若松英輔のレビュー一覧
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読む書く 聞く話す
読書中ちゃんとことばを読めてる?そもそも言葉を流し読みしがちですが、、読むというのは、
正しく情報をゲットするというより、文章の言葉から自分の中にすでにある回答を形にする・再発見すること。
読めなかったら、書いてください。ささる。
書くことで、自分の言葉の枠が広がって、自分の中のわからないことが、発見できる
という考えも新鮮だった、今まで接してことなかった考え
書くというのは、自分の中にすでにあることをそのまま形にするということだと思っていたけれど、
書くことで、自分の内側にある想いを引っ張ってこれるかも?!とのことでした
そりゃ書くしかない
最近は、読むのも書くのも壁にぶち当たっていたので、勇気づけられました
読書論
文字の追いかけっこはしない
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Posted by ブクログ
◼️ Keywords
- 「自利」と「利他」は不可分な存在
- 「仁」を実践するために必要なこと
- 恭:謙虚で威張らず人に学ぶ姿勢を持つ
- 寛:常におおらかである
- 信:人から信頼される
- 敏:人の心の動きを鋭敏に捉える
- 恵:慈しみ深くある
- 天命 ≒ 道:人間に生き方を求めるもの
→ その実践が道徳
- 智者(「智」だけを求めるもの)は利己に陥りがち
→ 「智」を土台として「義」「礼」「仁」を実践する必要がある
- 「円融自在」「事々無礙」
→「二つをそのままにしておいて、しかして一つのようである」状態
- 「利他」の基盤は「愛」
→ 他者への愛と同様に自己愛も必要 -
Posted by ブクログ
「悲しみ」について、過去の著名人の言葉の引用を絡めたエッセイ
元々は日経新聞で連載していたエッセイを本にしたもの
NHKの番組「理想的本箱 君だけのブックガイド」の「もう死にたいと思った時に読む本」回で紹介された本の一冊
「はじめに」で引用されているのは「夜と霧」
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生きるとは、人生とは何かを問うことではなく、人生からの問いに応えることだと『夜と霧』の著者ヴィクトール・フランクルは言った。人生は、答えを出すことを求めない。だが、いつも真摯な応えを求めてくる、というのである。
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夜と霧は最近読んだので記憶に新しい
あれほどまでに過酷な体験をした人の言葉だからこその重みがある
悲劇的な事が起こったとして、「悲しみ」は何か答えを求めるものでもないし、与えられる答えもない
そう言い換えられるかもしれない
「悲しむ」とは何なのか、「希望」とは何なのか、「孤独」とは何なのか
悲しみを通じてしか見えてこないものが、 この世には存在すると著者は語っている
普通は「悲しみ」と書くけど
古語では「愛しい」「美しい」も「かなしい」と読む
そんな言葉の感覚が斬新だった
昔から人は「いとしい」ものや「うつくしい」ものにも「かなしい」という感情を抱いていたのか
自分にとって衝撃的に出会った本が、他の人にとっても同じとは限らないというのはよくわかる
それを理解しつつも、やはり本を紹介したくはなる
個人が何に心を動かされるのは人それぞれで
決して共有は出来ないという事なのだろうか
でも、時には同じ感情を抱くことがあるかもしれない
そんな多少の希望を求めて人は誰かと繋がりたい欲求を追い求めるのでしょうね
悲しみのパンの話
ドラマ「カルテット」のセリフ
「泣きながらご飯食べたことある人は、生きていけます」を思い出した
「食べられる」という事は強さだよな……
ある意味で「食べる」は「生きる」と同義なわけだし
「彼女」
この経験が著者にこの本を書かせたのだろう
彼女は強い人でもあり、弱い人のようにも感じられる
でも、そんな彼女を失った著者の悲しみを想像するに、自分も悲しくなってしまう
しかし、その悲しみは著者と同じものではない
結局は、悲しい出来事に対して、人は自分なりの悲しみを抱え、そして答えを導き出さなければいけないのでしょうね
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もしあなたが今、このうえなく大切な何かを失って、暗闇のなかにいるとしたら、この本をおすすめしたい――(解説・俵万智)
宮沢賢治、須賀敦子、神谷美恵子、リルケ、プラトン、小林秀雄、ユングらの、死者や哀しみ、孤独について書かれた文章を読み解き、人間の絶望と癒しをそこに見出す26編。
「言葉にならないことで全身が満たされたとき人は、言葉との関係をもっとも深める」―-自らの深い悲しみの経験を得た著者が、その魂を賭けて言葉を味わい、深い癒しと示唆を与えてくれる。
日経新聞連載時から話題を呼び、静かなロングセラーとなった一冊。
文庫化に際して「死者の季節」「あとがき」を増補。
カバーと本文内を、世界的に人気の高いアーチスト・沖潤子の作品が
優しく深く彩る。大切な人に贈りたい、特別な一冊。
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なにかを書く(発表する)、また本を読むことが好きなひとびとに特にページを捲って欲しいエッセイ集。
どこからでも、ランダムに読めるし、わたしもそのような方法で読書した。
言葉の生命力と人が生きることの関係性について著名な作家や作品を交えて、作者若松英輔さんの真摯な視点から述べられている文章が多く、全体的にわたしは読んでいてホームのような安心感もあり師匠のような叱咤激励も感じられる稀有な本だった。
好きなエッセイ。(特に、共感と新しい知見を教えてくれた文章)
永瀬清子「第三の眼」 老いて増す能力
九鬼周造の思索 偶然と運命について
C・S・ルイス『悲しみをみつめて』 人生の問い
石垣りんの詩と随筆 本との出会い
中川一政『画にもかけない』 画家の原点
正岡子規から島木赤彦へ 写生について
ドストエフスキーをめぐって 読むことの深み
リルケと原民喜 深秘とは
マイスター・エックハルト もう一つの知性
この本自体はどのようなひとが手に取っても良いし、読めば心の底になんらかの光りを置き去ったような心地を覚えるのではないかと思う文章だ。
ただ、読書は対話である、というイメージを自然と持てるひとびとには特におすすめな本である。
読んでみてくださればと思う。
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およそ半年かけてまずは読み通した。朝起床後の一時が頭に染み渡るのを経験してから、毎日少しずつ。小林秀雄の著作は、実はそれ程読んではいない。しかしずっとこころの奥には熾火のように何かが残っていたのだろう。
再挑戦しようと思ったのは講演集CDを手に入れたのがきっかけだった。当時氏の肉声を毎日徒歩通勤の途上聴き続けた。繰り返し何度も。氏の編集者だった池田氏の講演のAudibleで聴いた。
それでも氏の作品を読んでもこころに響いてこない。そんな時この著作(文庫)に出会った。しかし実際手にするまで日数があった。
きっかけは:学びの基本 考える教室 大人のための哲学入門:を読んでからだ。さっそく入手して、読みはじめた。氏の評で何となく小林秀雄の凄さが見えてきた気がする。そしてこれまでと異なった感覚で小林秀雄の著作を読めるようになった。
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恐しみに出会った時に読む本。
一宮沢賢治、須賀敦子、神谷美恵子、リルケ、プラトン、小林秀雄、ユングらの、死者や哀しみ、孤独について書かれた文章を読み解き、
悲しみは排除すべきものではなく、人間を深くする経験であると語る。
「涙は、必ずしも頬を伝うとは限らない。悲しみが極まったとき、涙は涸れることがある。深い懇しみのなか、男気をふりしぼって生きている人は皆、見えない涙が胸を流れることを知っている。」
「人生には悲しみを通じてしか開かない扉がある。悲しむ者は、新しい生の幕開けに立ち会っているのかもしれない。単に、悲しみを忌むものとしてしか見ない者は、それを背負って歩く者に男者の魂が宿っていることにも気がつくまい。」
去年の今頃、母を亡くした。
悲しみを忌むものとは捉えたくない。
と思う。
素敵なカバーが目に入ったので本を手に取ってみた。