若松英輔のレビュー一覧

  • 自分の人生に出会うために必要ないくつかのこと

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    名言たくさんでガンガンメモりました!!引用されていた本がどれも読んだことのない本ばかりで、ただただ無知の知を感じさせられた…人生生涯勉強だなぁ。

    p.36 知を蓄える。すると人は無意識に知において貧しい人を軽んじるようになる、とメーテルリンクは警告する。知だけではないのかもしれない。私たちは何かを必要以上に蓄え始めるとそれを持たざるものを軽んじるようになるのかもしれない。
    メーテルリンクは、知に優れた人だった。それゆえに知の危険を深く自覚してもいた。彼はこの言葉を、他者に向けて書く前に、自らの胸に突きつけている。そうした姿勢が、この本を、世紀をこえて力あるものにしている。同じ作品で彼は、何

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    2024年07月12日
  • 自分の人生に出会うために必要ないくつかのこと

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    初めて随筆集というものを読みました。
    全て違う人の本から引用し、書かれていたので、勉強になりました。

    ブックリストにある本を見つけて読んで、深めていきたいと思います。

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    2024年07月03日
  • 「利他」とは何か

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     中島は人間の意思に還元できない利他的行為が存在するのだと言う。利他が宿る器になるために我々がすべきことはなんだろうか。

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    2024年07月01日
  • 本を読めなくなった人のための読書論

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    人生のうちで、本が読めない時期があってもよいのだ、といわれてほっとした。
    本は全部読まなくてもいい、その時に読めるところを読めば、それがその人にとっての意味ある読書だ、とのこと。そう言われて、この本の後半はパラパラでめくって終わりにしました。

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    2024年03月30日
  • 悲しみとともにどう生きるか

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    いろんな視点から「悲しみ」について書かれており、とても良い本でした。
    大小あれど悲しみのない人生なんて存在しないと思います。そんな悲しみに寄り添ってくれる本でした。

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    2024年03月12日
  • 「利他」とは何か

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    うつわ的存在であることが大事

    今までは、「意思」という概念を使って帰責(その人に責任を押し付ける)ことが責任の概念のコアだと思っていたけど、國分功一郎さんは、中動態の概念を用いることにより、その「意思」を否定することで、神的因果性(人は運命に巻き込まれて行為させられる、あるいは、自らの行為かわ思ってもいなかった効果をもたらしてしまうこと)と、人間的因果性(その行為をその人間がなしたこと、加害者として人間を捉える)の両方を肯定し、責任を考えることができるという考え方には感銘を受けた。

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    2024年03月11日
  • NHK「100分de名著」ブックス 石牟礼道子 苦海浄土 悲しみのなかの真実

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    先日、石牟礼道子の「苦海浄土」を読み深く心を動かされた。多くのことに心を動かされたが、とりわけ、第三章と第四章の「聞き書き」の部分、特にその中でも、水俣病の被害者が、まだ海が汚染される前の水俣湾での漁の様子が、どれほど美しいものだったかを語った部分に感動した、ということを、「ブグログ」に感想として書いた。水俣病の被害者からすれば、漁をし、魚を食べるという日常を営んでいただけなのに、チッソの排出する有機水銀により、海が、魚が、そして、それを食べた者の中枢神経が損なわれるというのが、水俣病の実態である。それは、怖いし、悲しいし、怒りや恨みを感じることだと思う。しかし、「聞き書き」の中で被害者が語る

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    2024年03月11日
  • 光であることば

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    僕もコトバは光であると思う。言葉が好きだ。特に自分が生まれ育った場所の言葉が。そんな言葉の何気ないやり取りに心がキューンとなったりする。そんな言葉を味わいたくて、仕方がない。そして自分も言葉を紡ぎたいと思う。そんなことだけで幸せを感じて胸がドキドキするのだ。

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    2024年03月10日
  • 日本人にとってキリスト教とは何か 遠藤周作『深い河』から考える

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    ネタバレ

    著者の若松英輔氏の日経新聞の連載が面白く、興味を持って本書を手に取る。共感できたり、勉強になったりすることは多かった。特に、「生活」と「人生」の違いというところは印象に残った。ただ、本書に含まれる多様なテーマの繋がりというか、本書全体のテーマというのが捉えにくく感じた。タイトルの「日本人にとってのキリスト教」より、もっと広く普遍的なテーマを扱っている気がした。

    以下、面白かった点。

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    遠藤周作はカトリックだが、プロテスタントの正宗白鳥を愛読した。
    →プロテスタントとして正宗白鳥は読んでみたい。

    戦国〜江戸時代の日本人は、霊性的欲求に従って、ある主体的な決意と覚悟のもとに、キリスト教

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    2024年02月24日
  • NHK「100分de名著」ブックス 石牟礼道子 苦海浄土 悲しみのなかの真実

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    原本がなかなか読めないので、ガイド本としてこちらを読んでみた。こちらだけでも十分というかかなりの情報量…といった感じ。感想を文字にするのが難しい…人間の崇高な一面を感じた。

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    2024年02月18日
  • 光であることば

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    ネタバレ

    若松さんと秋満さんのトークイベントにて。サインしていただいた大切な本。「君たちはどう生きるか」という映画が去年ヒットしていた。逆にと言ったら語弊があるが、当著書には、どう生きるかということだけを考えているとき、その人の「人生」は「生活」という幕に覆われて見えにくくなる。と書かれている。自分にとって大切な人の死とは何か。生にのことばかりではなく、死についてもしっかりと向き合わなければならないなと感じました。

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    2024年01月13日
  • 本を読めなくなった人のための読書論

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    読書が出来なくなった人向けなのに、それについて本で読むという若干の矛盾を面白く感じながら読書。
    私も少し読書が進まない状態だったので、丁度よかった。
    文字もびっちりではなく、文章も読みやすくて、
    優しいスープのような1冊。

    全部読まなくてもよい、
    読み切る必要もない、
    好きなところから読んでもいい、
    「言葉のジュース」をつくる
    言葉は人生という旅の「薬草」である。

    気になった方はおすすめします。

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    2023年11月30日
  • 読書のちから

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    ネタバレ


    苦しみや「かなしみ」が私たちに教えるのは、答えではなく問いの深まりである。-情愛の泉

    自分の生きる意味を探して、自分のために時間を費やすのではなく、他者に「時」をささげ、共感と理解を深めるなかにこそ人は、自らの「傷」を「愛」へと変容させる道を見出す。-いのちを生きる

    だが、よく考えてみれば私たちはつねに、日々を死と隣り合わせに生きている。日ごろあまり意識しないが、人はつねに、生きつつあるとともに死につつある。
    日々、死に近づいているにもかかわらず人は、いかに生きるかばかりを考え、いかに死を迎えるかという問題を見過ごしている。
    「死の床にある人、絶望の底にある人を救うことができるのは、医療

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    2023年11月30日
  • 読み終わらない本

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    自分にとって大切な「ことば」。
    それを読書していくうえで、感じ取っていければと思った。そしてもし、そんなかけがえのない言葉に出会えたら、書き出していこう。
    「読み終わらない本」。そんな本に出会えると思うし、もう出会っているかもしれない。

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    2023年11月06日
  • ひとりだと感じたときあなたは探していた言葉に出会う

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    たまたま本屋の棚に陳列されているのを見かけて、まずタイトルに一目惚れして思わず買ってしまいました。

    自分が本を読んでいるときは、文章を頭の中で音声として再生する音量感みたいなものも無意識に設定しているのですが、若松さんの文章は「とても小さな声で大事な話をしてくれている」という印象を受けます。
    ひとりで静かに浸るには最高の一冊です。

    個人的に昨年のベストの一冊だった「文にあたる」の著者の牟田郁子さんが校正・校閲を手掛けられていることも、自分が心地よく読めた一因であると思います。

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    2023年10月27日
  • 本を読めなくなった人のための読書論

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    速く多く読もうとしなくていい
    読めなくなったら書けばいい
    ジャーナリングを始めてから、
    ジャーナリングをしている方の多くは
    読書が好きだったり、その逆だったり
    2つとも好きな方が多いなと感じていましたが、
    その答えがこれか、と気付かせてもらえる一冊。

    本当に素敵な言葉がたくさん。
    途中で本が読めなくなる人、
    そもそも読もうと思えない人だけでなく
    本を読むのが大好きな人など
    色んな人が読んで楽しめる内容だと感じました。

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    2023年10月14日
  • 読み終わらない本

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    ある想定したひとりの若い人への長い長い手紙。
    生きるということ、自立と孤独、詩の力、人生が問いかけてくるもの、著者がひとりの若い人を通して私たちに伝えたいこと、知っておいてほしいことが丁寧に心を込めて愛情深く、時には厳しく綴られています。今生きていることの重みを感じる本でした。
    著者の言う読み終わらない本を持てるように、いつも自分を助け、成長の糧となるような本を見つけたいです。

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    2023年10月10日
  • はじめての利他学

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    利他とは何か。東洋、西洋の哲学や宗教を横断し、様々な観点からスポットライトを当てる。

    仏教から「自利利他」「菩提心」、「愛語」、儒教から「仁」、「知行合一」、キリスト教からパウロの「愛」、そしてフロムの「愛」へと、論は飛び回る。

    結局、人間は社会的生物であることからは逃れられず、古今東西あらゆる人が「人とどう関わるか」について論じてきたということだ。
    そして、「固有の自分」自身を許し、受容れることを第一歩にし、同様に他人も受容れていくことが寛容だということだ。それは知識だけでなく、実践を伴わないと意味がない。この実践をどれだけできるかが、人生の豊かさを左右するのだろう。

    本書を通じ、フロ

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    2023年10月09日
  • 考える教室 大人のための哲学入門

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    哲学ということで理解に難しい分野ではあるのだが、ソクラテスを始め各哲学者の言葉を若松さんがわかりやすく解説してくれて、哲学入門書としてよいと思いました。
    人は誰もが不完全です。ですから、自分が絶対に正しいと思うとき、その人は絶対的に誤っている。

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    2023年10月09日
  • 詩集 美しいとき

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    素朴な言葉
    「ほんとうに わたしを なぐさめてくれる ことば」
    みつけられるといいな。
    若い人たちへ
    「分かることだけで、自分を塗りつぶして、何かをわかったように思いこんではいけない」
    わからないこともある、それが世の中なんだな。

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    2023年09月23日