若松英輔のレビュー一覧

  • 悲しみとともにどう生きるか

    Posted by ブクログ

    【目次】

    まえがき(入江杏)

    第一章 「ゆるやかなつながり」が生き直す力を与える(柳田邦男)

    第二章 光は、ときに悲しみを伴う(若松英輔)

    第三章 沈黙を強いるメカニズムに抗して(星野智幸)

    第四章 限りなく透明に近い居場所(東畑開人)

    第五章 悲しみとともにどう生きるか(平野啓一郎)

    第六章 悲しみをともに分かち合う(島薗進)

    あとがき(入江杏)

    0
    2024年10月11日
  • 日本人にとってキリスト教とは何か 遠藤周作『深い河』から考える

    Posted by ブクログ

    先に『深い河』を読んだ方が良かったのか、先に読んだから良かったのか、、
    兎に角読み進めながら『深い河』を読みたい衝動にかられました。
    暫く遠藤さんにハマりそうです。

    気に入った言葉集
    人生的〇〇、生活的〇〇
    恐れと畏れ
    魂とたましい
    読むべきときに読む。
    どんどん読めるようなときは、あえてページを閉じる。
    好奇心で読み進めることは可能だが、読み深めることは難しい。
    思い、憶い、懐い、念い
    共苦

    0
    2024年10月03日
  • 本を読めなくなった人のための読書論

    Posted by ブクログ

    愛読書と出会えるまで、じっくり、気長に待ちながら、私に寄り添ってくれる本を読んでいこうという気持ちになる

    0
    2024年09月28日
  • 徹底討論 ! 問われる宗教と“カルト”

    Posted by ブクログ

    宗教とカルトは本当に難しい問題で、おそらく「答え」はないのでしょう。
    こういう問題を考えるうえでは、このような複数人での対話が重要になる気がします。

    「理解できないと重んじられない、ではなくて、理解する前に重んじる」「宗教的要素を教育から排除してきたことを見直す」といった、自分が普段から考えていることが述べられていて、深く共感しました。

    若松さんが「拘束」はカルト化の原因だと述べたあとに、川島さんが宗教においてある程度の拘束は避けられないと、自身のキリスト教徒としての経験から正直な感想を述べていたのが印象的でした。では何が問題なのか、互いに共存できる考え方は何なのか。こういうのは対話によっ

    0
    2024年09月23日
  • いのちの政治学 リーダーは「コトバ」をもっている

    Posted by ブクログ

    政治に疎いですが、コロナ禍での各国のリーダーのコトバや歴史に残る人たちのコトバも大変勉強になりました。

    コトバを失うと、どうなるかを知ることができました。安心とは、信頼とは何かを考えるよい機会になりました。

    0
    2024年09月09日
  • NHK「100分de名著」ブックス 石牟礼道子 苦海浄土 悲しみのなかの真実

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「苦海浄土」を読み終えたので、こちらを読みました。すでにNHK放送「100分で名著」視聴済。今までも若松さんの本は何冊も読んでいますが、心に染み入ります。そして100分名著の紹介指南役ではとてもわかりやすく理解を深めることができます。印象に残った一文を一つ(沢山ありますが)
    ”知性が、感情や道徳との関係を振り切って暴走するとき、どれほど悲劇的な出来事がそこに生まれ得るのか、このことを私たちは今日の問題として考えてみる必要があるのではないでしょうか。”

    0
    2024年07月11日
  • 本を読めなくなった人のための読書論

    Posted by ブクログ

    この本は詩だと思う。
    「今を照らす一冊」に出会うこと。読書を始めるきっかけはこれしかない。いかに早くこういう本に出会えるかだと思う。その出会いはいつでも良いわけではなくて、自分が準備できていてはじめて出会えると。
    効率的に大量に情報を吸い上げることが読書の目的になっている現代には刺さるコトバが多かったです。

    0
    2024年06月30日
  • 詩集 ことばのきせき

    Posted by ブクログ

    心が折れそうな時に
    そばにいて欲しい本

    言葉への真摯な態度が
    伝わってくる

    リルケの詩集も読んでみたいと
    思った

    0
    2024年03月31日
  • 詩集 美しいとき

    Posted by ブクログ

    なんども読み返しています。時々は朝、ひとり部屋の中で声に出して読んだりもします。大切な人に自分の言葉で綴った詩を贈りたくなります。まだ書いたことはありませんが、、そう思わせてくれるとても大切な詩集です。

    0
    2024年02月27日
  • NHK「100分de名著」ブックス 石牟礼道子 苦海浄土 悲しみのなかの真実

    Posted by ブクログ

    フセンめちゃくちゃ張った……『夜と霧』などといっしょに近代化の最悪の顛末の事例とそこから生まれた思想、言葉として(こう、前向きなまとめ方をするのはあまりよろしくない事例だとも思うのですが)して数多くの人に読んで欲しいですね……

    0
    2024年02月18日
  • 本を読めなくなった人のための読書論

    Posted by ブクログ

    読書にくくるのではなく、自分の言葉に出会うということをやさしく語っている。
    様々な経験と、自己への語りかけが、実は本との出会い、言葉との出会いがうまれ、深まっていく。
    言葉には様々な裏付けがある。

    0
    2024年02月18日
  • 詩集 愛について

    Posted by ブクログ

    美しい装丁と心に響く言葉
    大好きな一冊で、ブックカフェで見かけた時に惹き込まれ一気に読みそのまま購入した


    最近パートナーと結婚式を挙げた自分には「受苦」がとても刺さった

    「楽しいことはもちろん、悲しいことも共に分かち合いたい そして共に苦しめるようにもなりたい」

    「愛しみ」と書いて、「かなしみ」と読む
    失い愛しを知り、より深く愛することになる

    まさに愛とはなにか、愛する方法を教えてくれる

    0
    2024年02月09日
  • 本を読めなくなった人のための読書論

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    速く読みたかったら速く読んでも良い。遅く読みたかったら遅く読んでも良い。
    自分に合った歩調で、自分に合った場所へ…。

    じんわりと心に響くような言葉がたくさんありました。

    読まなければという焦燥感に対して、
    読むって何だっけ?と立ち止まり考えさせてくれる本です。

    0
    2023年12月25日
  • 本を読めなくなった人のための読書論

    Posted by ブクログ

    読書をするとどうしても読書数や読む速度など数字に意識が向いてしまうことが多い。しかし、読書において数字は重要ではない。大事なことは腑に落ちるかどうか。また、正しく読めていないのではないかと感じることもあるが、読書に正しい読み方というものも存在しない。
    本を読めなくなった時はインプット過多なのかもしれない、そういう時はアウトプット(書いてみる)ことで本を読めるようになるかもしれない。その際、重要となるのは上手に書かないこと。

    0
    2023年12月23日
  • 徹底討論 ! 問われる宗教と“カルト”

    Posted by ブクログ

    NHK「こころの時代」を興味深くチェックするようになったのは、本書のもととなった放送を見て以来。よって、本書の購入は記念的な意味だったが、各先生が放送で語られたことを一歩深めて書き下ろしているコラムが追記されていて、より深まった。

    ”カルト”について考察を進めると、宗教と国家、社会における個人へと問いがつながっていく。その過程が平易な語りでなされているのは、どの先生方も当事者として、危機感をもって関わってきてたからだろう。こうした番組が多くの人の目に留まり日本社会の宗教リテラシー向上につながることを願う。

    ①カルトの定義②宗教と国家の歴史的把握③宗教間対話の可能性④宗教の意義、役割

    0
    2023年09月02日
  • 「利他」とは何か

    Posted by ブクログ

    そうそうたる顔ぶれがそれぞれに「利他」について説いているんだけど、何となく見えてくるものがある。特に、伊藤亜紗と中島岳志の利他論に学ぶところが大きい。すなわち……。
    利他とは、人のためになることのようなとらえ方が一般的だと思うけど、それを意識的にするのは「利他」ではない。何らかの気持ちのメカニズムが働くにせよ、本人的には説明がつかないうちに、自分のためでなく動いてしまうことが利他なのだ。
    一生懸命に利他的なよき人物であろうなどと努めてしまうが、そんなことを考えているうちはまだまだということだろう。考えてみれば、利己的な言動だってわざとそうしているのではなく、自然とそうしてしまうからこそ利己的な

    0
    2023年08月15日
  • 藍色の福音

    Posted by ブクログ

    「読む」「書く」「思想」「かなし」「こころ」「たましい」…
    様々な話題が尽きない。
    本書を開いて読み始めた感覚としては、道を歩いていたら牧師さんに突如話しかけられて、なぜだかいつのまにかものすごく聞き入ってしまっている、といった感じだ。
    難しい部分もあった。けれど沁みた。何回か読み返した部分もあった。幾たびの出会いをくれる本だった。出会についても言及されていたなそういえば、とも思う。
    体の中に魂があるのではない、魂の中に体があるのだ。道理だと思う。
    感想はこれだけではすまないけれど、うまく言葉にまとまらない。なにせ膨大な出会いがあったのだ。
    読んで良かった。この人の本に、他にも出会いたい。

    0
    2023年08月10日
  • 光であることば

    Posted by ブクログ

    言葉一つ一つが、心に染み渡りました。とにかく、深い!まだ、私は分かっていない部分がたくさんあると思いました。

    特に共感した部分

    どう生きるかだけでなく、自分が、自分以外のちからによって、どう生かされているのかを感じるとき、人生の門がゆっくりと開き始めるようにも思われる。

    0
    2023年08月07日
  • 読み終わらない本

    Posted by ブクログ

    言葉の持つ力について、考えさせられた。著者の言うことは、自分にハマっている。
    読書することは、孤独になること。孤立ではなく。自分に向き合う時間になる。でも、言葉を書くことは、もっと自分に向き合う厳しくも慈しみ深い時間である。と、理解した。

    そのほかにも、沢山の言葉が心に響いてきたのでメモしておく。

    「さようなら」と彼は言いました。
    「さようなら」と狐は言いました。
    「僕の秘密を教えてあげよう。とても簡単なことだ。心で見なくちゃよく見えない。大切な事は目には見えないんだよ。」
    「大切な事は、目には見えない」と、小さな王子様はよく覚えておこうと繰り返しました。
    「君のバラをそんなにも大切なもの

    0
    2023年08月06日
  • 「生きがい」と出会うために 神谷美恵子のいのちの哲学

    Posted by ブクログ

    神谷美恵子の「生きがいについて」を解説、解題し、神谷美恵子の思いを共感させる。原本を読むだけでは気づかなかったことを気づかせる。これは、若松英輔にしか書けない本である。

    石牟礼道子との共通点の指摘は、やはりそうであったかという直観を後押ししてくれる。圧倒的かつ敬服するバイタリティの二人の女性である。現代において、この二人を取り上げてくれた、この本の有難さを思う。

    「クワトロ・ラガッツィ」を書いた若桑みどりも言っているが、人間の価値は自己の信念に生きることである。

    今年4月に東村山の国立ハンセン病資料館に行った。知らなかったことが山のようにあった。再版された「いのちの芽」は、生きる喜びと尊

    0
    2023年07月28日