上田惇生のレビュー一覧
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メモ。
「マネジメントの条件」
*組織は透明でなければならない
*最終的な決定権をもつ者が必要
*権限には責任が伴わなくてはならない
*誰にとっても、上司は一人でなければならない。
*階層の数は少なくしなければならない。
「機会となり得る変化」
*自らおよび競争相手の予期せぬ成功と、失敗
*生産、流通におけるプロセス、ギャップ、価値観ギャップ
*プロセス、ニーズ
*産業構造と市場構造の変化
*人口構造の変化
*認識力の変化
*新しい知識の獲得
「仕事に必要な情報」
*共に働く者や部下に対して、提供すべき情報は何か。それは、いかなるかたちで提供すべきか。いつまでに提供すべきか。
*自 -
Posted by ブクログ
この本は320ページほどで20章仕立て。1章あたりのページ数が平均16ページと短いので、枕元に置いて1日1章を読んでiphoneにメモして寝るというパターンで進めました。
この本には、イノベーションと企業家精神を生み出す原理と方法について述べていると書かれている。「原理」である。「定理」じゃないのだ。もう、これは根本となる仕組みなのである。アルキメデスの原理みたなものだなあって思って読んでみた。
とりあえず、前半のイノベーションの機会を紹介してみよう。
イノベーションのための7つの機会
(1)偶然
売れない商品に興味を持つ女性が隣の席に座るかもしれないから晩さん会に行こう
(2)ギャ -
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時間という資源がインプットならば、アウトプットは成果。
様々な成果を手にするには、立ち止まって時間の使い方を点検する。
何にどの位時間を要して、どの位成果があったのか?
週始めに時間の塊がいくつ取れるか確認し、予定を見直す。
この一年でやり遂げなければならない重要なこと?
この一ヶ月でやり遂げなければならない重要なこと?
この一週間でやり遂げなければならない重要なこと?
今日やり遂げなければならない重要なこと?
問題の根本を問い、それはなぜなのか突っ込んで考える
目的を明らかにする
目的が不明確なままでは行動の仕方もはっきりせず効果はあがらない
複数の選択肢を得て、最善の解決策を選ぶ -
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ドラッカーさんの著書
これまでは経済が社会を規定していたが、これからは社会が経済を規定する。ここだけでもほ~と思った。そんな社会で我々はどのようにあるべきなのか、ドラッカーさんが語る。
記事などの寄せ集めなので全体としての統一感はないが、第一部などは非常に参考になった。本書が出てから7年が経つが今、起きつつあることが本書には書かれているので驚く。
雇用に関して自分の所属をは『~社』と会社にするのではなく、『医師』、『プログラマー』のように専門に規定するようになるという。
日本も今、このような状況に向かいつつあるように思います。一昔のゼネラリストではなくスペシャリスト志向が高いこと -
Posted by ブクログ
(読み方が偏っているので他の方と印象が異なるかもしれません。申し訳ありません)
どのような変遷を辿って今日があるのか。しかも今日をドラッカーはいつごろ予測していたのか。
何をきっかけに予測したのか。どのような環境にあったのか。
それらを考えれば、実は自分の職業の未来は普通の個人でもかなり予測可能に思う。まさに 温故知新。そのヒントが沢山書かれているように思う。
しかも有難い事にドラッカー没後、幾多もの、現在を踏まえて、さらにドラッカーのエッセンスも含まれた書籍が沢山出ている。それらを参考にして、自分3.0を定義しようと思った。というか作った(笑 -
Posted by ブクログ
またまたドラッカーの時代シリーズ。
社会、政治、知識とこれだけテーマの広がりを持ちつつも、どこか一本の筋が通っており、必ずドラッカーの掲げるいくつかの原理原則に集約される。
1.問題は、技術ではなく、技術を何のためにつかうかである。
2.知識は、富の創造過程の中心である。(=教養のある人間になるべし)
3.学校の目的は、継続学習である。(=日本の弱みである社会人の継続学習の場を何とかしなくてはいけない)
4.政治も、企業も、大事なことはいかに不要なものを廃棄するか。(=新しいことを始めるには、まずは棄てること)
いずれにしても、ドラッカーの本は、いつも答えがシンプルかつハッとさせられるので