石川宏千花のレビュー一覧

  • 密話
    児童文学ということですが、
    大人が読んでも面白いです。

    自分でも自分の正体がわからない生き物「メアリー」。
    人間に見つからないようにひっそりと生きていたが、
    そんな自分に気づいた男の子が、「メアリー」というかわいい名前をつけてくれた。
    その初めての友達「美しいマミヤ君」のお願いを、メアリーは次々に...続きを読む
  • UFOはまだこない
    ちょっとしたことの細かさ、リアルさが物語を支えているなぁ。そういうとこ好きだなぁ。

    先輩と、くん付けの差とか。
    みたらし40円だすから一本ちょうだいとか。
    おみやげの品が写メとか。(私は常々、小説の中高生のお小遣いの多さに疑問をもっているのだよ)

    主人公は、そこそこなんでもできて、顔がよくて、同...続きを読む
  • ユリエルとグレン (3) 光と闇の行方
    豪華総出演の最終回。
    急展開で、窮地に立つウォーベック家。
    グレンの決意は、わかっていても泣かせる。
    テレンスのわだかまりも明らかになる。
    ジェローム、いいやつだ。
    叔父様と、ヴァンパイアたち。
    3冊の中で、一番面白かった。
  • UFOはまだこない
    いいなぁ、男の子たちの世界。

    感動したわけじゃないけど、最後、うるっとした。
    戻ってこない時間を懐かしむ感じかなぁ。
  • 超絶不運少女1 ついてないにもほどがある!
    ちょっと見せ物小屋の看板みたいなタイトルに惹かれて読んでしまいました。
    死神の研究対象として運をいじられた二人。
    とんでもなく不運だけど明るく元気な花と、
    反対にとんでもなく幸運なボーイッシュな密。
    この二人と幼なじみの荒野、謎のお隣さん嵐とキリトを中心に
    色々起こる不運なことを何とかかんとか乗り越...続きを読む
  • UFOはまだこない
    「無敵なオレたち」って設定がおもしろい!
    いろんな友だちや仲間がいて、嫌なことや楽しいこと、理不尽なことを「無敵なオレたち」で突っ走ってく。
    香月日輪さんの小説にでてくる男の子たちもそうだけど、ちょっと突き抜けてる子ってかっこいいなぁ。
  • 超絶不運少女1 ついてないにもほどがある!
    毎日不運としかいいようがない出来事に遭遇してしまう花。一方親友の密は真逆の超幸運体質。それでも花はめげたりせずにいつも前向き。底抜けに明るくて、年上のイケメンにすぐ一目ぼれ。それがまた不運を呼ぶ?
    主人公が不運っていう設定がなかなかない!お約束のイケメン男子やらクールな幼なじみやら、ありがちなキャラ...続きを読む
  • ユリエルとグレン (3) 光と闇の行方
    何も動いていないような、ゆっくりとしか進んでいないような
    そんな3巻は最終巻。
    本当にここで終わるのか。
    元に戻る事は出来るのか。
    表紙すぐのあらすじにも、かなり驚きがありました。

    どういう事?! というのが一番、でしょうか?
    全ては何も見えない闇への恐怖から産まれたもの。
    そう言われればそうです...続きを読む
  • ユリエルとグレン (1) 闇に噛まれた兄弟
    吸血鬼の被害にあった兄弟。
    けれど弟は特殊体質で助かり、兄の存命を願う。

    後から悔やむから後悔、です。
    その時点に立ったら、一体どちらの道を選ぶかなんて
    確実にその場の判断だけ、になります。
    それに後悔するのか、選ばなかった方を後悔するのか。
    それもそれで謎ですがw

    人間というものは、環境になれ...続きを読む
  • ユリエルとグレン (1) 闇に噛まれた兄弟
    兄弟愛ってすばらしいと思った作品。
    何のことない、ただのヴァンパイアの話かと軽い気持ちで読み始めたら、あっという間に引き込まれてしまいました。兄弟もので、こういうのも読みたかったんっだよ! と一人で興奮してたり。

    少し淡々と話が進んでしまうところも見られましたが、書かれるべき心理描写などはきちんと...続きを読む
  • ユリエルとグレン (1) 闇に噛まれた兄弟
    吸血鬼にされた兄のグレン。グレンとともに生きる弟のユリエル。
    深く、ストーリーもしっかりしていて、どんどん先が気になり一気読み。
  • ユリエルとグレン (2) ウォーベック家の人々
    ヴァンパイア・ハンターを目指すことになったグレンとユリエル。
    兄弟の今後も気になりますが、トリストラムとテレンスにも何かありそうで、続きが気になります。
  • ユリエルとグレン (1) 闇に噛まれた兄弟
    ヴァンパイアの血を与えられて、12歳のまま成長を止めたグレンと≪無限の血≫をもつユリエル。
    2人の兄弟愛がすごくいいです。こんなにお互いを大事にしてる兄弟はいないと思う。
  • ユリエルとグレン (1) 闇に噛まれた兄弟
    第48回講談社児童文学新人賞佳作受賞作。ヴァンパイアに襲われ、日常の生活を失った兄弟、ユリエルとグレン。弟であるユリエルは、特殊な血を持っておりヴァンパイアにはならずにすんだが、兄のグレンはヴァンパイアになってしまい、12歳から年を取らない体になってしまった。元の体にを取り戻すため、ヴァンパイアの情...続きを読む
  • 化け之島初恋さがし三つ巴 1
    父親の海外赴任で母親の故郷であり、親戚の経営している宿がある島に移り住むことになった三津。
    この場家之島は妖怪たちが暮らす島。
    6年前に来たときに無自覚な初恋をしてしまった三津、この初恋の行方がこの島の将来を大きくて左右することに。
    日本の近代化に伴って全国の妖怪たちがこの島に集められ、今も人間と共...続きを読む
  • 保健室には魔女が必要
    児童書であったがなかなか奥深い1冊であった。
    「保健室には魔女が必要」
    題名から、学生の悩みを魔法で解決するのかと思いきや‥
    揺れ動く思春期時代よ!
  • 保健室には魔女が必要
    保健室の先生は魔女みたいなんだよ〜♡
    というお話かと思ったらホンモノの魔女だった…
    魔法のチカラよりはフツーに解決…?sしてる。
    魔女の世界もいろいろあるんだなぁ…
    これ、続きます?
  • てのひら怪談 見てはいけない【試し読み】

    ショートショート怪談

    ショートショート怪談である。ショートショートだからまずはオチの部分の切れ味が生命線なのだが、まずまずのレベルの作品が多い。怪談につきもののグロテスクな場面が比較的少なめなのがいいかな。読み手の好みもあるだろうが、もう少し精選してもいいかなと感じた。
  • てのひら怪談 こっちへおいで
    わずか、800文字以内で書かれた数々の怖い話達。それは、両の手のひらに収まるほどの小さな話ですが、途方も無く怖い話達なのです。あっという間に終わってしまう、短い話だからと油断していると、痛い目をみますよ。

    ***

    発売前から気になっていた一冊。ポプラ文庫、MFダウィンチ文庫を経て、ポプラキミノベ...続きを読む
  • 死神うどんカフェ1号店 一杯目
    重たいの読みたくなくて、タイトルの割にはポップそうなイラストの表紙にひかれて、かつ、さくーっと読めそうだったから手にとってみた。

    設定がユニークでした

    2022.5.15
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