若松英輔のレビュー一覧

  • NHK「100分de名著」ブックス 内村鑑三 代表的日本人 永遠の今を生きる者たち

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    ネタバレ

    力のあるものが弱き者のところに出向く。そうしてみなければ、隠れているものなど見えてこない
    東洋思想たちは、富は常に得の結果であり、両者は木と実との相互の関係と同じであると思います
    信頼を失ってみて初めて、信頼は生まれてくるものではなく、築きあげなければいけないものだと気づいたのです
    金銭は、有効に使うものへと受け継がれ得る。金銭を使って他の人の役に立つ事業を行うことも、事業をより発展させるものへと継承され得るので遺物になる
    私が少年の頃もお月見の習慣は残っていました。月を愛でるだけではなく、今に感謝し、家族の無事を祈るのです
    影響の深度を考えたとき、身近に示した人々は、どの歴史的な人物よりも強

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    2021年02月26日
  • 詩を書くってどんなこと?

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    ネタバレ

    質問が少しくどい印象を受けた…中学生に向けた本だから仕方のないことなのか。
    しかしハイライトしたくなる箇所がいくつもあり、深まったような気はする。詩を音読する面白さを感じ、詩選集を誰かに贈りたくなった。

    詩は自分の子供のようなもので、だから「詠む」のではなく「産む」のに近い感覚がある。
    そしてそれは世間に出たとき、子供といえど1人の人格として扱われなければならない。
    だからこそ詩は無敵なのだな〜と思う、どんな読み方をされようとそのかたちは絶対に変わらないから。。
    表現者としての産みの苦しみ、みたいなものかなあ。

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    2021年01月29日
  • 弱さのちから

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    「悲しみの秘義」「種まくひと」に比べて一歩劣る印象。

    哲学史・思想史について描くことは優れているが、
    今回はコロナ禍というリアルで起きている事象を取り上げている為、
    なんだか浅く感じてしまう。

    この本の中でも光っていると感じたのは、
    他作品でもみられる引用や考察の部分。

    とはいえ、救われる人がいるであろう作品にも間違いない。

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    2020年12月31日
  • 弱さのちから

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    ギフトで頂いて読んだ本。コロナ禍において弱い立場の人達に耳を傾けることの重要性を説いていた。確かに無理に強くある必要はなく、お互いの弱さを晒すことでコロナ禍での人々の精神は健全化するように思った。

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    2020年12月27日
  • 弱さのちから

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    いまの時期に読むから心に響いたし
    読んでよかった。
    メルケル首相や、クオモ知事のような
    リーダーが支持されているのも納得。
    強がるより、弱さを見せることが
    相手を惹きつける要素になりうるのだと
    改めて思った。

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    2020年12月17日
  • 詩を書くってどんなこと?

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    タイトルから察するに中学生向けなのだろうが、
    中学生ってこんな難解な内容を理解できるか?
    と30半ばの私は疑問に思う。
    読み終えても理解しきったとは言い難い。

    近頃急に、私の心が詩を求め始めた。
    その一方で、詩とは何なのだろうという昔からの問いに、向き合ってみようと思い、本書を書店で見つけて手に取った。
    詩とは何か。その問いに答えてくれようとしたとは思います。

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    2020年11月17日
  • 考える教室 大人のための哲学入門

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    【所感】
    「考える」「信じる」って何だろう…、本を読みながら自分の思考がぐるぐるになって、ページが進まない。そこで途中の一説にハッとする「他人が20年かけて考えた事は私たちも20年かけて考える必要がある。せめてその準備をしなくてはならない」。大切なのは「早くわかること」ではなく「長く考えること」の大切さを教えてくれました。

    【あらすじ】
    4つの章立てで、偉人たちの問いと解釈について著者の言葉で解説してくれる。ここで大切なのは偉人の問いに対する解釈は、一つの見方に過ぎずあくまで自分自身が問うことを求められる。

    第一章:「対話する」ことについてプラトン『ソクラテスの弁明』第二章:「考える」こと

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    2020年11月01日
  • 詩集 愛について

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    著者の悲しみの秘儀がとても好きでこちらも。
    巧みさやあっと驚くものはない
    詩の技巧は凡庸
    ただ切実さと現実感がある
    血が通っている詩だとおもう
    装丁が美しい

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    2020年06月21日
  • 考える教室 大人のための哲学入門

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    私なんかに想像もつかないほどたくさん勉強した人なら、答えをくれるだろうと。
    偉い人たちの知恵をお借りして、少し賢くなろうと。
    さぁ教えてよどんなふうに生きればいい?と開いてみたら。

    自分で考えなさい、と記してあった。
    それしか私は読み取れなかった。

    人が20年かけて生み出したものはたった2、3時間では受け取れない。それなりに、やはり20年かけて自分で体験しないと得られない。
    自分に問うこと、考え続けることを勧める。

    答えは他人は用意してくれない。
    自分で生み出すしかない。


    この本に自分の欲しい答えは書いてなかった。
    じゃあ自分の欲しい答えって何だ?
    それは幸せとはこういうものだ、って

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    2020年01月20日
  • 宗教と資本主義・国家 激動する世界と宗教

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    池上彰と佐藤優の対談が、一番面白かったかな。宗教と資本主義、現代社会をわかりやすくつなげてくれる。試験登用による官僚制は、宦官とか聖職者の独身制の現代版であるとかね。それはつまり世襲によって、権力の固定化を避けたのだ、と。

    資本主義は非常によくできたシステムで、個人がこれにあらがうことは難しい。せめて、というか、お金にならない、何か自分で大切と考えること、後進を育てるとか、見返りを求めない寄付をすることで、社会の重厚さを担保できるんじゃないか、という見方はいいと思う。自分でも、いずれなにか考えよう。まぁ、そう考えたら、自分の子を育てるって、そういうところはあるんだけどね。老後のめんどうをみさ

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    2019年03月03日
  • 内村鑑三 悲しみの使徒

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    内村鑑三はどういう人だったのか。
    何冊も手に取って、読み終えたのはこの本一冊だった。
    内村の言行録を読むべきかと思ったが、近づいて何も見えなくなるよりも、他者の目を通して形作ったほうがよいと思われたので、この本を手に取った。

    内村は無教会の伝道者なんだなと感じた。その言動は多くの人のこころを揺り動かし、さまざまな分野に影響していった。その影響力に戦くと同時に、危機感を感じた。触発されたら最後といったところか。やはり言行録は読まない方がいいと思った。

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    2018年06月08日