齋藤孝のレビュー一覧
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一万円、学門のすすめ(未読)、脱亜論(未読)というイメージしかなかったので、お堅い真面目な人だったのだろうな、と勝手に思っていましたが、全然違いました笑。持ち前の行動力と茶目っ気で、面白い人生を歩んだ人なんだ、と印象がガラッと変わりました。周りに結構悪質なドッキリを仕掛けたり、自分の物腰で相手の態度かどう変わるかというような社会実験もしてて今のYouTuberみたい笑。
不思議なのが、福沢諭吉を主にしたドラマとか映画って他の幕末~明治の有名どころの人物に比べて、少ないですよね。何でだろう?アメリカやヨーロッパ渡航もしてるし、大河とかにしたら面白そうだけどな。
それはさておき、他の著書も読んでみ -
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CMで見て気になったので図書で。
子供向けということをよく考えて作られているなぁと思いました。
一ページに一項目というわかりやすさ、ジャンルごとに色分けし、挿絵を入れたり、クイズを入れたりという凝った工夫が随所に見受けられます。
でも特に感心したのは、たとえば見出しが 【この人がやったこと】ではなく、【この人はここがすごい】にしているところ。
何がすごいんだ!?ってつい気になります、ここを言い換えるだけで受ける印象が変わるなぁと。
今はちょっとネットで検索すれば何でもすぐ解る時代だけど、詳しく書かれすぎて要点がよくわからない、書かれていることはどれも大事なのだろうけど優先順位がわからない、と -
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本を読むことを情報処理と考えると良書。今まで時間をかけてきた「 農耕型読書」を改める考えさせられる内容であった。
新書や実用書では参考となる部分が大いにあると感じたが、自分の場合小説の読み方としてはなじまないと思った。
「 超速読力」は 読む力(インプット)とコメントする力(アウトプット)が基本。
「 超速読力」は 学校で教えられない能力。 ただし練習すれば誰でも 身に付けられる能力。
「農耕型読書」: 最初から順番に読んでいく。
↓
「 狩猟型読書」: 読んだ内容を理解して コメントを言う* コメントが『獲物』。
いらない文章を飛ばす 勇気が必要。 不要な部分は割り -
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私は海外に興味があり、この本を手に取ってみた。海外では私=日本代表という意識を持って過ごさなければならない。また、そのためには日本文化を理解し、発信できる知識を身につけておく必要がある。私たちが備え持った「型」は異国人にはない、日本人らしさだ。これを誇りに思い、日々生活していこうと思う。
あとがき
私は原爆が落とされ、大勢の人が亡くなったという事実しか知らなかった。被爆者が高齢化し、実体験した人がいなくなり、この事実が忘れ去られてはいけない。私たち若い世代が次の世代に伝え、二度と起こらないようにしなければならない。日本人として、原爆資料館には行っておかなければならないと思った。
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偉人ではあるが、、、 地頭のよい人は明るい。福沢諭吉は、その典型だと思う。斎藤孝が推薦するのも納得。
明治維新前後の偉人ですが、少し腑に落ちない点もあった。
「東洋の授業授業と西洋の文明主義と比較してみると、東洋にないものは、形があるものでは数理学と、形がないものにおいては独立心とのこの二点である。」
洋行したときの経験や体験談、考察を様々書いているが、欧米におけるキリスト教の影響には一切触れていない。他の著書を読んでないので、判断するのは早計か?
しかし、この切り口がその後の日本の思想や学問のやり方の方向性を決めてしまったとしたら残念。 -
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齋藤孝による文系のための数学的思考書。理系の私が断言します。数学的な難しさは一切書かれていないです。数学的な思考で物事を考えると、スムーズに進めることができると筆者は述べている。一番しっくり来たのが、座標軸についてである。数学ではxやyを用いて表されることが多いが、これをお店に例えると「安さ」「おいしさ」を軸にして考えることが出来るのだ。当然、右上(第1象限)の方が良いが、軸を変えることで、第2象限や第4象限から第1象限になることができるのである。といった数学的な話を座標を用いて説明から日常的なものへと繋がる。あっという間に読み終える縦書き数学の本。頭が柔らかくなるので、文系も理系も関係なく読
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齊藤先生による現代語訳でとても読み易いです。
福沢諭吉と言うと堅いイメージがあるかもしませんが、本書を読むとそのイメージが変わります。
破天荒だけど悪戯好き。ですが論理的で思考や価値観、生活態度1つとっても時代を先取りしていたことが判ります。
悪戯等のエピソードは笑えますが、学問に対しては妥協を許さず取り組んだからこそ、幾度の海外進出や塾の開校、名著の執筆等、歴史に名を残しお札の顔になれたのかもしれません。
日本を西洋に劣らぬ国にしなければならないという考えの下、政府に肩入れをし所属するのではなく、庶民の立場から文明開花のために尽力した福沢諭吉の人生が綴られています。
読み易さ重視の為、原書か -
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タイトルと内容がぴったり整合している一冊といえるでしょう。まさに”読む数学”。
微分積分にはじまり、ベクトルなど日々の生活に入り込んでいる数学的概念を入口にして誰もが学生時代に習ったであろうその内容に帰結させ、方式や難しい計算は抜きにして、ざっくり「要はこういうことを学生時代に学んだのだ、教科書に書かれていたことの正体はこういうものだったのだ」と思わせてくれる内容に仕上がっていると思います。
少々強引な話しのもっていきかたもなくはない(著者の本にはたまにある)のですが、全体としては間違った主張にはなっておらず、そういった細かい点は気にしなくてもいいか、と思えるほどの著者の勢いを感じる一冊で