ジェイン・オースティンのレビュー一覧

  • 高慢と偏見(下)

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    ネタバレ

    下巻です。

    下巻では主に主人公である次女と彼の心の動きに焦点が当てられます。

    偏見や誤解から傷つけあってしまう2人でしたが、素直になれない気持ちを省みたり、自分の未熟さに気がついたり、思いやる心を育てたりしながら、愛をゆるぎないものに変えていく過程が丁寧に描かれており、私自身もドキドキワクワクしながら読み進めました。
    200年前と今とでは全く違う価値観なのかと思いきや、人の尊厳や愛に関して、また、真摯に向き合う心なんかは普遍的なものなのだなとちょっと感動。

    それにしても末っ子の無鉄砲で図々しくて騒がしく、軽薄な様は目に余ってイライラするわ。

    一方で、次女が様々な困難を乗り越えたあと、幸せな気持ちで叔母に報告の手紙を書くのですがその内容がかわいいしお上品で大好き。
    「すぐに(私に)お手紙をお書きになって、この前のお手紙よりももっともっとあの方を褒めてくださらなくてはなりません。」
    「私は世界一の幸せ者です。たぶんこんなことを言った人はこれまでに大勢いるでしょうけれど、私ほど胸を張って言える人はいないでしょう。彼も、私に寄せる愛情のうちから、お裾分け出来る限りの愛情を叔母さまにお送りいたします。」
    とか、もう、幸せが溢れてる。。よかったね。エリザベス!

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    2025年03月14日
  • 高慢と偏見(上)

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    ツンデレなヒロイン、優しくてきれいなヒロインの姉、ピエロのような妹たち、バカな母親、達観した父親・・・等々個性あふれる愛すべきキャラクターがたくさんいて、大した出来事は起こらないのだけれども、自然と続きが気になり読み進めてしまう不思議な本です。

    シェイクスピアに出てくる登場人物のように、若干デフォルメはされつつも、「いるよねこんな人」というのを絶妙なバランスで描いているので、くすくすと笑えるところがたくさんあります。元祖ラブコメとどこかで書いてあったのを覚えているのですが、そう書きたくなる気持ちも理解できます。

    人物の描写だけでなく、イギリスの田園風景、カントリーハウスについても精彩で、外国にいる私にとっては読んでいるだけですっかり憧れてしまい、今でも本書がきっかけでイギリスのことが盲目的に好きです(奴隷貿易、三枚舌外交、、、歴史的に行ってきた様々な批判されるべき出来事は知っているのですがそれでも)

    ドラマ、映画も好きです。ドラマは原作のユーモアあるコミカルな雰囲気とダーシーのカッコよさが魅力的である一方、ピークディストリクトの自然の風景、チャッツワースといったイギリスの代表的な風景とそれに合わせた上品な音楽は、私が片思いするようなイギリスのイメージにピッタリ合っていて個人的にはこちらがおススメです。現代的ではあるものの、キーラナイトレイが非常にチャーミングなのも眼福です。

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    2025年01月06日
  • 高慢と偏見

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    ネタバレ

    最初のダーシーとエリザベスの出会いにこれからどうやって仲良くなるのかとても不思議だった。末っ子の行く末に驚愕した。最後の方はこのあとどうなるのだろうと読む手が止まらなかった。若草物語や赤毛のアンのように女性作家が描く女性たちの言動や心理描写が本当に面白く、読む手が止まらなかった。訳文も古典に読み慣れていない私でもわかりやすく、訳者に感謝。忘れた頃にもう一度読みたい。

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    2024年11月10日
  • 高慢と偏見(下)

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    「独身の青年で莫大な財産があるといえば、これはもうぜひとも妻が必要だというのが、おしなべて世間の認める真実である」

    世の中には書き出しが有名な小説がそれはもう星の数ほどありますが、本作『高慢と偏見』もその一つであります
    まぁ空で言えるくらい嗜んでいるのが理想ではありますが、この一文を聞いた時に顔も上げずにほそっと「あーオースティンね」なんてことが言えたら、それはもうかっこよ!

    はい、でこの書き出しがなんで素晴らしいのか?っていうとね
    そういう物語なんです
    もうこの書き出し読んだら、もうその後読まなくてもいいくらい(なわけあるか!)
    そのくらいギュッとされていて、このあとに続くドタバタ物語を薄っすらと読者に予感させる素晴らしい書き出しなんですな

    要するに「独身で莫大な財産を持った青年が妻を娶る物語」なんですが、冒頭で世間の常識!みたいな宣言をしちゃう訳です
    当然、世間の常識とはかけ離れた物語が展開することになるわけです

    素晴らしい

    で『高慢と偏見』という言葉の意味だけ書いておいてやろう
    読んだ気になるがよい

    まぁ十八世紀のイギリスの階級社会な
    まずこれがあるわけです
    で、階級の高い青年これはもう「高慢」なわけです
    中身はもうめちゃくちゃにいい人なんですが、そういう教育されてますから、ちょっと身分の低い人にはそういう態度を取っちゃうんですね
    それが当たり前だと思ってますから

    そしてちょっと身分の低いヒロインにはそういった奴らは鼻持ちならない嫌な奴らばっかりという「偏見」があるんです
    このヒロインがかなり先進的な考えの持ち主なんですが、そんな人でさえ「偏見」にとらわれているってとこが深いんですがね

    で、いろんなドタバタがあって二人がそれぞれの「高慢」と「偏見」に気付いて、改めることでめでたくフォーリンラブ!となるんですな

    他にもいろいろ深いポイントはあるんだが、まぁこんな感じ

    さぁ、思う存分読んだ気になりなさい

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    2024年10月04日
  • 高慢と偏見(上)

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    はい、恋愛小説の名作中名作との呼び声高い『高慢と偏見』を遂に

    しかも、ワタクシの大好きな小尾芙佐さん訳
    ありがたい
    さすが光文社わかってる〜

    それにしても1813年刊行ですってよ
    時代背景的にね、ちょっと今では考えられないような事物がたくさんあってうわーってなりかねないんですけどね(特にこの頃のイギリスはマジ酷いんで)
    まぁ、そういうのはもうそういうもんだと刷り込んじゃいましょう
    もう全スルーです
    いちいち引っかかってたら先に進みませんから
    これ、古典を読む時のコツです

    はい、上巻!
    もう、全編を通してずーっとイライラしっぱなしです
    あらゆる局面でイライラさせてきます
    イライラ担当キャラが主人公含めてめっちゃいるのよ

    わかってます
    これが下巻できれーに解かれていくんでしょ?

    そして恋愛小説の王道中の王道、すれ違いまくる二人の誤解が解かれてズゴーン!と恋に落ちるんでしょ?

    わかってるって

    よっしゃー!フォーリンラブの下巻へGo!

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    2024年10月03日
  • 自負と偏見

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    イギリスの田舎町にある貸屋敷に越してきた資産家である独身男性をめぐる、ベネット家の恋と結婚の物語。

    とにかく読みやすい。今読んでも何の違和感もないラブコメ。面白すぎる。→

    主人公であるベネット家次女エリザベスはしっかり者で我が強く自分を曲げない。
    お相手のダーシーは気難しくて口下手。
    この二人を中心に、優しく肯定的な長女ジェイン、おおらかで話しやすいビングリー、姉妹の母でやたらと動きが派手なミセス・ベネットに、ベネット家の屋敷を継ぐミスター・コリンズ

    他にもしっかり者で年上のエリザベスの友人シャーロットや、絶大な権力をもつレディ・キャサリンなどなど。
    とにかくキャラクターが濃くて、バランスが最高で、お話の作り方もうまくて、もう……めちゃくちゃ面白いんだよー!!
    古典だからって敬遠しているラブコメ好きはぜひ読んでほしい。翻訳も良き

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    2024年07月08日
  • 高慢と偏見

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    私の好みですが、光文社から出てる小尾芙佐さんの翻訳より丁寧な文章で読みやすく感じました。

    挿絵も当時の風俗や文化の参考にもなって、ちょうど良いです。

    このジェイン・オースティン&大島一彦訳にはまって、次に読んでみたのが同著者の「ジェイン・オースティン」(中公新書)です。
    ジェイン・オースティンの数少ない解説本で、他の作品も読んでみたくなりました。

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    2024年06月23日
  • 高慢と偏見

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    大島一彦さんの訳が格調があると聞き読んでみた。少し難しい言い回しもあったけど、やっぱり面白い!大島さん訳の別のジェイン・オースティン作品(マンスフィールド・パーク)も再読したくなる。説得も訳されているようなので探してみよう。

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    2024年06月11日
  • 高慢と偏見(上)

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    面白かった。
    映画みたけど全然覚えてなかった。
    原作と内容ちがったのかな?
    もっと高尚な話かと思ったけど、読みやすく面白くってどんどん読み進められた。
    皮肉屋な主人公に好感もてた。

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    2024年05月17日
  • 高慢と偏見

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    ネタバレ

    この本の真価は私には分からないが、胸キュンさせられるのは確か。

    エリザベスが自身の高慢さと、如何に偏見を持っていたかを自覚するシーンが一番好き。

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    2024年04月16日
  • 高慢と偏見

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    全ての恋愛映画の祖って印象。キャラクターもわかりやすく魅力的で、すごくストレート、シンプルで、それでいてエンターテイニングなストーリーでした。乱高下こそしないけど、当時の、作者の、古き良き歴史観がすごくまっすぐで素敵でした。おじさんの中にある乙女心が揺さぶられました。

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    2024年02月07日
  • 高慢と偏見(上)

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    大学生の頃初めて読んだ大好きな作品。当時、読後はきゅんきゅんして、授業の一環で仕方なく購入した小説(原文も購入)がこんなに面白いとは!!と衝撃だった。
    それから年月が経って、久々にダーシー氏のきゅんが欲しい〜と今回再読。変わらずダーシー氏にはきゅんとさせられた(笑)個性的で滑稽な人物がたくさん出てきておかしいし、話はテンポが良くめちゃくちゃ面白い。200年前の小説とは思えない。見事すぎる。

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    2024年01月23日
  • 高慢と偏見

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    こんなに面白い本を今まで読んでいなかったとは。。。
    胸キュンの王道みたいな話だった。
    あんなに嫌っていたダーシーにだんだん心惹かれていく部分はこちらもなんかドキドキしてしまった。ダーシーが、エリザベスを、助けるためにひっそりと力を貸していた部分は本当にかっこよかった!こっそり助けていてその事実を伏せていて、後でばれるという王道展開だったが、それもすごくよかった!
    親が娘にお金持ちと結婚させたいという話は古今東西世界中であった話しなんだなと思った。

    挿絵も素晴らしい!!

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    2023年11月05日
  • エマ(下)

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    欠点だらけだけど完璧なエマ

    彼女が読者に愛されるのは
    間違ったことをしても反省できるから

    彼女の精神的成長と結婚するまでを
    登場人物たちと見守っている気持ちになった

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    2023年10月30日
  • エマ(上)

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    全てに恵まれた完璧なエマ

    彼女が良かれと思ってしたことは
    彼女の勘違いでことごとく失敗をする

    小さな村のいくつかの家での出来事しか
    書かれていないのに読み進めるのが楽しかった

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    2023年10月30日
  • 高慢と偏見

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    登場人物が魅力的で
    当時の時代背景や結婚観を知らなくても
    共感でき、感情の変化の描写の細かさに
    引き込まれる

    物語の面白さもさることながら、
    高慢と偏見によって人生を左右される
    危険性と人間の本質を考えさせられた

    何度も読み返したい

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    2023年09月22日
  • 自負と偏見

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    新訳のおかげかとても読みやすい。古典にありがちな難解さやひとりよがりな文学趣味に走ったところがなく、ていねいな感情描写とエリザベスの賢い語りで、物語に引き込まれる。

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    2023年08月06日
  • 高慢と偏見(下)

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    韓流ドラマか!っていうほどベタベタのストーリーだが、いろんな伏線が敷いてあって純粋に面白かった。恋愛小説はこうでなくちゃね。

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    2023年08月01日
  • 高慢と偏見(上)

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    恋愛小説、というよりラブコメディーだよね。とにかく高慢な人たちがこれでもか!というほど登場して、それぞれが個性的で滑稽なのに感心する。階級社会に対する風刺の意もあるのかな?
    下巻の展開が楽しみ。

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    2023年07月28日
  • 高慢と偏見(上)

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    おもしろい小説なんですか?と尋ねられたらとりあえずこれを答えとけば間違いはない。少女漫画でキュンキュンしない俺もこれにはやられたね★

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    2023年04月21日