【感想・ネタバレ】わたしが少女型ロボットだったころのレビュー

あらすじ

わたしは、ロボットだった。
人間じゃなくて、ロボットだった。
そのことを、わたしはすっかり忘れて生きてきた。
きっと、忘れたまま生活するようにプログラミングされていたんだと思う。
だけど、思い出してしまった。
本当に突然、ふっと。(本文より)

自分がロボットであると認識し、食べることをやめた少女と、彼女を理解しようとする少年。

ゆらぎ、見失いそうになる自分の形を見つけるための物語。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

突然自分がロボットだと思い出した多鶴は食事が摂れなくなってしまう。
摂食障害の話や思春期の不安定な心の話とも言えるが、この独特の感覚はそこに留まらない。
お互いそれどころじゃない人だから、わかり合える繋がれる。そんな物語。

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2023年09月29日

Posted by ブクログ

子どもから見た大人や周りの人って、こんな風だったな…と、かつての中学生ぐらいの頃の自分を思い出しました。
自分のことを、決めつけや先入観なしで受け容れてくれる人のありがたさ、親への反抗心。
相手が大人でも子どもでも、大切なことを打ち明けてくれたり、困っている状況だったりするときに、まるちゃんのようにそのままの姿をすっと自然に受容できる人でありたいなと思いました。

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2023年07月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

主人公の気持ちや、周りの人の描写が書かれていて、読み終わったとき、心にジーンってきました。主人公に主人公の友達が寄り添っている描写が特に泣けます。

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2022年11月17日

Posted by ブクログ

はじめての石川宏千花がこの本で良かった。ひりつくような思春期の少女の痛みを描いて上手い。グイグイと読み手側の心の内を抉ってくるのだが、最後に淡くて静かな希望のようなものが見えるのがなんとも美しい。瑞々しい緑色の装丁もこの本のイメージにピッタリ。
お母さんのお母さんもシングルマザーとか、いっちゃんさんと母との関係とか、消化しきれないくらい設定てんこ盛りな作風は共通しているかな。でも不思議と鼻につかない。
まるちゃんがいいよね。田鶴の懐に結構ずいっと入ってくるのに、あまり深入りしてこないような空気感を持っていて、おかげで田鶴も負担を感じないでいられた。
時が経って、田鶴の摂食障害は治って良かった良かったとはならなくて、全て解決という訳ではないラストに驚いた。子どもの頃の辛かった体験はそのまま大人になっても続いていく。確かにそうだ、人生は連続しているのだから。だから寄り添って一緒に生きていけるまるちゃんとの出会いが田鶴にとってはとても幸運。まるちゃんの言う、心が落ち着いてないと恋愛なんてできないとかほんとにそうだと思ったし、気になるセリフがたくさん。

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2026年04月23日

Posted by ブクログ

SFのような話だった。
摂食障害の多鶴と、多鶴をほっておけないまるちゃん。
寄り添ってくれることの大切さ。
そして、親からの自立。
いっちゃんさんのことをもう少し描いて欲しかったなあ。というのが正直なところ。

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2023年12月22日

Posted by ブクログ

「それどころじゃない」のだ。
ずっとずーっと、なんでそれにリソースを割かなきゃならないのなんでその内見つかるから大丈夫だよなんて言われなきゃならないの見つからない興味も持てない自分は人間として欠陥品なのと、もやもやぐるぐるしていた部分を明快に言語化してもらった気がして。思わず椅子から立ち上がりそうになった。
同じようにぐるぐるもやもや苦しんでいる子たちへ、どこかにきっといる「それどころじゃない」子たちへ届きますように。

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2019年10月09日

Posted by ブクログ

お母さんと二人暮しの女の子
思春期を前にして
お母さんからの突然の告白に
心の安定がちょっとおかしくなっちゃって
自分はロボットだから食事しなくてもいいっておもって拒食症になっちゃう
最初は本当にロボットになったんだと思って話を読んでいたけど
少女の心の不安定さや

それを支えてくれた優しい少年とのやりとりに心が温まりました

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2018年08月19日

Posted by ブクログ

思春期の感じやすさを描きながら、暗くなりすぎないのが、YAとして良い。主人公を否定せず、ありのままを受け入れてくれるまるちゃんって、理想の友達。彼がいなかったらもっと大変なことになってた。
二人とも家庭のどうしようもない事情をかかえながら、大人や社会に怒りを向けないのがちょっと不思議(特に生きる気力失っている主人公より、家族に気にかけられていない、男子のまるちゃんの方が暴れそうなもんだ)。でも、今の子どもって怒るより無気力になるのかも。そういう意味でも中高生向きの本。
大人としては親の苦しみももうちょっと書いて欲しい気がしたが、中高生はそんなこと別に知りたくないから、ちょうどいいのかもしれない。

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2020年04月25日

Posted by ブクログ

「わたしは、ロボットだった。人間じゃなくて、ロボットだった。そのことを、わたしはすっかり忘れて生きてきた。」ある朝自分がロボットであることを思い出したたづは食べることをやめた。困惑する母親、たづをそのまま理解しようとする少年まる。人との距離感とか、しあわせな気持ちに混ざるちくちくとした痛みとか。ドキドキしながら引き込まれる一冊。

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2018年10月09日

Posted by ブクログ

思春期だ。突然自分がロボットだと気付いてしまったとしたら、食事をとる必要はないとかリセットしてもらえれば済むと考えるのは納得。それを受け止めて一緒に考えてくれるまるちゃんとともくんは素敵だ。

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2018年09月13日

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