若松英輔のレビュー一覧

  • 生きる哲学

    Posted by ブクログ

    さほど厚くない新書なのに、中身が重いので読むのに時間をかけた。さらっとは読んではいけない、と思いながら読んだ。再読しなければならない本、タイトルは知っていてもじっくり読んだことのない本がまだまだたくさんあることに気付かされた。積読本もまだあるというのに、是非読まねばと思う本に次々と出会える。幸せなことだが、一生かけても読みたい本を読み切るなんてことはできないのかしら、などと考えながら、やっぱり今年の夏は何としても、夏の花は読まねばならないと固く誓う。

    0
    2025年05月17日
  • 生きていくうえで、かけがえのないこと

    Posted by ブクログ

    何度も読み返せられる深く美しい考察と言葉たち 若松さんの文章は本当に深く美しい。ここまで考察が鋭く深いのは、自身のアンテナ、感情の機微が素晴らしいのだと思う。言葉には助けられる。まさにそう。

    0
    2026年03月14日
  • 悲しみの秘義

    Posted by ブクログ

    「かなしむ」という感情を基点に生まれるのはひどいものだけではなく喜びや愛ということを認識することができた。これだけに留まらず、悲しむとはどのような感情か考え続けることを忘れずにいたい。

    0
    2025年05月09日
  • 弱さのちから

    Posted by ブクログ

    なぜか「強くなければ」と自分を洗脳していたが、ふと倒れた時にこの本に出会った。自分の中の「弱さ」は肯定していい。「弱い」人にいかに寄り添えるかが大切。ということに気付かされ、じぶんや人の「弱さ」を、もっと肯定して労ろうと感じた。

    0
    2025年05月09日
  • 自分の人生に出会うために必要ないくつかのこと

    Posted by ブクログ

    大人のエッセイ 大人のエッセイ、大人の文章。とても深い。ひとつひとつのエッセイが崇高な美しい言葉で簡潔に書かれている。1回読んだだけでは計り知れない深さがある。

    0
    2026年03月14日
  • 読み終わらない本

    Posted by ブクログ

    読書論というよりは哲学書、詩や言葉で
    考えさせられる1冊だった。
    本に呼ばれる体験を味わってみたい。
    生きること、愛すること、さまざまなことを
    筆者が手紙形式で書いているので、こころに
    響きました。

    0
    2025年05月01日
  • 読書のちから

    Posted by ブクログ

    時間を置いてまた読んでみよう 読みこなせていないところが多々。また時間を置いて読んだら、響く箇所が出てくるかな、という感じ。

    0
    2026年03月14日
  • 生きる哲学

    Posted by ブクログ

    心に残ったところをピックアップします。
    「生きるとは、自分の中にすでにあって、見失っている言葉と出会うための道程だとも言える」P12
    「世界は人間に読み解かれるのを待っている」P13
    「どんなに慄き、恐れても、死を免れることはできない。自分の思うように人生を生きようと、どんなに思いを描いてみたところで虚しい。結果は常に思いを裏切る。思うことに労力を費やさず、ただ、あるがままを見、生きよというのである」P166
    「人間は、人格を宿しているという事実において平等であり、すべての人は、人格という不可視なものの働きによって、人間として存在している。別な言い方をすれば、肉体をもって在ることが、人格の実

    0
    2025年04月11日
  • 詩集 見えないものを探すために ぼくらは生まれた

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    全体的に好き
    適宜読み返したい

    「若かった あの男は
    三十年後の今も
    涙のちからによって
    生きている」

    0
    2025年03月10日
  • 「利他」とは何か

    Posted by ブクログ

    共感や信頼などの利他が、必ずしもいい方向に結びつかないことを学んだ。他者のために何か良いことをしようと支援するとコントロールすることになる。フィクションで感動するような作品は利他的なものが多いので、デメリットというところには気づきづらい。対人関係に疲れてしまうのも責任や力量を超えた意思などが原因なのかもしれない。利己的な部分と利他的な部分を両立させ、こころに余白を持たせたいなと考えさせてくれた本だった。

    0
    2025年02月21日
  • 八木重吉詩集

    Posted by ブクログ

    「神様の名を呼ばぬ時はお前の名を呼んでいる」という詩に衝撃を受けてから八木重吉を追っていて、ついに岩波から詩集が出ると聞き、ずっと楽しみにしていた。発売日に購入。ストレートで響く詩に沢山出会えた。

    0
    2025年02月18日
  • 霧の彼方 須賀敦子

    Posted by ブクログ

    須賀敦子さんの名前だけは若い頃から知っており、知的な存在、憧れの存在のようなイメージを持っていた。若松英輔さんの書く須賀敦子さんを知りたくて手にした本。
    まず、須賀敦子さんがカトリックだったことを知る。そして、なんとなく感じていた知的な感じ、上品さは生い立ちからも納得。
    読後、須賀敦子さんの作品を読んでみようかと思いが出てきた。若松さんの見方を自分はどう感じるのか。それを知りたいと思う。
    若松英輔さんの文章は厳しく優しい。それがとても心地よい。

    0
    2025年02月16日
  • 14歳の教室 どう読みどう生きるか

    Posted by ブクログ

    2019年6月から2020年2月まで、筑波大学附属中学校で7回に分けて行った授業を書籍として再編成した一冊。

    通読して改めて思うことは「中学時代の自分だったら、全然内容について行けなかっただろうな」ということでした。終盤の言葉と沈黙についての話などは、大学の授業かと思ってしまうほどレベルの高い内容です。

    しかし本書の中にもあるように『「分からない」を大切にする』という姿勢がこの授業のベースにあったように思います。授業を受けた生徒たちの中に、言葉を超えた何かが残ることを信じている、若松さんのそんな想いが詰まっているように感じました。

    0
    2025年02月14日
  • 悲しみの秘義

    Posted by ブクログ

    初めての著作者。文章がシュッとしていて読みやすい。光は暗闇でこそ鋭敏に感じるのだ。孤独こそが自分の生存を感じる。
    日常とは違う時の流れに包まれて、自己を見つめ直す想いに溢れる。引用がとても良い。ブックリストの本も是非読みたい。
    写真の刺繍が、静謐な思いを受け止めてくれる。

    0
    2025年02月13日
  • 考える教室 大人のための哲学入門

    Posted by ブクログ



    私が本を読むのは、
    自分や世界に問いを投げかけ続けたいからだろうとこの本を読んで気づいた。

    最近哲学という分野に興味を持って足がかりとして読んだんだけど、思ったよりも心に響く言葉が多かった印象。

    個人的に若松さんは詩集全部読むくらい好きなので、それもあってか読みやすく素直にふむふむと考えながら読めた気がする。

    私も手を動かしながら考え続けていたいな〜

    0
    2025年01月30日
  • 読書のちから

    Posted by ブクログ

    感想を書いたつもりになっていた!自然な流れで様々な作家の話、読書の話になり、さらっと読んでしまう。でも、さらっと読んでしまうような内容ではない。若松さんの文章は読みやすいのだけれど、軽さの中に重さがあるというか、一つひとつの言葉の意味が大きい。若松さん自身の苦悩や悲しみもさらっと書かれているけれど、この言葉たちに到達するまでにどれだけの葛藤や悲しみ、苦しみがあったのだろうと想像する。これからも読み返していきたい本になった。

    0
    2025年01月22日
  • 新編 志樹逸馬詩集

    Posted by ブクログ

    ハンセン病でありキリスト者である志樹逸馬による詩集。

    代表的な詩集「志樹逸馬詩集」と「島の四季」の全詩に加え、未公刊の詩もいくつか収録している。

    八木重吉ほど文字数は短くはないが、シンプルかつ純真性のある詩で感動しました。

    構成やあとがきなども丁寧で、愛情がこもった本の作りで好感が持てました。

    0
    2025年01月12日
  • 悲しみの秘義

    Posted by ブクログ

    文章が美しくて、心がしんとする。まさに俵万智さんの解説通りだった。冬の夜に読みたくなるような静かな本。パケ買いだったけど、買って正解。

    0
    2025年01月09日
  • 「利他」とは何か

    Posted by ブクログ

    数値化すればするほど減っていく利他性。言動が内発的な利他性から、外発的もしくは内発的な利己性になってるから?

    人は信頼してる時、他者の自立性を尊重。悩んでる人に対して諭すことなくツンツンして自らの解決を待つ感覚

    利他とは聞くことを通じて相手の隠れた可能性を引き出すこと、と同時に自分が変わること

    二つそれぞれあるのに、不ニであり、一に似たのも。主語が2人の考えに似てるような気がした

    現代では、論理上の矛盾がないことが正しさの証とされるが、現実世界の説明としては非常に脆弱。むしろ矛盾のまま表現できる方がよほど現実的です。
    計算された利他は、本質的な意味では利他にはなりえない。

    自分がした

    0
    2025年01月05日
  • 日本人にとってキリスト教とは何か 遠藤周作『深い河』から考える

    Posted by ブクログ

    読み始めてから気づいたが、遠藤周作の「深い河」を読むことが必須の本だった。本来であれば、深い河を読んでから、が正しいのだろうが、致し方なし。結果的には、深い河を読まずにこちらを先に読んだことは私にとっては良かったと思う。
    いつもさらっと読んでしまう私。こんなに深く読むことができるのか、本を読むとはこういうことなのか!と恥ずかしくなる。そして、益々、深い河を読まねば!という気持ちが強まる。
    若松英輔さんの本を続けて読んで、言葉のニュアンスを少しずつ掴んできたと思う。理解しやすい言葉、はっきりとした口調、でも穏やかな文章。私に欠けているもの全てがある。2025年は若松英輔さんの著書をたくさん手にし

    0
    2025年01月02日