佐々木譲のレビュー一覧

  • 北海道警察 11 警官の酒場

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    このシリーズは安定感があり、読んでいて作品世界の中に浸れます。
    ぜひ、今後も何作も継続してほしいです。
    ・登場人物のキャラクターの造形がいい。
    ・ほのかに舞台である北海道という風土を感じることができる
    ・シリーズ作品の中で時系列的に社会の変化を感じる

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    2024年12月08日
  • 北海道警察10 樹林の罠

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     コロナ禍による規制が緩和されたばかりの札幌で起きた交通事故。駆けつけた機捜の津久井卓巡査部長は事件性を疑い捜査を開始する。
     一方、法律事務所荒らしを調べていた三課遊軍の佐伯宏一警部補と新宮昌樹巡査は、この事件の根が意外に深いことを知り……。

     『北海道警大通署』シリーズ10作目。
              ◇
     札幌の中心部にあるショッピングモールの地下駐車場。買い物を終えた桂木陽一が、エスカレーターから少し離れた場所に停めた自家用車の運転席ドアを開けた瞬間だった。
     背骨を折られたような強い衝撃を感じた桂木は、さらに突き飛ばされて車の中に倒れ込んだ。続いて倒されたシートから桂木の身体は後部座

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    2024年09月30日
  • 戸惑いの捜査線 警察小説アンソロジー

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    7人の作家さんのアンソロジー。

    色々な部署の話で、とても新鮮で面白かった。
    ルームシェアの話が1番好きだったので、もしシリーズ化などしていれば読みたいと思った。

    オススメです。

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    2024年09月11日
  • 北海道警察 11 警官の酒場

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    道警シリーズの最新巻が出ていた事を昨日知り、即日入手。
    いつもながら同時並行で複数のストーリーが進んでいき一つの場面に収束していく展開で、職人技を見ているようだ。
    佐伯と小島の関係にも変化があり嬉しい。
    シリーズ区切りとの事だが、早く続編お願いします!

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    2024年09月09日
  • 夜にその名を呼べば

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    途中から止まらなくなり、かなりの厚さだけど一気読みしてしまった。ミステリーかつソフト公安モノ。
    スパイ嫌疑のかかる人物宛の手紙を抜き取る「法外処置郵便物」の処置、実際にあるのかも…と想像するのも楽しい。

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    2024年09月08日
  • 左太夫伝

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    仙台藩の玉虫佐太夫はその才を認められ、アメリカ訪問の使節団として共和国としての国の在り方を目の当たりにし、儒教的な価値観の江戸幕府の官吏の硬直した態度に疑念を抱く。
    彼が接したアメリカ人の情に厚く人間性溢れる姿は、封建的な江戸時代との比較を描いていて興味深い。
    儒教の礼法に対する疑問、有効性、形だけで情のない礼法が社会を歪めている日本の開国と攘夷。
    幕末の歴史的な流れは知っているのだが、この小説で佐太夫の目から見せてくれた「物語」は興味深く、英才をもっても抗えなかった時代の流れの無情を痛感させられた。

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    2024年08月29日
  • 左太夫伝

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    「近刊」の情報の中で本書を知り、題名の一部に在る「左太夫」に注目した。「玉虫左太夫」(たまむしさだゆう)という人物のことであろうかと思った。そして登場した本を入手した。思ったとおり、「玉虫左太夫」という人物の物語であった。
    一般的には知名度が高くもないかもしれないが、激動の幕末を駆け抜けた、なかなかに傑出した人物であった。その人生を追い掛けるような感で、この「左太夫」が視点人物となる形で物語が展開する。読み始めると、頁を繰る手が停め難くなってしまう。
    題名の一部に在る「左太夫」に注目したというのは、「玉虫左太夫」という名が記憶に残っているからだ。戊辰戦争の奥州の戦いでは、「何としても!」という

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    2024年08月24日
  • 降るがいい

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    佐々木譲『降るがいい』河出文庫。

    13編収録の様々な人びとの人生模様を描いたサスペンス短編集。1編1編の扉に。佐々木譲による短編の内容を連想させるモノクロ写真を収録されている。

    流石はベテラン作家、人生の機微を知っているようだ。1つ1つの短編に味わいがあり、丁寧に噛み締めながら読みたい短編ばかりである。


    『降るがいい』。表題作。人生を左右するような濃密な時間をさらっと描いてみせる手腕に驚く。誰に恨む訳でなく、世の中の全てを恨むような男の最後の台詞がタイトルになっている。御用納めの日、雪が降りしきる中、加藤孝志は最後のメールを送って来てから何度電話しても、着信拒否する相手の居所を探る。相

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    2025年01月12日
  • 北海道警察 11 警官の酒場

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    相変わらずのモジュール。ミステリ的には大した話ではないけど、相変わらず読ませます。今後の新展開に期待。

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    2024年04月19日
  • 北海道警察 11 警官の酒場

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    道警シリーズ11作にしてシーズン1完結編(らしい)。道警大通警察署の盗犯係佐伯と新宮はスマホの盗難事件を追い、少年係の小島はスマホのひったくり事件を追う。それぞれの事件は闇バイトによる殺人強盗事件へと収斂していく。津久井が警官を辞めてジャズピアニスト奈津美と、佐伯が父を施設に預け小島と元サヤに?一区切りの1冊。

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    2024年03月18日
  • 沈黙法廷(新潮文庫)

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    黙秘で守られるものが、この裁判の有罪判決以上に重大なものだということがありますか?
    全てがこの一言に集約されている気がする。

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    2024年03月17日
  • 武揚伝 決定版(下)

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    結局のところ開陽丸が戦艦大和と同じように一度もその能力を発揮することなく沈んでしまったことが函館における惨敗の最大の要因だったということか。
    共和国建立の夢は敗れたとはいえ、健明がその後の明治政府において彼の見識とヨーロッパて学んだ知識を幅広く分野で役立てたという事実が救いです。
    国の正史は常に勝者側の都合の良いように記録されるのが世の常とはいえ、これまでの通説と本書における薩長の卑劣さのギャップは非常に大きいので、改めて薩摩側から見た作品も読んでみたいと思う。
    とはいえ、幕末から明治にかけての日本には歴史上の有名人以外にも世の中を変えたいと本気で思い行動した人がたくさんいたことを知る素晴らし

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    2024年01月01日
  • エトロフ発緊急電

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    太平洋戦争開戦を巡る諜報活動の話。択捉島の取材なんてできなかったと思うが、リアルな描写に引き込まれる。佐々木譲さんの主人公は皆すごい能力を持っているのに恵まれない境遇で何処か諦念感漂う人が多い。
    NHKドラマの「エトロフ遥かなり」見たいな…

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    2023年12月15日
  • 警官の血(下)(新潮文庫)

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    佐々木さん×公安モノ、という好みの掛け算になっていて最高。上下巻だったがほぼ一気読み。
    時代背景の考証が素晴らしい。かつ、ストーリーに不自然さが全く無いので、ノンフィクションと勘違いしそうになった。

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    2023年12月02日
  • 図書館の子

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    どうラベリングすればいいんだろう?ハートフルミステリー?はっきり言って情景も「飛び先」も暗い。なのにどれも最後、胸すく思いで終われる。不思議だ。

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    2023年06月22日
  • 地層捜査

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    とても地味な捜査ではある。
    そこをとても丁寧に調べ上げていく水戸部刑事。
    相談員の加納はかなり怪しく、何かを隠しているのかと思っていたら…
    派手さはないですが、とても良かったです。

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    2023年04月22日
  • 北海道警察10 樹林の罠

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    テンポが良くさらっと読めました。やはりここでも COVID 19 が。今後

    展開がどうなるかで、評価に影響する小説もあるのかな。

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    2023年02月22日
  • 北海道警察10 樹林の罠

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    相変わらず安定の一冊。いつも通りモジュラー型で話が進みますが、今回はややご都合主義に感じてしまいました。

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    2023年02月18日
  • 沈黙法廷(新潮文庫)

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    家事代行業の女性の周辺には、複数の男性の不審死が発生しており、実際に発生した事件のことを彷彿とされる。視点も所轄の警官、検事、弁護士と変わりながら丁寧に書き込まれて550ページ超の長さで淡々と進むが、飽きる事なくじっくりと楽しめた。最後のホッとさせる結末。

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    2023年01月28日
  • 北海道警察10 樹林の罠

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    久々の道警シリーズ。拉致暴行事件が発端、様々な事件が山林を巡る事件へと収束していく。本部に盾突き、冷遇されていた佐伯と新宮、小島らが、がそれぞれの事件を捜査、犯人を追い詰める。社会問題や警察官の矜持、そして彼らの私生活を盛り込みつつまとめ上げた安定の一作。

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    2023年01月26日