若松英輔のレビュー一覧
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自分の場合、本を読めなくなった状態から本を読まなければという気持ちが生じた。
そうした思いに対して「待つ」ことの大切さを説いてくれている。
本が自分を待ってくれている。
一方で、自分が本を待っている。
そういう時間があることを教えてくれた一冊。Posted by ブクログ -
感想
読まずに本を楽しむ。レビューを読み聞き、内容を再構成する。だが本そのものに接近できない。実際に読むことは自己変容を受容すること。Posted by ブクログ -
とても面白かった!普段話したり聞いたりがほとんどで、読むことや書くことは他人とのLINEや仕事でのメールやチャットでしかできていない。仕事は関係なく自分自身について向き合う際に、他人や自分と話す、聞く、読む、書くことについて、それぞれに特徴があってどれも大切だと感じた。詩について知りたいなと安易な気...続きを読むPosted by ブクログ
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若松さんの優しい文章に誘われて、何か書いてみようと思った.様々な詩人、詩が紹介されているが、その中から、特に自分に響くものがあることもわかった。Posted by ブクログ
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いつも生き急いでいて、考えることすら短い時間でしようとする自分にとってはいい教訓となった。
本を読む時も速読をしてしまうが、一文一文向き合って読もうと思った。Posted by ブクログ -
まずこの本はタイトルの通り、「本を読めなくなった人」への特効薬にはならないという点に注意するべきだろう。
なぜなら本が読めなくなった人はこの本を読めば治る、と言った明確な答えは示されていないからである。
しかし、そんな人にとって何の意味もないのかと言われれば否である。「正しい読書の方法」「読書の量は...続きを読むPosted by ブクログ -
『手』
やるべきことを
探して
長い間
いろんなところに
旅をした
でも 大事なのは
簡単には語り出さない
自分の
心の声に そっと
耳を傾けることだった
忙しそうな姿を
見せないで 君が
困っているときに
じっと
そばにいることだった
…Posted by ブクログ