齋藤孝のレビュー一覧
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家族の中では繊細な方だし、その分他人の言動やちょっとした機嫌の良し悪しがわかってしまう。そもそも人を観察、分析するのが癖というか条件反射的に備わってる。
同じ空間にいる人がギスギスしてるとすごく疲れるし、楽しくしたいからみんなの喜ぶような話題提供には心を砕いてきた。
が、もうそんな必要はない。他人の感情まで自分が責任を持つ必要はないんだと思った。
あ、この人は今こういうことを望んでる!とわかってもはっきり言われるまで気づいてないフリをする。お願いされた上で考える。
それくらいでちょうどいいのだなぁと思った。
自分が変わろう変わろうと思っていたが、この感性はそのままに。日常のいろんな場面で割と気負いすぎなくていいということがわかった一冊だった。 -
読みやすい
ネットに情報が溢れている今、本を読むべき理由やネットにはなく本にのみ存在する大きなメリットが書かれている。また、本をただ読むのではなく、なにを意識して読めば良いのか、本を読むことで教養が深まるわけも書かれている。著者のオススメの本の紹介も豊富でそこから気になった本を読んでいくのも自分の世界が広がっていくようで面白い。読書をする人もしない人も一度は手に取る価値のある本だと思う。
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ネタバレ学力にしても定義は様々なものであるのだが、その中でどのようなものを「学力」と定義しているのかは大きく異なるのだが、著者は新しい「学力」を定義している。その背景には2020年の「学習指導要領」の大改訂が背景としてあげられる。その大改訂の中で出てくる「学力」とはいったい何か、それを定義してどう鍛えたら良いのかを提示している。
第一章「「新しい学力」とは何か」
「新しい学力」には2つの定義がある。一つは「PISA型」と「問題解決型」である。前者はOECDが主体となって行われている学習到達度調査によって判明したものをもとにした、学力の在り方を表しており、後者は文部省(後の文科省)の中教審答申によって出てきたものである。その2つの異なる学力の在り方はどのようなものかを取り上げている。
第二章「新しい学力の「落とし穴」」
新しい学力や考え方を求めるために「ゆとり教育」が生まれ、実行に移されていったのだが、学力低下となったことにより頓挫することとなり、元の教育に戻ることとなった。もちろん学力の在り方を変える際に落とし穴が存在していることを知らしめる結果となった。
第三章「本当に求められているものは?」
そもそも学力はどのようなことが求められているのか、その中でビジネスや開発、発明など様々な観点でどのような人材を育てるのかを取り上げている。
第四章「「源流」に学ぶ」
学力の源流とは何か、そこにはルソーやデューイ、日本人の中では吉田松陰や福沢諭吉などを引き合いに出して、学力のつけ方の源を取り上げている。
第五章「真の「問題解決能力」を鍛えよう」
問題解決能力は仕事にしてもプライベートにしても両方において必要なことである。その問題解決をするためにどのような学力が必要なのか、その定義を紐解いている。
学力は教育のなかで最も重要な要素であり、何と言っても社会に出て行くにあたり必要な力である。しかしその学力の在り方は学習指導要領の変更と共に変わってきており、冒頭でも述べたように2020年には大規模な改訂が行われた。そのための準備として何をすべきなのかを本書でもって示しているとも言える。 -
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教養=語彙力として、語彙力の大切さ、語彙力を高める方法について語った本。
この本を読み終えて、自身の普段の生活や仕事の中で使っている語彙を意識していると、思いのほか少ない語彙の中で生活しているなということに気付かされた。知っている言葉は多くあれど、それが自身のアウトプットとして使うことがなければ、それはすなわち教養ではない。
インプットの基本は読書、もしくは映画、テレビなどでも得られる。おそらく普段インプットはできているのだと思うが、自身の言葉として使うことはできていない。
自身が思うことや伝えたいことをより的確な言葉で表現することができれば、おそらくもっと人生は楽しいものになるのだと思う。
そのためにも読書等の語彙のインプットを通じて、かつ積極的にアウトプットして自身の語彙とすることで、教養を高めていきたい。 -
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孤独を成長へのプロセスとする「孤独の技法」ガイドブック。
著者の語ろうとする、孤独の必要性・孤独の活用等は、とても参考になりますし、賛同します。そして、実践していることもあります。
多くの作家や作品の孤独感を挿入しながら解説しています。孤独アイテムの紹介も多岐に渡ります。私も読みたい作家さんを見つけました。
第一章の孤独と私が、出発点の様ですが、まず、大学受験を当然としてくれる家族。浪人し予備校を認められる資金力。等に支えられて、大学院進学を許せる状況で、「暗黒の十年」と表現されても、贅沢なお話としかー。
日常生活の中で、孤独を避けている人は別として、その時間・空間を得ることは、案外贅沢なのです。
コロナ禍で孤独との向き合い方も変化したかもしれないですよね。孤独に向き合う中で成長できる物は、確かにあると思います。若い学生さん達読んで下さい。 -
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道徳とはなんであるかを、考え整理することができた。自分が絶対に正しい、という考えは衝突を生む。絶対に守らねばならないルール(法)とその周りにあるこうあるほうがいいよね、というマナーの関係を整理して考えることができた。寛容に生きることで、人としての世界が広がる。
※メモ
53 動物には攻撃を止める儀式がある
58 書道と不良は両立しない
68 精神文化と身体文化という土台をしっかりつくり、その上に心をそっと載せておく
77 形式を通すことによって心がこもってくる
83 この場を一緒につくっていこうという意思をお持ちならば、自分にとって面白いかどうかではなく、相手がそれをジョークだと思ってリスクを冒して言ったのですから、返礼として笑う。
92 道徳のクッションが薄いと非常識と見られる
99 道徳的に強過ぎる人間は面白味に欠ける
124 BATNA すでに決定されたことに対するもうひとつの別の最善の選択肢
134 インターネットの発達は、図らずも憲法の保障する国民主権や表現の自由を国民一人ひとりに与え
153 なぜ日本人は極東まで来たのかというと、気の弱い私たちの祖先が、押しの強い隣人との争いを避け、どんどん押し出されていった結果
163 不機嫌は罪である 不機嫌でもいいのは赤ちゃんと天才だけ
178 知者は惑わず、仁者は憂えず、勇者は懼れず -
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ちょっと、ものたりませんでした。
まとめ方が荒く、もっと目的別、状況別、利用者別に分けたらとおもいました。
「聞く」がない。まず「聞く」が最初なのでは。
良かった点は、以下です。
<読む>
・より多くの本を読むためには、速読する本と、精読する本を選別する
・頭から均等を読む必要は一切ない。大事なところから読めばよい
・読みながらキーワードを探す
・書き写す
・リストをつくる
・繰り返し読む
<書く>
・話し言葉をまとめる
・わかりやすくする
・文書化してのこす
・たたき台をつくる
・三つに絞る
<話す>
・正確にする
・うなずく
・メモを取る
<読む・書く・話す>
・要約する
・図化する
<ブックリスト>
・ドラッカー 経営者の条件
・センゲ 学習する組織
・川喜田二郎 発想法
・カーネギー 話し方入門
・外山滋比古 思考の整理学
構成は以下です。
はじめに
第一部読むを極める
序章 社会人にこそ、読書術が必要な理由
第1章 読書機会を確保する
第2章 読書の亮を増やす
第3章 読書の質を上げる
第4章 読書の幅を広げる
第二部 書くを極める
第1章 社会人のための「書く力」
第2章 「書く力」を鍛える基本練習
第3章 ビジネス文書の技術
第4章 ワンランク上の書く技術
第三部 話すを極める
第1章 コミュニケーション力とはなにか
第2章 コミュニケーション力の鍛え方初級編
第3章 コミュニケーション力の鍛え方中級編
第4章 コミュニケーション力の鍛え方上級編
第四部 「読む・書く・話す」の達人になる
付録 言語スキルを極めるためのブックリスト100冊