれたお人好しの男。お菊の婚約者。
【甘楽/かんら】「お面屋たまよし」の一人。幼い頃御招山に捨てられていたところを隠さまに育てられた。年齢的にはもうじき14歳で「若衆のなりかけ」くらい。長くない髪を無理やりひとつにくくっていて、顔のパーツが大作りで派手な印象。ちょっと短期なタイプ。ときどき太良に逆らいたい。
【吉蔵】大名の家臣の息子だったが父が戦で大きなしくじりをしたとかで打ち首になり没落。人々のほどこしにすがって生きている。
【呉葉】吉蔵の母。
【佐吉】吉蔵の弟。
【新太】農民の子ども。もうじき十三歳。みばえがいいようでちょっとモテモテ。望洋とした性格でその気になればけっこう大人物になれるんじゃないかと思う。《面が好きなんじゃなくて、目にしっかり入ってくるものが好きなだけ》第二巻p.24。
【迅雷】小天狗。太良、甘楽を見張るよう隠さまに命じられているが二人が赤ん坊だった頃から知っているとはいうもののコミュニケーションはなかった。天狗は寿命が長いので二人より年上だが人に変化したときの見た目は十歳くらいの少年。人の姿をしたときは人と同じ能力しか持てずとても不便。好物は金平糖や南蛮菓子のボーロ。アニメにするなら声優は釘宮理恵さんかな?
【末蔵】新太に兄貴分風を吹かせているわりと身勝手なヤツ。自分の境遇に不満がある。孤立しやすいタイプ。もうすぐ十五歳。
【染助/そめすけ】万吉の幼馴染み。成長するにしたがって陰気になっていった。
【太良/たいら】「お面屋たまよし」の一人。幼い頃御招山に捨てられていたところを隠さまに育てられた。年齢的にはもうじき14歳で「若衆のなりかけ」くらい。洗いざらしの髪を耳が隠れるか隠れないかくらいの長さにしている。飄々として落ち着いているタイプでどちらかといえば兄の役割。眠りが深い。
【仁王次/におうじ】面作師(おもてつくりし)。隠さまの昔馴染み。太良、甘楽を育てた。表の名前が「たまよし」。今年三十九歳。アニメ化するなら声優は・・・軽いところも重いところもある大塚明夫さんあたりかな?
【ひめさま】町民の老女。名前がわからないので「たまよし」の二人はそう呼んでいる。ひめさまかどうかもわからないがそうとしか言いようのない人物。
【兵太郎】お勝の父親と同じ通りに店を構えている反物屋の息子。その取り巻き連中がお勝のことを「ごつごつさん」とか呼んでからかうがお勝が相手にしないのを見て面白がっている。お勝の一歳年上。
【魔縁堂】「たまよし」の裏の屋号。妖面を売り買いするときに名乗る。
【魔縁丸】妖面を作るのと同じ鉄を使って作られた小刀。妖面をつけた人間が荒魂化したら鳴く。
【万吉】盗みをしようとしたところを太良に止められた。二十歳。
【妖面】お面屋が裏の屋号で売っている、なりたい姿に変化できる面。特定の誰かになることはできない。荒魂化して人外になってしまうリスクもつきまとう。その場合、売った者が鎮めこの世から消滅させる。
【竜胆】迅雷の兄。大天狗の若頭。 -
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・しずかな心地で読むことができ、登場人物たちの幸を願ったりする。
・裏の屋号で、他者に化けられる妖面を売るお面屋の関わる人情もの、かな?。
・許嫁を奪われそうな男。その許嫁の心は?
・不器量で知的好奇心の強い娘は?
・雨の中、高熱を出した太良と、救おうと駆けずりまわった甘楽はある大物と出会う。
・没落した武家の息子の葛藤は?
▼たまよしに関する簡単なメモ
【イヌビエ】隠さまの側近で小天狗たちの教育係。
【うとうと病】うとうとしている間に年月だけ経ってしまいその間の記憶がほとんどないまま老いて死んでしまう。琵琶法師が吉蔵たちに語った話。
【お勝】回船問屋の娘。器量がよくなくまわりは案じているが当人は飄々としている。好奇心が強く異国の本を読んだりするのが好き。妖面に興味を示したのも美人になりたいというよりは美人は世界をどう見ているのか知りたかったから。《自分はきっと、知らないことを知ることに惚れっぽいのだ》第一巻p.103
【お菊】勘助の許嫁。領主の菅原のところに手伝いに行ったところを次男の半次郎に見初められた。今の生活がイヤで、抜け出したいと思っていた。ぼんやりした底なし井戸のような女だと迅雷は思った。
【お初】吉蔵と仲良くなりたがっている少女。
【お葉】吉蔵の妹。
【御招山/おまねきやま】天狗がいる。
【お面屋】表の屋号のときは祭が書き入れ時でほぼ香具師の感じ。
【面作師/おもてつくりし】《人間の世界と山の世界の境界をいく者たち》第一巻p.15
【隠さま/おんさま】御招山の天狗のリーダー。天狗を人間の姿に変える神通力を持つ。
【勘助】途方に暮れていた迅雷の面倒を見てくれたお人好しの男。お菊の婚約者。
【甘楽/かんら】「お面屋たまよし」の一人。幼い頃御招山に捨てられていたところを隠さまに育てられた。年齢的にはもうじき14歳で「若衆のなりかけ」くらい。長くない髪を無理やりひとつにくくっていて、顔のパーツが大作りで派手な印象。ちょっと短期なタイプ。ときどき太良に逆らいたい。
【吉蔵】大名の家臣の息子だったが父が戦で大きなしくじりをしたとかで打ち首になり没落。
【呉葉】吉蔵の母。
【佐吉】吉蔵の弟。
【迅雷】小天狗。太良、甘楽を見張るよう隠さまに命じられているが二人が赤ん坊だった頃から知っているとはいうもののコミュニケーションはなかった。天狗は寿命が長いので二人より年上だが人に変化したときの見た目は十歳くらいの少年。人の姿をしたときは人と同じ能力しか持てずとても不便。好物は金平糖や南蛮菓子のボーロ。
【太良/たいら】「お面屋たまよし」の一人。幼い頃御招山に捨てられていたところを隠さまに育てられた。年齢的にはもうじき14歳で「若衆のなりかけ」くらい。洗いざらしの髪を耳が隠れるか隠れないかくらいの長さにしている。飄々として落ち着いているタイプでどちらかといえば兄の役割。眠りが深い。
【仁王次/におうじ】面作師(おもてつくりし)。隠さまの昔馴染み。太良、甘楽を育てた。表の名前が「たまよし」。今年三十九歳。
【兵太郎】お勝の父親と同じ通りに店を構えている反物屋の息子。その取り巻き連中がお勝のことを「ごつごつさん」とか呼んでからかうがお勝が相手にしないのを見て面白がっている。お勝の一歳年上。
【魔縁堂】「たまよし」の裏の屋号。妖面を売り買いするときに名乗る。
【魔縁丸】妖面を作るのと同じ鉄を使って作られた小刀。妖面をつけた人間が荒魂化したら鳴く。
【妖面】お面屋が裏の屋号で売っている、なりたい姿に変化できる面。荒魂化して人外になってしまうリスクもつきまとう。その場合、売った者が鎮めこの世から消滅させる。
【竜胆】迅雷の兄。大天狗の若頭。 -
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・新キャラにインパクト抜群のファッションをしてる目黒志津香先輩と、幻想小説家の中井須磨さん。
・希子に仮の死亡予告が出る。絶対死ぬと決まったわけではないがなぜ死ぬのか死神たちにもよくわからない死が近くに。いったい何が起こるのか。
▼死神うどんカフェについての簡単なメモ(累積)
【亜吉良/あきら】溺れそうになっていた希子を助け自分は意識不明の重体に。のはずだったが「死神うどんカフェ1号店」で働いているところに出くわした希子。中学生のときの同級生だが事故まで特に交流といえるものはなかったもよう。
【荒川】目黒先輩は「みつるちゃん」と呼んでいる学校での唯一の友人。あんまりいい感じの人物ではないが。
【一淋/いちりん】現役の死神にしてうどんカフェの店員。元気が取り柄、死神なのに。
【大和田】死神うどんカフェの常連さん。ものすごく庭の広い和洋折衷の豪邸を所有している。
【かまたま】死神うどんカフェ唯一の料理メニュー。希子にとってお守りのようなもの。誰かの一面だけを見て相手の全てを否定しかけたりしたらその人がかまたまを食べる姿を思い浮かべるつもり。それによって違った側面を見ようとすることができるような気がする。
【希子/きこ】主人公。高校1年生。もともと世話焼きタイプだが事故以来意識不明になっている亜吉良の状態は自分のせいだと思い内にこもるようになり高校では友だちをつくらないことに決めた。このシリーズは彼女の自己回復の物語なのだろう。
【希子の父】事件およひ亜吉良に関することで希子は父親の醜い部分を知り失望して心を許せなくなった。
【救急隊の逆バージョン的な組織】死亡予定のない者が死ぬときにも死神ダンスは見せなくてはならず人間界の救急隊の逆バージョン的な組織がそれに対応する。本当に直前にならないとわからないので常にバタバタしている。
【九嵐/くらん】死神を退職してうどん屋になった。なんとなくで運営していたが希子のアドバイスにしたがい店長となった。死神ダンスの名手で若い死神はだいたい彼のファンで復職を願っている。死神の仕事を邪魔している気もする。
【事故】はっきりと描かれてはいないがおそらく希子が中学二年生のとき、川で溺れかけていた子どもを救おうとするが自分も溺れかけクラスメートだった亜吉良がそれを救おうとし意識不明の重体となったというような経緯らしい。希子と亜吉良は同時に子どもを救おうとしていたのかもしれない。ちなみに希子と亜吉良にはほとんど交流はなかったもよう。
【しにう荘】死神うどんカフェの寮。古い住居を改築した。死神の「しに」とうどんの「う」でしにう荘。店員たちは広いリビングにたむろしていることが多い。
【死神うどんカフェ1号店】九嵐が仕事で行ったと土地で食べたうどんに魅せられ死神を退職し開いた店。かまたまうどんとカフェオレしかメニューにない。いずれはいくつも店を出せたらいいなといことでとりあえず1号店。偶然入った希子がその経営の甘さに呆れアドバイスしたりして少しずつ軌道に乗りつつある。九嵐を死神に戻そうとしている一淋や深海がいつの間にか取り込まれ、半死人である亜吉良も九嵐から「肉貸し」されて店員として働いている。希子は居心地のいいここで回復のとっかかりをつかめるか。もちろん自分のせいで半死人になっている亜吉良が気になるということはあるだろうが。
【死神のダンス】人間が最後まで見てしまうと死を免れるのは難しいらしい。亜吉良は見てしまったらしい。九嵐は死神のダンスの名手。
【死神の名前】人間モードになるときは自動的に名字も浮かんでくるがあまり呼ばれなれていないのでファーストネームで呼ばれる方がピンとくるらしい。
【月太朗】ペンギン。よくしゃべる。元は人間、雰囲気的には子どもだったらしい。
【中井須磨】死神うどんカフェの常連さん。カフェオレを飲んでいく。69歳の女性で白髪ショートで黒い服。性別年齢ともに判別しにくい。二巻目の表紙に出ている新キャラの一人だろう。幻想小説作家として高い評価を受けている。
【肉貸し】魂に肉体を貸して実体とする技。うどんカフェメンバーでは星海九嵐しかできない。
【花園深海】→深海(ふかみ)
【林田希子/はやしだ・きこ】→希子
【半死人】死んでるとも生きてるとも言えない状態の人。
【深海/ふかみ】現役の死神にしてうどんカフェの店員。おしゃれっぽくて服飾関係の専門学校の学生のようなタイプ。つり目でキツそうな見た目に反して物腰は優しく丁寧。
【福富一淋/ふくとみ・いちりん】→一淋
【星海九嵐/ほしみ・くらん】→九嵐
【みーた】一淋だけは亜吉良のことを「みーた」と呼んでいる。
【三田亜吉良/みた・あきら】→亜吉良
【目黒志津香/めぐろ・しづか】希子と同じ高校の上級生。通称メグシー。夏休みモードでは金髪ロングでインパクト抜群のファッション。二巻目の表紙に出ている人物だろう。母親が世界的なファッションブランドのデザイナー。マイペースだが意外と人をよく見ている。かつてはいじめられて引きこもり状態になったらしいがファッション系のブログを始め海外のブロガーに取り上げられたこともあり今や原宿では有名人。 -
Posted by ブクログ
・高校1年生にして生きることを喜ばないでいようとする、他者と交わらないでいようとする希子。その理由は・・・
・たまたま入ったうどん屋には意識不明で重体のままでいるはずの少年が働いておりそれなりに楽しくやっていた。
・本当は多感で世話焼きな希子にはうどんカフェの居心地は良かった。
・自ら閉じようとしてきた希子の心は開かれていくのか、亜吉良は復活できるのか、そのときうどんカフェにいられるのか、が今後のメインとなるのだろうが、それまでの間のうどんカフェでのさまざまなエピソードを楽しむ話なのだろうと思う。
▼死神うどんカフェについての簡単なメモ
【亜吉良/あきら】溺れそうになっていた希子を助け自分は意識不明の重体に。のはずだったが? 事故までは亜吉良と希子の間には特に交流といえるものはなかったもよう。
【一淋/いちりん】現役の死神にしてうどんカフェの店員。元気が取り柄。
【希子/きこ】主人公。高校1年生。もともと世話焼きタイプだが高校では友だちをつくらないことに決めた。
【九嵐/くらん】死神を退職してうどん屋になった。なんとなくで運営していたが希子のアドバイスにしたがい店長となった。死神ダンスの名手で若い死神はだいたい彼のファンで復職を願っている。死神の仕事を邪魔している気もする。
【事故】はっきりと描かれてはいないが溺れかけていた子どもを希子が救おうとするが自分が溺れかけ亜吉良がそれを救おうとし自分も溺れ意識不明の重体となったというような経緯らしい。希子と亜吉良は同時に子どもを救おうとしていたのかもしれない。ちなみに希子と亜吉良はクラスメートではあったがほとんど交流はなかったもよう。
【しにう荘】死神うどんカフェの寮。古い住居を改築した。死神の「しに」とうどんの「う」でしにう荘。店員たちは広いリビングにたむろしていることが多い。
【死神のダンス】人間が最後まで見てしまうと死を免れるのは難しいらしい。九嵐は死神のダンスの名手。
【月太朗】ペンギン。よくしゃべる。元は人間だったらしい。
【肉貸し】魂に肉体を貸して実体とする技。うどんカフェメンバーでは星海九嵐しかできない。
【花園深海】→深海(ふかみ)
【林田希子/はやしだ・きこ】→希子
【半死人】死んでるとも生きてるとも言えない状態の人。
【深海/ふかみ】現役の死神にしてうどんカフェの店員。おしゃれっぽくて服飾関係の専門学校の学生のようなタイプ。つり目でキツそうな見た目に反して物腰は優しく丁寧。
【福富一淋/ふくとみ・いちりん】→一淋
【星海九嵐/ほしみ・くらん】→九嵐
【三田亜吉良/みた・あきら】→亜吉良 -
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"自分の祖父は、ただの民俗学者ではないのかもしれない。一般的な民俗学者よりも、もっとずっと深いところまで入りこんで、いまもこの世に残されている伝承や言いつたえを調査している、特別な人なのではないだろうか、と。
瞑にとって、祖父であるの二ノ丸一幻自身が、不思議のかたまりーーこの世のものであってそうではない、都市伝説のような存在なのだった。
祖父は瞑に、よけいなことはなにも語らない。
瞑も、おじいちゃんは本当はただの民俗学者じゃないんでしょ?なんてきいたりはしない。
なぞは自分で調べて、とくものだ。
きいて答えを教えてもらうものではない。"[p.132]
2巻目。
二ノ丸くんの祖父に用事があると語る少女若菊百余。
1話きりのキャラかと思いきや次の話でも登場したので、若菊さんの兄の件がひと段落するまで、なんだかんだ3人行動になることが多いのかも。 -
Posted by ブクログ
"二ノ丸くんはときどき、同じ小学五年生とは思えないようなことをいいだすのだけれど、そんなところがまた、今日太にとっては、二ノ丸くんっておもしれーよな!になる。
「いちおうきくけど」
机の上につぎの授業の教科書とノートを出しながら、二ノ丸くんがふたたび、視線を今日太に投げてくる。
「きみは、あのカードをばかばかしいと思ってるってことでいいんだよね?」
「ばかばかしいというか、高すぎじゃん?とは思ってるよ?」
「そ。ならいいんだけど」
それきり二ノ丸くんはもう、今日太のほうを見なくなってしまった。"[p.145]
都市伝説を調査している小学五年生の二ノ丸くんと、そんな二ノ丸くんのことを変わってると評しつつも何かとつきまとう今日太くんの、少し怖い都市伝説をめぐる短編集。
基本視点が今日太くんなのに、その今日太くん自身は都市伝説と対面することはなく、今日太くんが気にかけてる二ノ丸くんが調査の過程で出会った別の子が、実際に都市伝説に関わっているというのが面白い。
ひどいめにあってしまいそうな子を研究の一貫として傍観するタイプの主人公と、関わってしまいそうな子を助けるタイプの主人公の二種類が漠然と思い浮かぶけど、二ノ丸くんの場合は後者で、淡々な表情ながらもそれとなく助けようとしているのが良い。
都市伝説抜きにしても、クラスの中でもちょっと"変わってる"二ノ丸くんと、年相応の子供っぽさのある普通の今日太くんが、なんだかんだで仲良く友達してるのが良い。
今日太くんが意外とちゃんとした自分の考えを持っていたり、相手を尊重できる子なのが伺えて、だからこそ二ノ丸くんは相手を鬱陶しがりつつもそこまで拒絶せずにいるのかなと思ったり。