数年ぶりに「高慢と偏見」を読みました。
19世紀はじめのイギリスの小説です。
5人姉妹の次女、エリザベスが主人公。
闊達な心と批判精神に富んだ彼女は、金持ちの男性ダーシーと出会うが、「高慢」な彼の態度に、いやな人だ、と強い「偏見」を持つ。
マイナス地点から出発する二人。
いろいろな人が現れ、さまざまな出来事が起こり、「大どんでんがえし!(古い)」にいたるまでの物語です。
ドラマチックさは「嵐が丘」に劣りますが、登場人物それぞれのキャラクターがきっちりと描かれていて、楽しませてくれます。
特に、勘違い男のコリンズ氏が面白い。