若松英輔のレビュー一覧
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ネタバレ力のあるものが弱き者のところに出向く。そうしてみなければ、隠れているものなど見えてこない
東洋思想たちは、富は常に得の結果であり、両者は木と実との相互の関係と同じであると思います
信頼を失ってみて初めて、信頼は生まれてくるものではなく、築きあげなければいけないものだと気づいたのです
金銭は、有効に使うものへと受け継がれ得る。金銭を使って他の人の役に立つ事業を行うことも、事業をより発展させるものへと継承され得るので遺物になる
私が少年の頃もお月見の習慣は残っていました。月を愛でるだけではなく、今に感謝し、家族の無事を祈るのです
影響の深度を考えたとき、身近に示した人々は、どの歴史的な人物よりも強 -
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【所感】
「考える」「信じる」って何だろう…、本を読みながら自分の思考がぐるぐるになって、ページが進まない。そこで途中の一説にハッとする「他人が20年かけて考えた事は私たちも20年かけて考える必要がある。せめてその準備をしなくてはならない」。大切なのは「早くわかること」ではなく「長く考えること」の大切さを教えてくれました。
【あらすじ】
4つの章立てで、偉人たちの問いと解釈について著者の言葉で解説してくれる。ここで大切なのは偉人の問いに対する解釈は、一つの見方に過ぎずあくまで自分自身が問うことを求められる。
第一章:「対話する」ことについてプラトン『ソクラテスの弁明』第二章:「考える」こと -
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私なんかに想像もつかないほどたくさん勉強した人なら、答えをくれるだろうと。
偉い人たちの知恵をお借りして、少し賢くなろうと。
さぁ教えてよどんなふうに生きればいい?と開いてみたら。
自分で考えなさい、と記してあった。
それしか私は読み取れなかった。
人が20年かけて生み出したものはたった2、3時間では受け取れない。それなりに、やはり20年かけて自分で体験しないと得られない。
自分に問うこと、考え続けることを勧める。
答えは他人は用意してくれない。
自分で生み出すしかない。
この本に自分の欲しい答えは書いてなかった。
じゃあ自分の欲しい答えって何だ?
それは幸せとはこういうものだ、って -
Posted by ブクログ
池上彰と佐藤優の対談が、一番面白かったかな。宗教と資本主義、現代社会をわかりやすくつなげてくれる。試験登用による官僚制は、宦官とか聖職者の独身制の現代版であるとかね。それはつまり世襲によって、権力の固定化を避けたのだ、と。
資本主義は非常によくできたシステムで、個人がこれにあらがうことは難しい。せめて、というか、お金にならない、何か自分で大切と考えること、後進を育てるとか、見返りを求めない寄付をすることで、社会の重厚さを担保できるんじゃないか、という見方はいいと思う。自分でも、いずれなにか考えよう。まぁ、そう考えたら、自分の子を育てるって、そういうところはあるんだけどね。老後のめんどうをみさ