若松英輔のレビュー一覧

  • 「利他」とは何か

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    利他という言葉を最近になってラジオで耳にし興味を持つようになりました。なんとなく自分よりも相手や周りのために尽くす意味合いかと思っていましたが、利他にも色々あるらしいです。
    本の内容は全体的に難しく感じましたが、利他について考える行為自体がとても大切な事なのだと感じた。何のための利他なのか、誰のための利他なのか。
    一章 伊藤亜紗さんの
    ・利他は自分のためになる?
    ・数値化によって消える利他の感情
    ・他者のコントロール
    ・信頼と安心
    が良かったです。
    利他的な行為を行う上で自身が気をつけること、利他的な行為を相手から押し付けられた時の考え方等自分と相手の関わりの中で客観視するヒントを貰えたように

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    2022年11月22日
  • 「利他」とは何か

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    利他について、さまざまな専門家がさまざまな視点で。
    利他とは自分の中にあり、本能的なものというのが私の受け取り方。

    全体の内容とは関係がないが。
    ブルシットジョブという仕事があることには気づいていて、それが単語化されていることに驚いた。

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    2022年10月30日
  • 考える教室 大人のための哲学入門

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    哲学は、系統立てて勉強したいってのはずっとあって、その取っ掛かりにも打ってつけかもっていう本書。信の置ける著者もあって、なかなかに味わい深い内容でした。それにしても、やっぱり”自分で問いを立てる”って、難しいですな。

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    2022年10月07日
  • いのちの秘義――レイチェル・カーソン『センス・オブ・ワンダー』の教え

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    『センス・オブ・ワンダー』
    感じることの大切さが、現代社会で心を平穏にして生きていくためには、必要だとより思わせてくれた。

    丁寧に描かれた挿絵が良い。

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    2022年10月02日
  • 本を読めなくなった人のための読書論

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    今回の本は、本屋で「はじめに」を読んですぐに購入を決めた。

    「文字を眼で追うことはできるし、書かれている内容も理解できる。でも、まったく手応えがない。言葉に見棄てられたような感じがしました。連絡をしても返事がこない、そんな人との関係のように言葉が遠く感じられました。」(p.3)

    読書しなくちゃという焦れば焦るほど、「ちゃんとした」読書ができていないようなモヤモヤした思いが最近大きくなってきていました。この本は、終始「焦ることはない」というアドバイスをくれ、乱れていたペースを整えることができました。

    「まずは、時間をかけて、ゆっくりと言葉との関係を整え直していきましょう。繰り返しますが、あ

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    2022年09月24日
  • 「利他」とは何か

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    伊藤亜紗の「利他」についての概論が一番よかった。
    なぜ今、「利他」なのか、ということが、まず知りたかったので、ジャック・アタリの合理的利他主義や効果的利他主義についての説明がありがたかった。

    中島岳志のいう「利他」は合理的利他主義とは違い、湧き起こるものであること、親鸞のいう若松英輔の「利他」は民藝の文脈からの「ウツワ」にその本質を見出すものであった。特に中島岳志に関しては、意外。ここだけではわかりにくいので、中島岳志の「思いがけず利他」もこの後読んでみようと思う。

    國分功一郎の言う中動態がなぜ「利他」と繋がるのか興味があったが、なるほど「義」がそうであったか。つまりはやむに止まれぬ、湧き

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    2022年08月26日
  • 「生きがい」と出会うために 神谷美恵子のいのちの哲学

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    神谷美恵子『生きがいについて』の解説本とも言える本。100分de名著版は写真が多く、そちらも良かった。神谷さんの文章は、学者らしい知的さと詩を愛する神谷さんらしさを兼ね備えた文章だと思う。他の著作も読んでみたいと思った。晩年の詩「順めぐり」「同志」が素晴らしい。

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    2022年08月07日
  • はじめての利他学

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    難しいけど、利他を頑張って実践していこう。

    わたしはヨガの考え方が好きなので、利他の考え方はヨガにも通じるところがあるなと感じた。

    今回は、ほかのシリーズと比べるとそっちのほうがよかったかな。

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    2022年05月24日
  • はじめての利他学

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    若松さんの本にしては、正直なところ、期待外れだった。幾多の先人の、宝物のような言葉を散りばめてはあるが、それは「パッチワーク」以上のものではない。繰り返し語られている、「行」「実践」への架け橋をどう架けていくのかは、読んだ個々人に課せられた課題ではある。

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    2022年05月05日
  • 悲しみとともにどう生きるか

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    ネタバレ

    殺人事件の遺族が主催するミシュカの森で死刑反対を語る平野啓一郎氏~家族を失う。喪失感に浸る。対応すべき現実がある。喪失と立ち直りの間で揺れる時。グリーフケア、さりげなく寄り添い援助する。事件や事故の報道。死者が出る。遺族の気持ちは図りしれない。第三者でいてはいけない。我々の社会で起きたこと。準当事者、二・五人称で受け止める。遺族というカテゴリー。そこは共通だが、それとは違う属性がある。遺族もいろいろ、思いもいろいろ。一律に見てはいけない。ケアに答えはない。ささやかな6人のメッセージ。示唆されたままに受け止める。

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    2021年10月04日
  • 悲しみとともにどう生きるか

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    あることを軸に、いろんな人が自分の視点や体験から死生について語った会の記録? この会に行きたかったなぁー!豪華! それぞれの登壇者の著書を読もう。

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    2021年09月02日
  • 考える教室 大人のための哲学入門

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    "読む"という行為は言葉を扉にした書き手と読み手の対話である。という記述から筆者のメッセージ性を感じた。
    この本を通じて何かを伝えるのではなく、内容を知った上で読者がどう考えるのかを知りたいという気持ちが随所で述べられており、自分の頭の中に落とし込む意識を持てた。
    過去の哲学者の著書を分かりやすく記述しておりとっつきやすく哲学に興味を持てるような内容だった。

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    2021年08月01日
  • 考える教室 大人のための哲学入門

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    自分にとっては少しな難易度が高いものとなったが、それでも感じられるものがあった。
    考えることをやめないことを心に刻んでいきます

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    2021年07月23日
  • 悲しみとともにどう生きるか

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    オムニバス形式。
    大切な人を亡くして悲しいときに、自分自身と死者にどう向き合うかという視点と、
    悲しみの真っ只中にいる他人とどう関わるのかという視点があると感じた。

    宇多田ヒカルの「夕凪」という曲の原題は「Ghost」なのだが、あの曲の理解が少し深まった気がする。私は悲しいことがあったとき、「夕凪」を聴けなくなったため、本を読めなくなったエピソードに共感を覚えた。今まさに自分で物語を書いているから本が読めないのなら、あの曲が聴けなくなったのはその時まさに自分で言葉を書き連ねていたか、詠っていたからなんだと思った。

    もっと深く話を聞き進めたいところで章が終わる。共著者の本を読みたくなった。

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    2021年07月16日
  • 「生きがい」と出会うために 神谷美恵子のいのちの哲学

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    神谷美恵子さんの「生きがいについて」の解説を、東工大の若松先生が著したもの。「生きがいについて」はそんなに難しいものではないが、やはり専門家の解説があると理解が深まる。「生きがいについて、失うことと、見失うことは違う」「生きがいを見つける人生は、旅行ではなく「旅」である。決まった目標地も日程もない」「生きがいは到達すべき一地点ではなく、旅を進める一歩一歩」「ハンセン病患者という特殊な人間がいるのではなく、それを生きている個々に人間だけが存在する」「生きがいは、しばしば心の熾火となって存在している。消えているわけではない」「生きがいとは「朝」のようなもの。毎日夜が来て朝が巡ってくるが人々はそれに

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    2021年05月01日
  • 詩を書くってどんなこと?

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    『詩を書くってどんなこと?: こころの声を言葉にする (中学生の質問箱)』/若松英輔

    元々、読書をする中で、色々なジャンルの書籍を読んでいたが、どうしても、この「詩」の分野に踏み入れることができなかった。

    「詩」とは一体何なのか?何を持って「詩」というのか?という疑問がずっとあったから。だから、この詩はいいとか悪いという評価は勿論、その判断すらできなかった。興味はあるけど、触れたくない分野だったが、この書籍を通じて、その詩の一片を触れることはできた。

    そもそも、評価も判断もいらないものが「詩」であって、人間が本来持ち合わせている感情を素直に吐露することの大切さを教えてくれる。吐露する場所

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    2021年03月16日
  • NHK「100分de名著」ブックス 内村鑑三 代表的日本人 永遠の今を生きる者たち

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    ネタバレ

    力のあるものが弱き者のところに出向く。そうしてみなければ、隠れているものなど見えてこない
    東洋思想たちは、富は常に得の結果であり、両者は木と実との相互の関係と同じであると思います
    信頼を失ってみて初めて、信頼は生まれてくるものではなく、築きあげなければいけないものだと気づいたのです
    金銭は、有効に使うものへと受け継がれ得る。金銭を使って他の人の役に立つ事業を行うことも、事業をより発展させるものへと継承され得るので遺物になる
    私が少年の頃もお月見の習慣は残っていました。月を愛でるだけではなく、今に感謝し、家族の無事を祈るのです
    影響の深度を考えたとき、身近に示した人々は、どの歴史的な人物よりも強

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    2021年02月26日
  • 詩を書くってどんなこと?

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    ネタバレ

    質問が少しくどい印象を受けた…中学生に向けた本だから仕方のないことなのか。
    しかしハイライトしたくなる箇所がいくつもあり、深まったような気はする。詩を音読する面白さを感じ、詩選集を誰かに贈りたくなった。

    詩は自分の子供のようなもので、だから「詠む」のではなく「産む」のに近い感覚がある。
    そしてそれは世間に出たとき、子供といえど1人の人格として扱われなければならない。
    だからこそ詩は無敵なのだな〜と思う、どんな読み方をされようとそのかたちは絶対に変わらないから。。
    表現者としての産みの苦しみ、みたいなものかなあ。

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    2021年01月29日
  • 弱さのちから

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    「悲しみの秘義」「種まくひと」に比べて一歩劣る印象。

    哲学史・思想史について描くことは優れているが、
    今回はコロナ禍というリアルで起きている事象を取り上げている為、
    なんだか浅く感じてしまう。

    この本の中でも光っていると感じたのは、
    他作品でもみられる引用や考察の部分。

    とはいえ、救われる人がいるであろう作品にも間違いない。

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    2020年12月31日
  • 弱さのちから

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    ギフトで頂いて読んだ本。コロナ禍において弱い立場の人達に耳を傾けることの重要性を説いていた。確かに無理に強くある必要はなく、お互いの弱さを晒すことでコロナ禍での人々の精神は健全化するように思った。

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    2020年12月27日