上田惇生のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
時間という資源がインプットならば、アウトプットは成果。
様々な成果を手にするには、立ち止まって時間の使い方を点検する。
何にどの位時間を要して、どの位成果があったのか?
週始めに時間の塊がいくつ取れるか確認し、予定を見直す。
この一年でやり遂げなければならない重要なこと?
この一ヶ月でやり遂げなければならない重要なこと?
この一週間でやり遂げなければならない重要なこと?
今日やり遂げなければならない重要なこと?
問題の根本を問い、それはなぜなのか突っ込んで考える
目的を明らかにする
目的が不明確なままでは行動の仕方もはっきりせず効果はあがらない
複数の選択肢を得て、最善の解決策を選ぶ。
満たすべき必要条件を、吟味する
選択肢は全て検討し、得られるものと付随するリスクを全て天秤にかける
何かをはじめるときや意思決定を下すときは決めたこと、どんな結果を期待するのか必ず書き留めフィードバックを行う
目標は経営や人生の羅針盤である
スケジュールの羅列でなく、行動計画をたてる。アクションプランを軌道修正(やめる はじめる 減らす 増やす)
一日、一週間、一ヶ月単位で量と質をチェックする
期限をきめる -
Posted by ブクログ
ドラッカーさんの著書
これまでは経済が社会を規定していたが、これからは社会が経済を規定する。ここだけでもほ~と思った。そんな社会で我々はどのようにあるべきなのか、ドラッカーさんが語る。
記事などの寄せ集めなので全体としての統一感はないが、第一部などは非常に参考になった。本書が出てから7年が経つが今、起きつつあることが本書には書かれているので驚く。
雇用に関して自分の所属をは『~社』と会社にするのではなく、『医師』、『プログラマー』のように専門に規定するようになるという。
日本も今、このような状況に向かいつつあるように思います。一昔のゼネラリストではなくスペシャリスト志向が高いことからもうかがえます。
自分を専門によって規定することで人材の流動性は高くなるだろう。
このスペシャリスト志向が高まるにつれてマネジメントの仕方にも変化があるなど今後、社会がどのように変化していくのかをこの目で見ていきたいと思う。
コンピュータリテラシーから情報リテラシーへの変遷については今、見ても真新しいことは何もないが1998年にこれを指摘しているところがすごいなと感じた。
正直な感想としては今、見てもそれほど価値ある提言には見えません。
(2002年と比べて本書の情報価値は低下しているということ。2002年に見たら価値があると思います。) -
Posted by ブクログ
(読み方が偏っているので他の方と印象が異なるかもしれません。申し訳ありません)
どのような変遷を辿って今日があるのか。しかも今日をドラッカーはいつごろ予測していたのか。
何をきっかけに予測したのか。どのような環境にあったのか。
それらを考えれば、実は自分の職業の未来は普通の個人でもかなり予測可能に思う。まさに 温故知新。そのヒントが沢山書かれているように思う。
しかも有難い事にドラッカー没後、幾多もの、現在を踏まえて、さらにドラッカーのエッセンスも含まれた書籍が沢山出ている。それらを参考にして、自分3.0を定義しようと思った。というか作った(笑 -
Posted by ブクログ
またまたドラッカーの時代シリーズ。
社会、政治、知識とこれだけテーマの広がりを持ちつつも、どこか一本の筋が通っており、必ずドラッカーの掲げるいくつかの原理原則に集約される。
1.問題は、技術ではなく、技術を何のためにつかうかである。
2.知識は、富の創造過程の中心である。(=教養のある人間になるべし)
3.学校の目的は、継続学習である。(=日本の弱みである社会人の継続学習の場を何とかしなくてはいけない)
4.政治も、企業も、大事なことはいかに不要なものを廃棄するか。(=新しいことを始めるには、まずは棄てること)
いずれにしても、ドラッカーの本は、いつも答えがシンプルかつハッとさせられるので、いつの時代にも色あせないのだと思う。 -
Posted by ブクログ
ドラッカー氏、時代の流れを読むシリーズ。
とても1960年代後半に書かれたとは思えない先見性。
様々な事象の質的、構造的変化を大局的にとらえ、なおかつそれを組織の目的、マネジメント、人材の活用といったことに結び付けられるのは、ドラッカー氏を除いて他にはいないのではないでしょうか。
経済発展のために行うべきことは、貧しい人々に援助することではなく、資金の生産性、人の生産性を高めることだと氏は説いているところは納得感がありました。
そして、そのための機会を提供する最高の機関がグローバル企業だと。
2025年頃まで続く「断続の時代」。
グローバル社会の一員として、これから何ができるか?
今なお新鮮な気持ちで考えることができる大変貴重な一冊です。 -
Posted by ブクログ
ドラッカー名著集の第六弾。ドラッカーの書籍の中では会計の要素がかなり強調された書籍。ちなみに原題は「managing for results」とのことで、こちらの方が書籍の内容をイメージし易く、よりふさわしい気がするのは私だけであろうか。
前半の第一部において事業戦略について記述されており、この第一部が本書の最も重要な箇所。後半の第二部以降は、意思決定や機会に焦点をあてること等、本書以外のドラッカーの書籍で述べられていることとやや重複する。
日本におけるドラッカーの分身と言われる訳者の上田惇生氏が「経営者の条件」、「原題の経営」と並ぶドラッカー三大古典と本書を位置づけていることが、本書の素晴らしさを表している。 -
Posted by ブクログ
翻訳者の上田惇生さんに「最初に読むべき本」と奨められて。
めったにビジネス書を読まないぼくが、ドラッカーには心を奪われ、わずかな期間に、ドラッカリアンに。
それも、この『傍観者の時代』から入らせてもらったおかげだと思う。
ドラッカーの自伝のようで自伝とはいえない、不思議なつくりの本だが、この本を読むと、なぜドラッカーがマネジメントの本を書いたのか、というか、ドラッカーが書いたすべての本がなんのために書かれたのかということがわかる。
第一次世界大戦を止めることができなかった失意の人々に囲まれて育ち、そしてナチスが政権を得たときにドイツにいたドラッカー。
ナチス台頭の本質を、経済至上主義の否定と見抜き、その狂気を担った人々の純粋なる、純粋なるがゆえに狂気となりえる理想を見、そしてドイツを立ち去った。
マネジメントについての集大成である『マネジメント』全三巻。
その前書きのタイトルは、「専制に代わるもの」だ。
第二次世界大戦の主役を担った、ナチスドイツの本質を見抜いた「観る人」は、だからこそ、そうならないための方策を探求し続けた。
だから、やっぱりドラッカーの本はビジネス書ではないのだと思う。
ドラッカーは自分を経済学者とせず、社会生態学者としたし、上田さんは「現代最高の哲人」というフレーズを好んで使う。
そういうことが「なるほど」とわかり、ドラッカーの世界観を学んでいくうえでの道しるべとなってくれる一冊だ。