ジェイン・オースティンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
めちゃくちゃおもしろかった!!!
リリー・ジェームズが好きで見た高慢と偏見とゾンビがすごーく面白かったのに、高慢と偏見読んでないから元ネタが全くわからず(なぜパロディから先に見るのか?)悲しかったので読み始めた…が、古典苦手意識が強すぎてか、2ヶ月ほどのろのろ、のろのろ…間にバターとルリユールをはさみ、、、、長い戦い?がやっと、やっと終わった、、、、
実際は最初の部分に数ヶ月かかって、中〜後半はおもしろすぎて爆速で。なんじゃこりゃ、ってほど面白くなってオドロキ、オドラデク。途中キレ散らかした部分あったが、、。笑。ほんとうにいい訳だった。
これでやっと高慢と偏見とゾンビがよめる♡そして傲慢と善良も読む♡
あとがきで知ったのですが小尾芙佐先生訳あるらしいので、それも!!オースティンの他の作品も読みたいなー。、、これが、英米文学沼…! -
Posted by ブクログ
ネタバレはちゃめちゃに面白かった。200年前の、しかも異国の男女の恋愛事情についてこれほどのめり込んだのは、多分これで最初で最後だと思う
最初はお互い最悪な印象から、徐々に打ち解けて惹かれあっていくというのは、まさに王道というか、その基礎を作ったのではないだろうか。主な登場人物たちも、作者は人間観察が得意だったのか言動や心情の表現がすごくリアルで親近感がもてる。特に、コリンズ氏やベネット夫人のような人がもし身内にいたら地味に厄介だろうなと読んだ後の今でもいろいろ想像はつきない
訳も新しい方で非常に読みやすく、ついついページをめくる手が止まらなかった。おそらく人におすすめするときにはこの版を推薦すると思う
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Posted by ブクログ
☆4.5 明解すぎる
比喩はすくない。
ほとんど因果と結果と会話の羅列のやうなこのラブロマンスがやっぱり面白いのは、共感よりも展開に軸足を置いてゐるからだ。人物の行動が明解すぎるが、かへって予想ができない。
学園ラブコメの型みたいに、あらゆる典型人物の基礎が19世紀初頭に完成してゐたことを考へれば、すごいといはざるをえない。しかしそれもエリザベスにかぎっていへば円球人物であるから、動揺もするし、軽蔑もする、勘違ひもするといったわけだ。
この本には4通りの結婚が示されてゐて、それぞれがそれぞれの長所と短所を書いてゐる。もちろんヒロインの結婚がいちばん理想的といふわけで、それはまったくの同意である。
訳文は訳者の癖でいくぶん古風だが、まったく古びてゐるわけではない。むしろ最終的には加速度を伴って読みすすめられた。新潮文庫の小山太一訳もよいので、堅苦しいと思ったかたにはそちらをすすめる。 -
Posted by ブクログ
今読んでもストーリーも普通に楽しい(日常恋愛もの:なんなら少し少女漫画的、英国風習もの、こんな人いるいる物、として)
のが古典名著の凄いところ。
抜粋したい名言の箇所も沢山ありました。
姉妹間、友人間、親子間、異性の兄弟姉妹間、姪甥、異性間、、人間関係は関係性の中で影響(良いものだけとは限らず)を与え合いながら、同じ人が相手でも時として、あるいは時と共に変化する部分があり、それでも変わらない信頼や血縁、礼儀や感謝、”謝罪や赦し”(著者は他作でも、過ちや誤解に対するこの要素に重きを置いています)のベースに成り立つ愛情があることを改めて教えてくれます。
母親とミスター•コリンズのシーンはほぼお笑い。 -
Posted by ブクログ
ouiさんにご紹介いただいた本。
暮れの忙しい中色んなことを放棄して読み耽る程どハマりしました。
200年も前に書かれたのに私をこんなに虜にするなんて恐ろしい本っ!
少女漫画も大好きな私にはこのキュンに至らないもどかしい展開がたまらなく面白かった。
ヤバい男が出てくると聞いていたものの、一人とんでもなくヤバい奴がいた。
もうヤバいを通り越して気持ち悪い笑
笑い転げました。
それにしてもこの時代の人たちはかなり話すのね。
第一印象が最悪な人同士の恋愛模様はいつの時代も楽しめるものなのね。
もう、そこまで罵る⁉︎ってくらいだったもの。
でもこの2人がいつ自分の気持ちに気付くのかしら⁉︎って思うとワクワクとニヤニヤが止まらなくてページをめくる手も止まらなかったわ。
年末に良いもの読みました♡
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Posted by ブクログ
ネタバレしばしば出会う明らかなオマージュ作品。
読みたいけど、原典を読まずしては十分に楽しめないという判断が働き手に取れない。
そろそろ原典を読んでみようかと手に取るパターン。
イギリスの中流〜貴族階級を舞台とした女性目線の結婚を巡る日常小説。
これが、200年も前の小説かと思うと驚愕以外の何物でもない。
まず、幕開けの章での5人の娘達の父親ベネットの物腰の可笑しさに心を掴まれる。
田舎町に転居してくる良家の男に、娘の誰かを何としても結婚させようと節操なく湧き立つ妻を前に、ひょうひょうと乾いたユーモアで立ち回る。
あ、これは読めるなと早々と確信。
ところどころに古めかしさだったり、お国柄特有の不思議な風習みたいなのはあるのだけれど、もの凄く読み易い。
そして、これといった劇的なことは何も起こらないのに読み手を引きつける。
翻訳家さんの尽力によるものだとも思うが、とはいえ本質的にそういうポテンシャルがあるからでこそ。
海外古典は侮れないのは前々から肝に銘じているところだが、なんとなくイメージしているのは世界大戦前後あたりの頃。
それを、さらに1世紀程飛び越える本書。
恥ずかしながら、この小説がそれほど前に書かれたものだとの認識もなかったし、それ程に年を経た物語がこうも自然に楽しめることに純粋に驚きを感じる。
この時代ゆえのステレオタイプこそあれど、男女の恋心をめぐり、行き違いや愚かさを交えつつ、パリッとした自己を持ち、はっきりとした物言いの中でも礼を失し切らない自制心を持った主人公エリザベスの日々には好感を持つ。
何を指して高慢で何を指して偏見なのか。
表面的にはわかるし、それだけでも読み応えあるのだが、なんとなくひと捻りありそうな期待感。
芽吹き始めたものがことごとく花開かなかった理由で終わる上巻。
さて、下巻はどのように展開していくのか。 -
Posted by ブクログ
キャラクターの性格の個性が際立っていてすご過ぎる!こういう人物たち、今でも全然います。200年前に書かれた話とは思えなかったです。
エリザベスは鋭い人間観察力と同時にお茶目なところも持っているので、人ををからかってみたり、理論立てて言い返したりもできる。意地悪おばさんやめんどくさいおじさんにも、感情的にならずにガツンと言ってやるので、読者的にはスカっ!とします。この子の頭の良さによって、運がひらけていきます。
エリザベスはp277で
「怯えさせようとする人に出会うと勇気が湧いてくる」と言っています。
自負と偏見という題名について。自負はミスター ダーシーの生まれ持っての身分の高さと人を見下す考え方、偏見はエリザベスからみたダーシーの高慢な姿を表しているのかな。
とにかくとてもすきな物語でした。読み終わるのが惜しいくらいワクワクしながら読みました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレエリザベスの生き方から、どんなときも自分に正直に、誠実に生きること、どんな相手にも誠意を持って向き合うこと、時に自分の間違いを認めることがあっても、それに対して悲観しすぎずに、今この時、これからをどうしていくのかに意識を集中させることを学ぶことができた。
舞台は1800年頃のイギリスに住む、とある家族の日常を描いた物語。スマホなんてもちろんないのだから、情報交換の手段は人々のおしゃべりと手紙。その語りの詳細さといったら、現代人が写真や動画にヤバイの一言で片付けてしまう内容を、これでもかというくらいの長文で説明してくる。その饒舌さが前回読んだ時にはどうにも蛇足に感じてしまい挫折してしまったのだが、今回はそれ故にページを捲る手が止まらなかった。私も少しは成長したのか。
ジェーンとエリザベスの姉妹愛の美しさには、こちらの感情が動かされたし、また、ダーシーのエリザベスに対する熱意も並々ならぬものがあった。ベネット夫人の浅はかさ、思慮の足りなさに苛立つこともあるのだけれど、周りのものが上手に付き合っているのを読み、おもしろくもあり、その忍耐深さに頭が下がる思いもした。
作者が一つ一つの出来事を詳細に書いているので、私は全ての登場人物に対して長々と感想を書くこともできるが、それはさすがにやめておこう。
ただ、それぞれの迎えた結末については、因果応報という四字熟語でまとめることができそうだ。やはり幸せになるためには、それなりの生き方があるのだろう。
風と共に去りぬとは違って、ハッピーエンドという著者からのプレゼントも受け取った。自分の人生もハッピーエンドに近づけるよう、これからも本や人々周りのものとの出会いを大切に、自分自身と向き合いながら生きていきたい。