佐々木譲のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本庄は、50年近く前の1976年夏、ベルリン国際映画祭に企業側の担当者として参加していた。
スポンサー側からの派遣なので裏方に徹していたが、その映画に出演していた若いシンガー・ソングライターが祖母であり、未婚のまま母を産み育てたが亡くなり、母でさえ父が誰か知らないというので探してほしいと若い女性から言われる。
当時の参加者たちを辿っていくうちに見えてきたものとは…。
過去を振り返るうちに蘇ってくることのすべてが映画に絡んでくる。
ついに真実が見えてきたが、それもある映画の内容が実在のことなのでは…と感じたからで。
そこから辿り、すべてが明らかになる。
そこには確かな愛があり、苦渋の思いで -
Posted by ブクログ
⚫︎とんでもなく面白く、朝4時になるまで読破した。
⚫︎アウトローな先輩に引きずり回されるのは見たことがある展開で、イケてる彼女を紹介した時点で喰われるのは目に見えていた。中々会わないし、会っても拒絶する描写が、非常に上手い。これはもう和也が可哀想で可哀想で、最後に2人で捕まったときに、ざまあみやがれってなっちゃったもんなあ…
⚫︎やっぱりオス度が高くて魅力ある人間はモテるんやなとか絶望してしまった苦笑
⚫︎肝心の話はまさかの父の友人が犯人でしかも性行為の隠蔽とか…問い詰めたら、穴があったら入れたい苦しみについて逆ギレされる始末で、とんでもないジジイだなと苦笑
⚫︎お前の父ちゃんも女孕ませて見 -
Posted by ブクログ
佐々木譲、乃南アサ、松嶋智佐、大山誠一郎、長岡弘樹、櫛木理宇、今野敏『戸惑いの捜査線 警察小説アンソロジー』文春文庫。
警察小説を手掛ける人気作家による警察小説アンソロジー。7作を収録。面白い短編もあれば、ハズレの短編もあり、人気作家と言えどなかなか高いレベルの作品を上梓し続けるのは難しいのだなと思った。
佐々木譲『弁解すれば』。北海道警察本部の小規模警察署の刑事部門に復帰した仙道孝司が主人公。物語はまだ続くようで、タイトルの意味が解かるところまでも描かれず、唐突に終わってしまう。てっきり読切り短編かと思ったのだが、連載作からの1話だったようだ。
乃南アサ『青い背広で』。背広とは随分と