石川宏千花のレビュー一覧
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あの詩が告げている通り、罪は罪のままだ。
歩巳は選んだ。
留まらないことを。
今度こそ、大事な人を見殺しにしたりしない。この先は、そのためだけに自分は生きるのだと、進む理由を明確に持って、歩巳はあの地を去った。
(P.215)Posted by ブクログ -
本当に別腹だ~(^.^)いつものメンバーのその後も知りたいけれど、別腹は死神の皆さんがゴーストバスターズとして活躍する話♪死神さん達の優しさがよく分かってステキ!しかし、こんなことしていて皆さん現役死神の仕事に戻れるのかな~(--;)個人的には皆さん死神を辞めて、うどんカフェに専念して欲しいけれど…...続きを読むPosted by ブクログ
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遊川迅(ゆかわじん)は小学5年生。
容姿端麗、成績優秀でなんでも完璧な兄,風春は1つ年上の自慢の兄だ。
ある日から、迅の所に次々と妖怪たちがが現れた。〝くしゃみすくい〝〝まつげひろい〝〝夢女子〝〝ヤミヨビ〝。妖怪たちの言う事には、春風は妖怪の大将の息子なのだと。人間の子と取り替えられて、今は遊川家に...続きを読むPosted by ブクログ -
「友情」をテーマにしたティーンズ向けアンソロジー
はやみねかおる「打順未定、ポジションは駄菓子屋前、契約は未更改」/濱野京子「わたしの青」/石川宏千花「時限の友」/風野潮「あたしの王子様」/香坂直「リーシュコード」
風野潮「あたしの王子様」はフィギュアスケートを描いた『クリスタルエッジ』のスピンオフ...続きを読むPosted by ブクログ -
表紙通り暗めの設定。異世界に迷い混んだ少年が一つの試練を乗り越えた所で終わった。まだ旅は始まったばかりか。タイガレーベルでの『少年Nのいない世界』も楽しみ。Posted by ブクログ
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死神がうどん屋を始めた三冊目。
恐らくシリーズを通しての問題に、一応の終止符が打たれたのではないか、と思う三冊目。
大変参考になる『大人』が登場する。
が、しかしながら一つものを言いたいのは、このお話で副核となっている大人の存在についてか。
悪い大人と良い大人がいる、とこの話では告げられているが、...続きを読むPosted by ブクログ -
死神がうどんに惚れ、うどん屋を始めた……というのが中核と思いきや、主人公は人間。
ぶっちゃけ、女子高生だった過去が遠過ぎて、少年少女の気持ちが全く判らなかったが、そういうのもアリなのだろうと面白かった。
若者向けらしく、文章も軽く、さくさく読める。
しかしながら、若者向けといわれる割に、核となって...続きを読むPosted by ブクログ -
死神がうどん屋始めた二冊目。
死神と人間の関係性が、ただの人間同士になっている不思議。が、それも良い。
自分が人間であるから、死神の気持ちは全く理解出来ないものだが、人間社会で暮らす死神もまた、人間思考になっていくのだなぁ、というのが判る二冊目。
現状、三冊目まで読んだが、今のところはこの話が一番...続きを読むPosted by ブクログ -
魅力ある登場人物が出てくるので読んでいて楽しかった。妖面を手にしたいそれぞれの思いがあるんですが荒魂化してしまったのを浄化するのもなんとも言えない気持ちになる。先に人として出会ってるからなおさら。なんとなくBLEACHを思い出して嬉しくなりました。Posted by ブクログ
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なんとも切ない…おもては表であり面でもあり。荒魂化しないって思っててもわからないもんですね。それでも太良と甘楽の周りに天狗たちや師匠もいるから救われる。このシリーズ好き。Posted by ブクログ
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いわゆる異世界飛ばされものですが、ご都合主義的な設定はなくて登場人物たちの苦労の跡が見えます。作品の雰囲気は悪くないけど、話があちこちに飛ぶので全体像が見えてこない。Posted by ブクログ
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面作師見習いの太良と甘楽につきまとう、ひとつの影。影が見たのは、商いを通して人を知り、世を知り、ただの木片に命を吹きこむ術を知っていくふたりのすがただった。荒魂化が起きるたび、えぐられるような思いをしながら、ふたりは流浪の旅を続ける。時代ファンタジー第5弾!Posted by ブクログ
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本気で願ったことではないのに叶ってしまって悪い方へズルズルと。マミヤは恐怖を知った上で生き続けてほしい。カセ君いい奴だな。ストーリーとは別にお肉をこねこねするのがツボった。Posted by ブクログ