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Posted by ブクログ 2009年11月13日
サスペンス!!!
対共産圏輸出統制委員会(ココム)規制違反
の確信犯であっただけの商事会社の人間が
会社によるトカゲの尻尾きりで、殺害の危機
に逢い、ようよう生き延びたら、上司殺害の
犯人にされている
周到な罠に逃れる術もない…ついにベルリン
の壁を東へ
そして5年後、小樽埠頭に主人公を陥れた
関係...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
1986年10月、ベルリン。欧亜交易現地駐在員の神崎は何者かに襲撃された。親会社の共産圏への不正輸出が発覚、証拠湮滅を図る上層部の指令で命を狙われたのだ。 殺人の濡れ衣まで着せられた神崎は壁を越えて東側へと亡命、そのまま消息を絶つ――それから五年、事件の関係者に謎の手紙が届けられ、神崎を追う公安警察...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年05月16日
前半は、神崎の物語。
後半は、残された神埼の母親の物語になっている。
時代は、冷戦終結の前後。
なので、まだ壁の有るベルリンが出てきたり、
ソ連などという懐かしいことが随所に出てきます。
それにしても、いやぁ、そう来るんですね。
かなり最後の方に来るまで、わかりませんでした。
一級のスパイスリラ...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年07月08日
16年ぶりの再読。初めて読んだときは、結末にやや拍子抜けした覚えがあるのですが、今回は一部ハード、反面ロマンティックな描写もある物語をじっくり味わうことができました。気になったことを一つ。登場人物の一人に海外からの郵便物が送られてくるのですが、管轄の郵便局名が実際とは(おそらく)違っているように思い...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年12月11日
こないだまで読んでいたスパイ物に感化されて
手にした佐々木譲。
「ストックホルムの密使」「エトロフ発緊急電」以来です。
うん、これこれ(笑)
全体的にウェッティで、
最後は虚しさばかりと云う展開。
善悪の描写が時代劇張りにハッキリクッキリなのも
解りやすく、文章自体も読みやすいです。
テレビドラマを...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年10月14日
東西冷戦時代、ココム違反を隠すために切り捨てられ、えん罪でおわれることになった企業戦士。数年後、その復讐劇が始まる……
最近、やわらかい感じのミステリーばかり読んでいたので、ちょっとここらでハードボイルド系が読みたくて佐々木譲さんの本を手に取ってみました。
商社の内情の話になって難しいのかと最初...続きを読む
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