齋藤孝のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
背景知識とスタンスが大事なのかなと思った。当然といえば当然だけど、背景知識が広ければ広いほど、深ければ深いほど、言葉に重みが増す。そして、情報に対して常に自分は無知である(だからこそ白黒で結論は出せないしもっと様々な角度で考える)ことを受け入れ、謙虚な姿勢でいたいなと思う。
↓自分用の整理
具体的なノウハウというよりは、話が浅いと言われる人、深いと言われる人の何が違うのか、論じている本。深いとは何なのか、説明している。
自分がこの本から受け取ったことは、以下。
まず、抽象化する力(本文では本質把握力と書かれていた)と具体化する力。細部をよく観察し、そこから抽出した本質を背後に感じさせる話は深みをもつ。これを鍛えるには俳句に精通するのが良い。ただ、抽象的な話だけだと、いまいちピンとこない。関連する具体的なエピソードを交えて話すことが必要。
次に、視野を広く持つこと。別の視点の論と自分の論とをぶつける。情報の仕入れ先には優先順位があるが、古典がおすすめ。また、結論を急ぎすぎて極論に落ち着くのではなく、中庸を大切にすること。
これを鍛えるにはどうしたらいいか?自分は、とにかくインプットの量と質を増やし、アウトプットする機会を日常に取り入れようと思う。長期的にはそのようにして日常的に鍛錬しつつ、短期的な対策としては、話している相手が何を求めているのか(何が本質か)を軸において話をすること、話の中に、別の視点、仮定とその対処などの話を組み込むことを意識したい。 -
Posted by ブクログ
語彙力、つまり言い換え力、これは今の日本人が失ってきつつある、単調な表現しかできないことへの警鐘とも言える。外国語を学んだ時に痛烈に感じる、ボキャブラリーのなさ、奥深い表現の欠如に悩むことになるのだけれど、母国語でそれでは人生豊かに生きられないじゃないか?ということ。ということで、えぐいは、ひどい、半端ではない、などの表現があるよねと。
状況説明も語彙力表現力が大事になる。青菜に塩、しょんぼりしている様子。琴線に触れる、感動するというような言葉も重要だ。
あとは、ポジティブ変換は、非常に面白いし、いい観点。美味しい、まずい、ではなくて自分にとってどういう味に感じるのか、というふうな目線で言葉を構成すると、受け手の感覚も違う。
ほとんど知っているようでいて、やっぱりしっかり読んでいくと気がつくことが多い。そういう意味でも、12歳までにとはいえ侮れない。 -
Posted by ブクログ
今まで質問に目を向けたことがなかった。だが、この本を読んで質問力があるかないかで、対話・コミュニケーションの広がり方が大きく変わっていく現実を知った。
人に語ることで頭を整理することにつながると言うことにも驚きだった。
自分は今まで人との対話の中で何気ない質問ばかりしていた気がするが、この本で如何にコミュニケーションをより面白く深いものにしていくことに質問力が求められているのかを知った。
1番参考になったのが講演会などで自分が聞きたい質問をするのではなく、周りの聴衆の皆のためになる質問を優先して聞くことに目から鱗だった。
また何か質問する際には、その質問すべき事柄の情報を収集しておくことを忘れてはならないことを知った。 -
Posted by ブクログ
最初は日本国憲法について特に詳しいことを知ることもなく読み始めた。
しかしこの本を読んでいくにつれて、自分が国から与えられている権利を改めて知るきっかけになった。
専門学生の頃、一度勉強したけれど、実際その勉強から離れてしまうと忘れていることも多々あることを認識した。
自分が日本国憲法から逸れたことをしていないか、自分自身と向き合いながら読んでみた。
今、自分の身の回りで起きている悩みや現象を振り返ってみると、日本国憲法から脇道にそれていることをしていたのではないかと考える時間だった。
この本はいちど読んだだけで本棚にしまってしまうのはもったいない。
改めて長い時間をかけて読み込んでいきたいと思った。
また、この著書の中で、さらに日本国憲法について勉強したい場合に読んだら良いお勧めの著書も載っていたので、すごく参考になった。
別の著書でも勉強してみたいと好奇心あふれる気持ちを得ることが出来た。
やはり、わからないことが少しずつでもわかるようになる事は面白いなと思った。
-
Posted by ブクログ
推しが弱いことを認めると楽になる気がする。自分に当てはまることも多く、日本人の性質だから無理しないでいいと言われると気楽になる。弱さを認めた上で、プラスに変えていけばいい。
【推しの弱さと体の弱さ、同質性、コミュニケーション】
・日本語力を磨いてテンポの良さとまったりした寄り合い感を両立した会話が楽しめるようになりたい
・効率のいい情報収集が大事。ネットの偏った情報を鵜呑みにするのではなく、正しい情報を。
・日本人は同質性を好むから、そこからはみ出た人に対して妬みを感じる。無理して抜きん出るより、チーム全体の底上げが大事。
・日本人は小さいところに詰め込む技術がある