若松英輔のレビュー一覧

  • 読み終わらない本

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    自分にとって大切な「ことば」。
    それを読書していくうえで、感じ取っていければと思った。そしてもし、そんなかけがえのない言葉に出会えたら、書き出していこう。
    「読み終わらない本」。そんな本に出会えると思うし、もう出会っているかもしれない。

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    2023年11月06日
  • ひとりだと感じたときあなたは探していた言葉に出会う

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    たまたま本屋の棚に陳列されているのを見かけて、まずタイトルに一目惚れして思わず買ってしまいました。

    自分が本を読んでいるときは、文章を頭の中で音声として再生する音量感みたいなものも無意識に設定しているのですが、若松さんの文章は「とても小さな声で大事な話をしてくれている」という印象を受けます。
    ひとりで静かに浸るには最高の一冊です。

    個人的に昨年のベストの一冊だった「文にあたる」の著者の牟田郁子さんが校正・校閲を手掛けられていることも、自分が心地よく読めた一因であると思います。

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    2023年10月27日
  • 本を読めなくなった人のための読書論

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    速く多く読もうとしなくていい
    読めなくなったら書けばいい
    ジャーナリングを始めてから、
    ジャーナリングをしている方の多くは
    読書が好きだったり、その逆だったり
    2つとも好きな方が多いなと感じていましたが、
    その答えがこれか、と気付かせてもらえる一冊。

    本当に素敵な言葉がたくさん。
    途中で本が読めなくなる人、
    そもそも読もうと思えない人だけでなく
    本を読むのが大好きな人など
    色んな人が読んで楽しめる内容だと感じました。

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    2023年10月14日
  • 読み終わらない本

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    ある想定したひとりの若い人への長い長い手紙。
    生きるということ、自立と孤独、詩の力、人生が問いかけてくるもの、著者がひとりの若い人を通して私たちに伝えたいこと、知っておいてほしいことが丁寧に心を込めて愛情深く、時には厳しく綴られています。今生きていることの重みを感じる本でした。
    著者の言う読み終わらない本を持てるように、いつも自分を助け、成長の糧となるような本を見つけたいです。

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    2023年10月10日
  • はじめての利他学

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    利他とは何か。東洋、西洋の哲学や宗教を横断し、様々な観点からスポットライトを当てる。

    仏教から「自利利他」「菩提心」、「愛語」、儒教から「仁」、「知行合一」、キリスト教からパウロの「愛」、そしてフロムの「愛」へと、論は飛び回る。

    結局、人間は社会的生物であることからは逃れられず、古今東西あらゆる人が「人とどう関わるか」について論じてきたということだ。
    そして、「固有の自分」自身を許し、受容れることを第一歩にし、同様に他人も受容れていくことが寛容だということだ。それは知識だけでなく、実践を伴わないと意味がない。この実践をどれだけできるかが、人生の豊かさを左右するのだろう。

    本書を通じ、フロ

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    2023年10月09日
  • 考える教室 大人のための哲学入門

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    哲学ということで理解に難しい分野ではあるのだが、ソクラテスを始め各哲学者の言葉を若松さんがわかりやすく解説してくれて、哲学入門書としてよいと思いました。
    人は誰もが不完全です。ですから、自分が絶対に正しいと思うとき、その人は絶対的に誤っている。

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    2023年10月09日
  • 詩集 美しいとき

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    ネタバレ

    素朴な言葉
    「ほんとうに わたしを なぐさめてくれる ことば」
    みつけられるといいな。
    若い人たちへ
    「分かることだけで、自分を塗りつぶして、何かをわかったように思いこんではいけない」
    わからないこともある、それが世の中なんだな。

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    2023年09月23日
  • 危機の神学 「無関心というパンデミック」を超えて

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    祈る、そして感じること。
    読み直しから始めて改めて原点に戻る。コロナはそれに気づかせてくれたのかもしれません。

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    2023年09月21日
  • 弱さのちから

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    痛みに耐えられる心なんて
    もった人間は居ない。
    なるべく痛みに出逢わない人生がいい。
    でも現実は、そうもいかない。
    果てしなく痛々しいのが人間ならば
    弱いまま生きるということ以上に
    強いことはない。

    人間はもろいけどさ、つよいんだって。
    愛がある。

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    2023年09月21日
  • 14歳の教室 どう読みどう生きるか

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    とある知人に貸していただいて。
    若松英輔さんの本は、わかりやすいようで、わかりにくい。
    易しい言葉で難しいことが書かれている。
    若松さんの敬愛する池田晶子の本を読んだときも、空を掴むようなわかったようなわからないような感覚になったけど、この本も似たような感じ。
    もうすこし、大切な人が大変なときに仕事に没頭してしまったことなどについて、個人的エピソードを知りたかったんだけど、この人はそういう方針じゃないですよね。
    言ってることはとても大切なことなんだけど、個人的エピソードがないので、なんだか身に入ってこない。
    紹介している先人たちは、とても(教材として)良い人たちを紹介していると思うが…。

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    2023年09月07日
  • 沈黙のちから

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    詩は声に出して読むものとあり、実際声に出して読んでみたら、全く違って響き驚きました。言葉がゆっくりお腹、喉を通って耳に響くこと、呼吸をしながらなので沈黙が入って余韻が加わり、言霊とはこういうことかもしれないと実感しました。

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    2023年08月08日
  • 読書のちから

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    自分の生きる意味を探して、自分のために時間を費やすのではなく、他社に「時」をささげ、共感と理解を深めるなかにこそ人は、自らの「傷」を「愛」へと変容させる道を見出す。

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    2023年08月05日
  • 考える教室 大人のための哲学入門

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    凡百の「哲学入門」とか「読んだ気になる」的な本よりも信頼感のある内容に感じた。
    その根拠は4冊の哲学史上の名著の肝を単に抜き出すのではなく、原典に触れてみたくなるように働きかけ、読者に思考してみるように、"対話"してみるように促す文章の誠実さがあるため。
    『方法序説』を、『共同幻想論』を、「読まねば」でなく「読んでみたい」となった。必読リストに加わった。

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    2023年08月03日
  • 徹底討論 ! 問われる宗教と“カルト”

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    安部元首相殺害で関心が集まる宗教、カルトの世界。容疑者家庭における母親の一億円寄付、家庭崩壊がいわれるが、ではなぜ宗教にそこまで入れ込んだかという視点も必要ではないか、というのが冒頭の問題意識としてあった。読んでいくと、本来宗教とは、そういうものではないんだな、と思ったね。ただ、宗教の力を利用して、そういうことをする集団もある、と。見分けるポイントは「恐怖」「搾取」「拘束」する集団であるかどうか。あと「嘘」をついていないか、ということも言われていた。

    「宗教というのは、その扉に鍵がかかっていないはずなんです。もしなんらかの宗教画内側から鍵をかけるようなことがあれば、それは宗教と呼ぶには値しな

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    2023年08月02日
  • 新編 志樹逸馬詩集

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    勧められて。私がもう少しマシな人間で強ければもっと感じられたかも。他の方も書いてらしたけど決して嫌じゃない、でも私には痛かった。

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    2023年07月24日
  • 言葉を植えた人

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    若松さんの本を読むのはこれが初めてです。難しい言葉や、ちゃんと理解できたかというとまだ私には早かったかなと思ういっぽうで、言葉にこめられた思いの深さ、魂というものは感じることができました。
    すでに積読でいくつか若松さんの著書はありますが、とても楽しみです。

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    2023年07月08日
  • 詩集 美しいとき

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    心の安らぐ優しい言葉、こんな安直な言葉しか言えないが
    出血するような詩集が数多ある中、当該詩人の作品には一服の清涼感のようなものを感じた。

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    2023年06月23日
  • 本を読めなくなった人のための読書論

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    自分の場合、本を読めなくなった状態から本を読まなければという気持ちが生じた。
    そうした思いに対して「待つ」ことの大切さを説いてくれている。
    本が自分を待ってくれている。
    一方で、自分が本を待っている。
    そういう時間があることを教えてくれた一冊。

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    2023年06月04日
  • 本を読めなくなった人のための読書論

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    感想
    読まずに本を楽しむ。レビューを読み聞き、内容を再構成する。だが本そのものに接近できない。実際に読むことは自己変容を受容すること。

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    2023年06月02日
  • はじめての利他学

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    私も利他について勘違いしていました。利己の反対語かと思っていたが、そういう訳では無い。その説明から本書は始まります。利他とは自分を活かし他者も活かすこと。

    誰でも場面ごとに自分を変えている時間の方が多いく、思ってもいないことを口にしながら生きることがある。と書かれています。確かにその通りかもしれない。
    そのように自分を失ってしまえば、自分を愛することはできない。自分を愛することができなければ、他者を愛することもできない。つまり、利他を実行することができないということ。
    著者は自分を深く信頼することが、自分を愛することにつながるとも言います。利他を実行するために信頼できる自分を形成していくよう

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    2023年05月06日