石川宏千花のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ3巻で、最終巻。
やっと人物紹介が本のはじめについていた。
時代のうつろいとともに、ヴァンパイアや狼男などは非科学的、低俗な迷信という世情。教皇庁でも{区分X}という異端審問聖庁の直属の部署は不要、民間のヴァンパイアハンター業者も廃業させるべきとの方針がかたまり、ウォーベック一家は窮地にたたされる。
当主は教皇庁に連行され、対ヴァンパイア用の武器は押収される。
ウォーベック一家で 居場所を見つけたユリエルとグレンだが、
この窮地を打開すべくグレンのとった行動は・・・
ハッピーエンドでよかったけど、
もっと年をとってからのエピソードでもよかったのでは? -
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ネタバレ二人の吸血鬼に襲われた家族。
両親は死に、弟(ユリエル)は咬まれたが、無限の血が流れているという特異体質だったため、生きた。兄(グレン)もユリエルの目の前で襲われたが、吸血鬼から血を与えられると死なない、と知ったユリエルは、グレンに吸血鬼の血を求め、グレンは生き延びた。
ただし、12歳の姿のまま、身体は成長することはなく、時にユリエルの無限の血を飲まなくてはならない。
やがて、ユリエルは成長してゆき、ユリエル(兄)とグレン(弟)と見えるようにまでなる。二人はお互いを、思い合い、助け合いながら旅をする。
吸血鬼にまつわる話をたどり、グレンの身体を元に戻せる可能性をさがしながら・・・
本当はグレン(兄)、ユリエル(弟)で、
グレンは少年っぽい、ちょっといじわるも言ったりするけど、ユリエルを精神的に支える兄であり、
ユリエルは落ち着いた、物腰の柔らかい、弟思いの青年でいるように見えて、やっぱり兄には甘えてしまう・・・
みたいなかんじが、いい。
吸血鬼の二人組、アイオネとソール。
叔父で教皇庁の神父のトリストラム。
バンパイアハンターの一族と、その中でも叔父の友人のテレンス。
元人間で狼男ジェローム。
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いろんな人物がでてきて面白い。
・・・
1巻では 主要な登場人物の登場と、
ある村での 吸血鬼を思わせる事件の解決。
中高生むき -
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ネタバレ御招山(おまねきやま)に捨てられていた2人の赤ん坊。山の主の天狗・陰(いん)さまに拾われます。
2人の赤ん坊は太良(たいら)と甘楽(かんら)と名付けられた。そして、人間の世界と山の世界の境界に生きる面作師の男に預けられます。
14歳となった二人は、見習い面作師として、各地でお面屋を売って歩いているのです。
ただし、このお面屋。表の屋号「たまよし」と裏の屋号「魔縁堂」を持っている。
魔縁堂では、自分のなりたい姿になれるという不思議な力を秘めた「妖面」を手に入れることができる。
ただし妖面に囚われてしまうと人ではないものになってしまい、お面屋の2人に浄化され、この世から消えてしまう。
その面が必要な人は、その噂を耳にする。そして太良と甘楽と出会ってしまうのです・・・。
天狗の陰さまは、太良と甘楽を心配して、配下の天狗たちに時々偵察に行かせる。1話の子天狗、迅雷がかわいい。
4話収録でしたが、まだ続きそうなかんじでしょうか。
設定を活かして、もっといろんな人間たちを登場させたら深みがでてくるのでは。
イラストがいい。 -
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時代の移ろいとともに「ヴァンパイアは低俗な迷信」とする風潮が高まるなか、区分Xを廃止しようとする動きが強まり、グレンはウォーベック家とユリエルを守るため、教皇庁にのりこんでいく。だが、吸血鬼という存在が忌み嫌われる時代の中、拘束され処刑されることに。自分たちを襲ったヴァンパイアとの壮絶な闘いの末に、二人は新たな道を歩み出す。
最後はいったいどうなるのか!?とはらはらさせられましたが、アイオネとの絡みも上手く持ってきて綺麗におさめたなーと思いました。ハッピーエンドで良かった!グレンを元通りにする方法はついに見つからなかったけど、安易にそういうのを見つける方向に走るよりずっとリアルな終わり方だったと思います。ユリエルもグレンの考え方を受け入れられたみたいだし、平和に暮らしていけるとよいなあ。 -
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ヴァンパイア・ハンターになるため、ウォーベック家での新たな生活を始めたユリエルとグレン。同じように家族を奪われた養い子たちとの暮らしは予想以上に周りの目が冷たく、グレンが嫌がらせを受けていることを知ったユリエルはひどく傷つき怒りを爆発させる。ここにいてもよいのか、悩む二人の前に、かつで自分たちの前に現れたらしいヴァンパイアの情報が入る。山狩りの後、彼らを追うことを決意する二人だったが、そこに白い牙が襲いかかる・・・。
とりあえずユリエルとグレンがウォーベック家に残って良かった~。不安ばかりの毎日から、少しでも希望を見いだせる世界に変わっていますように。地味に気になるのは、テレンス。ウォーベック家にふさわしくないってどういうことだろう・・・。長老(?)とかは気づいてそうだけど違うのかしら。トリストラムには打ち明けられそうな彼ですから、きっと3巻で動くと信じてます。ソールとアイオネもどうなるのか、いよいよ終盤に向かって期待です。 -
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ヴァンパイアに襲われ日常を奪われたグレンとユリエルの兄弟は、旅の途中、ある村で起きた事件の調査を担うことになる。ヴァンパイアの伝承が残るその村では、4人の少女が謎の死を遂げていた。12歳のまま成長を止めてしまった兄、グレン。「無限の血」を持つ弟、ユリエル。ヴァンパイアに襲われた悲運の兄弟の、新たな旅が始まる――。
吸血鬼モノがよくある話になりつつある中では独自性のある設定にしたと思います。死なない身体をもつようになったグレンがユリエルに対し、自分に縛られず生きてほしいと願い、一方のユリエルはグレンを元通りにしてあげたいと願いながらも彼が自分から離れてしまうことを最も恐れています。互いに大事に思っているゆえの擦れ違いが切ない。信頼しているからこそ、誰に頼らなくても二人で道を選ぼうとするんだろうな。叔父上との絡みが思ったより少なかったんですが、きっとまた交差する運命だと信じたい。