【感想・ネタバレ】地層捜査のレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2016年01月15日

街の古いことや、事件当時の事情を知る加納と組み、水戸部は未解決案件に挑む…「事件の後の展開」が鍵なのか、「事件に至るまでの何か」が鍵なのか、様々な出来事が地層のようになっている。水戸部は順次それらを調べ上げ、事の真相に近付く…
非常に面白かった!!

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年08月13日

昭和50年代の荒木町の人間模様に起因した殺人事件の話です。
当初は当時の時代背景から地上げ屋絡みの事件と絞り込まれていた。ただ、再捜査の結果、時代だけではなく、花街という特殊な地域背景が見出され、事件の解決に至る。
時代による人の感情の変化。現代人と当時の人。
なかなか、そういう観点で面白かったです...続きを読むね。

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Posted by ブクログ 2018年06月07日

地図に弱い私は最初冒頭の周辺地図を何度も見ながら読んでいたが、だんだんどうでもよくなり自分なりのイメージで読めた。さて、最終的にに水戸部はどういう結論を出したかなと気になるところです。第2作目も期待したい。

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Posted by ブクログ 2017年11月26日

街の歴史、時代の空気を味わいながら楽しめる警察小説。女性は大抵水商売、ヤクザがらみ、パソコン弱い感がわかる描写が、佐々木譲氏の小説に出てくると自分はいつもながらグッとくる。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年11月01日

四ッ谷荒木町が舞台。何度か訪れたことがあるけれど、お屋敷町だった 程度の知識しかなかった。事件を通して語られる過去の情景がリアルで入り込めた。
事件の筋を変える水戸部の視点に無理を感じさせなかったのは、当時の情景、背景がリアルだったからだろう

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Posted by ブクログ 2017年02月24日

法改正によって、これまでの事件に対する時効はすべてなくなった。
上司の命令により15年前の未解決事件(荒木町老女殺人事件)の再捜査をすることになった水戸部。
事件当時とは街の様相も変わり、関係者もみな一様に年を重ね、中にはすでに死亡している者もいる。
タイトルの「地層捜査」とは、地層に埋もれた遺物を...続きを読む発掘して歴史を探っていくように、時間の経過とともに埋もれてしまった事件を掘り起こしひとつずつ洗い直していく・・・といった意味だろう。
すでに引退し捜査協力員として再捜査に加わった加納がいい。
古き時代の刑事像そのままのスタイルで捜査していく姿と、水戸部のいまふうの捜査の違いが面白かった。
もしも本当に法改正が実施され、すべての時効がなくなったとしたら・・・。
諸手を挙げて賛成する人たちと、反対する人たちに分かれることは目に見えている。
加納が言うように、被害者側のひとつの区切りとして時効が果たしている役割はあるようにも思う。
時間とともに薄れていく記憶、風化していく事件。
変わらないのは関わった人たちの中に眠る様々な感情だけなのかもしれない。
張り巡らされた伏線がひとつになり、思いがけない真実にたどり着いく。
まったく違った視点からの捜査も、ときには必要なときもある。

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Posted by ブクログ 2016年05月30日

15年前の事件の再捜査は地道な聞き込みや昔の調書を読み直していくところから始まる。まったくドラマチックな展開もなくミステリー小説としてどうなんだろうと思うくらいで、なかなか読み進めなかった。残り4分の1になってもどうやってこの話は終わるのだろうと思っていたが、読み終わってのしみじみ感はどうなんだ。定...続きを読む年になった加納と若き水戸部のコンビはその後姿を思い浮かべたくなる。
しかしたぶん読み返すことはないだろう。もう一度この何も無いような道筋をたどりたいとも思えない。

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Posted by ブクログ 2016年03月27日

「代官山コールドケース」の前作。四谷荒木町そのものが主人公ともいえる作品。


無能なキャリアに歯向かって謹慎となった若き刑事・水戸部は迷宮入り事件を担当する「特命捜査対策室」に配属された。15年前の四谷荒木町の殺しを再捜査せよ。専従捜査員は水戸部ただ一人。退職刑事を相棒に、水戸部は町の底に埋もれた...続きを読む秘密と嘘に肉薄してゆく。静かな余韻を響かせる警察小説シリーズ第一作。

相棒の加納元刑事が魅力的。

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Posted by ブクログ 2015年12月21日

迷宮入りした事件を捜査する特命捜査対策室に謹慎明けで配属された刑事が15年前の事件を捜査する。まるで堂場氏の作品みたいだと思い、気になって調べてみたら本当にこんな部署があるんですね。なんでも小説から発想を得た組織だとか。
佐々木氏の警察ものというだけで安心感を感じますが、期待通りきっちり仕上がってい...続きを読むます。

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Posted by ブクログ 2015年04月24日

私は佐々木譲さんの物語の綴り方がきっと好きなんだな。

裏表紙を見ずに、作者名だけで手に取った作品。最初の数ページを開いてみれば、そこには東京・四谷の地図が…。そいう、舞台は四谷。そして、解決すべき事件は、15年前の殺人事件。

捜査としてはとても地味。昔を知る人から話を聞く。言葉の中からつながる糸...続きを読むを探していく。派手さもスリルもないのに、なぜかどんどん引き込まれる。人間と、人間関係と、そしてその中にある人情と…。

新シリーズなんですね。主人公である30代の刑事・水戸部は謹慎を解かれたばかり。無能キャリアに歯向かって謹慎処分になったという秘めた熱さを持つ男。派手さはないけど実直な魅力あり。シリーズ第2弾も読みたくなった。

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Posted by ブクログ 2014年12月30日

面白かった。一気に読んでしまった。
ただひたすら周りの人に話を聞くだけで、ひたすら地味なんだけど、そこからの推理に引き込まれてぐいぐい読まされてしまった。

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Posted by ブクログ 2014年11月16日

佐々木譲さんの小説はハズレがありません~
ただ、場所の想像が、東京に疎くて
貧弱な想像力を一生懸命発揮して読みました
このシリーズがドラマになるとしたら
水戸部は誰がやるかなぁ。
希望は、玉木宏さんとかどうだろう
そんなことを考えながら読んでました

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Posted by ブクログ 2014年10月08日

時間という地層に埋れた事案を掘り起こすが如き・・・。
スピード感溢れる道警シリーズとは対照的だが引き込まれる事には違いなし(笑)

何事にも区切りは必要・・・真に正しい事とは何か?
そんな事を考えさせられる結末・・・。

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Posted by ブクログ 2014年09月28日

久々の佐々木譲先生
いわくありげな新しい部署ですが
・・・うれしいことではないようです
でも、時代小説にも一度闇に落ちた事件
を解決する話もありますので面白い

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Posted by ブクログ 2014年08月25日

いまちょっと流行ってるのかな、コールドケース。なかなか真摯に対応する主人公に好感。キャリアの上司に嫌味?を言い放つようには見えなかったけど、、

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Posted by ブクログ 2014年07月14日

特命捜査対策室シリーズの第一弾。謹慎明けの水戸部が配属されたのは、特命捜査対策室。水戸部は、相棒の退職刑事・加納とともに15年前の殺人事件を再捜査する。

どこかノスタルジーを感じるような警察小説。道警シリーズと比べるとまどろっこしい感じもしたが、流石、佐々木譲といった作品だった。

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Posted by ブクログ 2019年12月29日

事件の真相は、半分くらい読んだとろろでもうヨメてしまった。でも、何回かしか行ったことはないけれど四谷荒木町はとても雰囲気のある印象的な町だったので、その町の歴史や住人たちの記憶・人生が絡まりあって展開するストーリーを、最後まで興味を失わずに読めた。花街があったというのはなんとなく知っていたけれど、花...続きを読む街があった時代を自分だけで想像することは難しいので、こんな時代があの町に…と思うと、とても面白かった。
解説者が「都市小説」という言葉を後書きで使っていて、警察小説というより、その方がしっくりくるなと思った。その町に降り積もった時間の地層を少し掘り起こして見せてもらったよう。また四谷荒木町を訪ねてみたくなった。

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Posted by ブクログ 2019年10月07日

事件の本当の姿が明るみになっていく物語は引き込まれながら読んだが、この事件を再捜査しようという動機部分はなんだか弱い感じがした。そこだけはどうしても共感できない部分。

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Posted by ブクログ 2018年06月17日

無能なキャリアに歯向かって謹慎となった若き刑事・水戸部は迷宮入り事件を担当する「特命捜査対策室」に配属された。15年前の四谷荒木町の殺しを再捜査せよ。専従捜査員は水戸部ただ一人。退職刑事を相棒に、水戸部は町の底に埋もれた秘密と嘘に肉薄してゆく。

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Posted by ブクログ 2018年02月04日

奇しくも、過去の事件を捜査する小説が続いてしまった。
新宿荒木町で、15年前に起きた殺人事件。
この迷宮入り事件を、時効が廃止されたことにより担当することになった若き刑事。
退職刑事と相棒を組み、事件現場周辺を渉猟する。
荒木町の詳細な叙述は、まるでガイドブックのようで、思わず区分地図の該当ページを...続きを読む取り出し見比べながら、読み進んだ。事件そのものよりも、かつての荒木町の雰囲気が印象に残る読後。

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