上田惇生のレビュー一覧
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なにげに今までドラッカーを読んだことがなかった。どこぞの社長がこの1冊を読めば十分と語っていたので、読んでみた。
現代のマネジメントは、知識の基盤が存在しなければ成立しえない。逆に、それらの知識や知識労働者に成果をあげさせることのできるものが、マネジメントである。しかも、マネジメントだけである。知識を装飾と贅沢の地位から、生産資源に変えたのはマネジメントである。
第一に、マネジメントとは、人間に関わることである。その機能は、人が共同して成果をあげることを可能とし、人の強みを発揮させ、弱みを無意味なものにすることである。これこそ組織の目的である。したがって組織の成功にとって、マネジメ -
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<再読>
Part 1 マネジメントの使命
・「組織に特有の目的を果たす」「働く人たちを生かす」「組織が社会に与える影響を処理し、社会の問題解決に貢献する」3つの役割を、時間という要素を考慮して果たす。
・管理のみならず、イノベーションを。
→マネジメントの仕事から論じるのではなく、組織の目的から論じ、これを果たすマネジメントを考える。
第1章 事業の成果
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要再読。外縁から理解に迫る説明であり、実体験を通じて理解すべきか。
多くの書物で断片的に語られすでに知っていたことは多いが、真に意味するところがまだ腑に落ちていない。
・我々の事業とは何か=顧客は誰か(常にすくなくとも2 -
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ネタバレ1我々のミッションは何か?
2我々の顧客は誰か?
3顧客にとっての価値は何か?
4我々にとっての成果は何か?
5われわれの計画は何か?
なされるべきことと、自分たちの能力と意欲をどのように見合わせるか。褒めるティーをどのように形成するか。人の生活と人生にどのように貢献するか
永遠に至るには、明日への第一歩から始めてはならない。積み重ねでは永遠に至らない。大きな1歩を考え、その上で今日、何をするかを問わなければならない
リーダーとして行うべき事は、ビジョンを明らかにすることである。それによって経験や才能を持ち、おそらくあなたより優秀な人たちが、速やかに集まってくる -
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ドラッカーといえば『マネジメント』、というイメージが強いですが、
実は、IT関係のことに触れた本も色々書いています。
本書もその一冊で、IT産業の進歩を18世紀の産業革命と対比させて、様々な洞察を試みています。
主張をひとことでいえば
「IT技術の進歩の中で、本当のイノベーションと呼べる唯一のもの、それはe-コマースである!!!!!!」
ということに集約できると思います。
『マネジメント』のように、「ビジネスマンたるもの、こうあれ!」という雰囲気はまったくなく、
ドラッガー先生による現代(60~90年代)のビジネスと歴史への洞察が展開されている本でした。 -
Posted by ブクログ
最近、NPOという存在にちょっと興味がある。
正規の仕事だけで忙しいのに、なんでそれ以上に働くのか?
社会的な使命感もあるけど、仕事を通じた自己実現というところがあるのかな、と思う。
そこには、「仕事とは何か」「私はなんのために働くか」みたいな問いへの純粋な答えがあるのではないか、と想像している。
また、無給で働くということは、究極的なミッションにもとづくモティベーションによるマネジメントであるので、普通の会社のマネジメントにも使えるものはあるのではないか、と考えた。
で、読んでどうだったかというと、ドラッカーの他の普通の企業におけるマネジメントと違う所はほとんどない。という -
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Posted by ブクログ
●読むキッカケ
・なんとなくドラッガーの様な読み応えのある本を読みたくなったから
・未来予測系の話を読みたくなったから
●サマリー
・プロフェッショナル社会におけるセルフマネジメントの項目に、
共感や学びを得ることが出来た。
●ネクストアクション
●メモ
・強みを知るためには、何かを始める際に、自分が発揮できる価値を書き留めておき、
一定期間後に実際にどうだったかを検証することをオススメしている。
仮説を立てて、その検証を行うことをすることが、
0ベースで捉えるよりもいいものとして薦めているのだろう。
・強みと同じくらい、人には得意不得意な仕事の仕方が在るらしい。
ドキュメンテーション