ジェイン・オースティンのレビュー一覧

  • エマ(下)

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    ネタバレ

    下巻の話の展開がおもしろかった!
    エマが自分のしてきたこと、その結果引き起こしていること、自分の欠点などに気づいても、その欠点ごと受け入れてくれる人が身近にいる。本当にお騒がせなエマだけど、とても愛らしく賢い人なんだろうなと感じる。
    ナイトリーさんってステキだなぁ。

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    2014年07月13日
  • 高慢と偏見(下)

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    誤解が解けた後の話。
    紆余曲折繰り返しつつ、お互いの葛藤踏まえつつ、かつ主人公の妹がまさかのあの人と結婚するという波乱の事態に。。。。
    見せ方は本当にすごいなと思います。主人公そっちのけで気になった(笑)


    だけどここまで引っ張ってきたら妹関連よりむしろ主人公ペアのもっとごたごたが見たかったです。。。たぶん恋愛もの重視じゃなくて「人ってこんなに面白い生き物なのよハハ」がメインなら仕方ないのかな。ダーシーの鬱陶しい叔母さんがもう少し鬱陶しさをかもし出してくれたり、二人の中をかき回してくれたらよかったのに……けどそうするとオースティンらしさが消えてしまうのかもしれないから、これはこれで満足するし

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    2013年07月18日
  • 高慢と偏見(上)

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    ネタバレ

    面白かったです。
    イギリス文学と聞いて、少しとっつきにくい(独特な)文章、言葉遣いなど最初はなじめなかったのですが、ヒロインのエリザベスが相手役(?)のダーシーと出合った辺りから怒涛のようにストーリーが展開していきます。

    主人公含め脇役たちの性格がものすごく人間臭くて面白かった。もちろん誇張はあるのでしょうが、「うわ、実際に職場にいそうな……」という女性たち、男性たちの態度、言葉の使いまわしがものすごい。

    一応主人公エリザベスは美化されている? ようですが、むしろ彼女のほうが「偏見」に満ちていると思いました。題名から判断すると対する高慢はダーシーというところでしょうか。
    (とは言っても、私

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    2013年07月10日
  • 高慢と偏見(下)

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    高慢と偏見がもたらす人編関係の喜劇。
    色眼鏡なく人と接することの困難さ。
    相手を知るということが、いかに大切か。

    そして、誤ちを認める素直な心。

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    2013年04月19日
  • 高慢と偏見 上

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    上下共に

    なんとなくモンゴメリーのスー姉さんを思い出しながら読んだ。
    それぞれ個性的で、生き生きとしている。
    きっと、この時代の人たちも夢中になって読んだんだろうなと思うと、今も昔も
    人の心は大して変わらないのだろうなと思う。
    ちょっと訳が固くて、読みにくくはあったが読みだすと話に引っ張られて
    どんどん読み進んだ。

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    2013年04月17日
  • 高慢と偏見(下)

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    あらすじを書くと平凡な話なんだけど、当時の身分社会や、結婚観や貞操感を想像すると、みんな必死でおもしろい。
    登場人物がなかなかにみんな自分勝手で独りよがりで、プライドが高く見栄っ張りだし、
    ベネット夫人、リディア、コリンズ氏などやたらイライラする人がイライラする発言ばかりするし
    よくよく考えると、ろくでもない人が多すぎる気もするけど(笑)
    ジェインとエリザベスが聡明で、ちゃんとハッピーエンドに終わったのでよかったです。
    エリザベスの正直な物言いは共感できて好きだなぁ。

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    2013年02月28日
  • 高慢と偏見(下)

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    ネタバレ

    ≪内容覚書≫
    19世紀イギリスの作品。
    ユーモアと知性のある女性、エリザベス。
    大人しく優しい、ジェイン。
    お隣に越してきた、ミスタ・ビングリー。
    その友人のミスタ・ダーシー。

    すれ違う4人の恋模様を
    イギリス特有の皮肉を交えて描いた作品。

    高慢で偏見を持っているのは、誰なのか。

    ≪感想≫
    あらすじをまとめようと思ったら、まさに王道な少女漫画。
    第一印象は最悪!だったけど、相手を知る内に…、
    というパターン。
    これはもう、洋の東西を問わず、古今を問わず、
    恋愛における珠玉のテーマなんだろうな、と思ってしまった。
    書かれた時代が時代なので、
    女性に対する扱いが多少低いな、と思わせられるし、

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    2013年02月12日
  • 高慢と偏見(上)

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    ネタバレ

    ≪内容覚書≫
    19世紀イギリスの作品。
    ユーモアと知性のある女性、エリザベス。
    大人しく優しい、ジェイン。
    お隣に越してきた、ミスタ・ビングリー。
    その友人のミスタ・ダーシー。

    すれ違う4人の恋模様を
    イギリス特有の皮肉を交えて描いた作品。

    高慢で偏見を持っているのは、誰なのか。

    ≪感想≫
    さすがイギリス…!って感じの皮肉と、
    少女漫画の王道のようなすれ違いの恋愛が、
    見事にはまった作品だと思った。

    スパイスと甘さが奏でる見事なハーモニー(笑)

    新訳のおかげか、古い作品であるにも関わらず、スラスラ読めた。
    昔ならではの奥ゆかしさのある訳も、それはそれで楽しいが、
    現代に近づけた訳で楽

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    2013年02月12日
  • 高慢と偏見(下)

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    上巻で一番面白い所で終わったまま、下巻へ!

    下巻はひと時も退屈する間もなく、色んな事件が起こり、小説の中では何ヶ月も経ってるけど1・2日で読みすすめているこちらとしては気持ちがついて行かない…笑

    それくらい感情移入もしやすくて楽しい一冊でした★
    さすが200年読み継がれている恋愛小説!(個人的にはジェイン夫婦に一番幸せになって欲しい!)
    続けて同じ作者の「ノーサンガー・アビー」を読もうと思います。楽しみ〜♪

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    2013年01月09日
  • 高慢と偏見(下)

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    少女マンガに負けない、きゅんとくる恋の名作。

    とにかくダーシーは少女マンガのヒーローですね。なにこの王子様。ちょっと頑固なところまで含めて完璧です。案外文化や時代が違っても、恋愛ものの王道は変わらないのかも。

    リジーも言っていますが、ダーシーのほぼ意のままに操られているミスタ・ビングリーは大丈夫なのか(笑)

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    2013年01月04日
  • 高慢と偏見(上)

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    最悪な第一印象をぬぐいさることができるか。

    やはり古典として読み継がれる話は面白い。これは結構軽いというか、あっさりと読める。『ブリジット・ジョーンズの日記』にも翻案されたように、現代にも通じる話だからか。

    恋に夢中なダーシーがなんだかかわいい。ミセス・ベネットがとてもめんどくさい。

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    2013年01月04日
  • エマ(下)

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    最初はエマのちょっとうぬぼれたお節介ぶりにやきもきさせられるものの、読み進めていくと、彼女が「本当に」頭のいい女性なのだ、ということがわかってくる。
    エマは頭の回転が速く、思いやりがあり、行動力もある女性なのだ。それでいて美人でお金持ちで、家族にも恵まれているのだから、彼女が「お節介」に義務感のような思いを抱くことも、ごくごく自然なことだと思う(本人はそれを「お節介」だとは思っていないが)。

    そんな、「ちょっと行き過ぎ」なエマを、きちんとたしなめ、また導こうとしてくれるナイトリー氏は素晴らしい。
    本当に愛しているからこそ、はっきりと注意し、時に厳しくたしなめる。本当に愛情を持っていないと、ぜ

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    2013年01月03日
  • エマ(上)

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    頭の回転が早くて面倒見がいいのに、トンチンカンなエマのお嬢様ぶりがたいへん。

    詳しい感想は下巻にて。

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    2013年01月03日
  • エマ(下)

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    上巻読んでから時間が経ってしまった。
    しかし、今回のジェイン・オースティン作品の中でもっとも、自分に似た部分を持った主人公だった・・・。イタイイタイ。
    登場人物それぞれがかなり個性的で強烈なキャラクターばかり。
    こんなに皮肉で辛辣なことにあふれた小説だからこそ現代に通じるものがあるのかな。

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    2012年09月22日
  • 高慢と偏見(下)

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    ”それぞれの登場人物がいきいきと描かれている”のがオースティンの特徴。
    この(下)は、まさにその言葉どおり。
    おそらく人気があるエリザベスだけでなく、ちょっと”面倒な妹”のリディアも、重要な役割。
    それにしても、ダーシーさまの男らしいこと!

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    2012年08月21日
  • 高慢と偏見(上)

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    新訳で、ぐっと読みやすくなった。
    途中で挫折するくらいなら、新訳大賛成。
    やっぱり、”ミスター・ダーシー”って言わないと。

    映画「ブリジット・ジョーンズの日記」は、BBCがこの本をドラマ化した際、コリン・ファースが演じたミスター・ダーシーをもとに作られたとのこと。
    それを聞いてから読んだので、もうすっかりコリン・ファースのイメージで・・・。

    そして、もう一回、映画「ジェイン・オースティンの読書会」を見てみる!

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    2012年08月21日
  • 高慢と偏見 上

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    作中で大した事件が起きないのにページをめくってしまう。恋愛という人間の根本的なことを描いているからか?でもそのような作品は今も沢山ある。では、現代の恋愛小説とオースティンの恋愛小説は何が違うのか。次巻も早く読みたい。

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    2012年06月01日
  • 高慢と偏見 上

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    まだ半分を読み終えたところだが、この作品は世に言われている通りの傑作だと断言できる。
    折り返し地点で主人公が今まで知らずに抱いていた偏見が明らかになり、それとともに各登場人物の真意も明かされるのだが、ここで読者はこれまでの描写の如何にも無駄がないことを知ることになる。
    と同時に、偏見を抱いていたのは主人公だけでなく、読者も同様であったということに気付かされるのだが、この手際は見事である。
    下巻を読むのが楽しみだ。

    ※最初、あまりの翻訳の酷さに(英語を頭から訳しているので、日本語の文法としてはかなりまずい)なかなかペースがつかめなかったが、そういうものだと半ば諦めてテキストの意味だけを読み取る

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    2012年05月19日
  • 高慢と偏見(下)

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    後半の展開が面白い。
    なんか、すごく少女マンガなようで、皮肉さとかのユーモラスさは青年マンガ。
    といえばいいのか、きれいめな話といえば、実際のところすんなりとエンディングを迎えると思えば、そうでない。
    なんかとてつもなく紆余曲折があって、いろんなプロセスがぐぁんぐぁんって感じ。
    登場人物が少ないけど、その世界がすごく惹きこまれる。

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    2012年02月09日
  • 高慢と偏見(下)

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    やはり読み出したら一気に上下巻読んでしまった。新潮文庫版で昔読んでいるけど、何度読んでも面白いの一言に尽きる、ラブコメの元祖のような小説。
    登場人物ひとりひとりに対する辛辣かつ繊細な性格描写、何と言ってもダーシーとエリザベスという主人公達の魅力的なこと。ドタバタ喜劇の中にさりげなく人生や人間に対する苦さや恋の甘さ切なさが織り込まれている。
    ただ、翻訳としては新潮文庫版の方が良いかもしれない。

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    2012年02月08日