若松英輔のレビュー一覧

  • 「生きがい」と出会うために 神谷美恵子のいのちの哲学

    Posted by ブクログ

    神谷美恵子『生きがいについて』の解説本とも言える本。100分de名著版は写真が多く、そちらも良かった。神谷さんの文章は、学者らしい知的さと詩を愛する神谷さんらしさを兼ね備えた文章だと思う。他の著作も読んでみたいと思った。晩年の詩「順めぐり」「同志」が素晴らしい。

    0
    2022年08月07日
  • はじめての利他学

    Posted by ブクログ

    難しいけど、利他を頑張って実践していこう。

    わたしはヨガの考え方が好きなので、利他の考え方はヨガにも通じるところがあるなと感じた。

    今回は、ほかのシリーズと比べるとそっちのほうがよかったかな。

    0
    2022年05月24日
  • はじめての利他学

    Posted by ブクログ

    若松さんの本にしては、正直なところ、期待外れだった。幾多の先人の、宝物のような言葉を散りばめてはあるが、それは「パッチワーク」以上のものではない。繰り返し語られている、「行」「実践」への架け橋をどう架けていくのかは、読んだ個々人に課せられた課題ではある。

    0
    2022年05月05日
  • 悲しみとともにどう生きるか

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    殺人事件の遺族が主催するミシュカの森で死刑反対を語る平野啓一郎氏~家族を失う。喪失感に浸る。対応すべき現実がある。喪失と立ち直りの間で揺れる時。グリーフケア、さりげなく寄り添い援助する。事件や事故の報道。死者が出る。遺族の気持ちは図りしれない。第三者でいてはいけない。我々の社会で起きたこと。準当事者、二・五人称で受け止める。遺族というカテゴリー。そこは共通だが、それとは違う属性がある。遺族もいろいろ、思いもいろいろ。一律に見てはいけない。ケアに答えはない。ささやかな6人のメッセージ。示唆されたままに受け止める。

    0
    2021年10月04日
  • 悲しみとともにどう生きるか

    Posted by ブクログ

    あることを軸に、いろんな人が自分の視点や体験から死生について語った会の記録? この会に行きたかったなぁー!豪華! それぞれの登壇者の著書を読もう。

    0
    2021年09月02日
  • 考える教室 大人のための哲学入門

    Posted by ブクログ

    "読む"という行為は言葉を扉にした書き手と読み手の対話である。という記述から筆者のメッセージ性を感じた。
    この本を通じて何かを伝えるのではなく、内容を知った上で読者がどう考えるのかを知りたいという気持ちが随所で述べられており、自分の頭の中に落とし込む意識を持てた。
    過去の哲学者の著書を分かりやすく記述しておりとっつきやすく哲学に興味を持てるような内容だった。

    0
    2021年08月01日
  • 考える教室 大人のための哲学入門

    Posted by ブクログ

    自分にとっては少しな難易度が高いものとなったが、それでも感じられるものがあった。
    考えることをやめないことを心に刻んでいきます

    0
    2021年07月23日
  • 悲しみとともにどう生きるか

    Posted by ブクログ

    オムニバス形式。
    大切な人を亡くして悲しいときに、自分自身と死者にどう向き合うかという視点と、
    悲しみの真っ只中にいる他人とどう関わるのかという視点があると感じた。

    宇多田ヒカルの「夕凪」という曲の原題は「Ghost」なのだが、あの曲の理解が少し深まった気がする。私は悲しいことがあったとき、「夕凪」を聴けなくなったため、本を読めなくなったエピソードに共感を覚えた。今まさに自分で物語を書いているから本が読めないのなら、あの曲が聴けなくなったのはその時まさに自分で言葉を書き連ねていたか、詠っていたからなんだと思った。

    もっと深く話を聞き進めたいところで章が終わる。共著者の本を読みたくなった。

    0
    2021年07月16日
  • 「生きがい」と出会うために 神谷美恵子のいのちの哲学

    Posted by ブクログ

    神谷美恵子さんの「生きがいについて」の解説を、東工大の若松先生が著したもの。「生きがいについて」はそんなに難しいものではないが、やはり専門家の解説があると理解が深まる。「生きがいについて、失うことと、見失うことは違う」「生きがいを見つける人生は、旅行ではなく「旅」である。決まった目標地も日程もない」「生きがいは到達すべき一地点ではなく、旅を進める一歩一歩」「ハンセン病患者という特殊な人間がいるのではなく、それを生きている個々に人間だけが存在する」「生きがいは、しばしば心の熾火となって存在している。消えているわけではない」「生きがいとは「朝」のようなもの。毎日夜が来て朝が巡ってくるが人々はそれに

    0
    2021年05月01日
  • 詩を書くってどんなこと?

    Posted by ブクログ

    『詩を書くってどんなこと?: こころの声を言葉にする (中学生の質問箱)』/若松英輔

    元々、読書をする中で、色々なジャンルの書籍を読んでいたが、どうしても、この「詩」の分野に踏み入れることができなかった。

    「詩」とは一体何なのか?何を持って「詩」というのか?という疑問がずっとあったから。だから、この詩はいいとか悪いという評価は勿論、その判断すらできなかった。興味はあるけど、触れたくない分野だったが、この書籍を通じて、その詩の一片を触れることはできた。

    そもそも、評価も判断もいらないものが「詩」であって、人間が本来持ち合わせている感情を素直に吐露することの大切さを教えてくれる。吐露する場所

    0
    2021年03月16日
  • NHK「100分de名著」ブックス 内村鑑三 代表的日本人 永遠の今を生きる者たち

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    力のあるものが弱き者のところに出向く。そうしてみなければ、隠れているものなど見えてこない
    東洋思想たちは、富は常に得の結果であり、両者は木と実との相互の関係と同じであると思います
    信頼を失ってみて初めて、信頼は生まれてくるものではなく、築きあげなければいけないものだと気づいたのです
    金銭は、有効に使うものへと受け継がれ得る。金銭を使って他の人の役に立つ事業を行うことも、事業をより発展させるものへと継承され得るので遺物になる
    私が少年の頃もお月見の習慣は残っていました。月を愛でるだけではなく、今に感謝し、家族の無事を祈るのです
    影響の深度を考えたとき、身近に示した人々は、どの歴史的な人物よりも強

    0
    2021年02月26日
  • 詩を書くってどんなこと?

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    質問が少しくどい印象を受けた…中学生に向けた本だから仕方のないことなのか。
    しかしハイライトしたくなる箇所がいくつもあり、深まったような気はする。詩を音読する面白さを感じ、詩選集を誰かに贈りたくなった。

    詩は自分の子供のようなもので、だから「詠む」のではなく「産む」のに近い感覚がある。
    そしてそれは世間に出たとき、子供といえど1人の人格として扱われなければならない。
    だからこそ詩は無敵なのだな〜と思う、どんな読み方をされようとそのかたちは絶対に変わらないから。。
    表現者としての産みの苦しみ、みたいなものかなあ。

    0
    2021年01月29日
  • 弱さのちから

    Posted by ブクログ

    「悲しみの秘義」「種まくひと」に比べて一歩劣る印象。

    哲学史・思想史について描くことは優れているが、
    今回はコロナ禍というリアルで起きている事象を取り上げている為、
    なんだか浅く感じてしまう。

    この本の中でも光っていると感じたのは、
    他作品でもみられる引用や考察の部分。

    とはいえ、救われる人がいるであろう作品にも間違いない。

    0
    2020年12月31日
  • 弱さのちから

    Posted by ブクログ

    ギフトで頂いて読んだ本。コロナ禍において弱い立場の人達に耳を傾けることの重要性を説いていた。確かに無理に強くある必要はなく、お互いの弱さを晒すことでコロナ禍での人々の精神は健全化するように思った。

    0
    2020年12月27日
  • 弱さのちから

    Posted by ブクログ

    いまの時期に読むから心に響いたし
    読んでよかった。
    メルケル首相や、クオモ知事のような
    リーダーが支持されているのも納得。
    強がるより、弱さを見せることが
    相手を惹きつける要素になりうるのだと
    改めて思った。

    0
    2020年12月17日
  • 詩を書くってどんなこと?

    Posted by ブクログ

    タイトルから察するに中学生向けなのだろうが、
    中学生ってこんな難解な内容を理解できるか?
    と30半ばの私は疑問に思う。
    読み終えても理解しきったとは言い難い。

    近頃急に、私の心が詩を求め始めた。
    その一方で、詩とは何なのだろうという昔からの問いに、向き合ってみようと思い、本書を書店で見つけて手に取った。
    詩とは何か。その問いに答えてくれようとしたとは思います。

    0
    2020年11月17日
  • 考える教室 大人のための哲学入門

    Posted by ブクログ

    【所感】
    「考える」「信じる」って何だろう…、本を読みながら自分の思考がぐるぐるになって、ページが進まない。そこで途中の一説にハッとする「他人が20年かけて考えた事は私たちも20年かけて考える必要がある。せめてその準備をしなくてはならない」。大切なのは「早くわかること」ではなく「長く考えること」の大切さを教えてくれました。

    【あらすじ】
    4つの章立てで、偉人たちの問いと解釈について著者の言葉で解説してくれる。ここで大切なのは偉人の問いに対する解釈は、一つの見方に過ぎずあくまで自分自身が問うことを求められる。

    第一章:「対話する」ことについてプラトン『ソクラテスの弁明』第二章:「考える」こと

    0
    2020年11月01日
  • 悲しみの秘義

    Posted by ブクログ

    分かったような分からないような、、
    響く部分もあったが、すっきりとしないのは
    まだ私が若く、これほどの感情を知らないからだと思う

    0
    2026年02月04日
  • 詩集 愛について

    Posted by ブクログ

    著者の悲しみの秘儀がとても好きでこちらも。
    巧みさやあっと驚くものはない
    詩の技巧は凡庸
    ただ切実さと現実感がある
    血が通っている詩だとおもう
    装丁が美しい

    0
    2020年06月21日
  • 考える教室 大人のための哲学入門

    Posted by ブクログ

    私なんかに想像もつかないほどたくさん勉強した人なら、答えをくれるだろうと。
    偉い人たちの知恵をお借りして、少し賢くなろうと。
    さぁ教えてよどんなふうに生きればいい?と開いてみたら。

    自分で考えなさい、と記してあった。
    それしか私は読み取れなかった。

    人が20年かけて生み出したものはたった2、3時間では受け取れない。それなりに、やはり20年かけて自分で体験しないと得られない。
    自分に問うこと、考え続けることを勧める。

    答えは他人は用意してくれない。
    自分で生み出すしかない。


    この本に自分の欲しい答えは書いてなかった。
    じゃあ自分の欲しい答えって何だ?
    それは幸せとはこういうものだ、って

    0
    2020年01月20日