【感想・ネタバレ】UFOはまだこないのレビュー

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Posted by ブクログ

「死ぬなっつーの!」の油性マジック言い切りのエピソードはいいなあ。
この手の小説の主人公はどちらかというと、いじめられていたり、孤立していたり、もしくは落ちこぼれていたりする子が多いんだけど、それも確かに重要なんだけど、私としては、「そうじゃない子もいたのに」といつも歯がゆく思っていた。
こういう、ちょっとだけ上の方にいる男の子の他愛も無いやりとりがとても楽しかった。
そして、タイトルの意味がラストでわかる。
胸の奥がつんと痛くなるようなラストだった。

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2011年06月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

小学校の頃から無敵だったオレ(亮太)と公平。オレらの名前は別の小学校にまで知れ渡るくらいで、クラスでもオレらに対抗できる奴はいないし、先生だって例外じゃない。
でも中学1年の3学期、公平が突然、変わった。宇宙人と交信するとか言っちゃって、別の世界の人となってしまった。
親友だった公平の変化にとまどうオレ。公平が変わってしまった訳とは・・・?
同じ団地のスバル先輩や、一緒につるんでいた仲間達。
それぞれの思いと、青春の日々。

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2013年04月20日

Posted by ブクログ

ちょっとしたことの細かさ、リアルさが物語を支えているなぁ。そういうとこ好きだなぁ。

先輩と、くん付けの差とか。
みたらし40円だすから一本ちょうだいとか。
おみやげの品が写メとか。(私は常々、小説の中高生のお小遣いの多さに疑問をもっているのだよ)

主人公は、そこそこなんでもできて、顔がよくて、同じくらい強い友達とつるんでる。かっこいい先輩たちとも仲良くて…なんて、運がいい部分もある。
無敵であるが故の、少年の勝手さとか残酷さとかもあるが、自分に勝手なところがあることも、順位付けなんてくだらないってこともわかってるので、ま、しょーがないか。


あと、単純に、年齢とか性別とかが主ではなく、みんなでアホみたいに仲良く笑ってるっていう関係がもう、だいすきだよー。
あ、学校のなかの順位付けを書いてる作品です。
最近増えたね。

UFOのくだり、ちょいちょいはさむのが私好きです。

スバルくんはできたひとだわ。

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2013年01月09日

Posted by ブクログ

いいなぁ、男の子たちの世界。

感動したわけじゃないけど、最後、うるっとした。
戻ってこない時間を懐かしむ感じかなぁ。

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2012年09月14日

Posted by ブクログ

「無敵なオレたち」って設定がおもしろい!
いろんな友だちや仲間がいて、嫌なことや楽しいこと、理不尽なことを「無敵なオレたち」で突っ走ってく。
香月日輪さんの小説にでてくる男の子たちもそうだけど、ちょっと突き抜けてる子ってかっこいいなぁ。

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2012年03月03日

Posted by ブクログ

何か起きるかもしれない、何か変わったことが起きてほしいと思いつつ過ごす、中学校時代の何気ない日常。メインのテーマが一本通っていてそれに沿って展開するのかと思いきやそうでもなく、あちこちへどんどん飛び移っていく感じ。でも子どものころって興味の対象がコロコロ変わっていって、実際そういうものなのかもしれない。大きな事件も子どもなりのとらえ方で消化して清々しくさえある。同年代(あるいは小学校高学年くらい?)の子どもが読むと感じるところが多いのかもしれない。

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2018年07月07日

Posted by ブクログ

無敵の中学生男子が同じ団地に住む親友や先輩とつるんでなんやかんやするおはなし。
主人公とその親友は人気者で周りに大きな影響力があって、それを自覚していて、気に入らないと感じること(例えばクラス内のいじめ)を潰して生活している。けれど、無敵に思えた自分の立ち位置でもどうしようもないことがあると気付きながら大人に近づいてゆく。
タイトルのUFOに関しては序盤で片付いたかと思いきや最後まで繋がっているので、うまいなと思った。
(元)彼女だったりクラスメイトだったり女の子もちょこちょこ出ては来るけれど、話の大筋はあくまで男の子たちだけのコミュニティが描かれていて、一人ひとりのキャラが面白く、現実の中学生男子がこんな感じかどうか女の私にはわかりませんが微笑ましく愉快な一冊でした。

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2014年09月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

男の子たちの青春物語。無敵っていうのが、ちょっと嫌味っぽく聞こえてしまった。クラスを牛耳る存在であるのに、必要以上にそれを鼻にかけないところはいいと思うんだけど。
スバル、公平、亮太の三人でつるんでいる図が好き。スバルくん……。

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2012年07月08日

Posted by ブクログ

亮太と公平は小学校の時から最強でした。中学生になって公平が急に宇宙との交信を始めたことで、周囲から浮いた存在になってしまいます。なんでそんなことを始めたのか亮太には理解できませんでした。
そんな時、団地で仲の良い先輩の○○が急に倒れて入院する事件がおきます。亮太は、仲間との時間はいつまでも同じように流れては行かないのだと気づきます。
公平の奇妙な行動、○○が野球部を辞めた理由、小さい子にしか興味を持てない○○、みんな亮太の周りはどんどん日々変化しているのです。
そして亮太は今を切り取るかのように、UFOの写真をみんなで撮ろうと屋上に誘うのでした。

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2011年09月20日

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