若松英輔のレビュー一覧
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心に残ったところをピックアップします。
「生きるとは、自分の中にすでにあって、見失っている言葉と出会うための道程だとも言える」P12
「世界は人間に読み解かれるのを待っている」P13
「どんなに慄き、恐れても、死を免れることはできない。自分の思うように人生を生きようと、どんなに思いを描いてみたところで虚しい。結果は常に思いを裏切る。思うことに労力を費やさず、ただ、あるがままを見、生きよというのである」P166
「人間は、人格を宿しているという事実において平等であり、すべての人は、人格という不可視なものの働きによって、人間として存在している。別な言い方をすれば、肉体をもって在ることが、人格の実 -
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数値化すればするほど減っていく利他性。言動が内発的な利他性から、外発的もしくは内発的な利己性になってるから?
人は信頼してる時、他者の自立性を尊重。悩んでる人に対して諭すことなくツンツンして自らの解決を待つ感覚
利他とは聞くことを通じて相手の隠れた可能性を引き出すこと、と同時に自分が変わること
二つそれぞれあるのに、不ニであり、一に似たのも。主語が2人の考えに似てるような気がした
現代では、論理上の矛盾がないことが正しさの証とされるが、現実世界の説明としては非常に脆弱。むしろ矛盾のまま表現できる方がよほど現実的です。
計算された利他は、本質的な意味では利他にはなりえない。
自分がした -
Posted by ブクログ
読み始めてから気づいたが、遠藤周作の「深い河」を読むことが必須の本だった。本来であれば、深い河を読んでから、が正しいのだろうが、致し方なし。結果的には、深い河を読まずにこちらを先に読んだことは私にとっては良かったと思う。
いつもさらっと読んでしまう私。こんなに深く読むことができるのか、本を読むとはこういうことなのか!と恥ずかしくなる。そして、益々、深い河を読まねば!という気持ちが強まる。
若松英輔さんの本を続けて読んで、言葉のニュアンスを少しずつ掴んできたと思う。理解しやすい言葉、はっきりとした口調、でも穏やかな文章。私に欠けているもの全てがある。2025年は若松英輔さんの著書をたくさん手にし